ベルヤール(ケダモノオペラ用キャラクターシート)

風見が作成したTRPG「ケダモノオペラ」用のキャラクターシートです。

本作は、「池梟リョーマ、アークライト、新紀元社」が権利を有する「ケダモノオペラ」の二次創作物です。

ベルヤールの詳細

キャラクターID: 172408435616CcF0Jp8avTipR1S

キャラクター情報  NPCでの使用は不可
TRPGの種別: ケダモノオペラ
ベルヤール

いいね! いいね! 0

キャラクター名: ベルヤール
 / 
 / 
外部URL:
メモ:
詳細A:
ケダモノ名:
ケダモノ種:ヤミオオカミ     亜種:
権能:
  暴虐:肉体の強さや武力 
欲望:信義(己の考える道徳や信念を実現するために、弱者の頼みをきく。)
疑似餌の姿:荒野の蛮族戦士
住処:滅びた国の王宮
群れ:
設定:昔はある国の守護者として国を守っていたが隣の国との戦争が勃発したことにより、国の守護者として戦争へと赴いた。ケダモノであるため死なないが何故か戦争が終わっても帰ってくることはなく、千年以上もの間守護者は世界から姿を消した。


●伝説
・千年の孤独:ベルヤールはある国の守護者として国を守り続けていた。しかし、守護していた国が隣国から戦争をお仕掛けられため戦争へとベルヤールは赴いた。最初は人間の戦争に手を貸すつもりはなかったが、守護している国の王様に魂を差し出す代わりに我が国を守ってくれませんかと懇願されてしまった。幼い頃人間に助けられたベルヤールは弱者を慈しみ守るという信念を抱えていた。そのため、その頼みを断り切れず承諾し、戦場へと赴いた。本当は戦場なぞには行きたくはない、人を殺めることなどはしたくない、この力は人を守るためにあり、人を殺めるためにあるのではないのだから。戦争へと赴いたベルヤールは隣国の戦士を喰らい、村民を踏みつぶし、貴族を殺戮していった。ベルヤールはこれは契約だから、弱い人間を守るためだからと言い訳をしながら隣国の民を殺めつくす、しかしベルヤールはこれこそ自分が一番忌避していた弱者を軽んじる行為だと気付いていた。しかし契約は受けてしまった、もう後戻りすることは出来やしない。「ケダモノよ、何故貴様は我が国の人民を殺め、喰らったのだ」体はボロボロとなり、右足はもげ、立っていられるはずもないのに気力だけで立っている隣国の王が相対するベルヤールへと問いかける。「なぜ殺したかだと?それはお前らの国が愚かにも俺が支配する国へと戦争を仕掛けてきたからだ」ベルヤールは内心自分が行っていることに対して吐き気を催しながらも、相手の勇猛さに対してか、はたまた威厳を保つためか、わざと怒気を含めて告げる。「・・・そうか、貴様は純粋故に騙されているのだな。攻めてきたのは奴らのほうだ。我らは自分の国を守るために戦ったにすぎん」「な、なにを言う!貴様は我が国の民が噓をついていると申すか!」「違う、噓をついているのはお前の国の上層部だろうよ、だが、その事実を知った所で時すでに遅し。我以外は全て死に、我ももう直ぐ死ぬ。残されたお前はこれから残酷な未来が待っている。・・・我に出来ることはこれから絶望の道へと進む貴様を祈るだけだろう」王は覚悟を決めた顔でベルヤールは
へと向かい合う。「最後の言葉は?」「そなたのこれからの人生に幸あれ」ぐしゃっという音ともに隣国の最後の人間は居なくなる。全ての人間を殺めたベルヤールの心は疲弊していた。自分自身に絶望し、疲弊しきっていた。そして隣国の王が言っていた言葉が脳を駆け巡る。そんなはずはない、噓をつくはずがないと自分の心が死んでしまわないように保護をする。そしてベルヤールはこれからの自国の未来を想像する。それは自国の人の幸せだった。私がこの隣国の人々を殺めつくしたお陰でこの国の人々は永久の時を平穏に暮らすことができる、これで私はあの国の守護者として永遠とあの人々を守ることができる、想像する希望に満ちた未来によってベルヤールの心は壊れずにすんでいた。いや、希望と言うよりはあまりにも盲信していたため、願望と表現した方が正しいだろう。とにかく、その様な精神状態のベルヤールはこっそりと自国の王へと会いに行った。表立って会いに行ってしまうと今の血に濡れた自分の姿を見た自国の人間に驚かれて排他されると考えただからであろう。しかし、その考えが災いしてしまった。自国の城へとコッソリと忍び込んだベルヤールは聞こえてしまった。「王よそろそろあの化け物が戻ってくるころ合いです。いかがしますか?」それは王の腹心である大臣の声であった。「うむ、この戦争に勝つために魂を捧げると言ったが儂の高貴なる魂をあんな化け物に捧げるなんて我慢ならん。おし、奴が帰ってきたら戦勝会と称して奴にご馳走を振る舞え、そしてそのご馳走には毒を仕込み奴を殺めるのじゃ、もしも毒で死ななくてもある程度弱りはするだろう。そこを袋叩きにし、国から追い出してしまおう」その言葉は戦争で傷ついたベルヤールの心を壊すには充分であった。いや、ベルヤールの心はもう既に壊れていた。しかし、仮初の希望がいっぱいの未来を想像することによって壊れた心を虚勢で保っていたに過ぎない。だが、ベルヤールは怒りに任せて王様の魂を食べなかった。契約は完了していた、あとはその契約に乗っ取り魂を喰らう。そうすればベルヤールは自分のことを騙した王様に復讐をし、更に身を清め、この事をひた隠しにし元の守護者としてこの国の未来を見ることができた。しかしベルヤールはしなかった。