集落を出てすぐに出会ったのは山岳の主であった。 激昂した様子であり、周囲には配下と思わしき蛮族もいる。 一度退却するものの、再び訪れてもなお怒り続ける蛮族の首領がいた。 意を決して戦う一行。 魔神の召喚も行う大軍勢との闘いを制し、トゥルヒダールへと到着する。 そこでミラはかつて実家の使用人だった男と出会い、衝撃の事実を告げられる。 アビスイロージョンにて、エルヤビビの領主である父が死んだ。前線に立ち、領民を守り、凄絶な最期を遂げたと。 現在はミラの兄が家訓を次いでおり、なんとか領地を守り続けているらしいが、母はかなりショックを受けているらしく、各地を放蕩しているミラを快く思っていないらしい。 冒険者として魔域を掃討し、認めざるを得ない手柄を挙げてから帰省することを勧められる。 悲しみと困惑に飲まれそうになったが、仲間たちに励まされ旅を続けるのであった。
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