イヌノミさんの日記 「すぐに忘れるような話① 雑記」
イヌノミ | |
2024/07/03 20:44[web全体で公開] |
レスポンス
あちち⇒イヌノミ | |
2024/07/03 21:42[web全体で公開] |
> 日記:すぐに忘れるような話① trpg関係なし こんばんは。 また、いつか一緒にセッションができれば嬉しいです。 イヌノミさんのRPは非常にお上手でプレイングセンスも素晴らしいです。 ぜひまた一緒に遊びたいと熱望しています。 日記の文章の続きを書いてみました。私はあまり文章が上手ではありませんが、記入いたします。 私は彼らに思わず声をかけた。「ロックアイスですね?お取りしましょうか?」 彼は無言でうなずき、その沈黙の中に何かしらの重みを感じた。冷凍ショーケースに近づくと、上にあった袋入りのロックアイスを手に取った。それは冷たく、手のひらに心地よい感触を伝えてくる。彼に手渡すと、彼らは両手でしっかりと受け取り、その瞬間に微かに微笑んだ気がした。彼らはレジに向かい、私は金額を告げると、またもや4つ穴の空いたシンプルなボタンが2つ出てきた。通貨として使えないが、私は何も言わずに彼らに微笑んだ。彼らは満足げに袋を抱え、ぱたぱたと店を後にする。まるで霧の中に溶け込むかのように、その姿はゆっくりと消えていった。 勤務時間が終わり、私はタイムカードを取り出し、オンボロの機械に差し込んだ。カチリという音が響くと同時に、今日一日の終わりが訪れた。制服から私服に着替え、鏡に映る自分を一瞬見つめる。 「今日も終わった…」何気ない一日だった。しかし、その何気ない日々の中にも、ほんの僅かな奇跡が存在するのかもしれない。明日もまた何気ない一日が続くのだろうか?それは明日になってみなければ分からない。 私の心の中には、彼らがコンビニの外に消えていく姿が、静かに刻まれていた。