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😆 [アリアンロッド2e]久々のセッション感想6(どう見ても長すぎるので格納) (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)先日に引き続きクライマックスフェイズの感想です。 さて、アコライトさんの手当てのおかげで無事戦線復帰し、2ラウンド目へ突入した次第にございます。 私「向こうの妨害もこれでおしまい、後は一矢報いられるといいけれど・・・」 下手をすればその一矢が本セッション最後の一発になり得るだろう・・・そう予感していた私ですが・・・ ケーキの妖精さん:「優しくしてね」 ・・・ええ、はい(・ω・;この時はまだ残りHPはわかりませんでしたが 先のラウンドでのウォーリアさんの一撃を鑑みるとそう言いたくなる気持ちも察せます。 とはいえ、私の攻撃がケーキの妖精さんに向けられることはなかったわけですがそれはともかく(・ω・; ・・・この後、アコライトさんの提案で、ギルドサポート:陣形を用いての全員突撃。 こうすることでアコライトさんの用いるスキル:タクティクスの効果が全員にかかります。 同時に、次に受けるであろう攻撃に備えてのギルドサポート:蘇生(HP回復) そしてウォーリアさんの「たぶん限界突破も使いドコ~次の避けないと死ぬし」と言う 言葉通り、ギルドサポート:限界突破(=判定+1d、与ダメージ+2d)の大判振舞です。 チューシさん:ぎゅーいーん GMさん:ぎゅーいーん (・ω・)・・・素晴らしい連係です。素晴らしい連係です。 ・・・さて、私は、と言うと。限界突破までもらって、意気揚々としていました。 陣形での移動の際、ちょうどパンプキンの妖精さんの目の前のマスが空いてたので そこへ移動・・・期せずして正面から相対するという形になりました。 さて、私はこの時、とある物語の・・・ある人物の言葉を思い起こしました。 ”我が怨敵。我が憎悪。我が運命よ。どうか見届けてほしい。 この僅かな時間が、私に与えられた物語。 この僅かな、されど、あまりにも愛おしい時間が、自分に与えられた本当の生だ。” それに倣うのならば。 このたったひと時が私(PL)の望んでやまなかった舞台。 私の好敵、愛しき妖精。私(PC・・・リズ・リル)の、運命。 だから、私たち(PLとPC)は眼前のパンプキンの妖精にこう呼びかけました。 私:「さて、パンプキンちゃん。もう少し付き合っていただきますよー☆」 パンプキン:「ふふん、一回ばたんきゅーしたやつが何をえらそーに!」 もっともな返答ですネ☆ ・・・さて、これまではパンプキンの妖精さんに対してはさん付けでしたが、ここではちゃん付け。 我が事ながら浮かれているというかなんというか・・・まぁ、それはさておき(・ω・; 好敵手の前に立ち、意気込む私はさておき、先のラウンドでは”手加減せずにいかせてもらう”と宣言した チューシさんがその技の限りを尽くしていました。 (セットアップフェイズにて、スキル:ファストイートを用いて) チューシさん:達人のムニエルを使用!(攻撃のダメージに+5) チューシさん:もぐもぐ チューシさん:すべての食材に感謝! そして手番ではスキル:フードファイトを用いて・・・ 「今度は碧星のデザート!火炎豆腐で口の中が燃え盛るところから涼やかな果物を添えた杏仁豆腐を提供しよう!」 更には前回のラウンドでは使わなかったフェンサー1と言うスキルも用いての全力の範囲攻撃です。 チューシさん:「美味しくいただくがいい」涼やかな後味を提供しつつ ・・・全力の攻撃ですね(・ω・) かくして、ケーキ・ホールの守りをものともせず、92(20軽減されているので実際には72)ものダメージ。 「あらら、やられちゃったわぁ」の言葉と共にケーキの妖精さんが倒れました。 ・・・これでもう、軽減もありません。私としては、ただあるべき全力をぶつけるだけです。 この時の私は、本当にテンションが上がりっぱなしでうまい言い回しが思いつかないほどでした。 