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😢 セッションで泣いてしまうこと(長文、微ネタバレ有り) この前の年末テキセのログをじっくり眺めてたら数時間経ってた。楽しくて重くてエモいセッションだった。 こういうセッションの振り返りをする時、動画よりログのほうが気楽に見直せていいですね。というか自分の声聞くのが恥ずかしすぎて録画が見れない( さて、いきなりなんですけど皆さん、セッション中に泣いたことってありますか?泣いた人を見たことありますか? シナリオやRPに感動したとか、GMやPLに対して憤りを覚えた、とか理由はなんでも。 自分の身内にも一人、泣く人がいます。その方は女性なんですがとにかくエモに弱くて、三回ぐらい?泣く所を見ました。 正直、ポジティブな理由で涙を流せる人が羨ましい。それだけキャラや物語に感情移入出来てて、そのセッションで溜まった諸々を都度発散出来るんだもん、ずるい。 実は自分も一回だけ泣いたことがあります。多分ネガティブな理由です。シナリオの暗さもあったと思いますが… そのシナリオを簡単に説明すると、始めから”バッドエンドが決まっている”シナリオです。システムはダブルクロス。 二巻の有名なサンプルシナリオのIFルートとして始まるこのシナリオ。元シナリオ含め沢山のセッションを乗り越えてきたPLとキャラクター達で挑む事になったんですが、今までのセッションとは大きく異なる点がありました。 PC2は欠番し、代わりにGMが二人いるんです。元シナリオでPC2として活躍していたキャラクターがジャーム化し、あろうことか黒幕を助けて寝返ったという最悪な状況から物語が始まります。 元シナリオで生き残ったヒロインも彼の手によって殺害され、PC達もいよいよ覚悟を決めます。 当然クライマックスでは、PC達vs黒幕&PC2の構図になり、かつての仲間による各PCへのメタを突いた攻撃に翻弄されつつ、辛くもPC達の勝利で終わりました。 問題はその後です。バックトラック、つまりロストするかしないかの判定に、私は失敗しました。二倍振り+追加振りをしても届きませんでした。 PC2は死に、私のキャラも塵となって消えました。ゲーム盤から除外されたキャラにエンディングなんてものはなく、残されたPC達はそれぞれ追悼を捧げたり、支部を離れたりしました。 虚無です。セッション後に初めて感じた虚無感、救いようのなさに私は泣いてしまいました。 ダブルクロスはプロレスのような物。苦戦することはあるが、死ぬことは無いし、ロストもしないもの。そう思っていた私の常識は崩れ、愛着の湧いたキャラが死んだんです。 死んだPC2の事を忘れ、私は自キャラに対して涙しました。理不尽な選択を突きつけられて、頑張って戦い抜いたのに死んでしまった。なんて可哀想なんだ、って。 それでセッション後の空気を更に悪くしてしまうし、これは自分の事しか考えてないネガティブな涙で良くないことだなって反省しました。 死はどこにでも潜み、ある日突然やってくる。TRPGの死生観をまたひとつ磨いた私は、戒めも込めてPC2への固定ロイスを取りました。 あ、ちなみにIFなのでロスト扱いにならなかったです。自キャラやPC2は今も生きてます。やったぜ!!
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