シナリオセット【クトゥルフ神話TRPG】柱間パニックの内容

基本情報

origam
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登録日:2022/01/08 23:23最終更新日:2022/02/03 21:42

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION
タイトル: 柱間パニック
TRPGシステム: クトゥルフ神話TRPG
適正プレイ人数: 2~3人
適正レベル: 1~2レベル

概要:
※注意※ このシナリオは、とある掲示板で「某忍者漫画の某細胞が一つ一つが喋りだしたらヤバイよね」から始まり「卑劣様がSAN値直葬されるレベルのヤベー細胞」などの設定が付加されていき、ついに草案とは言え生まれた二次創作シナリオめいた何かです。 草案なので具体的なステータスが全くありませんがその辺はサプリやルルブで補っていただけたら幸いです。 生まれた経緯が経緯なのでなるべく身内間で回していただけたら幸いです。 何らかの形で公開したい場合は元スレに迷惑がかからないように配慮していただけるとありがたいです。
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目次・解説など及びシーン情報

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目次・解説など:

シナリオ:
あなたは木の葉のとある禁術研究所に勤める扉間の腹心の部下であり、研究員である。 
あなたはここしばらく扉間と連絡が取れないと心配をして柱間と共に研究室に行くことになる。だがすでに秘密の研究所は何者かに襲撃されていた。

HO1:腹心の部下
あなたは扉間の腹心の部下であり、彼の密命で禁術研究をする研究員である。

プレイヤーのいくつかの指標
・扉間を見つけ保護する
・研究の成果を回収するなど

背景:
扉間が柱間細胞を研究している際に声を出す細胞が現れたため、3つに分けて、呼びかける声を変えて培養する実験をした。
声をかけずに培養したイ号、
叱りながら培養したロ号、
普段の会話をしながら培養したハ号の3体が誕生した。
それぞれの自我と高い知能を持つ粉細胞たちは扉間が不定の狂気で愛着を持ってしまったのもありスタッフに内緒で助手として置くことにした。
3体とも一見、扉間とうまくやっていたがイ号は他里の貿易などで手に入った魔導書やアーティファクトを手に入れ扉間が興味をひくように誘導し、彼の正気を減らすとともに魔術師にしたてる。
度重なる狂気の柱間細胞の実験と魔術の取得により扉間の正気は減り、そして狂気が積み重なった。

そんな扉間に違和感を感じた柱間とマダラは研究所を調査するが、扉間に危害を加えると勘違いしたロ号が暴走し、研究所が壊滅する。
ハ号に命からがら救われた柱間とマダラは自体の収束を図るが、間に合わずイ号に誘導された扉間によって邪神を招来されてしまう。

人類の滅亡を悟ったマダラと柱間は最後のあがきにイザナミの応用でマダラの意識だけを過去に送ることにした。

さらに背景補足:
柱間細胞とは隔世遺伝によってショゴスの性質が強く出たものである。
這い寄る混沌が1つの柱間細胞にかつてショゴスにあった本能である『主人への強い帰属意識』を呼び起こさせた。
あとは扉間に尽くすなり、かつての主人である古のものに尽くすなり、はたまた外なる神に尽くすなりと傍観を決め込んだ。
はいはいニャルのせいニャルのせい。

NPC:

・うちはマダラ
シナリオ開始時に過去からの過去のマダラの記憶が届き、いずれ柱間細胞の研究を止めないと世界が滅びると知り、強引に研究所を襲う。
柱間細胞に恐怖を覚えているので柱間細胞達の見分けがつかないし、見ていると冷静でいられないかもしれない。プレイヤーが柱間細
プレイヤーが柱間細胞の企みを止める姿勢を示しかつ説得に成功したなら積極的に協力するだろう。

・柱間
ここ最近、扉間の様子がおかしいので様子を見たらマダラが研究所を襲ってるので阻止する為にプレイヤーと合流した。
(実は彼は柱間細胞イ号で扉間に呪文を覚えさせ邪神招来を目論んでいる。自分が少し研究所を離れている内にマダラに襲撃され、戻れなくなったので本物の柱間のふりをしてプレイヤーを祭壇上まで誘導して利用しようとする)(本物の柱間はまだ里にいる)

・扉間
日々の細胞研究とイ号による暗躍のせいで禁術という名の魔術を研究、習得していくうちにSAN値がすり減った。魔術と柱間細胞の研究に取り憑かれており邪魔するものには容赦しない。
特に柱間細胞と柱間の違いが曖昧になっており、柱間からの説得が難しくなってる。ただ柱間細胞に愛着があるだけであくまで里が優先なので里の危機や、柱間細胞に敵意はないなどを示すと少しだけ話が通じるかもしれない。(退散の呪文も覚えている)

