Monioさんが答えた100の質問
Monioさんが答えた100の質問の回答です。 (回答率:100%)
はじめの質問
Q1. TRPG歴は何年になりますか?
2018年ごろからなので、現時点で5~6年ということになる。最近はTwitterのフォロワーたちと身内卓を囲んで1年ぐらいが経つ。
Q2. TRPGを始めたきっかけは何ですか?
友達の女の子に誘われて、ルールもマナーも半理解のままオフセッション……というのが最初。その後、酔っぱらい卓のリプレイと出会い、CRPGでは味わえない自由度に魅了される。
Q3. 一番最初にやったシステムは何ですか?
CoC6版。
Q4. 初めてTRPGをやったとき、どんな感想を持ちましたか?
「このティンダロスの猟犬ってやつが可愛かったから、ペットにするね」
Q5. どんなジャンルが好きですか?
システムのジャンルと言われれば難しいけど、ほどほどにアイデアが活かせて、冒険ができるものならばなんでも。
Q6. 一番愛着のあるシステムは何ですか?
CoC6版。
Q7. その理由を教えてください。
そもそもあんまりシステム数を踏んでない……ってのは少なからずある。 でも、基本的に敵対する存在がPCよりも圧倒的に強いので、どうにかして生き延びるために様々なアイデアを考えることになる。ここがいい。弱者が弱者なりに脳ミソ働かせて、強者の手から逃れたり、時には打ち倒したりもする。でも死ぬときは死ぬ。このシビアさが、いい。 ルルブもわざと不明瞭に書かれたりしてる部分があって、そこの裁定をどうするか、どう拡大解釈するかで卓によってガラッと印象が変わるし、なんだかんだ知ってる中では一番自由度が高いシステムだと思う。
Q8. 一番よくやるシステムは何ですか?
やはりCoC6版。最近はシノビガミとかも。
Q9. TRPG初心者の基準は何ですか?
明確な基準ってのを考えたことはなかったけど、CoCで〈回避〉99%!とかやってるうちは、初心者だなあ……って感じる。悪い意味ではない。 まあシステム自体のルールは理解できていても、TRPG特有のマナーとかはやっていかないと見に付かないので、その辺りが基準になるんだと思う。
Q10. TRPG熟練者の基準は何ですか?
自分でシナリオ書いたり、素材作ったり、動画作ったり。そういう創作的な面にも目を向けられる人はすごいと思う。 でも個人的にいちばん「手慣れてるな……」と感じるのは、他PCを自然なRPの流れでフォローとか出来る人。独りよがりにならずに、周りに目を配れる人。当然のことかもしれないけど、これがサラッとできる人は中々少ないと思う。
Q11. 周りにTRPGをする友達はいますか?
リアルだとホントにごく少数になる。フォロワーなら幾人かはいるけど、卓メン以外は見る専の人が多い印象。
Q12. どんな人と友達になりたいですか?
よっぽどマナーが酷い人でなければ、どんな人でもウェルカム。TRPGを楽しもうという熱意が自分と同じくらいの人だったら、誰でも。色んな人の考えとかを聞いてみたい。 それはそれとして、初対面の人との壁は厚い。
Q13. 知らない人にからまれるのは平気ですか?
人見知りだからやっぱり緊張するけど、踏み込んでくれるのは嬉しい。精一杯対応します。
Q14. 知らない人からセッションに誘われても平気ですか?
むしろ「こんな自分を誘ってくれるのか!?」と嬉しくなる。全然平気。
Q15. 知り合った人とオフセッションもしたいですか?
オフは中々敷居が高い。でも、リアルな空気の中で行うダイスロールやRPの感覚は久しぶりに味わってみたいので、けっこう肯定的ではある。
Q16. このサイトでどんなことをしたいですか?
色んな人のキャラクターとか、RPとかを見てみたい。GMをやることが多かったので、基本的にはPL専門として。
Q17. このサイトに望むことはなんですか?
