🤔 ネクロニカにおけるロールプレイの考察(長いから畳みます) (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)お久しぶりです、ぱそです。前からずいぶん空いてしまいました。そうです、フラグだったのです。うぇいうぇい。 さて、今回は考察といいつつネクロニカしたいけどできない人による壁打ちみたいなものです。 ネクロニカでは対話判定を行うために会話のロールプレイをやりますね。 演じる度合いみたいなものは様々ですが、印象的なロールプレイを行ったドールには補正値が与えられるなど、ロールプレイがしっかりルールになっています。 楽しみでもある反面、ハードルにもなっているのかな、と思います。 そこでぼんやり個人的な(ネクロニカにおける)ロールプレイのコツみたいなものを整理してみようというわけです。 ぱそは他のTRPGはちょっとヨクワカラナイデス。まあ……ネクロニカも……歴のほとんどがNCで、PL経験は薄いけど……過去に見たPLたちと自分のうっすいうっすい経験値をこう、アレしたものというか……。 個人的に思うことは、ドールの設定をそこそこ決めておくことです。 「そこそこ」というのがポイントでして、決め込みすぎると他の姉妹との掛け合いや場面によってはうまく対応できないことがあります。姉妹との思い出を書き込む余白は大事です。 しかし、何も決めていないと話のタネが出てきません。 では決めておく設定とはどういう設定なのか。 ひとつは基本的な行動原理というか、本人の中にあるポリシーみたいなものですね。 例えば、この子は敵が現れたら戦うより話し合いを試みる子だとか、いや逃げるとか。ポジションや記憶のカケラに沿って考えるのがやりやすいかもしれません。 ふたつは、ドールの見た目。 ドールは可愛いだけではありません。おぞましい変異や改造が施されていることがありますし、そもそも死体です。強化によってますます怪物になっていくことでしょう。 その見た目と、ドール自身がそれについてどう思っているかということを決めておくと前に述べたポリシーみたいなものがより詳細に、わかりやすくなると思います。 そこで、特徴がひとつはあるようにします。 例としてようちえんじのウルを用いますと、 ポリシーは ①周りを大事にする(記憶のカケラ「故郷」「日常」から連想) ②欲望や好奇心のままに動く(ホリック) ③気に入ったものには自分と同じ箇所に孔を空けたがる(名前由来) 見た目は ①死体らしい肌や目の色 ②鎖骨の下から肋骨のほとんどと腹部が欠損(【おおあな】による) ③ようちえんじ となっております。 余談ですが、ウルの名前はどうしても思いつかなくて1d10したら4が出たことに由来します。 ポリシー①と②は相反しそうではありますが、それが却って良いのです。ウルがしようとすることに対して姉妹が反対することで、姉妹との間のみならずウルの中にも葛藤が生じるため、様々なロールプレイが可能です。 ③も同様です。姉妹に孔を空けたいけど、姉妹は大事だから傷つけたくなくて悩んだり、たまたま姉妹が戦闘で胴体を損傷するとつい喜んだりとそんなこともできます。 その後未練や狂気判定の結果で設定が生えていくわけですね。この子は見た目が死体だからアンデッドはそんなに怖くないのかな、とか、ということは自分が死んでる自覚が強そうだな、とか。 最終的にウルは 幼いため言語化できていないが、死体らしい自分の見た目にコンプレックスがあり、他の姉妹も同じような見た目になればいいのに(あるいは、もっと酷い見た目になればいいのに)と思っているが、同時に姉妹を慕っており、傷ついて欲しくも傷つけたくもない。 自分が死んでいること・世界が終わっていることを理解しており、彼女の中の原理原則となっている。これらを否定するものには当たりが強め。また、原理原則から、故郷に帰ることも日常に戻ることもできないことをよく理解しているため、現在をより楽しく過ごそうとする。 みたいになりました。改めて書き出すと暗いね。 この時留意すべきことは、「全部ポリシーや見た目通りにしない」ことです。 せっかく決めた設定ですが、完全にそのまま行動させると窮屈です。あくまでPC、進行のためにときにイレギュラーな行動を取らせることも大切です。ホリックだから空気を読んではいけないわけではないし、オートマトンだから感情を表に出してはいけないわけでもありません。 また、このイレギュラーはキャラクターの成長表現にも使えたりします。アンデッドを怖がってずっと姉妹の後ろに隠れていた少女が、傷ついた姉妹を庇って毅然と巨大なホラーに立ち向かう、なんて王道展開ですよね! 最後になりましたが、フラグを立てないように、当たり障りのないことを言って終わりたいと思います。 【完全捕食】が最も活きる攻撃マニューバってもしかして【ほねやり】なのでは??
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