・柱間細胞たち
柱間にそっくりな細胞。
何体かいる。ショゴスの性質に似ているが、木遁の影響なのか火に弱く、水を無効化する。
イ号以外は扉間を慕っている。
ショゴスとほぼ同じステータスとする。

柱間細胞イ号(狂信派):
ごく普通に培養されて生まれた細胞。
一番ショゴスに近い細胞。かつて自分が使えていた邪神(特に決めてない)を復活させるために暗躍する。
あらゆる里から魔導書を掻き集め扉間に魔術を習得させるように誘導した。
儀式の邪魔をするマダラを倒すため柱間に成りすましプレイヤーに近づく。

柱間細胞ロ号(過激派):
扉間から叱られながら培養されて生まれた細胞。
扉間のためなら手段を選ばず攻撃的。
扉間の為ならプレイヤーに協力するだろう。
イ号と敵対しているが別に人間の味方ではない。 
(ロ号がシナリオ中のノイズになるなら、いなくても良いかもしれない)


柱間細胞ハ号(穏健派):
しょーもない会話をしながら培養されて生まれた細胞。
扉間や人間のためなら死を厭わない優しい細胞。
ロールプレイ次第ではプレイヤーの味方になる。イ号とは敵対している。

イベント
(※とにかく探索時にイ号に関するものだけ初見では見つからないようにする。)

①『破壊された研究所』
里から遠く離れた森の中にあるその研究所は何者かによる襲撃を受けていた。 入口付近はまだ火が燻っているので消火してからでないと入るのは難しいだろう。近くに池などもある為特に判定などはいらない。 
(柱間細胞は火を嫌うためプレイヤーにそれてなく火を消すように誘導するだろう。水遁を使うPCならかなり友好的な態度も取るだろう。)

②『研究所地下一階』
酷く荒らされており、ところどころまだ火が小さく燻っている。
場合によっては手分けして探索した際に上記のような火を嫌がるやり取りをして違和感を示唆していいだろう。(別にしなくて良い)

1『事務室』


判定がいらないもの
・壁→地図と鍵
(地図は目星すると隠し部屋らしき形跡がある。)

判定がいるもの
・棚→研究材料の一覧表(目星、図書館、知識)
内容はあなたの見覚えのない本やアーティファクトばかりである。
知識で降るとこれは別の人物が管理していたことがわかる。


『研究室イ』
あちらこちらに木の根が蔓延っている。
目星に成功すればこの根が地下から生えていることに気づくだろう。
 また聞き耳に成功すると誰かを呼ぶ声がする。(トビラマー)

判定無しで手に入るもの

・机の上→柱間細胞の資料
基礎的なことを書いてある。
柱間細胞は柱間から摂取して培養した細胞である。
木遁忍術の性質を持ち、火に弱く水を無効にする。
最初は小さいが培養し、質量が増えるとともに人型に形作られ、最終的には柱間とそっくりになる。

判定がいるもの。
・ロッカー→武器(目星)

・水遁系や火遁系の禁術武器。
(失敗するとイ号が水遁系の武器を見つける)

・火遁系の武器:火遁札(1D6)、互乗起爆札(1D10)
・水遁系の武器:水遁札(1D6)
(普通に使うときは投擲で判定する。)
(直接貼り付けるなどはこぶしで判定)


③『研究所地下二階』
あちこちらに木の根が蔓延っており、まばら状に人の顔のような物を見ることができる。それをさらによくよく観察すれば生きているように僅かに呼吸していることに気づくだろう。
(SAN値0/1)
目星でさらに観察すると目をカッと見開いたりしてPCたちを驚かせる(SAN値0/1)
聞き耳するとどこからか自分に呼びかける声が聞こえる。(SAN値0/1)

1『扉間の部屋』
(部屋全体を目星すると隠し部屋があることがわかる。)
(隠し部屋には顕微鏡と細胞のサンプルがあるのでここでSAN値を削るなり、MPを補助するアーティファクトなり、万華鏡写輪眼のホルマリン漬けとかでイザナミする救済処置したり、見つからなかった火遁系の武器などを出すと良いかもしれない、物置枠)

判定がいらないもの
・机の上→扉間の日誌
(意訳)
『顕微鏡で観察していたら目があった。話しかけられた。なんだったら会話できた。キッショ!なんか人型を形成している。愛着湧いてきた。とりまイ号ロ号ハ号と名付けて様子見よう!
ある日魔導書仕入れてきた。なんやこれ。検分だー。
アカンこれ訳わかめ。影分身の術で時短や!分身解除!あ”あ”あ”ガリガリガリガリ(SAN値が削れる音)あばばばばば。
うふふふ兄者がいっぱいだぁ!どうした兄者?え?これを唱えて欲しい?しょーがないなぁ。』(兄者の下りはイ号とは明確にしていない)(イ号も他の柱間ではとしらばっくれる)
(SAN値0/1)