オトモダチの輪を広げるぜ!ってのはそこまで望むところではない。でも、一期一会の出会いってのには、興味がある。とにかく色々な人のTRPGの在り方ってのを見てみたい。数年間身内で引きこもってばかりいたので……。
プレイの質問
Q18. PLとGMのどちらが好きですか?
GM。でもやりすぎるとPL側をしばらくやりたくなる。
Q19. 月に何回くらいプレイしますか?
2~3回ほど。卓メンが長期休みとかで空いていたりすると、さらに2、3倍の量になることもある。
Q20. 1セッションで最大何時間までプレイできますか?
3つぐらいのセッションをほぼ1日ぶっ通しで回ったことがあるので、頑張れば24時間はいける。でもたぶん、パフォーマンスの限界は15時間ぐらい。
Q21. TRPGの文化、歴史など世界観をしっかり覚える派ですか?
めちゃくちゃ覚える。なんならシステムを超えて、TRPGというジャンル自体の歴史も辿ったりすることがある。特に「ソード・ワールド2.5」は、誰ともやる予定がないのに、世界観が気に入りすぎて、出てる主要サプリを一気に全買いしてしまった。
Q22. ダイス運はいいほうだと思いますか?
良いよりのふつう。安定した出目が売り。でも、時折意味が分からないくらい悪い方に傾くことがあるので、一概に良いとも言い切れない。ダイスって誰が振っても同じじゃないんですか……?
Q23. 録音、録画はしますか?
「リプレイ動画を作りたいな」と思って昔はよく録音してたけど、編集するために数時間の録音を台本にまとめる作業が億劫になってしまったので、最近はあまりやらない。テキセなら、文字としてログも残るし。
Q24. 今まででもっとも参加人数が多かったときは何人でしたか?
KPあわせて11人。KPが文字通りの阿修羅になっていた。
Q25. 今まででもっとも参加人数が少なかったときは何人でしたか?
1人。つまり私一人。深夜テンションで気が狂い、自分だけでTRPGを行った。途中で虚しくなって、やめた。
Q26. 最適だと思う参加人数は何人ですか?
旅や探索を共にするNPCを含めて4~5人。個人的にTRPGの黄金ナンバーだと思っている。恐らくこのくらいが、普通のKPがわちゃわちゃした雰囲気と各PCのキャラ立てを過不足なく両立できる限界。6人以上だと、確実に誰か一人は満足しきれない人が出てくるはず。 それに、人数が多いと予定が合わせづらい。
Q27. 今までもっとも時間をかけたセッションは何時間くらいでしたか?
まるまる1か月。ほぼ毎日のように冒険していた。時間をかけたぶん、最高の思い出になったと思う。
Q28. 今までもっとも時間が短かったセッションは何時間くらいでしたか?
たしか2分。PLがKPを乗っ取って勝手にセッションを始めたぶんの時間はノーカウント。
Q29. 1セッションにかける最適な時間は何時間くらいだと思いますか?
普通のシナリオなら、累計で24時間ぐらいまでがギリギリダレない領域だと思う。ここを超えると、GMやPLの予定が合わなくなり始めて期間が空いたりする。
Q30. ボイスチャットについてどう思いますか?
キャラクターの感情だとかを乗せやすくて、ハートフルなセッションになる印象がある。テキセに比べて時間もかなり短縮できるし、TRPGの基本形なのはまちがいない。でも私自身は、声でキャラクターのセリフを正しく出力するのに少し時間がかかってしまうので、苦手。これはあくまで演技派の話ではあるけどね。
Q31. BGMについてどう思いますか?
超大事。そのセッションの大事なシーンの印象付けには欠かせない存在。そうでなくとも、声以外が無音のセッションというのは、なんだか寂しくて気乗りしない。
Q32. かっこいいと思うプレイはどんなプレイですか?
対立型のシナリオで、「自分が完全な勝者だ……!」と勝鬨を挙げている最中、全く歯牙にもかけていなかったダークホースが実は裏で暗躍していたとき。
Q33. サイコロの神様が下りてきたときはどんなときでしたか?
セッション中の6割方のダイスロールがクリファンしか出なかったとき。
システムの質問
Q34. 好きな世界観は何ですか?
