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😶 シナリオに泣き、優しさに泣いた 「カイザーX」さん主催のクトゥルフ神話TRPGセッション『巡る_廻る_』に参加させていただいた。 KPをしていただいた「カイザーX」さんをはじめ、一緒にプレイしてくださった「神影唯牙」さん、「塩鯖」さん、「でぃーおれ」さん、本当にありがとうございました。 セッション中、まだまだ不慣れなことが多い自分に、みなさん親切に教えてくれてとても助かった。 また、みなさんが積極的にKPへの質問や会話をしてくれたことで、自分も会話の中に自然と入ることができ、とても良い雰囲気でセッションを進めることができた。 KPの「カイザーX」さんも丁寧な状況説明だったり、咄嗟の対応などがとても自然で、物語がより面白くなるように進行されていて、物語の中により没入することができた。またなにより、彼の声がその場の不気味さ、恐ろしさ、登場人物たちの姿や表情を、私の脳裏にありありと浮かび上がらせていた。 また皆さん、とてもロールプレイが自然で堂に入っていたので、自分もやってみようと勇気を出したが、なかなかうまいこと出来なかった。いつか自分も、他のプレイヤーを感心させるくらいのロールプレイをできるようになりたい、そんな目標ができた。 セッションの総括としてはとても面白かった。 シナリオも最後に泣かせに来るような人情噺のような醍醐味があり、その場をコントロールしきったKPに、キャラクターになりきりセリフのようなロールプレイを見せる他のプレイヤーが物語をより高尚なものへと変えていた。自分の存在が彼ら彼女らの邪魔になっていないことを願うばかりである。 セッション後の感想戦も、物語の背景や詳細設定が明かされて楽しかった。特に、KPが「知らなくていい真実」と称して明かした設定には、涙腺に浮かんだ涙も凍り付くほどの恐ろしさがあった。 3時間ほどのセッションは、開始した時間が20時だったこともあり、終わるころには程よい眠気が襲ってきていた。セッションを終えた達成感と、少しばかりの宇宙的恐怖、それ以上にある眠ることへの恐怖がない交ぜになったまま今日は床に就こうと思う。 蛇足だが、私が初めてKPをしたのは自作のシナリオを友人と遊んだ時だ。TRPGも1、2回のプレイのみで、それもとても短いものだった。何故もっと経験を積んでから挑まなかったのかと今では思うが、当時の私はそのシナリオを披露したい一心だった。結果は言うまでもなく満足のいくものではなかった。当初想定していたプレイ時間およそ8時間が、終わってみれば24時間という、参加してくれた友人からしたらまさに「話が違う!」という始末だった。当然1回のセッションで終わるわけもなく、約2カ月計8回のセッションに及ぶシナリオを走り切った感想は、「ようやく終わった」であった。 「プレイヤーにいかに楽しんでもらうか」を考えたと、セッション後の感想戦で「カイザーX」さんが言っていた。当時の自分にはその視点が欠けていたのだと思う。シナリオを書いている時には確かにあったその思いが、KPとなりセッションを回すとなった瞬間に、自分のことに精一杯になり頭の片隅に追いやられてしまったのだ。今後再びKPに挑戦するときはその思いを忘れずに取り組んでいきたい。 「カイザーX」さんのKPに感服仕ったので、これから私は、勝手に心の中で彼を師と仰ごうと思う。
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