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😶 セッションの思い出を書いてみる その10 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)「第9話 豪華客船モダーメダ号:前編」 GM:んじょ これは、過去にやったセッションの記録を「思い出しながら」書いたテケトーな日記である。 思い出し日記なので、細かい記述やセリフとかはうろ覚え(捏造の可能性もw) ルルブ:ソードワールド2.5 Ⅰ~Ⅲ メンバー:B氏(キルシュ)、I氏(ボノ)、U氏(アリスティア)、んじょ(ミレニア) いつものように依頼の確認に行くと、受付嬢のエレーナ・グルノスキー(19)に呼び止められる。 エレーナ「もねちゃんを探す依頼を受けたのはあなたたちでしたよね、お手紙が届いてますよ」 手紙には、 「もねちゃんと面識のあるパーティに渡してください。」 と表に書かれていて、丁寧に割り印がしてある。 「やあ、覚えているかい? 大魔法使いワードナだよ。 しばらく留守にするので、例の物を取りに来てくれないか。 ハーヴェスの金色の魚鱗亭で待ってるよ。必ずきてくれよ。」 ここでレギュレーションの追加。 公式設定では、グランゼール~ハーヴェス間の距離が徒歩で3日程度しかない。 この寸尺だと、ブルライト地方は東京と神奈川を合わせた程度の大きさになる。 アルフレイム大陸全体では、北アメリカ大陸の4分の1ていどの大きさになってしまい、北アメリカと同じくらいっていう表記と矛盾する。 ハーヴェスは「ハーヴェス都市同盟」が前身なので、ハーヴェス以外にも大きな都市がいくつもないとおかしいよね、だとするとグランゼールまで3日は近すぎるよね。 という話もあり、公式の2倍程度の広さにしよう、ということに落ち着いた。 人族の領域が大きすぎて、蛮族の介入する余地がないと冒険できないからねw ということで、ハーヴェスまで6日かけて移動する。 のちのシナリオでは、ハーヴェス~グランゼール間に宿場町も登場するがこの時はスルーw ハーヴェスは水路がたくさんあって、区画によっては渡し屋にお金を払って船で渡る必要があるめんどーな街。 金色の魚鱗亭は、2階までは石造り、その上は木造の5階建て(でけえw) 中は昼間っから大賑わいで、冒険者以外にも船乗りや商人など幅広い職、種族が入り乱れている。 受付にはドワーフっぽい小柄だが骨太な感じの女性が客と酒飲んでる。 「あーらいらっしゃーい。見ない顔だねー、新人冒険者、てわけでもなさそうだね。うちで登録するかい?」 ボノ「ワードナってやつに会いに来たんだがどの部屋だ?」 ドワーフ女「誰それ?そんな奴いたかな?」 キルシュ「お手紙をもらって訪ねてきたんですが…」 ドワーフ女「(小声で)知り合いのようで安心したよ、あいつなんかやらかしたらしくてさ、命を狙われてるらしいんだ。 顔見知り以外にはい留守を使っているのさ、まったくめんどーだよ、4階の4号室にいるよ」 部屋を訪ねると、ワードナがいる。 「いあーほんとに来てくれるとは思わなかったよ、なんせ出会いがあれだろう? ああ、例のブツね、ちょっとまって」 と言って部屋の隅に置いてある箱をガサゴソ漁る。 「ああ、あったあった。」 通話のピアス(残り4回) 「ちょっと壊れててね、あと4回くらいで使えなくなっちゃうけどいいものだろう?」 アリス「壊れててもこれ便利だよね。いいものもらったw」 「君たちに手紙を出したのは、これを渡すためだけじゃないんだ。 実は大きな依頼を受けていてね、一緒にやってくれる仲間を探していたんだ。 マーフィー死んじゃったし、もともと二人じゃ足りなかったのもあるけども。 君たちなら実力は知ってるし、借りも返したいしと思ってね。 アリス「内容次第かな、おまえ第一印象最悪だったし信用してないよ?w」 ワードナ「そうだね、信用ないよね、でもこれは金色の魚鱗亭の多くの冒険者に出されてる依頼なんだ。 ギルドは信用できるでしょ?中身を話す以上受けてほしいとこだけど。 仕事内容は、豪華客船モダーメダ号でキングスフォールに行って帰るだけ、報酬は片道一人3000Gだ。 往復で6000G。旅費はただ。食事もついてる。どうだい?詳しく聞く気になったかい?」 ボノ「いいだろう聞いてやるw ワードナ「実は、このモダーメダ号は囮なんだ。 キングスフォールまでの航路に海賊がいるのは知ってるかい? この海賊を一か所に集めて本命の船を素通りさせようっていう作戦なのさ。 海賊が来たら撃退して数を減らすとこまでやろうっていうんで、豪華客船の中身は冒険者ばっかり。 僕らはその客船の乗客になって海賊退治ってわけ。 モダーメダ号には、キングスフォールへの献上品として宝飾品が多数、魔道機械や魔法の品が多数積載されているって情報を流してあるんだ。 だから砲撃は最小限になる予定だし、乗り込んでくる海賊との白兵戦になることが予想される。 どう?受けてくれるかな? ボノ「海賊退治も悪くないだろ。やろう」 アリス「船乗ってみたいw」 ワードナ「それじゃあここの冒険者ギルドに登録して、依頼を受けたことを受け付けのねーさんに伝えてくれ。 それと魔晶石とか魔法の品とか、可能な限り準備したほうがいいよ」 受付のドワーフのねーさんに依頼を受けることを伝えに行く。 「あいつから依頼の話を聞いたんだね、戦力は多いほうがいい、歓迎するよ。 前金で1000G渡すから充分な準備をしておくんだね。 出航は3日後だからそれまではうちに泊まるといいよ。ただじゃないけどw それと、乗船するときは貴族の衣装に着替えてもらうから、迎賓館に一度集合するよ」 3日後までは、初めてのハーヴェスを観光して過ごす。 温泉とかあるらしいw 3日後の朝、迎賓館のロビーには、明らかに場違いないでたちの者たちが屯している。 乗船を予定している冒険者たちだ。 男女に分かれて衣装室に案内されるようだ。 係りの者に言うと名前を聞かれ、名簿で確認が行われた後、案内されてそれっぽい貴族服に着替える。 鎧とかの荷物は船に運んでおくので乗船後に受け取ってくれと言われる。 着なれない貴族服を着てぎこちなく歩く集団に交じりながら乗船する。 ボノ「不慣れすぎるwバレるんじゃねこれ?w」 モダーメダ号は全長100m級の大型魔船艇で、5階建ての4階がデッキフロア。 船内の柱や壁などには彫刻などの装飾もあり、ゴージャスなつくりになっている。 お風呂やプール、カジノ、ステージのある大きなレストラン、5階には展望カフェテラスなどもある。 ボノ達は3階客室に部屋が割り当てられた。 乗り込んだ冒険者は総勢40人程度。 大きな船なので、防衛するにも人数が必要なのだろう。 乗船が終わると、1時間くらいなんやかんや準備をして出航する。 手を振る桟橋の人々に別れを告げ、ハーヴェス湾を航行する。 陸から離れると、貴族服を着替えて作戦会議が開かれる。 長いので前編はここでおしまい。
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