退廃したポストアポカリプス、全体主義思想に染まったディストピア、心躍る広きファンタジー!そして、ここに一輪の美少女を添えると私のTRPGは完成する。創作的にはやり尽くされたことではあるだろうけど、まだ私はやり尽くしてない。好き。 もちろん、緻密に凝った世界観なら、もっと喜ぶ。
Q35. 食費、宿代などは細かく管理しますか?
ここを細かく管理することで生まれるリアルな物語とか攻略の道筋とかはあると思うのだけど、円滑なシナリオ進行のために、ある程度はざっくり省略してしまうことが多い。 本音を言うなら、割と管理したいほう。シナリオやシステムにもよる。
Q36. ランダム遭遇は好きですか?
そういう表を自分が振るとやたら悪いものしか出ないので、苦手というよりはトラウマがある。客観的な意見を述べるなら、そういう程よいランダム性はセッションを盛り上げるひとつの要素としてうまく働いてくれるとは思う。
Q37. ハウスルールは使いますか?
ガッツリ使う。ルルブやシナリオは、自分たちが楽しめるように改変してこそ、という考えのもと。あくまで「こうした方が面白いな」程度のものなので、根底から覆すような改変は望むところではないけれど。
Q38. オリジナルの世界観を作ったことはありますか?
シナリオをいくつか書いている以上は、ちょっとある。一回大仰なファンタジー世界観を作ろうとしたこともあったけど、地理や文化、モンスターの生態とか、あまりにも多方面の知識を必要とされたので、折れてしまった。 緻密な世界観は好きだけど、自分で作るのはやはりむずかしい。
Q39. オリジナルシステムを作ったことはありますか?
システム全体ならないけど、CoCの戦闘をさらに盛り上げるために、FEみたいなSRPGとかストラテジーの要素を盛り込んだ戦闘システムを考えたことならある。 でも、そうやって頑張って作ったシステムは、時間をかけただけ煩雑なものになるし、PL陣にしっかり理解して楽しんでもらうには少し工夫がいる。だから結局は、プロの手によって遊びやすく調節された、慣れ親しんだシステムがいちばん。
Q40. 単発とキャンペーンどちらが好きですか?
キャンペーンらしいキャンペーンをやったことはないけど、選ぶなら後者。ある大きな目的のために、PCどうしが互いに支え合って肉体的・精神的に成長していく様は、えも言われぬ感動があるのだと思う。きっと忘れられない思い出になるはず。
Q41. ダンジョン系と街系どちらが好きですか?
迷いどころ。理知的に、淡々と、パズルゲームのように攻略していけるのはダンジョン系だと思う。でも、広々としていて、自由な攻略手段があって、ある程度コミュニケーションも必要とされる街系のシナリオも捨てがたい。 一応ダンジョン系かな。
Q42. 戦闘のないシナリオはどう思いますか?
アリだと思う。戦闘という暴力的なプロセスがないから、ふだんとはまた違った理性的な立ち回りを要求されるはずだし、腕っぷしに自信のないキャラクターでも十分に活躍の機会がある。 でも、TRPGにおける戦闘ってのが、セッションを分かりやすく・手っ取り早く盛り上げられる要素なのは間違いないから、これがないシナリオを面白くするってのには、ちょっと工夫がいるはず。
Q43. 一番長かったキャンペーンは何回でしたか?
3回。転がってるシナリオと自作シナリオを無理くり繋げた継ぎはぎキャンペーンではあるんだけどね。でも、全員のキャラがしっかりと立って、忘れられない思い出になった。
Q44. シリアス系とお笑い系どちらが好きですか?
どちらが好きかと問われれば、ここは無回答になる。TRPGのセッションってのは、シリアスとコミカルをいい塩梅で織り交ぜて緩急を付けてこそだから。つまりどっちも好きってコト。 でも、コミカルが多めだと、時々発生するシリアスがより際立つので、普段の雰囲気はギャグっぽい感じのほうが好きかも。 リゼロよりもこのすばが好きなタイプ。
Q45. 単純なシナリオと裏のあるような複雑なシナリオどちらが好きですか?
