柴馬さんの日記 「DXCP 始動瑛太周り」

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柴馬
柴馬日記
2018/05/14 22:57[web全体で公開]
😶 DXCP 始動瑛太周り
瑛太の設定と、瑛太が周囲の人たちそれぞれ(敬称略)に対して思う所。
情報整理できてなかったりPLが勘違いしてる可能性は……あるかもしれない。

■始動瑛太
家で必要最低限の教育は受けていた。
学校などに通ったことはなく、同年代と交流をしたことがない。
周囲は使用人ばかりで余計な会話をしたことがない。
やるのが当たり前で褒められてことがない。
上記故に自己を肯定するという意識がほぼ皆無。
幼少期に灰原太郎という従者がついた時がターニングポイント。
彼が傍についてから子供らしい情緒を手に入れた。
褒められると嬉しいという事にも気づいた。
しかしある日の彼の死から、一転。死に対してトラウマを持つ。
精神的ショックから無意識に灰原太郎の存在を考えないようにし、
大好きな従者から、一時期傍にいた従者という認識まで落とし、精神の安定を図った。
自分だけ他の家族と考え方が違う事も始動家の異物、裏切りだと考えていた。
灰原太郎が死んでから彼が来る前と同じように過ごしていたが
いっそ感情のない人形になれたらと思った事がある。
けれどどうあがいても心が主張するので諦めて、何も感じないように
様々な事に目を背けるも、精神に限界がきて伯父の所まで家出をした。
愛されていなと理解していても、面と向かってそれを聞く勇気がなかった。
だから限界まで耐えて、耐えきれず逃げ出した。
家族がいなくなって伯父に引き取られ安心した事も、家出して家族を裏切ったことも、
実家が今までしてきた事も見過ごしてきた事などの罪悪感を常に抱えている。
UGNに来た時は優しい言葉をかけられ驚いた。
父や他の家族からは褒められもしない、そもそも話さない、交流もないから
否定されるのが怖くて逃げ出した上、灰原太郎の記憶も片隅に隠していて
自己肯定皆無なので、身近な人に優しい言葉をかけられても、
この人が優しいからだな…と解釈する。
悪意は向けられたら、悲しいけれど当然と受け止める。
いくら自分が優しいと言われるのが信じられない。
自分から出る言葉は繕ってるもので、本音がもっと醜いものでないかと疑ってる。
大体そう解釈するので心の底では人の言葉も自分の言葉も信じられない。
多分何か見える形になったら納得すると思う。結婚とか子供とか。
優しい言葉を吐くのは自分がそう言って欲しかった表れかもしれない。
ふれ合いにも飢えてるかもしれないが瑛太の中にその選択肢が存在しない。

■UGN
□日下部紅葉
瑛太の同僚。
誰かを守る力もあり、真直ぐ前を見つめられるその心が羨ましい。
(紅葉本人がどう思っているかはともかく)自分が嫌な事を押し付けてしまっていて申し訳ない。
嚆矢と同じように色々見聞を広めて欲しいなぁと思っている。
嚆矢の大事な人だと思ってる。

□香坂文月
瑛太の上司。
紅葉と同じで戦いを押し付けていて申し訳ない。
守って貰っているけれど恩を仇で返すような真似をしてしまい(憎悪パンチで戦闘不能)酷く申し訳ない。憎んでしまった事すら心苦しい。
せめて役に立つよう頑張ります。
日常の一部に入れてくれたことに嬉しさしかない。けどやっぱり瑛太は信じきれない。

■元リベレーターズ
□桐生嚆矢
元リベレーターズ全員瑛太の同僚…後輩?
リーダーをしていたから人を引っ張っていく力強さがある。
お願いだから自身の事を怪物だと思わないで欲しい。
傷が治る事も、死ににくい事も悪でも悪い事でもない。
見聞を広めて視点を変えれば非オーヴァードも尊い存在だと思うけれど…。
自分なりの答えを見つけて欲しい。

□白銀明日香
彼女が実験をされていた時、視線が合った時の事は覚えている。
あの時目を背けた罪悪感は今でも湧きあがる。
彼女の力で二度と会うことが叶わないと思っていた二人と話せて絶望まで落ちなかった。
そのお陰で多少、人の話を受け止められるようになった。
貴重な力を使って貰えて申し訳なさもあるけれど感謝の方が大きい。
ロケットペンダントも嬉しかった。
皆で撮った写真をペンダントに入れたら瑛太ももう少し皆の言葉を実感できると思う。

□その他元リベレーターズ
嚆矢と同じく世界の色々なものを見て欲しい。
もし自分たちでどうしようもない憤りや悩みがあったら話して欲しいなとは思っている。

■始動家 
□始動停止
瑛太のオリジナル。複製体であるが、瑛太の父とされていた始動歩を乗っ取った人。
父親ではなかったけれど、この人がいなければ自分は存在しなかった。
思考も実際にやることも人を自分の為の道具としか思っていない、紛うことなき”怪物”。
実際に瑛太の事を幾度も「人形」と称し、身を捧げる事を拒んだり反抗的な態度を示すと怒りを表した。
対話が出来るように見えているが決して説得はできないジャーム。
彼の造る新しい命である複製体たちを殺させない為にも、始動停止という個を消さないといけない。
それだけは間違いようのない、やらなければいけない事。決して許してはいけない人。
家族になれなくても、家族のようなものになれたかもしれないという思いは捨てきれず、それが決して叶わない事が、ただただ悲しい。
望んだ形にならないと知っていたけれど、それでも家族でありたかった。
嫌いになれたら、憎めたら良かったのに。

彼と家族のように過ごせていたなら、自分の子供として愛してくれていたら、
瑛太はきっと始動停止の望む人形に成って、身体を捧げる事ができたと瑛太自身感じている。

□始動楸
瑛太の伯父。分家の当主。だった人。
(恐らく)幼少期に数えるくらいしか会った事がない。家出して、久しぶりに
会った時はいっぱいいっぱいだったのでその時伯父に言えたのは、
心が酷く苦しい事とどうしたらいいかわからない事くらいで碌な会話をした覚えがない。
伯父が行方をくらませた始動停止である始動歩の動向を探りにN市を離れた際
始動停止に拉致され、入れ替わりのため殺害される。
それを知った時から伯父に助けを求めなければ、という思いは捨てられない。
けれどそう思う事は伯父が望まないと思うので表に出す事はない。

□他の複製体(クローン)たち
自分の他にまだいるとして、もし始動停止に従うつもりがないのなら保護がしたい。
可能な限り一人の人間として生きていけるよう手助けをしていきたい。

■灰原太郎
瑛太が幼少期の頃についた従者。
彼がいなければあのまま父たちが行っている事に疑問も覚えず
始動停止に身体を捧げていただろうと予測できる。
彼が普通の子供に対するように接してくれたおかげで始動停止の望む人形にならなかった。
彼が亡くなって以降は従者がつくことを拒否するようになった。
最初で最後の従者である彼の影響は非常に大きい。

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