白鳥翼（クトゥルフ神話TRPG用キャラクターシート）

【来歴】
交通事故で瀕死の重傷を負い、岸谷が働く市民病院の救急外来に運ばれてきた少女。
一刻も早く救命手術を執り行う必要があり、岸谷は執刀医として自らの判断で術式内容を選ぶ必要に迫られた。第一の選択肢は「命が助かる可能性は高いが足を切断する手術」、第二の選択肢は「足を切断せずに済むが難易度の高い手術」。岸谷は確実な救命を優先して第一の手術を選択、手術は成功し白鳥は一命を取り留めた。
しかし、白鳥はバレエダンサーとしての将来を周囲から嘱望される逸材で、自身もプリマ・バレリーナ（女性バレエダンサーの最高位）となることを夢見て一心に努力してきたという経歴の持ち主であり、彼女にとって足を失う事は鳥が翼を失う事と同義であった。
バレエダンサーとしての夢を絶たれた白鳥は一時生きる希望を失い自暴自棄となるが、周囲の支えや岸谷のカウンセリングの成果もあり、少しずつ自らの人生に対する前向きな姿勢を取り戻しつつある。

【外見】
事故以前は長身でバレエ映えする体型の持ち主だったが、現在は両足の膝から下を失い車椅子を使用している。意思の強さを感じさせる目をしている。

【性格】
負けん気が強く自信家、人に弱みを見せず、自身の目標のためには努力を惜しまないストイックな性格。
これまでの人生を捧げてきたバレエダンサーとしての将来を絶たれた事で一時は自暴自棄になっていたが、現在は徐々に持ち前の性格を取り戻しつつあり、芸術的表現者としての新たな夢を模索している。

【岸谷への対応】
事故直後は自身の夢を奪ったことについて激怒・憎悪し、雲霞怒涛の如く罵詈雑言を投げ掛けた。冷静さを取り戻した今では自分の夢が絶たれた根本の原因は事故であって岸谷ではないと認識している。
八つ当たりに罵詈雑言を浴びせ辛辣な対応をしたことへの罪悪感や、自暴自棄に陥っていた自分に対して根気強く向き合ってくれたことへの感謝もいくらかある。
だからと言って急に態度を変えられるほど器用な性格でもなく、今でも岸谷に対しては無遠慮で辛辣な物言いをするが、かつてと比べればその口調には親しみが混じっている（物言いはキツイが口調は軽口や冗談のようなトーン）。


【ロールプレイ】
一人称：私
岸谷の呼称：おじさん（憎まれ口を叩く時）／岸谷さん（真面目な話をする時）

＠日常の会話例
岸谷「おはよう、今日は気分が良さそうだな」
白鳥「どーも。おじさんの辛気臭い顔を見るまでは悪くなかったです」
岸谷「うむ、ではカウンセリングを始めようか」
白鳥「……そうやって何でもスルーしますよね。本当は私と話すのが嫌なんでしょう？」
岸谷「そんなことはない」
白鳥「じゃあやり直し。最初から、どうぞ」
岸谷「……今日は気分が良さそうだな」
白鳥「おじさんの辛気臭い顔を見るまではね？」
岸谷「……辛気臭くない顔になるには、どうすればよいだろうか」
白鳥「試しに笑ってみたらどうですか」
岸谷「ふむ、こうかな」（目を見開き歯を剝き出した怪物めいた笑顔）
白鳥「うわあ……シンゴジ〇そっくり 」
岸谷「シンゴ〇ラを見たことが無いんだが、辛気臭くない顔になったかね」
白鳥「ええ、放射能出てそうな顔に悪化しました。すぐ止めてくれないと自衛隊に出動要請します」
岸谷「すまない」
白鳥「次までに笑顔の練習をしておいて下さい、少なくとも自衛隊に駆除されないレベルまでは」
岸谷「善処する」

右記PCの関連NPC:https://trpgsession.click/character-detail.php?c=168576368790gissan9871&s=gissan9871

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