もちろん勧善懲悪!って感じでそのままガーッと正面突破できるような単純なシナリオも悪くはない。 だけど個人的には、「実は一番最初に出会った案内役のアイツが……」「実はオレたちのやってきたことが……」みたいに、二転三転も根底からどんでん返しをされるような予想裏切る展開が大好きなので、めちゃくちゃ入り組んだ複雑なシナリオの方が好き(なお、GMの負担は考慮しないものとする……)。
Q46. 世界の命運をかけた壮大なシナリオとこじんまりとしたシナリオどちらが好きですか?
前者!自分たちだけが世界を救えるヒーロー的存在なんだ!みたいなシナリオは、考えるだけでワクワクする。描写とかもそのぶん大変だけども。 でも、何気ない平凡な日常の中に潜む恐怖……みたいな、ローカルな現場でじっとりと展開していくシナリオも、かなり好き。
キャラの質問
Q47. あなたが作ったキャラでお気に入りはどんなキャラですか?
身内なので許してほしいのだけど、「他のキャラクターにセクハラをしまくる忍者」のRPをやっている時が一番生を実感した。 ふつうに答えるなら、「バケツヘルメットを被った苦労人で常識人の一般人」がお気に入り。
Q48. 自分より年上、年下どちらを使うことが多いですか?
年上。30代とかその辺りを使うことが多い。次点で10代ぐらい。
Q49. 使うキャラは前衛、後衛どちらを使うことが多いですか?
後衛。後ろ側に立って味方のサポートに回ることが多い。仮に前衛をやるとしても、「みんなの盾」みたいなポジションになる。
Q50. 使うキャラは同性、異性どちらを使うことが多いですか?
同性。そもそも性別が存在しない、みたいなキャラを使うこともしばしばある。でも、性質としては男性的であることがほとんど。
Q51. 異性キャラを使うことについてどう思いますか?
めちゃくちゃいいと思う。いっぱいやってください。いっぱい絡みに行くので。 私ですか?私は無理ですね。
Q52. プレイしやすいキャラはどんなキャラですか?
忍者みたいなキャラ。素早くて隠れるのが得意だったり、「ござる」とか言ったり、「拙者」とか 「貴殿」とか言ったり。正義感溢れる騎士みたいなキャラもよく使う。とにかく、素顔を出さないキャラが好きで、扱いやすい(立ち絵差分も一枚ぐらいしか用意せずに済むしね)。 あとは、シナリオの導入とか攻略とかに意欲的になれる理由付けができるキャラは、色んな所で出しやすく、扱いやすい。やはり探偵か……
Q53. プレイしにくいキャラはどんなキャラですか?
とにかく普通の「女の子」。ボイセでは不可能に近い。昔からアイコンをかわいい女の子にしただけで拒絶反応が出て脳がバグるくらいには無理。慣らそうと努力しているけど、まだ少し時間がかかる。 テキセなら、「演じる」よりも「動かしている」感覚に近いので、途端にガンガン使い始める。 あと、男っ気の強い女性ならまだやれなくもない。
Q54. 人外をやるのは好きですか?
好きです。というか身内では人外ばっか使いまくっている。あいつらは標準でドスケベエッチザセックスな要素を盛り込みまくれるんだ。人間はつまらんのう! とは言っても、私がやるとスパロボみてえなロボットが生まれたりする。
Q55. キャラに強さを求めますか?
強さにはこだわらない。RPで個性を出していきたい。……とは言いたいのだけど、やはり標準以上の強さはあった方がいい。死に方も選べねえ弱いヤツには、なりたくない。 まあ、CoCではむしろ弱者でいた方が面白いけど。色々アイデアをひねっていかないと死ぬので……。
Q56. どんな口調で話しますか?
口調……口調……?キャラによるな…… でも、割と「〇〇なのか?」「だろうな」みたいに、男っぽい口調で話すキャラが多い。割とフランク寄り。あとは騎士道と忍道が占めている。
Q57. キャラ間の恋愛をどう思いますか?
