温森おかゆ(まんじゅう)さんの日記 「DLH体験卓「強襲!!サイレントサイエンス」完走記録」

温森おかゆ(まんじゅう)
温森おかゆ(まんじゅう)日記

2022/10/19 04:01

[web全体で公開]
😆 DLH体験卓「強襲!!サイレントサイエンス」完走記録
10月18日をもって、デッドラインヒーローズ体験卓「強襲!!サイレントサイエンス」が終了した。
沢山のことがあって正直筆舌に尽くしがたい思いである。

補足【DLH(デッドラインヒーローズ)とは?】
このサイトでわざわざ言うまでもないことだろうが要約すると「ヒーローになろうTRPG」である。システムは簡単だし楽しいよーと勧誘を受けて参加した。最初?正直を言うと期待なんかこれっぽっちもしていなかった。

手元のカレンダーを見ながら振り返っているが、今回は相当時間かかったこともあり、最初の説明会の日付がもう遠い昔のことのように思える。
あの時の私はまだ、新しく触れるシステムに疑心暗鬼と少しの期待と、おいて行かれる不安を抱えていた。

さて。遡れたギリギリからというと7月30日のキャラクター提出日だ。
ここで、私の初のDLHキャラクター「ブルーマンデー」はこの世に生を受けた。
とすると説明会はそこからさらに依然ということになるのだが卓内の方が仰るには14日からだそうで、始まったのは八月から。
何はともあれ、そこから今日まで、実に三か月をまたいだ、私にとっては初と言える非常に長丁場のシナリオだった。
楽しかったし、得るものもあったが「色々」あった。
なんというか色々だ。人間として成長したとさえいえる気がする。

この際だし終わりの熱気さめやらないうちに感想文でも書いておくかと、妙に興奮で冴えた目をこすって日記にかきこんでいる。
参加プレイヤーは私含め4人だった。かかった月日も当然と言えよう……か?

GM:前回のCoC卓「Go for broke!!」から続投、大先輩GMである。私をDLH沼に引き入れようと画策した張本人であり、恐らく今回一番苦労した人である。お疲れさまでした。
PLの意見を細かに取り入れてシナリオに逐次反映させていく手腕はなかなかのもので私には到底まねできない。

サブGM:今回は人数が多いこともあり、バトルやNPC操作の分担を担当してくださった人。バトルでは無駄に出目がよく戦況が混乱したものの、サブGMも最後までよく卓を取りまとめ、支え、やり切ってくださった。

PL1:シャイニーモア
派手な魔法を操る魔法少女と言ったところか。本名はニイナ・フローレス。普段は動画配信者として活動している。今回のシナリオに出てくるサイレントサイエンスというヴィラン組織の幹部の力を、過去に奪ったという功績がある。それゆえ因縁も深い。
小気味いいジョークに少し気が強い女性。
DLHに関しては未経験者であるものの、ブラックジャケットというスピンオフ作品には触れたことがあるようで、さほど戸惑いもせずそつなくシナリオをこなしていた。パーティーをうまく支え引っ張っていた功労者の一人だ。

PL2:ブルーマンデー(自PC)
ドローンを操り味方を支援する能力を持つ、機械の扱いに長けるヒーロー。本名はジョナサン・H・クーパー。略称ジョン。
軽犯罪を繰り返していた子供のヴィランを捕縛し、本シナリオの舞台となるロックウェイブ島の収容施設に護送しに来た帰り際、事件に巻き込まれることになる。本シナリオではPC最年長なのに、ヒーローとして最低ランクの三等星を公然と名乗る新人ヒーローで、それゆえ非常に腰が引けている。本シナリオでは狂言回しとして大活躍していた。まぁ、公式からサンプルキャラクターを拾ってきてそのまま使い、特に期待もしていなかった分、彼のキャラクターは私自身とても気に入っているところである。
少年ヴィランNPCに対する言動はパパそのものと言われていた。だってあんなもん、可愛がる以外にないだろう。