なので、一言だけ。 私:「さて、パンプキンちゃん、借りたものをお返しいたしますね☆」 冷静に考えると意味が伝わりづらい言葉になりましたが、”借りを返す”という意気込みを言葉にして。 ”憎しみのためではなく、示すための戦いである。” ある物語の登場人物の言葉ですが、この時の自分の心境を何よりも雄弁に語ってくれました。 ・・・切り札を以てなお、倒せなかったとして・・・その後、倒れることになったとしても。 ・・・敗れるとしても、その時はあなた(パンプキンの妖精さん)が その勝利を誇るに足る者でありたいから。 或いは、一度は倒れた弱き者である私が強き者であるあなたに、 自らの心の全てを以て肉迫し得ることを示したいから。 ・・・その為に、私たちは此処に立ちました。 燃え立つ心。闘志。愛おしく感じる心。望んでやまなかった舞台に立てた喜び。 何もかも全てをリゼントメント・・・感情の高まりを魔力に転化するこのスキルに託して。 ・・・ギルドサポート:限界突破・・・己の限界以上の力をも引き出して。 諸々全てのスキルを乗せ、全力を以て自らの好敵手、愛しき妖精に挑みました。 リゼントメントを乗せたスキルがイメージビースト(幻術の獣)だったので (セッション中は言葉にはしませんでしたが) ・・・燃え立つ心を乗せ、燃え盛る不死鳥が飛翔しました。 そのダメージは15D6+84→55+84=139。 先のラウンドウォーリアさんの攻撃と比べれば威力の低い攻撃ではありますが、出目としては充分。 ・・・自らの心を形として示したその結果は・・・。 「ぐわー!」と言う声と共に倒れるパンプキンの妖精さん。 一番最初に「え”」と驚きの声を上げたのはウォーリアさんでした。 次いで「おお」と歓声(?)を上げてくれたのはアコライトさん。 私自身もずいぶん驚きはしましたが、無事に借りは返せた形と相成りました。 私:「これで、一勝一敗。あなたとの戦いは手打ちです、ね☆」 なるべく冷静さを保っている振りはしましたがその時の心境は言わずもがな、です。 GMさんの話によると(ウォーリアさんの意外とやわかった、と言う言葉に対し) このレベル帯だと普通はボス1取り巻き2~3、ボスはHP700くらいなんですが3人なので3等分してみました★ とのことでした。お菓子ばっかりの食生活で不摂生が祟ったのかと思いましたがそうでもなかったようです(・ω・) さて、何はともあれ後は残るチョコレートの妖精さん。満を持してのウォーリアさんの出番・・・のはずでしたが。 チョコレート「ふ…パンプキンがやられたようだな…」 ケーキ:「くくく…やつは3人の中でも最強…」 私:「これはひどい☆」 チョコレート:「というわけで降参!降参です!」 と、チョコレートの妖精さんの降参でもってこの戦いの幕は降りました。 ・・・雑談タブでの ウォーリアさんの「消化不良なのー」の言葉と共に繰り出されていた 21D6+13+90→ 75+13+90 →=178のダメージロールを見ると 降参は賢明な判断に見えました(・ω・; 改めて、ここで戦いは終わりました。で、あれば闘志はもう必要なく。 私は第一声で「大丈夫ー?立てるー?」と、カボチャの妖精さんを気遣ってました。 そしてドロップ品決定ロール。「くそぅ、僕が負けるとは…」 「ほらもってけー!」というパンプキンの妖精さんの声に対し、 チューシさんのPL発言・・・”では採取のクリスタルつきのナイフを構えて私が振りましょう”という言葉。 ・・・最後の最後まで多芸な御仁です(・ω・) パンプキンの妖精さんからは、カボチャパン(10万G) ケーキの妖精さんからはショートケーキ(8万G) チョコレートの妖精さんからは板チョコ(3万G) アコライトさんの「全部美味しそうですね」というブレない一言と チューシさん「君たちに大事なことを教えよう」 「この素晴らしいパティシエ能力を生かして、甘味を売れば。窃盗などせずとも食っていけるだろう」 と言う言葉には思わず「ご も っ と も」と返したものです。