判定がいるもの
・本棚→魔導書(図書館、目星)
思いつく限りの邪神の招来と退散が書かれたし。
図書館技能で退散の呪文が書かれた魔導書が見つかる。

・机の引き出し→柱間細胞のより詳しい資料
3段ありそれぞれ一段ずつ収められている
(イ号の引き出しだけ鍵がかかっている)(鍵開け)
イ号ロ号ハ号についての評価が書いてある。
 
イ号への評価
『この兄者はえらく真面目で素直な兄者だ。
普段からこんくらい素直なら助かるんだがなぁ。
 うわ、めちゃんこ優秀や助手にしよ。賢いから仕入れ担当にしよう』

ロ号への評価
『この兄者…めちゃ兄貴ぶる…うざ。しかも超頑固なときの兄貴じゃん』

ハ号への評価
『この兄者は普段ヘラヘラオロオロしてる時のバカ兄者だわ。でもめっちゃ気にかけてくれるんだよなぁ』

2『柱間細胞たちの部屋』
学生寮のような複数人が暮らせそうな広さ。
最低でも3人はいたことがわかる。

目星で寝台(イ号)、タンス(ロ号)、机(ハ号)からそれぞれの柱間細胞の手記が見つかる。


『イ号の手記』
(意訳)
『そもそも俺たち全ての生き物はショゴスから成っていたんだぞ。俺はそれを思い出したんだぞ。俺たちはよりショゴスらしい特性を持っているんだぞ。ロ号とハ号はそんなこともわからないんだぞ。オレハシンジツをシッテいるんだゾ。俺達には真の主がいるんだぞ。早く主に会いたいぞ。そうだ俺は仕入れ係だから検分と称して魔導書仕入れるぞ。扉間をメイガスにするぞ。なんか成功ぞ。このまま誘導して主を招来するぞ。』(SAN値0/1)

『ロ号の手記』
(意訳)
『扉間は大事ぞ。何が何でも扉間を守るぞ。イ号があやしいぞ。
扉間の様子を見てオリジナルとマダラ俺たちの存在に気づき始めたぞ。俺たちを処分しそうだぞ。消えるのは扉間とはなれるから嫌だぞ阻止だぞ。イ号が最奥の部屋に扉間を連れ込むのを見たぞ。扉間を助けたらイ号をとっちめてやるぞ。』

『ハ号の手記』
(意訳)
『扉間が心配ぞ。最近あまり寝てないぞ。影分身でなんか本読んでから偉く素直になって怖いぞ。なんだったら素直過ぎて誰の言うことでも聞きそうだぞ。イ号が最奥でなんかしてるぞ。極秘だとしか言わないぞ。怪しいぞ。怖いぞ。マダラが俺たちを処分するらしいぞ、そのほうが扉間の為ぞ。賛成ぞ。』


④研究所地下三階
謎の魔法陣が描かれており、陣の中央に気絶した扉間が倒れている。
そこでは二人の柱間細胞とマダラが戦闘をしており、あなた達にも襲いかかろうとする。
逃げようとしたらなんか柱間細胞でいい感じに出口を塞いでおくと良い。
マダラを説得する、イ号の正体に気づくなどのロールプレイによっては対戦相手が変わるかもしれない。
ここで説得やロールプレイ、戦闘でエンディングが変わる。
収集がつかなくなったら頃合いを見て本物の柱間を登場させて話を動かしても良い。

⑤戦闘
戦闘開始時に扉間が目覚め邪神招来の呪文を唱えるので3〜5ターンの間に
・扉間を気絶させる、味方にする。
・退散の呪文で失敗させる。
・マダラ味方にする
・イ号の正体に気づく
・ロ号とハ号を味方にする
・イ号を倒す。
などでなんかいい感じにしてください。


⑥エンディング

柱間細胞全滅√扉間発狂エンド
マダラと協力し、火炎札や天照で全ての柱間細胞を滅ぼす。
ロ号とハ号の喪失のショックで扉間の発狂は治らない。

ハ号生存√忍界大戦エンド
ハ号を味方にして他の柱間細胞を滅ぼすし、邪神を退散させる。
邪神招来は阻止できるが、ハ号だけでは扉間が正気にならない。
僅かに残ったロ号の細胞が暴走して里は壊滅になり忍界大戦のきっかけになるだろう。


ロ号ハ号生存√トゥルーエンド
ロ号とハ号と協力してイ号を滅ぼし邪神を退散させる。
ロ号とハ号の声掛けにより穏便に別れを告げた扉間は正気を取り戻し、柱間細胞の危険性を理解し研究を自ら破棄することになる。
後に立派な火影とついでに魔術師となり里を納めるだろう。

邪神招来√クトゥルーエンド
イ号と扉間による邪神招来が成功してしまう。
プレイヤー達はロストする。

シーンNo. 種別/発言者 コマンド/説明
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