PL3:ジッパー(アンチロックワイズ)
多くの謎に包まれた時間遡行者。本名は時守 明日叶(ときもり あすか)。名前が二つあるのも、彼女の正体が謎に包まれているため便宜上呼ばれている識別名があるため。ヴィランが引き起こす大いなる災厄により滅ぼされる運命の時間軸から何度も遡行し、世界と無二の親友を救うために懸命に頑張っている。
PL2のブルーマンデーとはあらかじめ知り合った仲というか、まさに滅びた時間軸で共に戦った戦友という設定をいただいた。
そのため、彼女のキャラクターもブルーマンデーも相当深みが増したのではないだろうか。
経験者のプレイヤーということで、本シナリオ中ではその知識と経験で最後までパーティーを支えてくださった。
このシナリオで全員が生還できたのも、この人のおかげと言って差し支えないと思う。それだけ存在は大きかった。

PL4:コールド・ライダー
近接戦を得意とするアタッカー。本名はミヒャエル・フォン・フース。敵を見るとまず「倒す」という選択肢しか出てこないような戦闘狂で、根は純真な面を持つ青年。滅ぼされた道場の数少ない生き残りで、全てを失った孤独感からかヒーローとしての使命にばかり没頭する危なっかしい面を持つ。しかし、本シナリオで出逢うことになるNPCや、他PCたちとの関係を経て、彼と彼のPLは大きく成長した。
まだまだこれからともいえるTRPG初心者さん。RPに多少ぎこちない面は見られたものの、最終的には「楽しかった」と言っていたあたり、本シナリオを成功とする大きな要素を担うだろう。まずこういう人と一緒に楽しみを分かち合えないようでは今回の成長はあり得ない。それは今回、私のこだわりの一つでもあった。

振り返ってみれば楽しいことは色々あったが、困難も色々とあった。
それも含めて、実りの多いセッションだったと思う。
まぁ正直はらはらしたので、これほど濃密な体験はもう今回を最後にして心のアルバムの一番見やすいページに大事に綴じておきたい。
GMや他PLとの意見の齟齬だの、ちょっとした疑心暗鬼だの、それでもなんとか皆で笑顔で終われた安心感だの、反省だの、次への意気込みだの、達成感だの、長い祭りの終わり際の、少し寂しい気持ちだの解放感だの他の人への心からの感謝だの、やっぱり少しは感じる疲れだの。
文字にし始めると死ぬほど長い日記になりそうだ。時間が長かったのもさることながら、あらゆる感情のはけ口として言葉は今少し物足りない。

私としては、セッションがエタらなかっただけでもう奇跡だとすら思う。いやさすがに中盤から、何とはなしに「エタるのでは」と思っていた。
そしてなんと前回のCoC卓に引き続き、今回も、初心者擁する卓ですらそれぞれのキャラクターが埋もれることがなかった。
それぞれ最終的には素晴らしいキャラクターとして印象に残ったのである。もう奇跡だ。奇跡としか言いようがない。

というわけで沢山の悲劇と感動のうちに幕を閉じたセッション。
皆様も内容が気にならないだろうか。
安心してほしい。「ある」。
↓以下のリンクから、リプレイ小説が途中までだが読めるため、ぜひご一読いただきたい。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18523295

途中までしかまだ投稿されていないが引き続き更新予定なので気長に待っていただけると幸いだ。GMを務めた方も今回は動画化するかどうか悩んでいるようだったのでこうご期待と言ったところだろう。
何にせよ、デッドラインヒーローズは楽しいゲームだったので、感想を述べつつ完走日記一回目は終了とさせていただく。
興味のある方は是非一度プレイしてみると良いだろう。体験セットがあるので無料で体験することが出来る。
↓から飛ぶとよろしいだろう。
https://fujimi-trpg-online.jp/download/dlh.html
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