すげーいいと思うし、めちゃくちゃ応援する。でも、他キャラ同士が2人だけの隔絶されたコミュニティにずっと引きこもっていると、すごい寂しくなる。なんか今まで通りに触れづらいし。 ちなみに私自身は、他キャラに対して割と恋愛関係に近しいアプローチをガンガン仕掛けにいっている。ラブコメ面白い。
Q58. 自キャラで告白したことはありますか?
ない。やっぱりこっ恥ずかしい気持ちがある。それに、PLとPCを完全に割り切れない性分なので、なんだか変な感覚に陥る。
Q59. キャラ設定は凝るほうですか?
「私の考えた最強の世界。それを描くために私は絵を描いているので、設定が命なんです!!」って浅草みどり氏も言ってたので、それが答え。 でもあんまりガチガチに凝りすぎるとセッション中の動きが制限される場合があるので、その辺りの自由度はなるべく持たせるようにしている。 敢えて設定を最小限に抑えて、シナリオを色々通っていく中で設定を生やしまくるのも好き。
Q60. キャラにどれくらい感情移入しますか?
どちゃんこする。自分とキャラの境界線を見失って、自PCに対して危害を加えてきたPCのPLに対して敵意を向けることもあった。あくまで対立型のボイセの話だけど。 テキセだと割とその辺りは穏やか。それでもけっこう一喜一憂する。
PLの質問
Q61. PLをやるのは好きですか?
むろん好き。ゲームなんだから、自分で攻略してこそでもあるよね。
Q62. PLの楽しいところは何ですか?
自分の作ったキャラと、他人の作った魅力的なキャラが交差して独自のコミュニケーションが発生するところ。それと、シナリオに隠された謎を掘り下げて解き明かすこと。
Q63. PLで苦労するところは何ですか?
あんまり目立ちすぎないようにすること。もっと言うなら、独りよがりになりすぎないこと。他のキャラの見せ場を作ったり、話を振ったり、設定を掘り下げたり。 TRPGはみんなで楽しむものだから、自分だけが突っ走っているような状況にはなりたくない。
Q64. PLをやっていて楽しかったことは何ですか?
女の子のパンツを盗撮したり盗んだりしてガン逃げしたあと、普通に追いつかれてボコボコにされたこと。
Q65. PLをやっていて困ったことは何ですか?
あんまり他のキャラが喋ってくれないとき。テキストログを見返したりすると過半数の発言が自分のキャラのものだったりして、「もっと喋ってくれてもいいんだぞ!」とか「これって俺が場を独占しすぎてるからなのか?!」とか思っちゃったりする。 そういう時には、名指しで会話を振ったりして喋るように誘導するよう心掛けている。 まあ、メンバーにもよるのかもしれない。
Q66. 目立ちたがりですか、わきにまわるほうですか?
わりと引き立て役として脇に回るほう。出るべきところでは前に出るけど、それまで。でも最低限の攻略のために聞き込みなどをしまくっていると、いつの間にかリーダー的な立ち位置になっていたりする。ままならない……。 でも、根はけっこう目立ちたがり。
Q67. 突っ走るほうですか、抑えるほうですか?
かなり抑えるほうだと思う。常に一歩引いたところで物事を見ていたい。でも、スピーディにシナリオを進めたいあまり、割と突っ走っていくこともある。そして、一度波に乗ると止まらない。誰か俺を止めてくれ~~~!!!
Q68. PLで一番失敗したことは何ですか?
初心者のころ、ハピエン一歩手前で景気づけに持っていた爆弾を起爆し、一気にバドエンまで持ち込んだこと。これで友達が一人いなくなりました。
Q69. 困ったPLはどんな人ですか?
