😶 いぎいぎランド(分岐0 真実エンド) <0:真実エンド> このエンドの間中、探索できる箇所にイギリスがいる場合は探索技能の代わりにアイデアを振ること。このアイデアに成功した場合は、自動で探索技能とその後のアイデアまで成功したこととする。 何人で入ってもPC全員が同じ場所に立っている。 足下の芝は露に濡れ、気温はぐっと冷え混んでいる。周りは霧が立ち込め、自分たちの吐く息が霧となって消えていく。だんだん暖かな日差しの気配を感じることから、おそらく夜明のようだ。雲の間から薄日が差し込み、石積みの朽ちた建物がおぼろげに姿をあらわす。 建物 目星:草木や苔に被われた石の下に焼けこげたような跡があることから、この建物は焼け落ちたものとわかる。しかし、周囲に火災の後がない。 歴史学/建築:残された遺構から中世からルネサンス期に建てられた教会が何世紀も前に焼けおちた跡だとわかる。 NPC(チベット):「お待ちしておりました。みなさま」 突然背後から声がかけられる。振り返るとそこには辛子色の袈裟を着た丸刈りの青年が立っている。 NPC(チベット):「そのチケットをお持ちということは、間違いなく貴方たちが招かれた方々という証拠です。どうぞこちらに。」 そう言うと静かに皆の前にたち、後に付いて来るように促す。 質問してもにこやかに微笑むだけで、全く答えない。 朽ちた建物の中心を抜け、数段の段差を登るよう一同を促す。段差の上は舞台のような平面になっているが、扉や門のようなものは見えず、ただ石積みの朽ちた壁があるだけだ。 一同が登り切ると袈裟の青年は和やかに微笑んで呟く。 NPC(チベット):「The course of truth never did run smooth.」 (真実の道は、決っして簡単にすすめるものではない。) 袖から何かを握り、ゆっくりとを高く掲げる。 掲げた拳の端からキラキラと光る筋が伸びる。 朝陽を受けてキラキラと光る砂が細く伸びて、彼の足元に落ちて行く。 どこからだろうか。白檀の香りがかすかに辺りを漂い始めた瞬間、足元に極彩色の砂絵が広がり、光を放つ。 くらむような眩しさにおもわず目をつむる。 思わず息を飲むと、それまで感じることのなかった潮の香を感じる。 恐る恐る目を開けると、一同は巨大な帆船の甲板の上にいた。
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