十海さんの日記 「第六回ゆるく水曜AFF2e会後編」

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十海
十海日記
2024/06/17 01:16[web全体で公開]
😶 第六回ゆるく水曜AFF2e会後編
テキストセッションゆるく水曜AFF2e会第6夜、後編。

 実は二度連続で水姫さまの近接攻撃が当たると厄介な特殊攻撃が発動する設定でした。(ゲームブックのモンスターあるある)
 水の体が顔面に張りつき、一戦闘ターンごとに1D6のダメージ、剥がすまで継続。水でおぼれるダメージって、実は魔法並に強いのです。
 既にジャスティの神術〈治癒〉が一回使われた今、ロルンはとても危険な状況に。

    ※

 そんな中、ロルンの大皿への攻撃、二回目。
 結果は……
「割れた!」
 契約の大皿は、砕け散った。(あと一回は持ちこたえると踏んでいたんですが。怪力の+2が大きかった)

[メイン] リンドール : 「でかしたぞロルン!」
[メイン] ジャスティ : 「やりましたな、これで契約は白紙ですぞ!」

 水姫さまは最後の悪あがきでいびつに、巨大にふくれ上がる。

[メイン] シン・水姫さま : 「あぁあああ、かたちがーっせっかっく奪った形がーっ、いやだいやだいやだーっまだまだここおにいたいーっいたいんだああああ」
[メイン] シン・水姫さま : 「おまえたち、わたしと契約しろおおお」
[メイン] リンドール : 「あきらめて実家に還りなさい」
[メイン] ロルン : 「お前みたいな邪悪な奴、お断りだ!」
[メイン] ジャスティ : 「お断りですな。自分の世界へお帰り下さい。」

 3人に拒絶された水姫さまはちっぽけな大きさに縮み、消えた。

[メイン] シン・水姫さま : 「ひぃいああああああ」
[メイン] 当主 : 「ああああ水姫さま、行かないでください、行かないでぇえええええ」

 しゅぽん。

[メイン] リンドール : 「淀んだ水も水霊界に戻れば拡散して元に戻るでしょう、無限の水を湛えているのですから」 

 戦闘ターン終了、PCの勝利です。

「ロージィ!」

 形を失い、床に散らばる水。転がり出すロージィに飛びつき、抱き止めるロルン。

「うわー、生きてる!無事だぜ!」と二人に報告する 
「見たところ、気を失っているだけのようだな、安心したよ」 
「良かったです。体力を消耗しているでしょうから、ここから早く出て一座の皆さんにも無事を伝えましょう。」 

そして当主は錯乱し

[メイン] ジャスティ : 「貴方には法の裁きが必要なようですな。」当主をふんじばりましょう
[メイン] リンドール : さすが正義の神の司祭
[メイン] 当主 : 「うひひひひ、あはははは」(ふんじばられる) 

お縄になった。

  ※ ※ ※

全ての決着がついたその時です。
井戸から光の球体がふわふわと浮かび上がりました。
全部で59体。
まるで踊るようにくるくる回りながらのぼってゆく。上へ、上へ、上へ……
かすかに少女たちの笑いさざめく気配がした。夜明け前のためいきよりもかすかに。

[メイン] ロルン : 「あっ、光……これが、ウィステアさんが言ってた……」
[メイン] リンドール : 「これは… 契約で捧げられた人々の魂か…?」
[メイン] ジャスティ : 「解放されたのでしょうか。」登っていく光を見上げましょう
[メイン] ロルン : 見上げて手を振る。
[メイン] リンドール : 「まるで螺旋階段が天へのきざはしのようですな」
[メイン] 十海GM : くるくるとまわって…最後の1体が見えなくなる…
[メイン] ロルン : 「迷わずにたどり着けるといいな」
[メイン] 十海GM : やがて周囲から不吉な気配が消える。>ALL
[メイン] リンドール : 「フッ 現世の住人である我々は、これから螺旋階段を両足で登らねばならぬがね」
[メイン] ジャスティ : 司祭らしく祈りを捧げます 
 [メイン] 十海GM : 汚れた地が、何百年かぶりに浄化されます。>ジャスティ
[メイン] ロルン : 「嫌な空気が消えてった気がする。」 


 ベルウッドの館を出た3人は、ロージィをつれてチャリスの外で待っていたオークツリー一座の元へと向かう。
心配していた座長と、サクラさんと、一座のみなさんと無事再会。
 あとロバも。(ヒーホー)

[メイン] リンドール : 「しかしアレだな、ロージィは眠ってたからついこの間の出来事にしか思えないんだろう?なら、美味しい食事を食べて綺麗なドレスを貰って、いい思い出だけになるといいな」
[メイン] ロージィ : 「はい、ずっと眠っていました。寒くて、心細くてこのまま目を覚まさないんじゃないかなって…でも、そうしたら声が聞こえました」
[メイン] ロージィ : 「もうすぐ助けが来るよ、って。知らない女の子の声が何人も」
[メイン] ロルン : 「女の子の声…」
[メイン] ロージィ : 「そうしたらね、ロルンとリンドールさんとジャスティ様の声がしたの」
[メイン] ジャスティ : 「…。」ロージィさんの話に無言で聞き入ります
[メイン] 十海GM : (戦ってる間。そして絵の部屋で呼びかけた声は届いていたのです)

[メイン] ロージィ : 「ねえ、もしかして私のこと、おんぶして運んでくれた?」>ロルン
[メイン] ロルン : 「あっ、う、うん。」ちょっとどぎまぎ
[メイン] ロージィ : 「えっと、その、あの……あ、あ、あ、ありがとう」>ロルン
[メイン] 十海GM : ほんのりと色づく薔薇の花のように彼女の首筋が染まったのが、ジャスティとリンドールには見えました。
[メイン] リンドール : 「眩しいですな、ジャスティ殿」
[メイン] ジャスティ : リンドールさんの言葉に頷き、ニマニマしながら2人の様子を見ています

[メイン] ロルン : 「うっ……とりあえず、助けられて良かったよ。世の中悪い奴がいっぱいいるんだから、気をつけろよな」
[メイン] ロージィ : 「わあっ、なまいき言う! って言うかロルン」(こつんっとおでこを合わせて)背、伸びた?>ロルン
[メイン] 十海GM : (実際立ち絵の比率でちょっとロルンのほうが背が高くなってるぞ)
[メイン] ロルン : 「わっ……の、伸びた!?ほんと?やったぜ!」
[メイン] 十海GM : 成長期のヒューマンの1ヶ月って…大きいからね…
[メイン] ロルン : 「俺うんと伸びて、デカくて、世界一カッコいい冒険者になって、また一座の芸を見に来るから!世界一の歌と踊り、見せてくれよな。」
[メイン] ロージィ : 「うん! 私も、もっともっと修業して、世界一の歌と踊りを!習得するから! 待ってる。待ってて!」>ロルン
[メイン] 十海GM : ロバ「ヒーホー」

水姫さまを水霊界に追い返し、ベルウッド家との契約を終わらせ、ロージィを救い出して一件落着。
いつものシナリオやゲームブックならここで終わる所ですが、あと一回、エピローグがあります。

次回、6/19。
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