何度も言っているが、独りよがりで、周囲に気を配れない・合わせられない人。やたら取るに足らないことに難癖つける人。マンチ。自分の中で世界が完結している人は、AIとTRPGしていればいいと思うぞ。 あとは和マンチ。それで面白いことに使える人は「そんな手アリかよ?!」みたいに感心できるし、自分も和マンチだから割とノリノリになれたりするんだけどね。 でも、ルルブの隅をつついて解釈を捻じ曲げて、意味の分からない戦法で、ただ一方的に、ひたすら自分(たち)だけが優位に立とうとするのはいただけない。それに彼らはこぞって、「でもルルブにはダメって書かれてないですよね?」とか言う。てめーの脳ミソはアメリカに置いてあるのか?
Q70. 悪役プレイをしたことはありますか?
ある。でも大抵は悪になりきれなかったり、質の低い悪を演じたりで、不完全燃焼に終わることが多い。程よいストレスの悪ってむずかしいな……。NPCならけっこううまく演じられる。
Q71. PC同士で戦ったことはありますか?
勿論ある。でも大抵はシナリオの展開だとか、秘匿HOによるもので、ガチの思想の違いによる対立を起こしたことはあまりない。
Q72. PL中に自キャラが死んでしまったことはありますか?
ある。一度きりのドラマのために身を捧げたこともあったし、ダイス目が極端に悪くて死んだこともあったし、ギャグみてーな死に方をしたこともある。多種多様。 常に「絶対死にたくない!」という気持ちでTRPGをやってはいるけれど、それと同時に、「キャラはドラマティックに殺してこそ!」とも思っている。板挟み。
Q73. 他の人のキャラと自キャラ間で設定を作るのは好きですか?
世間では広く「うちよそ」とかって呼ばれたりするんだっけ?もちろん好き。TRPGならそういうことやってナンボだと思う。でも初期作成から関係を持ってたりすると少しだけRPが難しいかな。出会いから大事にしていきたい。いざ組むとなったら、そういうところまで隅々と組みたい。
GMの質問
Q74. GMをやるのは好きですか?
大好き。
Q75. GMの楽しいところは何ですか?
セッションの場を支配している存在なので、「こうした方が面白くなるな」というのをプレイヤーよりも実行しやすいところ。自作シナリオとかだとさらに顕著。 状況に応じてルールやシナリオ文を追加・改変したりとか、お手の物。アドリブでPCたちの自由な行動を柔軟に処理しているときが一番生を実感する。
Q76. GMで苦労するところは何ですか?
全員が平等に楽しめるようにすること。「このほうが面白いな!」と軽い気持ちで改変したりして、それで一部の人に少し不満を与えてしまうことは少なからずある。そういう状況まで見越してリカバーしなきゃいけない。 あとは、NPCがPCよりも目立ちすぎないようにすること。自作NPCでキャラクター性が練り込まれていると、けっこう起きやすい。あくまで主人公はPCだからね。
Q77. GMをやっていて楽しかったことは何ですか?
自作シナリオで、長い旅路の末に、そのPCたちらしい、最悪で最高の結末を迎えたとき。
Q78. GMをやっていて困ったことは何ですか?
プレイヤー全員のダイス運があまりにも酷すぎるとき。こればかりはマジでどう対処すればいいのか分からなくなるのでやめてください、ダイスの神様。
Q79. GMで一番失敗したことは何ですか?
初心者のころに毒入りスープをゴリラ仕様に改変したこと。
Q80. 困ったGMはどんな人ですか?
TRPGのことをGMvsPLだと思ってる人。TRPGは対戦ゲーではありません。 あとは、因果関係を雑に扱う人。たとえば、CoCで技能判定にファンブルしたときに、「突然空から隕石が降ってきてダメージを受けた!」とか(これは極端な例)。「なぜ」その悪い結果が起きたのかを聞いたときに「ファンブルしたから」とか見当違いなことしか言えないようなら、GMとしてふさわしくない。 それだったら、無理してファンブルの描写とか行わないほうがいいです。 GMは確かにセッションにおける絶対的な存在だけど、だからと言って道理をしっかりせず、雑にその力を行使すると、プレイヤー全員の意欲が削ぐことになります。 あとは、いわゆる吟遊GMと呼ばれる人たち。シナリオ自体が悪いことがほとんどではあるけど、どんなPCで、どんな選択をしても、ある程度定められた、全く同じ結末に導かれるようなら、私はCRPGをやる。それがバドエンだったとしても、ハピエンだったとしても。 ちょくちょく「あなたはシナリオを書くより小説を書いたほうがいいいのでは?」と思う人は、割と見かける。PCたちの選択に、意味を持たせてあげてください。
Q81. オープンダイス派ですか、シークレットダイス派ですか?
