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😶 セッションの思い出を書いてみる その22 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)「第20話 コロロポッカオオクワガタ」 GM:んじょ これは、過去にやったセッションの記録を「思い出しながら」書いたテケトーな日記である。 思い出し日記なので、細かい記述やセリフとかはうろ覚え(捏造の可能性もw) ルルブ:ソードワールド2.5 Ⅰ~Ⅲ ET メンバー:B氏(キルシュ)、I氏(ボノ)、U氏(アリスティア)、んじょ(ミレニア) 前回のシナリオは、どうやらハーヴェスだった模様。 グランゼールに戻って来たボノ達は、ドラゴンブレス亭に向かっていた。 近道しようと狭い路地裏の道を歩いていると、みすぼらしい老人が倒れているのを見つける。 アリス「大丈夫ですか、おじいさん」 まだじいさんとは言ってなかったが、じいさんということでいいやw 「おお・・・どなたか存じませぬが、3日も何も食べておりませぬ、食べ物を恵んでいただけませんか・・・ 保存食を渡すと、猛烈な勢いで食べる。 「かたじけない、お礼と言っては何ですが、これを差し上げます。お納めくだされ」 といって、生きてるクワガタをくれるよ。 なかなか立派なクワガタだ。 アリス「ミレニア、これなにクワガタか調べて」 ミレニア「これは、コロロポッカオオクワガタだね、子供に大人気」 ボノ「高く売れそうだなw」 おじいさんと別れて路地を曲がり、広場を通ると4人の子供たちがもめている。 太っちょの子供が、小柄な男の子を小突いている。 「どうしてくれんだこのやろー」 「ダニオ様に口答えするな、背中にミミズ入れるぞ」 ボノ「弱い者いじめはやめるんだ」 ダニオ「俺たちなんもしてねーよ、こいつがぶつかってきたからカブトムシ落としちゃったんだ。 そしたら馬車にひかれてぺちゃんこになっちゃったんだ。だから代わりのをよこせって言ってるだけだよ」 アリス「このクワガタあげるから許してやるんだ」 ダニオ「おお、かっけー!これくれんの?ありがとー!」 といっていじめっ子たちは走り去る。 小柄な男の子は、 「ありがとー!お礼にこれあげる!」 といって、ふわふわの綿毛の花をくれる。 アリス「クワガタがお花になった。値段下がった気がするw」 路地を曲がると、太ったおじさんが苦しんでいる。喉を抑えて悶えている。 アリスの手にしている花をみると、ジェスチャーでそれをくれと訴えてくる。 わたすと、花で鼻をこしょこしょしてでかいくしゃみをする。 すると、口の中から小鳥が飛んでいく。 おじさん「助かったよ、手品の練習していたら小鳥がのどに詰まってしまって死ぬところだった。 花がダメになってしまったお詫びにこれをあげるよ」 といって金色のコインをくれる。 ドラゴンブレス亭に到着。 酒場でミレニアがコインを宝物鑑定してみる。 これは古代魔法文明期にアルフレイム大陸のどこかにあったという、シンディア王国という国の金貨だ。 店で売ったら200Gくらいにはなりそうだが、シンディア王国というのは所在のはっきりしない幻の国なので、骨董品的価値は高そうだ。 骨董品的な価値はミレニアにはわからない。 コインをコロコロしていると、グラドロワ(ドラゴンブレス亭のギルマス)が近づいてきて、 「お、なんだそのコインちょっと見せてみろ。 こいつはなかなか珍しいものだな、100Gくらいで買い取ろうか? 嫌なら遺跡ギルドかコレクターに売るといい、もっと高値で買ってくれるかもしれんぞ?」 ということで、遺跡ギルドに売りに行くことに。 遺跡ギルドで古銭の買取をお願いすると、 「これはなかなか珍しいね、500で買い取るよ。 もっと高く買い取ってほしければ、レクター伯爵のところに行ってみるんだな。 あの方は古銭のコレクターだからな。 何なら手土産は多いほうがいい、うちにある古銭をいくつか売ってやろうか?」 