ゆこりんさんの日記 「本日のガープスコクーン」

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ゆこりん
ゆこりん日記
2019/07/22 00:23[web全体で公開]
😶 本日のガープスコクーン
ガープスオンリーコンベ「ガープコン」に参加いたしました。

ガープスとは、1990年代に流行した汎用TRPGです。
大まかな基本ルールがあって、あとはそれぞれの世界観に応じた技能や魔法などがあります。
今回のガープスは、それぞれすべて違う世界のものが用意されていました。

わたしは昔、「妖魔夜行」という世界で遊んでおりました。
現代日本に蔓延する正義の妖怪を使って、悪の妖怪を倒すという設定。
ガープスはデータが細かく、ややこしいという印象を受けると思います。
最初はもちろん、多すぎる技能や特徴の前にウッ…となる人が多いと思います。

だけど大丈夫!データ苦手なわたしでも、授業中にルルブなしでデータ組んだりシナリオ作ったりしてたから!(学生時代)

そんな、淡い青春を注いだガープスの!オンリーコンが!開催されましたよ!!
わたしは妖魔夜行目当てで行ったが、どれも楽しそうなのでどれでもいいかなって思ってました。
第一希望を妖魔にしつつ、コクーン(「コクーンワールド」っていう小説がベースです)と、友野さんの卓も希望を出しました。
残念ながら第一希望からは落ち、コクーンで遊ばせていただきました。
妖魔がどれだけ盛り上がったかわからないからアレだけど、わたしはコクーンで遊べて最高に幸せでした。

今回のイベント、ガープスっていうだけで希望を出しておりまして。
事前の情報などは何も仕入れずに向かいました。
しかも社畜はナチュラルに会社に向かう電車に乗っており、10分の遅刻。
GM紹介も途中からしか聞いていなかったので、完全にサプリの種類のみで選びました。
どんなGMさんかもわからずに、ただ「昔読んだコクーンワールドがとても面白かったから」というだけの理由。

…プロのゲームデザイナーさんで、うそうま卓の方でした…
そんな大物の方に何も考えずに「深淵やりましょー!今GM準備してるので遊んでください!」なんてお誘いしてしまった。
まぁ、わかっても普通に誘いますけどね!
遊んでくれたら嬉しい!忙しくて断られても泣かない。
ひとまず、その方が作っているシステムを回していただくことになりました。楽しみ!

やっぱりね、プロの方は違うなぁって思いました。
「楽しみたい!」「楽しませたい!」を実行できるだけの技術。
そして、TRPGを広げていくだけの情熱。
TRPGの人口、停滞期の時に比べたらだいぶ増えてはいるけれど、まだまだ人は少ないみたいです。
一番の全盛期の頃に比べて1/5くらいって言ってたかなぁ…(数字には弱いのでうろ覚え)
だからもっとやりたいことをやるために、TRPGを盛り上げることを頑張っていきたい。
という話を聞いて、わたしにできるささやかなこと(ルルブの購入と全力で遊ぶ)でお手伝いできたらいいなって思いました。


セッションはもう、最高に楽しかった!

サンプルキャラを作ってきてくださっていたので、その中から選びました。
戦士、剣士、魔法使い、神官。
どれでもいいかなって思ったけど、神官には「虚言癖」の特徴が付いておりまして。
戦闘では全く役にたたないので、
腕組みして「さぁ、みんな。頑張ってきてください。ケガしたら治して差し上げますよ」
っていう、性格の悪いPCをやろうと思ったんです。
が、探索途中で魔法の果物ナイフを手に入れまして。
「これは…!伝説のエクスカリバーではないか!前世剣豪だった俺(虚言)にこそふさわしい!」
からの、剣豪の生まれ変わり(虚言)キャラになりました。
クライマックス戦闘では回復もせずに剣豪RPを貫いてしまった。
強化呪文をかけてもらったにもかかわらず、一発も当てられなかったがな…!

わたしはとにかく嘘ばかりつき続けていました。
人を食うゴーレムとか、かつて神々が住んでいた屋敷だとか、ドアを開ける時に「ここは食堂だ」とか
ひたすら適当なことを言い続けました。楽しいな、虚言癖w
だけど別に性格悪いわけでもあまのじゃくなわけでもないので、自分が犠牲になってもいいなと思う時は普通に本当のことを言いました。
ちゃんとNPCも救えて、ハッピーエンドになりました。

「自分のキャラ的にNPC見捨てます/助けません」的なRPも悪くはないんです。
もちろんそれも一つのRPの形ですし、否定するつもりはありません。
が、わたしがやるキャラはやっぱり「自分」ですし、「自分」としてNPCも含めて全員幸せになってほしい。
一番いい形のEDがあるならそこを目指したいし、自分がGMでもそこを目指してほしいなと思います。
今回は世代的なアレなのか、個人の性格的なアレなのかはわからないけれど、全員同じ方向を向いておりました。
わたしはどんなにクズをやっていても、極限状態になるとちょっといいやつになります。
戦士と剣士は最初からぶれなかったし、魔法使いは悩んでいたけど、
「あ、好奇心あるわ。あっち戻ります」
と、自分の特徴にこじつけて全員でNPCを助けに戻りました。
こういうのって嬉しくなりますね…!

メンバーは、天然の女戦士。
金欠なので金目の物には目がない。
ミスリルの肉切包丁とミスリルのまな板を剣と盾にすることをいとわない。
一番物を知らないのに(知らないが故か)一番の常識人でした。

続いて美形の剣士。
攻撃の前に髪の毛をふぁさっとかきあげるんだけど、全然当たらない。通らない。
ダイス目によって自信過剰(過剰)なキャラになってしまった人でした。
トラックに轢かれて異世界に飛ばされてきたという妄想を持っている。
が、その妄想(真実?)によって何度もたすけられましたね…!

そして、魔法使いの天井人。
一番何でも知ってる知識人
…のはずなんだけど、朴訥の特徴あり。
わたしの発する嘘をことごとく信じ、「あぁ、それは知りませんでした。そういうこともあるんですね」と、すべて信じてしまう。
「(おい…マジかよ。信じるのかよ……)」なんて、発した本人が一番戸惑っていたかに思います。

基本的にコメディ寄りのシステムです。
真面目でエモいRPしかできないわたしにできるかどうか不安でしたが、GMさんもPLさんもいい人ばかりで、とてものびのび遊ばせていただきました。
ガープスはいいぞ…!
久々にガンガン遊びたくなってまいりました。
実家戻ったらルルブあるか探してみよう。
捨ててはいないはずなんだ…!


全くまとまっていないが、ポイっと投下。
もし最後まで読んでくださった方がいらっしゃれば、ありがとうございます!
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