オープン派。ダイスに限らず、セッション中の大抵のことはオープンにしてゆきたい。たといあるPCが他のPCに隠れて何かをする、といったようなことでも、協力型なら公開してもらう。 何度もシークレットダイスばかり振られていると、PLたちは取り残されたような感覚になって、不信感を覚えるはずだし、それは楽しむ上での障害になる。 PLとPCは違うのだから、別にPCの知り得ない情報を得たとして、ゲームとしてそれをどう扱うかはPLの自由ではあるし。没入感にはちょっと影響あるかもだけど。 戦闘でも、敵がどんな攻撃をどんな精度で打ってきたのかとか、自分たちの攻撃がどのくらい効いているのかとかは、ハッキリ具体的な数字として示しておくべき。モンハンでも最近はダメージとか出るようになったんだしね。 それに、ここぞという時に使ってこそ、シークレットダイスは効果的に働く。ブラフで振って、あえて不信感を演出として利用するのもアリだと思うし。最終的に面白く使えればそれでオッケー。
Q82. TRPG中にBGMを使う派ですか、使わない派ですか?
めちゃんこ使う。私のココフォリアにはすでに数百曲のBGMが入っているし、毎度毎度どれをどこで使おうかすごい迷う。
Q83. アドリブは得意ですか?
大得意……と自負している。これを生きがいにTRPGやってるわけだし。概要しか書かれていないような真っ白シナリオシートを渡されても、セッションを進行しながら即席でレールを引いて回せる自信がある。
Q84. なぞかけは好きですか?
どちらかというと否定的。PLのリアルINTとかリアル知識を問うようなものならば尚更。少なくとも、シナリオ中に情報をある程度集められればすぐ分かるものでなければならない。 だから、なぞかけそのものをシナリオ進行のために必須にするのではなく、答えのない問いをシナリオの最初に出して、シナリオを通った上で最後にPCたちなりの答えを出してもらうようなのが良いんだと思う。
Q85. NPCはどれくらい作りますか?
5人まで。これ以上多くするとデータ管理が大変になってくる。データというのは、「それぞれのNPCがどんな情報を知っているのか?」というのも入っている。 それに、何かの拍子でNPCが複数人集まって積極的に会話するようなことがあったら、大変だ。まあこれも、演技派の話ではあるのだけど。
Q86. 敵データなどを自作するのは好きですか?
好き。演出のためにルールを改変したり自作したりしたデータを作ってると、「ぼくのかんがえた」……みたいなのを作ってる時と同じワクワクが溢れてくる。
Q87. GMをする上でのポリシーはありますか?
「GMはPCの行動を処理するだけの存在」……というのが共通のポリシー。要は吟遊GMにならないように心がけているってこと。ただ脳死で行動を全許可するんじゃなく、PCの自由な選択を尊重したいと思ってのこと。 あとは、CoCだと「1クリは魔法、100ファンは災厄」という文言も掲げています。
最後の質問
Q88. リプレイは好きですか?
好き。動画も見るし、書籍でも見る。多くの人がリプレイからルールや雰囲気を学んでTRPGを始めるのだと思う。
Q89. 好きなリプレイは何ですか?
酔っぱらい卓で工藤新一がめちゃくちゃやってるあのシリーズ。KV-2に乗りながら夜這いを仕掛けたことになった魔女編は大爆笑した。 最近だと金卓がアツい。「異界の笛」とかは、面白おかしく最悪で最高を遂行していて、個人的な理想形のひとつだと思っている。現在進行中で大人気の「無垢の神」は溜めて視聴しているので、実はあまり知らない。
Q90. 好きなリプレイキャラは誰ですか?
