😶 雪の降る夜に後日談 宮下巧 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)※ひまつぶし卓シナリオ集第四章『渇望』」に記載された楠木様作の 「雪の降る夜に」のネタバレを含みますのでご注意ください。 ※これはPC目線で書いた後日談です。 ※拙い文章ですので、どうかご容赦を。 ----------------------------------------- 俺は東京タワーを飛び降りた後、 彼女に頼んだ「最後に自分の探偵事務所に寄らせてほしい」と 彼女は眉をひそめたけど、仕方なく了承してくれた。 ...ガチャ たった1日ぶりだというのにまるで様子が違う、 それもそうだ明かりをつけずとも今の俺にははっきりと見えてしまうのだから。 俺は迷わずこの事務所の一角に足を運んだ。 そしてそこにいた椅子に座る少女に俺は情けない声で話しかけた。 宮下「...やぁ..ただいま...シン。」 宮下「...俺さぁ...人間じゃ...なくなっちゃった。 ...最後まで足掻いたんだけどさ、無理だったんだ。」 俺は情けない声の自分を叩き、うつむいた顔を上げ、 はっきりとした面持ちで話し出す。 宮下「でも後悔は...ないんだ...みんなを救うことができたから... 君やあの子がいるこの世界を守る子ことができたから。」 俺は微笑みながら椅子に座る少女に話しかける。 宮下「”逆境の中で生まれる力”それがあなただって言ってくれた人 どんな時でも自分の愛する人のために頑張れる人 俺が生き返ったことを嬉しいと言ってくれた人 俺のために人間の世界から足も踏み外してもいいと言ってくれた人 こんな優しい人達のいる世界のためなら、 俺はどんな姿にになっても何度だって立ち上がれる。 ...俺はどんな存在になってもあきらめないよ、 自分の好きな人を自分の周りの人を助けることを....絶対に。」 俺は笑顔で椅子に座る少女にそう告げた。 ---------------------------- 俺は机に向かい手紙を書き始める、 自分のことを慕ってくれている助手に向けて。 ・・・・手紙を書き終えると誰かを救うためだけに使うと決めた100万円と 手紙を置いて俺は探偵事務所を後にする。 宮下「またいつか、きっと会いに来る」 俺は探偵事務所を後にするとき、椅子に座る少女にそう告げた。 ――――――――少女は最後、微笑んでくれたような気がした。 ----------------------------------------------------- ひまつぶし卓さま制作の「闇を行く者たちの宴」をTrueEndにはたどり着けませんでしたが一緒に奔走したPCで、 それ以来このPCでひまつぶし卓様のシナリオを回り尽くしたいと思うようになりました。 しかし力及ばす、彼は普通の探索者ではなくなってしまいました、 それでも必死にあきらめずに足掻いた結果ですので、 今回は彼と同じように私自身も納得のいくEndだと思うことができました。 最後に あなたと救いたい人のために戦い続けるのは本当に楽しかったです、宮下巧さん本当にありがとうございました。
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