😶 待たされる側の心理 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)TRPGを行うにあたって、遅れる場合&参加できない場合は連絡をしてほしいと言うルールがあるのは知っているだろうか。 TRPGは遊びと言えども、GMを含めた参加者が揃って行う。他の人も時間を割いて遊んでいる。だから事前に連絡がベストなのだが、急な用事や連絡出来ない状況でもその趣旨を伝えてくれればちゃんと許せる。 ただ、連絡がない場合。「どうして連絡がないんだ」とグチってしまう人もいるだろう。悪意を持ってグチってしまう人もいるが、全員が全員そうではないと思うのだ。 私もそれなりにTRPGを経験している。PLやGMの数もそれなりにこなしている。 そんな中、連絡が来なかったという人もいる。最初は「何かあったのかな?」「急な用事でも入ったのかな?」と心配する。 けれど、連絡がない状態が長引くと「自分のやり方が悪かったのかな?」と心配が不安に変わる。その不安が、いつしか自分の中でグルグルと回りだすのだ。回る事に不安は止められず、日にちや時間が経つ事に膨らんでいき…やがて大きくなりすぎた不安は弾けるのだ。 その結果、不安が怒りに変わるのだ。「どうしてあの人は連絡を寄こさないんだ!」とつい攻撃的にグチってしまうのだろう。心配や不安が大きければ大きいほど、今まで貯めていたモノを発散するために攻撃的になってしまうだろう。 特にGMの立場だと、他の参加者を待たせている状態になってしまう。不安と重圧で半端ないプレッシャーとなるだろう。PLよりもストレスを溜めやすい立場だからこそ、グチりたくなるのかもしれない。 日本の諺にもある「仏の顔も三度まで」「堪忍袋の緒が切れる」。どんなに温厚な人でも、いつかは許さないという意味。それは何度も繰り返すだけでなく、優しいからこそ相手を思って心配や不安を抱く。その思いが段々と膨らんでいく…それはきっと、待たされる人にとっては精神的に辛いものだ。 精神的な辛さに押しつぶされる寸前で、無意識に解消するために怒りに転換してしまうのだろう。私はそう思った。 これは自分の体験(怒りにまで発展してしまったが、さすがにグチってはない)なので、中には「相手に連絡がないからって、そんな事自分は思わない」と思う人もいるだろう。 ただ、連絡がつかない人は少なからずオンセンにもいるかもしれない。連続で襲った大型台風。その復興はまだまだ途中、しかも千葉は未だに電気が通らない地域、元の生活に戻れない人達も大勢いる。連絡を取りたくても出来ない状況下では、してくれというのが無理な話なのだから。 今書いた心理の人は、ちゃんとその事情を話せば分かると思う。仮に卓がつまらない、問題があるから抜けたいと思ったら、黙って連絡もなく抜けるより一言抜ける事を言って欲しい。 卓の人数によるだろうが…待たされる相手は、参加者全員になるだから。
過去のタイムライン一覧に戻る