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😢 PCのロスト2(気持ちの整理) 年末の挨拶で埋め尽くされてるところですが、これを書かないと気持ちの整理が付かないので、書こうと思います。 ロストしたPCは、本条友紀。 22歳の大学生(スポーツ選手)で、後遺症として下半身付随を抱えているPCになります。 元はとある方のオリシのNPCでしたが、私がそのシナリオに参加した際に、いろいろあってそのNPCのキャラシをいただき、私のPCとして使わせていただくことになりました。 それだけでなく、そのオリシのNPCの名前に関してですが、私が参加した後において、NPCの名前が変更されました。ありがたいことに、それほど破格の待遇を受けたPCでした。 なので、スターシステム上に存在するNPCのカタワレではなく、ある種独立した存在といえます。 本条友紀は私のPCには勿体ないほど正義感が強く、良い子でした。 NPC時代も、今も、困っている人に手を差し伸べる優しさを持っている子で、友人をとても大切にしていました。 この本条友紀の出身シナリオ……つまり元のオリシに参加した際に使った私のPCについても……。 その時に使った私のPCの名前は、赤城友一。 22歳の医学生。本条友紀とは幼馴染で、同じ水泳教室で小学生から高校まで一緒で大学は別になりました。 優男で、丁寧な口調とは裏腹に強引なところのある男だったと思います。本条友紀は水泳で才能を開花させて、認めれることに対して、少し劣等感を抱きながらも、それに対して尊敬し、それを支えていきたいと感じているようなPCでした。 赤城は育ちが良く、精神分析を持っているので、人の慰め方や接し方を知ってる男ですが、根っこではそこまで正義感が強いわけでもない。 それもあって、そのシナリオにおいても、NPCの本条友紀を守りたいと思って奔走しますが、多分、NPC本条友紀の正義感を完全に理解するには至ってなかった。 本来はこのオリシ参加後も継続で使う予定をしていましたが、NPC本条友紀をオリシの製作者さんでありその卓のKPさんであった方よりキャラシをいただいたこと、赤城友一のSANが報酬受け取り後でもSAN28だったこと、不定が重たくて10セッション先までそれを患わなければならなくなり、それらが重なり赤城友一は探索者として、そこで引退させて、私のPCとなった本条友紀にバトンを託すことにしました。 そして、バトンを託して、本条友紀を使っていきましたが……。2シナリオを使ってから10ヶ月ほど使えなくなってしまいました。 私は基本的に気に入った探索者はコンスタンスに使っていくタイプのPLで月に1回、長くても2ヶ月に1回気に入ったPCを使います。 10ヶ月使えないのは、引退レベルです、 理由として二つあって、一つは私のRPする本条友紀は本当に本条友紀なのか不安に感じたこと、二つ目は本条友紀のSANか48になってしまったことです。 私はSAN40の探索者でも使っていく主義ですが、それでもとても使うのが怖かった……。10ヶ月経ってから参加した3シナリオ目4シナリオ目でもそれは同じで、本条友紀が危ない目に遭うと自分の中で「赤城友一」が出てきて、本条友紀のキャラクター性を曲げてでも、生き残って欲しいと強く感じていました。 そして、前者に関して本条友紀のRPが出来ているのかという不安に関してですが、私の中で「赤城友一の想像する本条友紀」になっていないかという不安にも駆られました。前述した通り、赤城友一にしてもPLの私にしてもそこまで正義漢の強い方ではない。だがら、RPをしつつ、この行動は本条友紀に合っているのか? その不安は絶えず付き纏いました。 それから縁があって、10ヶ月間を置いてから、本条友紀を使う機会があり、3シナリオ目を経験させて、2シナリオで減少気味だったSANも回復し、4シナリオ目でロストしました。 4シナリオ目のKPさんは、本条友紀のNPCだった時のシナリオ……出身シナリオの作者さんで、私に本条友紀を託してくれた方でした。 そして、この時も……。 この時も私の中で「赤城友一」が出てきて、本条友紀には自分の節を曲げてでも友紀には生き残って欲しいと強く願いました。 誰かを救う最高のエンドではなく、犠牲が出ても生き残れるノーマルエンドに行って欲しいと強く感じた。 でも、やはりPLの判断としては5R目のあの時にノーマルエンドに舵を切らず、ロストの危険が高い中でそれをしなかったのは「赤城友一の考える本条友紀」はそれを行わないだろうという確信があったからです。 本条友紀でなく、同じように正義漢の強い私の他のPC……それこそ一宮駿太やオフィーリア・ホワイト、秋原信敬、彼らは愛するものや家族の元に帰るために、もしかしたら、節を曲げることが出来たかもしれませんが、本条友紀でそれを想像することが出来なかった……。 赤城友一としては……帰ってきて欲しいと思いましたが、PLとしても赤城友一としても、生き残って欲しいというエゴを彼女に負わせることが出来なかった……。 「私の中の赤城友一」の本音としては「その代償を伴う正義漢を捨てて、自分の元に帰ってきて欲しかった……。それこそ自分のために」、そう感じました。 結局、ベストエンドに連れて行く力量が私にあるわけでもなく、だからと言って、ノーマルエンドに妥協させることもできませんでした。 私のRPは「本条友紀」だったのか、それとも「赤城友一の考える本条友紀」だったのか、それも自信がありません。 でも、間違いなく言えることは、本条友紀の物語はここで終わったことです。 私には勿体ないPCの1人でした。 今まで、本条友紀と同卓していただいた他PCさん並びにPLさんやKPさん、今までありがとうございました。 どこかで再会して、また同卓したいと思っておりましたが、それも叶わず忸怩たる思いですが、最後は感謝にて〆させていただきます。 長々と失礼しました。
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