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😶 セッションの思い出を書いてみる その43 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)「第39話 ユーシズ魔道図書館 後編」 GM:んじょ これは、過去にやったセッションの記録を「思い出しながら」書いたテケトーな日記である。 思い出し日記なので、細かい記述やセリフとかはうろ覚え(捏造の可能性もw) ルルブ:ソードワールド2.5 Ⅰ~Ⅲ ET、ML メンバー:B氏(キルシュ)、I氏(ボノ)、U氏(アリスティア)、んじょ(ミレニア) 地質学者のダリー・メンドーサは、かつての都市群や建物がどのあたりに埋もれているのかを研究しているらしい。 ダリー博士に話を聞ければ、カナルド共和国がどのあたりにあるのかわかるかもしれない。 ということで、ダリー博士に会いに行く。 国立魔法学院は、魔法文明期からあるという歴史ある学校だ。 複数の学舎と研究施設からなり、その研究棟の一角にダリーの研究室があるらしい。 学生に道を尋ねながら研究室まで行く。 部屋に入ると、古今東西の地図の数々が広げられている大きなテーブルと机。 書棚にも地図と思しき羊皮紙の巻物が積まれている。 部屋の中には、地図を見ながらメモを取りまくっている金髪おさげの眼鏡の女性がいる。 エルフだ。 ボノ「お前がダリー博士か?」 女「わっ、びっくりしたじゃないですか、部屋に入る時はノックぐらいしてください! ぷんすか! わたしは、博士の助手のソーネ・ダイタイーネ(エルフ女:41歳)です。 博士は図書館に行きましたよ。 冒険者を雇ってましたから、地下の文献を調べに行ったと思います」 アリス「え、何で冒険者を・・・」 ソ「知らないんですか? 図書館の地下には魔物が出るんですよ。 古い本には魔力が宿ることがあるんです。 魔力を帯びた本は次第に自我に目覚め、ものによっては魔神を召喚したりするんです。 学者だけで地下の図書館に降りることはまずありません。 冒険者のパーティに守ってもらう前提で、調べに降りるんです。 今日雇った冒険者は、初心者パーティっぽかったですから、ちょっと心配ですね。 地下2階に降りなきゃ大丈夫だと思いますが。 古い本になればなるほど、強力な魔神を召喚するっていう話ですから、地下1階はそれほど危険じゃないはずです」 ボノ「やべえ図書館だなw 手がかりが死ぬかもしれん。 図書館に戻るか」 てことで、図書館に戻ると、受付にダリーが来てるか尋ねる。 受「いらっしゃってますね。 3時間ほど前にいらして、まだ退館してません。 冒険者の方々を連れてこられたので、地下に入ったんだと思いますよ」 アリス「地下に降りるときは司書室で許可をとれって、そういうことだったんだね」 司書室に向かう。 司書室に入ると、屈強な男たちが筋トレしているよw ボノ「司書って、マッチョがなるものなのかw」 一際、体のでかいナイトメアの男が話しかけてくる。 司「おや、みない顔だな。 ここは初めてかい? 見たところ冒険者のようだね。 地下に降りるのは構わないが、3つ守ってもらいたいことがある。 蔵書はできるだけ傷つけないこと。 本自体が直接襲ってくることは珍しいことではない。 やむを得ないときは、鈍器で叩き落してほしい。 魔法で攻撃するのも禁止だ。 これが一つ目。 鈍器の貸し出しはここでしているので、好きなメイスを持っていくがいい。 二つ目は、蔵書の持ち出しの禁止だ。 地下の蔵書は魔力を帯びている可能性の高いものばかりだ。 持ち出すこと自体が危険なんだよ。 必要な情報は、メモを取って持ち帰るようにしてくれ。 3つ目は、念のためなんだが、地下4階にはいかないこと。 以上だ」 アリス「マギシューはどうすれば・・・」 司「マレットかストーンを投げるとか。 本以外の召喚された魔神を倒すのは、刃物や魔法を使ってもかまわないよ」 キルシュ「フェアリーテイマーのシューターも同じか・・・」 ボノ「人生初メイスだぜ・・・」 司「じゃ、この名簿に名前を書いてくれ。 1日経って出てこなかったら、我々が捜索に入る。 我々の手に負えないと判断したら、冒険者ギルドに捜索を依頼する。 どちらも実費を請求するので、くれぐれも無理しないように。 それと、入り口の扉は施錠するから、出るときはこの通話のイヤリングで連絡してくれたまえ。 営業時間内は誰かが対応できるように待機している。 営業時間は午前9時から午後9時だ。 それ以外は出られないから気をつけてくれ」 1階フロアの中央にある大きな柱に、施錠された禍々しい雰囲気の金属の扉がある。 