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😆 ストームブリンガー「悪魔の天秤」第十八回目 ー 奴隷になれと彼らは言った 戦士になろうと我らは決めた フランス革命前夜、パリの街角の落書きー 混沌に支配されるモントムの街の2回目の潜入から生還した 3人。 わずかな人数とはいえ救出に成功した人達の心身の回復を待ち、いくつか街の情報を聞く。 モントムの教会跡……かつては法の教団の施設だった…には巨神兵マグナマトンの情報がある可能性がある。 街の時計台。 法の勢力の象徴ともいえる塔だが、陥落後は混沌の力により歪められ上位の妖魔の棲みかと化している。 この妖魔の産み出す物質…薬物により囚われの人々が無気力な木偶人形とされて酷使されているようだ。 広場には、混沌軍指揮官にして街の支配者 ドラクスが駐屯。 見た目は魔道士でもあり妖魔みたいだという印象らしい。衣服に隠された下半身が異様に長い、混沌の諸相か? …以上が恐怖に震えながら解放された人々が話してくれた内容だが、決定的に有益な情報がない。 やはり、もう少し深く潜入する必要があると考えた3人は再びモントムに向かう。 前々回は、混沌に蝕まれた兵士2人と捕虜1人というシチュエーション。前回は混沌兵士・捕虜・イカれた若僧。 今回は、旅の老医師(ウドルフォ)・助手の若者(リリア)・護衛の戦士(シギュン)の設定で。 街の中で経済活動とか破綻していて、支配者側とあと残りは奴隷化された人達となっているが、薬師や医師に 物資を運ぶ商隊とかなら必要とされて入り込みやすいのでは?との事。 リリア、なかなか策士よのぉ、前も言ったが。 リリア「でも前回は顔が割れて、男2人と女1人と手配書が回っているかもしれません……だから、あたしが男装しますね」 うんうん、名案だな。シギュンも賛成だな‼️ リリア「でも男装がうまくいかなかったら、シギュンさんが女装して下さいネ」 シギュン「え!俺が女装、ちょっと待て❗️というか、女の子の格好するの、俺が…」 リリアの男装は不自然という感じで失敗。……シギュンは………もじもじ…どうしよう(-_-;) ウドルフォ(笑い堪えながら)「まあ、私が杖の妖魔の変装で『老婆』の医師に化けるから必要ないよ、シギュン🎵」 シギュン「ありがとうごぜぇますだ🎵ウド様」 準備万端、モントムの街の城門に向かう。 中から3人の槍兵に、門の上には弓構えた弓兵2人に 旅の医師であること伝え、入門と街での診療の許可を求める。 が、いきなり鎖つき手枷を持った槍兵に問答無用で囚われそうになる。……街の近くを通る人間達は!何者であれ奴隷狩りの対象らしい。既に最低限の理性すら失ったドラクス軍末端兵である。 やむを得ず抵抗し、撤退にかかるが緒戦でウドルフォが浅傷、リリアが手首に重傷を負い危機に陥る。 妖魔鎧の跳躍により門の上に飛び上がったシギュンは、2人の弓兵達と渡り合うが重鎧着た彼らに決定打を与えること出来ず。 幸い冷静沈着なウドルフォの指示により離脱を果たし、街からの追撃を食らわぬ内に安全圏へ退却出来た。 リリアの深傷も深刻なものでなく、ウドルフォの医術の力により傷痕も残らず治療出来た。 その後は、慎重に情報を拾い集め モントムの街の地下水路を拠点とする、反混沌レジスタンスの存在を知る。 彼らとの接触も為し遂げたいが、タイミング間違えたらまとめて一網打尽の為、もう少し計画をまとめる必要とありと判断して、3人はカバレスの日記にあった北の海の沖合いにある良き漁場について調べる事にした。 良き漁場であり、解放すればエトムの食料問題も改善する。……だが、そこには最近 新手の怪物が出現しているらしい。 さぁて、次回も生き残れるかな?
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