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🤔 初心者さん云々の話を聞いて思い返してみる。(特に理由もなく格納) (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)日記で初心者さんに対しての様々なアドバイス、或いは初心者さんのお悩みなどなど お目にかかることがありましてふと思ったことをつらつらと。 こちらのSNSの”100の質問”Q4にもございますが 初めてTRPGをやった時どう思ったか・・・という部分に着目しまして、思ったのです。 初心者さんに対し、今の自分からあれやこれやと言うよりも 初めて卓に参加した時どう思ったか、どのようなことをした(あるいはしでかした)のか。 こういった経験談を話してみる、という方向性の方がマシなことが言えるのでは?と思ったのです。 それで、自分のTRPG初プレイ…もう少し掘り下げてみるとTRPGに触れた・親しんだきっかけは何だったか。 それを思い起こしてみました。 実のことを言うと、こちらのSNSで卓へ参加申請する時は…ええ、はい(・ω・; 参加申請するまでは大変緊張しました。お恥ずかしい限りですが何度か 募集ページを見ては悩み、踏ん切りがつかないので少し時間をおいてもう一度ページを見て悩み… こういったことを繰り返していたものです。(その癖は割と今も変わってなかったりします) 初心者の皆様がおおよそ悩むであろう様々な技術不足、自身のコミュ力の不足など 問題は山ほどありましたが、初心者である旨を参加時のコメントに書くことと その直前に頂いた助言「足りない部分は勇気で補え」に従うことにしました。 なお勇気を変な方向に発揮した結果… GMさん:ギルド名を決定しておいてください。 私:”暴走☆フレンズ”でどうでしょう。 同卓なされた方:じゃあそれで。 \やっちまったZE☆/ トンチキにもほどがある…とか思ってたら(・ω・; 私:羊はいませんかー?毛刈り手伝いますよー、と言ってみます。 GMさん:じゃあいます。 私:Oh☆ GMさん:体長2.7m、巨大な2本の角と強靭な四肢を持った羊が。 同卓なされた方:それ羊じゃねぇ!? \うわぁい☆/ 割と軽率にとんでもないノリになってました(・ω・)YES☆フリーダム☆ おかげさまでいい具合に緊張感は消し飛びました。 ・・・と、気合の入った脱線をブチかましましたがとどのつまり。 この時のシステム…アリアンロッドをやりたい。という欲と 持ち前のトンチキムーヴでだいたいどうにか乗り切ったという感じです。 ・・・と、このように私の当SNSでの初TRPGは冷静に考えると初心者さんに対して 何の参考にもならないというか色々おかしい内容なのでもう少し遡って TRPGに触れるきっかけについて鑑みてみることにしました。 もっとも最初に触れたのはその昔あったウィザードリィのTRPGやソードワールド(無印)のリプレイ… もう少し年を重ねてから読んだフォーチュンクエストTRPGやロードス島戦記などのリプレイ それと、当時はもうカードゲーム雑誌となっていた(実際、カードゲームの情報目当てで買っていた) ゲームぎゃざ(旧名:TRPGマガジン。現在は廃刊)などのコラムでTRPGに触れる機会があり、 興味を持って熟読していたのが最初の契機であると思ってよさそうです。 ・・・今でも雑誌に載っていたプレイ体験談の中にあったものをいくつか思い出せます。 思い出せるもの1 宝を守るゴーレム:「答えよ、勇気とは何か」 PC:「教えてやろう、勇気とはヒットポイントだ。これが下層定理が上層定理を支配すると言うんだ」 ゴーレム:「貴様らは生かして帰さん」(即答) この後、命からがらゴーレムを倒し、宝を手にしたPC達でしたが、PLさんがシナリオを見せてもらうと 本来、このゴーレムはこの問いにどう答えても「良し」と通してくれるはずでした。 このことについてGMさんはこう答えました。 「俺も、勇気とはHPだ。