覚悟が決まったら、司書のシークが扉を開けてくれる。 「それじゃ良い本に巡り合えますように!」 中に入ると、外で施錠する音がする。 がちーん。 階段を降りると、正面の壁には案内板があり、フロアマップがある。 地下の図書館は、大きな二重の回廊になっていて、それぞれがエリア分けされ、石の本棚が壁沿いに並べられている作りになっているようだ。 本棚自体が古代魔法文明期の物のようで、シンプルかつ大胆なデザインで先鋭的だ。 ダリー博士を探しながらフロアをめぐると、いくつかの本が飛び出してきて下級の魔神を召喚して襲い掛かってくる。 地下1階程度では、さほど強力な魔力を帯びていないらしく、今更ひよこドラゴンの相手にはならない。 ほぼほぼ、今まで出さなかったモンスターの供養w アリス「この程度ならマレットで行けるねw」 地下1階では、ダリー博士はみつからず。 ボノ「やっぱ2階に降りてんのか、嫌な予感してたんだ」 地下2階を捜索していると、複数の人間の悲鳴が聞こえてくる。 急いで向かうと、直立したドラゴンのような魔神と魔力を帯びた本と戦っている、へっぴり腰の冒険者のパーティとその後ろで震えている男がいる。 魔神はラグナカングだ。 新人冒険者にはあまりにも荷が重い。 割って入り、魔神と本を倒す。 男「助かった! 危ないとこだった、来てくれてありがとう。 死ぬとこだった。 で、君たちは何者かな?」 ボノ「とりあえず出てから話そう」 男「そうはいかない、まだ今回の文献調査の目的を果たしていないんだ」 ダリーと思われる男は、調査の意義や重要性を熱弁するが、 ボノ「彼らの護衛じゃ、危険すぎるだろ。 もっとベテラン連れてこないと」 男「では君たちに頼めないか?」 というと、今度は初心者パーティのリーダーっぽい女性が口をはさむ。 女「依頼の範囲逸脱して死にかけて、その上クビだとかひどすぎる;;」 で、結局ダリーを説得して戻ることに。 マレットとかメイスを司書室で返して、初心者パーティにダリーが報酬を支払って研究室へ。 ダ「で、わたしに何の用だい?」 アリス「カナルド共和国とラハール火山、プレネール湖、ヴァルバトーゼの森、フロン迷宮の現在位置を調べてほしい」 ダ「大破局前の国名だな。 それは私にしかできない仕事だ。 ここに来た君たちは正しい。 大破局の後、アルフレイム大陸の地形は大きく変わった。 とくに西部の変化は原形をとどめてないほどだ。 過去の遺産の位置を特定するには、長い研究と調査が必要だ。 ところで、なんのために過去の土地を調べているのかね?」 ボノ「デロレン王国の秘宝だ。 願いを叶える黄金像を探している」 ダ「ほほう、モチっと詳しく。」 ボノ「かくかくしかじか」 ダ「おもしろい、デロレン王国の伝承はいくつか知っているが、場所を特定する情報はなかった。 そのアカネ差す三連峰がどこにあったのかを立証できれば、場所を特定できるかもしれない。 火山というのは地殻変動くらいじゃ位置はさほど変わらない。 かなり有力な手がかりと言える。 だが、カナルド共和国は西部地域の中央にあったと記録されてる。 大陸の変化の影響を大きく受けてる地域だ。 推測は難しい。 推論を打ち出すには、しばらく時間が欲しい。 それと現地調査が必要だ。 現地調査には、調査チームを編成して最低3カ月はかかるとおもう。 おそらくこのあたりからこのあたり・・・」 と、ディガッド山脈の西の地域からアナザス海沿岸(地中海みたいなとこを勝手に命名w)を差す。 ダ「だと思うが、蛮族の支配地域が多く含まれる。 護衛も必要だ。 したがって、調査には多額の費用が必要だ。 わたしの研究と被るところがあるゆえ、いくらかこちらでもつことはできる。 だがすべて持つことは出来ん。 おそらく数万単位で請求することになると思うが、どうするかね?」 アリス「どうする?」 ボノ「払えない額じゃないよな」 キルシュ「お金の使い道そろそろないからいんじゃない?」 金持ちなひよこドラゴンw ダ「よし、契約成立だ。 目星がついたら連絡する。 それまで冒険でもして資金を稼いで待っててくれ。 それと関係ない遺跡や迷宮の情報は、売って資金のたしにするが構わないよな?」 その後、連絡先をグランゼールのドラゴンブレス亭として共有。 それと、図書館で手に入れた情報や、チューゲッシャの手記の内容などもダリーと共有。 冒険しながらダリーの連絡を待つ生活が始まるのであったw ってことで、この話はおしまい。
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