(・ω・; ちなみに当の妖精さんたちの反応は、と言うと パンプキン:「な、なんだってー!」 チョコレート:「めんどい」 ケーキ:「うーん、まぁその通りよねぇ」 と、らしいと言えばらしい気もする三者三様の返答でした。 チューシさんの「今回は盗まれたものが戻れば良しとしよう。これ以上は折檻はしない」と言う言葉の後。 私たち(PL・PC共に)は妖精さんたちにこう伝えました。 私:「これを。・・・まぁ、何の返礼にもならないかもだけど。」 (ランチボックスから、果実を取り出してパンプキンちゃんたち三人に差し出してみます) 私:「事件よりも何よりも、あなたたちに会えた幸運に何よりの喜びを。 ・・・粗品だけど、受け取ってくださいまし」(優しく笑います) メイジ、或いはイリュージョニストとしては戦闘の際、その魔術を以て心を形にしました。 今度は、偽らざる心を魔術ではなく素朴な果物と言葉・・・そして笑顔で形にしてみたのです。 その心が届いたのか・・・パンプキンの妖精さんは「…まぁ許してやろう」と。 チョコレートの妖精さんは「チョコつけよう」と何とも言えない調子でしたが。 その様子を見たチューシさんは「反省したのならばとっておきのデザートでも振る舞おう」と控えめに笑っていました。 そして、エンディングフェイズ。 さて、お砂糖やらなにやら取り戻した甲斐あってお菓子を扱うお店はその機能を取り戻しました。 「ああ・・・そうだった」と、オープニングフェイズで出会った妖精さんを思い出したチューシさん。 ほっぺたにご飯つぶをつけながら現れた妖精さんの「あ、終わりました?」と言う問いに気前よく 「ああ、助かった。これから祭りで打ち上げだ。君にもご馳走しよう」 と、答えるチューシさん。その言葉に「わぁい」と喜んでいた妖精さん。 私:「是非とも振舞ってあげてくださいまし・・・あはは、さっそく食べていたみたい」(楽しげに笑います) チューシさん:「では我々も食事にしよう。食は人が良くなると書く。食は笑顔の源だ」 アコライトさん:「ええ、いっぱい食べたいです!」 かくして、此度のシナリオは幕を下ろしました。 ここから、GMさんのお話で・・・クライマックスフェイズで戦った3人の妖精さんたちのスキルの効果は それぞれガーデナーのスキルのみで構成されている、と言う話も聞けました。 (アコライトさんはそれに気づいていたようです。) ・・・ガーデナーのキャラを作りたくなった決定的瞬間でした(・ω・) ・・・ついプレイに熱が入って時間をオーバーしてしまったり、 それを忘れてエンディングで妖精のところに遊びに行きたい、と言ってしまって窘められたり。 挙句に(GMさん個人のどどんとふサーバーだったので)プレイ後の後始末で自分のキャラの立ち絵画像を 削除するのを忘れたりとか・・・その辺りは海より深く反省するとして(ノω・; ・・・あと、意図せずクライマックスでのウォーリアさんの出番を奪ってしまう形になってしまい、 申し訳なくも思いますが・・・その辺りはGMさんの「今度開く卓で絶望に落としてあげよう…( ˘ω˘ )」 と言う言葉を聞き、ウォーリアさんにはいつかこれ以上の大舞台に恵まれるであろうと信じ その未来に願いを託してみることにしました(・ω・) ・・・名残は尽きないほどでしたけれど・・・それでも、どんな物語にも終幕は訪れるもの。 最後に、この言葉を以て(私にとっての)このセッションを締めくくることしました。 ”GMさんへ、言いそびれてました。とても、楽しかったです!” ・・・これを持ちましてセッション感想・・・12日から始まって本日に終わり、 文字数にして27000字超にもなった長い感想文も御終いにございます。 プレイ中はテンションが上がりすぎて言葉に出来ないほど楽しみましたが こうして後日に感想と言う形で見直すことで、ようやく言葉にできた気がします。 ・・・本当に、楽しいセッションでした。 お読みになってくださった皆様にも幸運がありますように。
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