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😰 ストームブリンガー「悪魔の天秤」第二十五回目 ー百卒長は……泳げるものは、まず海に飛び込んで陸まで泳ぎ、他の者達には、板にのったり、壊れた船の残骸にとりついていくように命じた。そして結局、皆が無事に陸につくことが出来た。 「使徒行伝・二十七章」 ー モントムを解放し、妖術師ランジャより他の地域の簡単な情報を得た冒険者達。 入手した帆船を使い、生き残った人類を探しに!……他にも色々な目論見や目的を持ち岬の船着き場から出航の計画を立てる。 船出において熟練した船乗りが皆無なのは辛いが、幸いカドサンドリアの街で救出した、港湾労働者デアブ達の知識と経験で代用できそうだ。 デアブ「ああ、任してくれ!……ただし謝礼は前払いでいただくぜ!」……さすが、ガッチリしている。 帆船に必要物資も積み出航する。 目的地は、紫の街の島の港町 陽気なメニイ。 かつては新王国一の船乗り達が集まる街……だった。 かの大戦では、混沌の脅威にも怯まず歯向かい全滅したのは記憶に新しい。 出航後、2日目辺りから航路が怪しくなり東に流される。 3日後、南東に流された船の前に陸地。 航海にしくじったデアブに詰め寄る冒険者達の前に、怪しげな城郭が現れる。 シギュン「なんじゃあ、ありゃ?」 ウドルフォ「聞いたことの無い街だな。とにかく補給と情報集めに行こう。」 デアブ達を留守番に、上陸して街に向かう3人。 一見して普通の城郭都市だが、道を歩く住民達に人間味が感じられず 段々と膨れ上がる違和感。……話しかけた人々の反応が血肉通う人間のそれでなく自動的に 機械的に応えている感じか? シギュン「あー、もしもし?ここの偉い人は?」 住民① 無言で街中央の建物指差す! やったね🎵話を聞いて…… 中央の建物付近で殺し会う住民達! ええ⁉️ 殺しあい……倒れた敗者は勝者、および取り巻きの住民達により 文字通り引き裂き 噛みつかれ貪り喰われる……酸鼻きわまりない光景に、歴戦の3人も正視できず 眼を反らす‼️ リリア「ミック、頼んだわよ」 ももんがの ミックを放ち、まじない「ネズミの目」で建物内を探らせる。 建物の中は、寺院のようであり何人かの住民が崇める彫像は…… 歪んだ形の狼の妖魔の、姿であった‼️ ウドルフォ「誰にでも召喚と使役ができ、近隣に殺戮ばらまいていた狼妖魔が、今では教団?……しかも信仰の対象だと⁉️」 シギュン「ウド!……ヤバイぜ‼️」 3人が気がつけば、口元や身体中を血塗れにした住民達が……あからさまな敵意を持って迫ってくる‼️ 身を翻し、急ぎ この狂える街ワーゴの城門へ走る3人。 追い迫る住民ー暴徒達の内 4人の背中が裂け❗️ ?……中から、朱に染まる狼妖魔が現れる。 シギュン「犬の王ルーフドラッグよ❗️救いたまえ」 3人に追い付いた4体の妖魔と戦闘になるが、幸い深手も負わず脱出に成功。 ボートに飛び乗り、沖の帆船に入り キョトンとしたデアブ達を急かして出航。 魔都モントム以上のカオスな街ワーゴ訪問に身体より心が消耗した冒険者達。 ひたすらヒンタラムへ帰還を急ぎ、安楽な癒しを求める! 再度、メニイへの船出計画を練り直すために。 3人は交易も見越して 再度 陽気なるメニイへの船出を試みる‼️ だが、船はあるが熟練した船乗りが不足という現実に……ヴィルミールの娘リリアはある考えに思いあたる⁉️ さぁて、次回の波はいかなるものか?
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