😷 主語をどこに置くか問題… めんどい話なので畳み （▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼） 人との会話や物語を描くにあたって主語の力は絶大だ。例：私、コレ。アレ、ソレ 主語1つで50文字以上になる長文を17音ぐらいにたたみながら作者の意図を伝える事も出来れば、１つの主語、特に“私”に固執すると大体人間関係ごと物語が崩壊する。 最近の政界でいえば“不満はあれど野党第一党”を“ダブスタ●●野党”にしてしまったアレとかそうでしょうか。他政党より格下扱いされるスラングが誕生してもなおも姿勢を変えないのは組織の長としてヒドすぎます。 さてと、ここからは自分の話。 この前、自分が書いたCPは一昔前のラノベの主流であった世界系でコレは“世界を救う”物語ではよく用いられていた手法なのだけど 「PC1がどうあがいても自害するしかない物語ってTRPGとしてどうなんだ？」 という話。世界系はどんな絶望に打ちのめされてもそこから立ち上がってゆく少年少女の物語でそしてその絶望は破滅的な非日常体験である必要あります。であるならば当事者視点で見た時どうしても「私はアレみたいな体験したくない」類の厄ネタにである事を求められます。 何せ作者視点、世界を滅ぼす悪意を演じる必要があるわけですから。 コレをTRPGに置き換えるとPC達は悪意の当事者でPL達はその魂魄です。デジタルゲームなら観客席でワイワイ言っていられる立場ですがTRPGではそうはいきません。 結論から申し上げますと他人の不幸に愉悦する人種でもなければ“楽しくない”物語の出来上がりです。 リプレイなら兎も角、実卓化を試みてもいいのかなコレ…
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