といって、いくつか古銭を出してくる。 アリス「いあ、いいです」 (ちっ、クズコイン高く売りつけてやろうと思ったのにw) レクター伯爵の屋敷に行くと、ごついリカントの執事が出てくる。 「何用で?」 「コインを買ってほしい」 「アポはおありで?」 「いやないです」 「お引き取りを」 とあっさり追い返される。 しょんぼりしてるとでかい馬車が横付けし、身なりのしっかりした初老の紳士が窓から顔を出す。 「我が家に何用かな?ほう、コインを買ってほしいと。ちょっと見せてもらっていいかな?」 と言ってコインを品定めする。 「こ、これは、シンディア王国金貨じゃないか、すばらしい!きみたち、これをどこで手にいれた?詳しく話を聞かせてくれ!」 と興奮気味に迫る。 屋敷の応接間に通されると、手に入れたいきさつをネホリハホリ。 「むぅ、なるほど…これほどのレアコインは初めてだ。ぜひ出所を知りたいものだ。 君たちは冒険者だな? 冒険者に物を頼むときは報酬を払うものだと聞いている。 何か報酬を出すのでこのコインの出所をつかんできてくれないか? 私はこの1枚だけでは満足できん。 ぜひともこのコインを集めたい! 相場がわからんが調査料に1000G払おう、もしコインを手に入れてきたならそれも買い取ろう、どうだ?」 アリス「報酬出るならやってもいいかな」 「おお、では正式に依頼をするとして君たちの名を聞いておこう。 必要な手続きはこっちでやっておく。 さっそく出発してくれたまえ」 とりあえず、コインをくれたおじさんを探すことに。 昼間出会ったあたりでおじさんの素性を知る人を探すと、おじさんはよく路地のあたりで手品の練習をしていて、夜はおぼろ月亭という高級旅館のステージで手品を披露しているらしい。 おぼろ月亭は、古城のようなたたずまいの高級旅館で、塀に囲まれた敷地には池や花畑、雑木林などがあり、その中に3階建ての石造りの小城がある。 門前には衛兵が立っているが、雰囲気作りのためのスタッフで呼び止められたりにらまれたりはしない。 城の入り口までは20mくらいの庭の中を通るので、上流階級を感じられるとして中流階級に人気だ。 中に入ると、ロビーとラウンジを兼ねた広間になっている。 調度品とかも雰囲気的には古城といった感じで、絵画が飾ってあったり高級感漂う。 レストランは宿泊客以外にも開放されていて、ステージでは毎晩詩吟や音楽、大道芸などが披露されているようだ。 おじさんの出番があるかどうかわからないのに、夕食を注文するアリスたちw しばらく食事してると、昼間あったおじさんのマジックショーが始まる。 口から何羽も鳩を出している。 終わった後、おひねりをもらいに帽子を持ってテーブルを回るおじさんに声をかける。 「おや、きみたちは」 コインをどこで手に入れたかを聞くと、おひねりでもらったものだという。 おとといのショーの後、酔っぱらった白髪のおじさんがチップでくれたらしい。 古銭をもらってもどうしたらいいかわからなくて、アリスたちにお礼にあげたのだと。 白髪のおじさんは、おぼろ月亭のお客さんで白髭に白スーツの太ったおじさんだと教えてくれる。 旅館のカウンターで白髪白髭白スーツの太ったおじさんについて尋ねるが、保安上の理由から教えてくれない。 しかし、レクター伯爵の使いだというとあっさり教えてくれる。 旅館の人の手引きで面会できることに。 白髪のおじさんは、ダーレン・アンダーソンと名乗る。 いきさつを話すと、 「そうか、あの時におひねりで渡していたのか、どこでなくしたのかと探していたんだ。 酔っていたからな、気づかずに帽子に入れてしまったんだな。 あのコインは、冒険者になった息子の形見でね。 息子が初めての冒険で見つけてきた戦利品なんだよ」 息子がどこで手に入れたのかを尋ねると、息子とパーティを汲んでいた仲間なら知っているんじゃないかという。 息子の名前はモーガン・アンダーソンで、ハーヴェスで冒険者をやっていたことを教えてくれる。 死んだのは5年前だという。 