千秋かけるさんの日記 「【エモクロア】何度、行おうとも――『新約・きさらぎ駅』2回目(ネタバレなし)」

千秋かけるさんの日記を全て見る

千秋かける
千秋かける日記
2021/04/10 16:36[web全体で公開]
😊 【エモクロア】何度、行おうとも――『新約・きさらぎ駅』2回目(ネタバレなし)
シナリオの内容に触れることはありませんが、エモクロアTRPG『新約・きさらぎ駅』予定のある方はご注意ください。

ーーーーーーーーーーーーーー

何度行おうとも、『新約・きさらぎ駅』はいいシナリオですね!
プレイヤー・キャラクターごとに物語がある、というのはTRPGの醍醐味ではありますが、
彼ら、彼女らが、みな違った感情を抱き、そして持ち帰ってくれる、
というのはエモクロアTRPGの良きところなのではないかなと。

エモクロアには「残響の記録」という要素があります。
簡単に言ってしまえば、PCのシナリオ履歴です。どのシナリオに何回行ったキャラクターなのか、ということがわかる欄がシートに用意されているのです。
残響を残すことは、基本的には各PLさんにゆだねられていますが、
「残響を消費して、メリット効果を受けられる」というものでもありますから、みなさん積極的に記入するのではないでしょうか。

その残響ですが、記入するのは「行ったシナリオ名」と「そこで抱いた感情」の2点となっています。
当然、〈共鳴〉を受けた感情をそのままに記入することも間違いではありません。
ですが、私はそこに「何でも構わないので、シナリオを通してPCが感じたこと、思ったこと、あるいは手に入れたモノ」を記載してもらっています。
そうすると、意外な残響が見られたりして、興味深いのです。本当に、キャラクターごとに物語があったんだな、ということをつくづく思い知らされます。

DLとしてシナリオを動かしている間は、もちろん気を付けてはいますが、
すべてのPL/PCさんを完璧に把握しているとは言い切れません。

それが、残響を書いてもらうことで、見落としていた感情の動きや、キャラクターの根幹に与えた影響などを知ることが出来ました。
そののちに、エピローグを行ってもらったのですが、
「そうなるのかぁ」という結末を迎えたPCさんもいらっしゃいました。

共鳴感情がPCのバックストーリーを考える補助となるものであるなら、
残響の記録はPCのエピローグを自然と導き出す役目も果たしているのだな、と感じます。
エモクロア、まだまだ奥が深いです。

というお話で終わっておきたかったですが、少しだけ反省会です。

何度行おうとも、時間管理が難しいのです...
いや、シナリオ自体はどちらかと言えばタイムキープしやすい構成となっているのです。
それにもかかわらず、私が時間を超過気味なのは、
「長考」に対しての明確な回答を持ち合わせていないからなのではないか、と思うに至りました。

PLさんがたが長考の姿勢に入ったとき、世のGMさんがたはどうしているのでしょうか?

休憩を入れる、というのは毎回行っているのですが、それでも「会議は踊る」んです。
まあ、踊っているのを見ている分には楽しいのですが笑

今回PLとして参加してくださったお三方には、長時間セッションとなってしまい申し訳ございませんでした。
少しでも、エモクロアの面白みが伝わっていましたら幸いです。
ありがとうございました。


プレイシナリオ(敬称略)
『新約・きさらぎ駅』 作:まだら牛
いいね! いいね!13

レスポンス

haruichikogenosuke21
haruichikogenosuke21千秋かける
2021/04/12 23:06[web全体で公開]
> 日記:【エモクロア】何度、行おうとも――『新約・きさらぎ駅』2回目(ネタバレなし)

エモクロア、気になるシステムです。無料というのもポイント高いですよね。
千秋さん開催のきさらぎ駅、見かけても日程的に厳しくて、ハンカチ噛み締めながら横目で見ておりました。ぐぎぎっと。
また開催されますよね? 次こそは参加したい……ものです。

コメントを書く

※投稿するにはログインが必要です。