までなら黙って通した」 思い出せるもの2 (ウィザードリィTRPGにて、迷宮もそろそろ最下層という場面で) PLさん:ねぇGM、そろそろなんか強い武器出してよ。 GMさん:…後悔しないね? (その後、作中で最強武器の一角を占めるといっても過言ではないだろうムラマサを ”装備した”敵と遭遇、阿鼻叫喚の地獄絵図の果てに何とか勝利し、それを獲得したPC達 流石に消耗が著しいので迷宮脱出の魔法を使いたいという旨をGMさんに伝えた) GMさん:え?もう帰るの?次はカシナートの剣(これまた作中でも屈指の強さを誇る武器)を持った グレーターデーモンを出そうと思ったんだけど…(無対策だと高レベルのPCでも簡単に死にます) これはひどい(・ω・)こ れ は ひ ど い。 他にもロードス島戦記のリプレイにおけるやりとりで… GMさんの演じるホブゴブリンとPCのドワーフのやり取りにて。 GMさん「こんなところにのさばっているとは片腹痛いの正露丸」 PCさん「ホブゴブリンにいわれるとは、これは心外の胃腸薬」 ・・・これも大概ですねコンチクショウ☆ とまぁ、今にして思うとさすがにふざけすぎるのも如何なものか、という思いもなくはないですが 事前に様々な書籍を読み漁ったり、ルールブックに目を通したり。 何でもないことでも積み重なれば変なところでその経験が生きたりすることもあるのかな、と思います。 (…逆も然り、と言えなくもないですが(・ω・; コミュ力の不足に関しては 私の場合は活舌の悪さなどの諸々の問題が気にならないテキセ(テキストセッション)だったのも うまく補えていたのかな、という気がします。 オフセ(オフラインセッション)やボイセ(ボイスセッション)にもそれぞれ良いところがあるので 自分に合ったものを選べる・・・といいですね(・ω・; あとはまぁ、どうやっても。どんなに最善を尽くしてもどうにもならないことや 後になって考えてみれば「こうすればよかったのかもしれない」という後悔だけは尽きないと思います。 でもまぁ、それは…それだけはセッション経験回数が豊富なベテランプレイヤーでも ふとした時に出てくるものなのかな、と思っています。 (実際、以前見たときはツイッターにTRPGしくじり先生、というハッシュタグで PLさん・GMさんの教訓に満ちた失敗談が投稿されていたようです) 長くなりましたが、最後に私見というか蛇足を。 セッション参加に二の足を踏み、躊躇うということ。 例えばその理由が”自信がない”と感じるということは 換言すれば自身の能力に不安がある、ということなのかもしれません。 或いは人に迷惑をかけてしまうのではないか、という不安があるとも言えます。 しかしそれは、裏を返せば具体的には例示できずとも”自身の欠点の存在を理解できている”とも 言えるのではないか、と私は考えます。 然らば、その欠点の解消のために”どうすればいいのか”を考えるきっかけにもなり得る、と言ってもいいでしょう。 それはおそらく、セッションをより楽しむためにはどうすればいいか、にも通じる思考であるとも思います。 あくまで私見ですがその考えができる、ということそれ自体がセッションを楽しむ才能である と言ってもいいのではないか、と言えなくもない…気がします。多分(・ω・) ・・・大げさに過ぎる気もしますがそこはともかく(・ω・; まぁ、こんな御大層なことを言わずとも「ゲームなのだから気楽に楽しめばいい」と言ってしまえば それまでではありますが…まぁ、うん。 あとは、もしも良縁あってよい卓に恵まれたとして。 そしてTRPGを続けていこう、と思うのならば。 ある人はこう言います。 ”所詮は遊び、その通りだ。だからこそ人は夢中になれる。好きだからこそ本気になれる” またある人はこう言います。 Therefore love moderately: long love doth so; ”ほどほどに愛しなさい。永続きする愛とはそういうものだ” どちらを良しとするか。それはきっと、各々が己の心に従って決めるものなのでしょう。
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