酔っぱらい卓の工藤新一。フィリピン爆竹の人。中の人のINTが高いし、メタ読みとかもガンガンやってくるルーニー。全員が酔っ払ってて身内だからこそ笑って許されるノリではあるんだけど、やっぱりあのエンターテインメント力は憧れる。 ダイス運が悪いからRP探索をするところとかで、私のRPの基盤になった人。 影狼の中の人と割とライバルっぽいのも好き。あっちはあっちで、他PCへの気遣いがさりげなく・面白くできるのがかっこいい。
Q91. リプレイを書いてみたいですか?
文字ならスラスラ長々と書ける人間なので、小説形式ならチャレンジしてみたい。小説は小学校の頃に書いて以来だけど……。
Q92. リプレイを書いたことはありますか?
動画形式でならある!……と言いたいところだった。中盤くらいで作るのに飽きてしまって、1年くらい放っておいてあるのがひとつだけ。 その代わりに、卓メン向けのTRPG解説動画をけっこう作ったりしている。
Q93. TRPGをやるにあたって1番の障害は何ですか?
語り尽くされたことではあるけど、とにかく人を集めるのが大変。最低でも4、5人いないとできないゲームなので……。 とりあえず既存の人間関係を使って、うまく経験者とかリプレイを見て興味ある人間を織り交ぜながら始めるのがいちばんいいのだと思う。赤の他人とやるのって、やっぱり少し敷居高いし。 幸い、単語自体を知ってる人は、体感5人に1人ぐらいはいる(少ない……)。 そして人を集めたところで、今度は予定合わせが障害になるっていうね……。
Q94. 一つのルールブックにいくらまでお金を使えますか?
基本ルルブが3000円くらいなら気軽に手を出せる。5000円とかに入ってくると少し躊躇してしまう。でも、一度読んで、システムとか世界観が気に入ったら、余裕で20000円とかは飛ばせる。ちなみにこれはソード・ワールドの話。
Q95. TRPGにどれくらいお金をかけましたか?
TRPGで使う用の素材とかも含めると、なんだかんだ累計で軽く10万以上はすっ飛んでると思う。
Q96. TRPGをしているときに食べるものは何ですか?
一度始めるとセッションに集中してしまうので、あんまり飲食はとらない。強いて言うなら、ハードグミとかは口が寂しいときに少しつまんだりする。
Q97. 初心者にお勧めなシステムは何ですか?
なんだかんだCoC6版かなあ、と思う。システム単体で見ると、正直あんまり初心者向けとは言えないのだけど、やはり圧倒的にリプレイ動画の数が多いので、「とりあえずこいつら見とけ!」って感じで布教がしやすい。 TRPGを知らない人にTRPGを説明するのって、やたら難しいんだよな……。まあ、百聞は一見に如かずよね。
Q98. TRPGに欠かせない要素は何ですか?
コミュニケーション。これなしではTRPGとは言えないし、これができなければTRPGはできない。よく言われる通り、TRPGはコミュニケーションのゲームなのでね。文部科学省さん、TRPGを義務教育に取り入れてみないか?(提案)
Q99. TRPGの楽しさとは何ですか?
自分たちの作ったキャラクターが絡み合いながら、ある大きな目的に向かって何かしら成長していく。その過程、物語や攻略法というのは、PCたちによってさまざまだし、思いもしないものだったりもする。往々にして独自のもの。 そして、旅の果てにPCたちは、選択に応じた相応しい末路を辿る。その終わりというのもまた、世界にたった一つしかないオンリーワンのもので、またとない体験をもたらしてくれる。 決められた筋書き通りに進んでいくCRPGでは決して味わえないこのリアルな魅力が、TRPGの楽しさなのだと思う。計算され尽くした面白さを否定するわけではないけど。
Q100. あなたにとってTRPGとは何ですか?
人生(ちょっとベタかな?)。良い意味でも悪い意味でも。創作というものに本気で目を向ける理由になったし、あらゆる面で私の人生をめちゃくちゃにしたものだと思う。