😶 魔薬の愛迷宮 シナリオ「魔薬の迷宮」 この迷宮は魔動機文明にリルズの高司祭(Lv15くらい)と魔動機文明の研究者によって作成された「相思の魔薬」によって形成されます 「相思の魔薬」は性転換の薬に区別が付かないほどよくにています 薬の入った瓶や容器を割る事で中の薬液が迷宮を形成します。飲もうとすると瓶の中から液体が出ず、飲むことは出来ません 他の容器に移し替える事は可能とします この迷宮に取り込まれた者は性別が変わります。元の性別が無い場合1d6を振り奇数なら男性、偶数なら女性としてください GMやPLの自由な判断で決めても構いません この性別の転換は目標値27の呪いとして扱います 迷宮は魔動機文明特有の金属質な廊下から始まり、奥へ進むと扉があります PCはこの金属の壁や床を通して自身の転換した容姿を確認する事となるでしょう 扉の向こうには生活感の溢れる部屋があり調理器具や裁縫道具、他には椅子や机、ソファやベッドなど 生活で使うものは一式あります 部屋の中央には機械的な石碑があり魔動機文明語で 「汝ら、乙女を証明せよ。さすれば扉は開かん」 と書かれています。 そして部屋の奥には扉があります (この時GMは女の子らしい事をすれば扉が開くことを明言しましょう。意外と意図が伝わらないらしいです) この扉は女の子判定を行い達成値が6を超えた場合扉が開きます ※女の子判定 「女の子らしい行動」を宣言し2d6を振り出目が2~5なら失敗6~8なら普通9~12なら大成功とします 一般技能を持っている場合は目標値10で2d6+一般技能+任意の能力値で判定を行っても構いません その場合目標値を達成したならボーナス1、更に目標値から「5」多くなる度にボーナス1を獲得します 獲得したボーナスは女の子判定の出目に得たボーナス+2だけ加算されます この結果によって女の子判定の達成値が13を超えた場合神業的な成功をしたものとします この判定は性別を問わず行えます なお、宣言した行動と判定の結果が女の子らしくないとGMが感じたら扉は開きません 逆に判定に失敗しても女の子らしいと感じたら扉は開きます ちなみに扉の開閉はスタッフであるオオカミさんが管理しています この迷宮にはスタッフとして会話可能なオオカミが配置されており必要であれば彼らは様々な事をやってくれます (例・カッコイイ事をしたいときに敵役として登場する・少女に襲い掛かり男はそれを守るというシーンを演出する等) 扉の先へ進むなら先ほどと同じ金属質な廊下があり再び扉があります その扉の向こうには先ほどとうってかわって荒々しい、岩の壁に包まれた部屋に出ます 部屋の中央にはやはり石碑があり 「汝、漢を証明せよ。さすれば扉は開かん」 あたりを見渡せば筋トレグッズや大岩、武器など男らしいものは大体あります 男の子判定を行い成功したら扉が開きます ※男の子判定(上記の女の子判定と同様の判定を行い男らしい事をする。女PCも可) なお先ほどの女の子判定でうっかり男らしい事をした「どうしてそんな事をした!言え!」さんがいた場合ここの扉は入った時点で開いています その場合は可能な限り扉が開いていること対する言及を避け判定を行わせましょう (例 扉が「ある」(開閉について明言しない)・石碑には扉が開かれると書かれている(既に開いている)判定を行うことで扉が開きます(もう開いてるけど)など) バレてしまい、かつ扉の奥へ行くつもりの場合PLにせっかくだからやっていきましょう?ね?ほんとお願いしますと頼み込みましょう。諦めたらそこで試合終了です それでも駄目ならやっぱり諦めましょう。人生諦めも肝心です。 扉の先を進むと今までの無機質な廊下と違いよく磨かれた石造り廊下となっています そして進んでいくと広く広がった部屋に出ます。部屋の置くにはリルズの神像がありどうやらここは神殿のようである 部屋の中央には石碑と割れた薬品が台座に置かれています 台座から零れ落ちた薬液は先ほどの注射器(容器)に入れられた者と同じように黒く禍々しく濁っています 石碑を読むとラストです 読む?ああ、読んだの?じゃあ続けて、どうぞ 石碑にはこう書かれています 「汝ら、異なる性を知れ、汝ら異なる性をいたわれ、汝ら、愛し合え さすれば汝らは帰還せん」 GMはここで「はい、ラブロマンスしてください」と宣言しましょう オススメのカップルを宣言しGMの趣向を晒すのも良いでしょう ラブロマンスをしたPCは相手を思いやる心があると認められ元の場所に帰る事が出来ます ラブロマンスはフリでも構いませんし、この場にいない者への愛情でも構わない事をGMはしっかり伝えましょう これはは重要項目です もし何かしらの形で愛情を抱く相手がいないPCがいた場合や人数が余ってボッチが出た場合スタッフのオオカミ、またはリルズの神像(会話可能、動ける)とラブロマンスしても構いません 正直な話をすると誰かを思いやる心や愛する心をきちんと言葉にすればこの迷宮から帰還できます それに気付いたPCはラブロマンスをせずに帰る事が出来るでしょう。えー 経験点は500 報酬は500 PLが帰還出来た場合経験点+250 金銭的に価値のありそうな物がセッション中に発生した場合250Gずつ報酬を増加させましょう 前途の報酬の増加は最低でも1回は行うことを推奨します 以下は設定を記載します オオカミについて オオカミはこの迷宮の一部であり容姿のモデルは博士が図鑑から獰猛そうな生物を適当に選んだものです オオカミ達はこの迷宮でのワークに対し不満を持っているかもしれないし、誇りを持っているかもしれない リルズの神殿がある事からある程度リルズの教義に対しての知識を持ちます 「相思の魔薬」 リルズの高司祭と魔動機文明の博士が共同制作した擬似的に魔剣の迷宮を生成する薬品です 割る事で迷宮を生成し、役目を終えるとまた元の容器に戻ります 少しネジの外れたリルズの司祭によって考案されたこの迷宮は異性の立場になり、異性の事を知り、分かり合い互いを思いやる心を身につけさせる事を目的に作成されました しかし性転換と異性らしい行いによってそれが実現されるかは全く持って不明です なおそれらの事情に博士は一切の興味を持っていません
過去のタイムライン一覧に戻る