なぜなら最初からベルヤールは王様の魂を王様が死んでしまうまで食べないという誓いを立てたのであった。自分の最初に立てた誓いをこの腐った王様ごときに破ることをしたくなかった。その気が変わらないうちに虚勢の心が壊れたベルヤールはあの勇猛な国王を殺めた場所である隣国の玉座へと戻る。そしてベルヤールは自分の心を癒すため玉座の間動かなかった。約数十年後ベルヤールの下に死した王様の魂が契約の下やってきた。ベルヤールはその魂を虚ろな瞳で見ながら舐めてみる。不味い、この世のものとは思えないほど不味い。ベルヤールは残った魂を踏みつぶし、また眠りへとつく。数千年が経ったころベルヤールが守護していた国は他の国との戦争で滅んでいった。ベルヤールは目を覚まし、今日も身体を動かすため自主訓練へと励む。今度は騙されないため、今度は正しいものを守るために、今日もベルヤールは疑似餌と共に訓練をする。その疑似餌はこの国で最後まで戦った王様に瓜二つであり、ベルヤールが目指す姿があった。
・消えた伝説:ベルヤールはある戦が起こった事を風の噂で聞き戦が終わった戦場へと赴いていた。その戦場は血の池ができ、戦った者たちの死体が積み重なって山ができていた。その様子に対してベルヤールは遠い目で見下ろしながら呟く、「一部の上層部の人間の私利私欲によってここまでの人間が死ぬのか。これでは生存者は居そうにないな」ベルヤールがこの戦場に赴いた理由はまだ生き残っているのかもしれない人間の保護であった。だがこの状況では生存者が存在するとは思えない、諦めてこの場から去ろうとするベルヤールであったが、ある生物の影を見つける。それは体長が3mもありそうな猫型の巨大なケダモノであった。「こんなにも人が死んでしまうなんて、お墓を作るのが大変だ」猫型のケダモノはそう嘆く。どうやらこの猫型のケダモノはこの地で死んだ戦士たちのお墓を作っているようであった。(ふむ、まさか死んでいった戦士たちの墓を作るケダモノがいるとは、やはりケダモノも人間と同じように一括りでケダモノと考えるべきではないな)ベルヤールが遠くから猫型のケダモノを観察していると、そんな戦士たちの墓を作っている猫型のケダモノに近づいてくる人型の影があった。「すみません!貴方がたはまさか伝説のケダモノではありませんか?」ケダモノに近づいた人間はそう問いかける。「うん?そうだけど君はいったい誰なんだい?」「私はエーリヒと言います」エーリヒと名乗る人間は猫型のケダモノとこちらの方を交互に見る。(あれ、これ私も含まれているのかな?ケダモノたちって言っていたから多分含まれているはずだけど、これで出て行ってあ、居たんですねみたいな反応されたら傷つくな、まぁいいかしれっと合流しちゃお)ベルヤールはそう考え、猫型のケダモノとエーリヒと名乗る人間のところへと跳躍する。「僕はマオって言うんだ、よろしくね」「俺はベルヤールと言う」「え、君誰!?っていうかいつの間にかそこに居たの?」「ふっ、たまたま通りがかったのだ」(あーん、やっぱり考えていたのような反応されちゃったよー。まぁ、ここまで来たら引き下がれないんだけどね)マオと名乗る猫型のケダモノから予想通りの反応されたが悟られないようにすまし顔をするベルヤールであった。「そんなことより貴方様方にお願いがあるのですが聞いてはくれないでしょうか?」二匹のケダモノを前にしながらも自分の望みを叶えてもらうためにエーリヒは恐れずに問いかける。「僕はいいよ」「俺も暇だからいいだろう」二匹のケダモノは特にどういう頼み事かというのを聞かずに二つ返事でエーリヒの頼み事を引き受ける。「本当ですか、ありがとうございます。お願い事というのは私の妻であるマルティナに指輪を届けて欲しいのです」(はえーこの人結婚しているのか、結婚しているにも関わらず戦争に来ているとか奥さん可哀想だな)「ふん、妻を置いて戦争に行く、妻が可哀想だとは思わないのか?貴様はどうやら自分が愛した女より戦争の方が好きらしい」「ははっ、確かに戦争なんかに行かず彼女を連れて遠い所にでも行けば良かったですね、そうしたら私も死なずに彼女と幸せに暮らせたかもしれない」「え?君死んでいるの?」エーリヒによる突然のカミングアウトに驚くマオ、しかし対象的にベルヤールは落ち着いていた。いや、何とか顔に出さないようにしていた(まじか、この人死んでいたのか。これは悪いこと言っちゃったな。)
指輪を取り戻した一行はエーリヒの生まれ故郷へと歩みを進む。そしてシンボレア城へと近づく中、ベルヤールの鼻を肉が焼ける匂いがくすぐる。違和感を感じた時エーリヒが叫ぶ「な!?私の村が燃えている!」森の中炎が柱を建てるそれを見たベルヤールは二人を置いて村へと走る。(何で村が燃えているんだよ!?誰も死んでいたりしねぇだろうな?クッソ炎の匂いがきつすぎてここからじゃわかんねぇ!)ベルヤールは焦る、また罪のない人間たちが死んでしいまっているのではないか、怪我をしている人たちが居るのならば直ぐに助けなければと、しかし無情にもベルヤールたちの想いは砕かれる。村へと着いたベルヤールを待っていたのは家が燃え、家畜が燃え、人が燃える地獄であった。遅れて辿り着いたマオとエーリヒもあまりの無残さに言葉が出なくなる。(何で、何でこんな酷い事が出来るんだよ。同じ人間同士のはずだろぉうがよ。)そんな動揺と混乱の中最初に冷静になったのはエーリヒであった。「せ、生存者は!誰か生きていないのか!?」その言葉に現実へと戻った二匹のケダモノは生存者がいないか探索を始める。しかし、見つけることができたのは
伝説予言:
使用:

・  :
伝説予言:
使用:

・  :
伝説予言:
使用:


●オペラ 月喰らい
条件: 月光のもとで心から願う
使用:
オペラ予言:あなたは月光を喰らい、時間を操りました。他者と違う時の流れが、あなたを孤独にしました
獲得:   実現:
詳細B:
●特技
①影跳び C ⚅     使用:
特技予言:置いてけぼりにしてしまいました
獲得:   実現:

特技予言:暗闇に潜んでいたのは、あなただけではありませんでした
獲得:   実現:
 
②咆哮   C ⚅     使用:
特技予言:その声は居場所を皆に教えました
獲得:   実現:

特技予言:皆、恐怖を忘れることができなくなりました
獲得:   実現:

③狩人の悪知恵 B ⚅⚅    使用:
特技予言:死にものぐるいの抵抗が、不意をつきました
獲得:   実現:

特技予言:標的を間違えました
獲得:   実現:

④ぺろり B ⚅⚅    使用:
特技予言:ご馳走になってしまいました
獲得:   実現:

特技予言:それは身を滅ぼす毒でした
獲得:   実現:

⑤銀狼   A ⚅⚅⚅   使用:
特技予言:あなたにはもう、仲間も友もいませんでした
獲得:   実現:

特技予言:あなたは罪なきモノたちの返り血に染まりました
獲得:   実現:
詳細C:
                    
マクロ:

マクロはありません。

タグ: ※ 公開されていません。
転送: 転送  オンセンルームに転送する

データを出力する

出力設定

非表示設定:

出力先

キャラクターシートをテキストで出力

ユドナリウム用キャラクターデータで出力

ココフォリア用キャラクターデータで出力

マクロをチャットパレットデータで出力