夜鳥(よどり)さんの日記を全て見る
😶 小説『翠色の習作』について話したくなった (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)ネタバレ?含む記述っぽくなるので閉じています。 『クトゥルフ神話TRPG(6版)』のルールブックが昨日の朝に届きまして。 その前日には、積読にしたままだったニール・ゲイマンの短編集『壊れやすいもの』を存在を思い出したのですよ。買ったくせに、この本のことをすっかり忘れていたのです。(文庫版の解説が山尾悠子なのに釣られて買った感じ) これにホームズ×クトゥルフを題材にした『翠色の習作』という作品が収録されているので、とりあえずこれだけ読んでみた。 物語導入部では「元ネタ」のパロディがされている。でも、探偵と語り手が追う事件の遺体は緑色の血をぶちまけて死んでいるとかで、もうワクワクする。 話が進むにつれて世界観が明らかになっていくと共に、オチが読めてしまったんだ。でもホームズとしてのミステリと、クトゥルフとしてホラーが両立している。ヒーローとしてのホームズの光と、人類の脅威であるクトゥルフの邪が相克する物語構造が面白い。 ちなみにこの小説はボードゲームにもなっている。
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