モーガンの仲間を探しにハーヴェスに行く。 とりあえず、金色の魚鱗亭のマスターにモーガンを知っているかを聞いてみると、ここで冒険者をやっていたことを教えてくれる。 モーガンの仲間を紹介してほしいというと、ワードナがそうだという。 ワードナにあってモーガンのことをいろいろ聞いてみる。 「あー、あの時のコインかー、売っちゃったなぁw ボクたちの最初の冒険で見つけた遺跡の中にあったんだ。全部で80枚くらいだったかな。 その遺跡は小さな屋敷で、おそらく魔動機文明期の中上流階級の人物の屋敷だったと思うけど、一際古い 時代のコインがいくつもあったんだ。たぶんコインのコレクターだったんだと思う。 他にはめぼしいものなーんにもなかったんだけどねw その時の仲間で4等分してわけたんだ。ボクは、魔法のアイテム欲しかったから全部遺跡ギルドに売ったw マーフィとモーガンは半分は売って残りは記念に持ってたはず。 でもマーフィは死んじゃったから、持ち物は冒険者ギルドが遺族に送ったはずだよ。 あ、モーガンもか。あはははw あと一人は、持ってると思うけど会うのが難しい。エッジだからw」 エッジというのは、ハーヴェスの王様の冒険者ネームだw お城に行くと、入り口で武器と魔法の発動体とか全部預けることで中に入れる。 「ハーヴェス王はご多忙だ、一冒険者に会うなどありえん。おかえりくだされ」 グランゼールのレクター伯爵の使いできたと言ってみるw 「グランゼールの…ちょっと待っておれ」 と言って10分ほど待たされる。 「明日の夕刻なら5分ほど時間をとれるとのことだ。 今日のところはお引き取りくだされ」 なんとアポが取れたよw 翌日お城に行くと、しばらく待合室みたいなところで待たされるが、順番が来たらしく謁見の間へ通される。 ヴァイス・ハーヴェス王がいる。 「おや、誰かと思えば君たちか。 レクター伯爵の使いと聞いたんだが冒険者やめたのかい?w 冗談だ、忙しいんで手短に頼むよ」 手短にいきさつを話して、コインを譲ってくれと頼むと、 「そんな話でここまで来たのか、暇なのか君たちはw フム、実に公務っぽくない話だな、下がっていいぞw 安心しろ、夕食に招待してやる、ゆっくり話を聞こうじゃないか」 なんと晩餐に招待されたよw 夕食まで1時間ほどあるので、お城の中で待たされる。 その間に、侍従長みたいなおじいさんに 「せっかく王と会食されるのです、お召し物などを整えられてはいかがですかな」 と言って貴賓室に通される。 で、ドレスやら貴族服やらで着飾って会食へw 「あっはっはっは、そうか、君たちモダーメダ号に乗る時はそんな恰好だったんだな。 おもしろ・・・いあにあっているよw」 「わたしのコインは部屋にとってある。 初めての冒険の戦利品だったんでね、記念にとっておいたんだ。 全部とはいかないが、レクター伯爵の好みに合いそうなのを持って行っていいよ」 その後、冒険の話などをネホリハホリ聞かれ、ゆっくりと晩餐を過ごす。 晩餐の後、応接間で待たされ、しばらくすると王が小箱を持ってやってくる。 「好きなのを10個まで持って行っていいよ。半分は残してくれ。記念の品だしな」 ここが勝負所w 10種類、20枚のコインの中には、クッソみたいなハズレから鼻血出るほど高額の大当たりまである! コインの見た目と、鑑定して分かるいつ頃のどんな国のコインかという情報をもとに選択! そして、なんと高額コイン全部持ってったw グランゼールに帰り、レクター伯爵にコインを持ってくと、鼻血出るほど興奮して喜ぶw シンディア王国金貨を上回るレアコインが1個混ざってたからだ。 レクター伯爵は、今後も古銭を見つけたら持ってきてほしいという。 報酬とともに、レクター伯爵のコネクション顔見知りを得る。 それとはべつに、ダーレンアンダーソンにシンディアコインを返す。 ダーレンは、息子の形見が帰って来たと喜び、礼を言った。 おしまい
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