【クトゥルフ神話TRPG】沈鐘、霧の彼方にの内容

【レギュレーション】
サプリメント『クトゥルフと帝国』を使用します。
初期作成程度のキャラクターの使用を想定しています。
キャラクターは『クトゥルフと帝国』のものを作成してきていただけると助かります。
※戦闘の行動テストなども含みますため、普通にダイス振ったキャラでお願いします。（戦闘スキルは85％以下程度を目安にしております）何度もダイス振って作ったチートさんはごめんなさい。
※諸般の都合により開始を20時から21時に変更いたしました。

戦闘が発生する可能性：有
（一人は戦闘技能を所有したPCが居ることを推奨する）
推奨する技能：目星、聞き耳、信用、説得、アイヌ語

ボイスチャット：Discord（またはskype）
どどんとふを使用予定。
3人以上希望者が集まれば実施いたします。

【シナリオの概要】
クトゥルフと帝国シナリオ『沈鐘、霧の彼方に』
オリジナルシナリオになります。
シナリオの舞台は1914年（大正３年）の小樽。

以下の導入から導入枠を選択してください。導入１、導入２は各一人までの選択可能とする。

■導入１：石川啄木の噂
　友人であった石川啄木（1912年没）の姿が小樽で目撃された、という噂が探索者の耳に入り、小樽へと向かっている。
　時期としては1914年の初夏。
　探索者は出発前、新聞記者や文士ならば新聞社の上司や懇意の編集者などから、女給や書生などならカフェーの客や友人からこんな話を聞かされたことになる。
「君は確か、石川啄木とは懇意だったね。ああ、明治の終わりに亡くなった詩人の彼さ。だが、もし彼が生きているとしたら？　いや、本当かどうかは知らないよ。ただ、小樽の知り合いがね、そんなことを手紙で伝えてきたんだ。あいにくと私は仕事があって行くことができないが、君さえよければ、ちょっと行って来てはくれないか？」
　本導入を使用する探索者は新聞記者や文士、書生、女給などが相応しいだろう。

■導入２：彷徨う剣士
　探索者は小樽在住の老人、杉村義衛の剣の弟子となり、自身の観察眼により、または杉村の家族に相談されるなどして、師が霧の夜になるたびに町を彷徨することに気付く。
　杉村は1914年の時点で74歳になるが、その時点でも札幌にある東北帝国大学農科大学（現在の北海道大学）の剣道部で剣を教えており、矍鑠（かくしゃく）たる老人である。
　探索者が小樽在住であるならば杉村の家に下宿している、などと設定してもよい。その場合は杉村の行動に自分で気づくでも、家族に依頼されるなどでもよい。
　東北帝国大学農科大学の学生であるならば札幌に住んでいる方が自然だろう。その場合、老体を心配した杉村の家族に依頼される、とするとよい。
　本導入を使用する探索者は学生、武道家などが相応しいだろう。

■導入３：黄金伝説
　探索者が小樽のどこかにあるという黄金の鐘の伝説を耳にし、その真偽を確かめるために小樽にやってくる。
　その伝説とは以下のようなものだ。
「アイヌに伝わる話では、小樽のどこかに黄金で出来た鐘が沈む洞窟があるという。その洞窟を見つけ、鐘を持ち帰ることができたものは、無限の宝と永遠の命を得る、とされている」
　上記の話は探索者が自分で探し出したとしても、知人から聞かされたとしてもよいが、導入の段階ではこれ以上詳しい情報を得ることはできない。
　より詳しい話を得るためにも現地を調査するためにも、探索者は小樽へやってくるしかなかった。
　本導入を使用する探索者は古物研究家、高等遊民、渡世人、実業家、宗教家、超心理学者などが相応しいだろう。

■導入４：人探し
　探索者が小樽近辺で見かけられた、という人物を探してほしいと依頼されて小樽へとやってくる。（どんな人物かは任意。特に希望がなければ、探すべき人物は谷垣佐一郎。年齢は40代、かつて小樽に在住していたが仕事の都合で東京へと引っ越し、一年ほど前に事故で死亡した（または行方不明になった）はずだが、小樽で見かけられた、という噂があり、家族または友人が探索者にその真偽を確かめるよう依頼した。となる）
　本導入を使用する探索者は私立探偵、警察官、軍兵士、軍将校、女学生などが相応しいだろう。

【応募時のお願い】
本シナリオはオリジナル作品のテストプレイとなります。
至らぬ点もあるかと思いますが、積極的にシナリオを成功させよう、楽しもうとしてくれる方が参加してくださると嬉しいです。
ある程度CoC慣れしている方歓迎、初心者の方も１～２名程度でしたら可。
基本的にはルールブック（基本＋クトゥルフと帝国）所持している方のご参加をお願いいたします。未所持の方はご相談ください。

【備考】
本シナリオは同人誌作成に使用します。このため、SNSでのネタバレなどはご遠慮願います。

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