世界観

小慶美(シャオ・チンメイ)
小慶美(シャオ・チンメイ)スレッド世界観紹介[web全体で公開] 押されたいいね! 0
登録日:2018/06/20 18:17最終更新日:2018/06/20 22:44

気ままに世界観を書き連ねるところ

第一部:ザルセルシア地方
 400年前に興された九つの国で構成される列島地方
 各国には“象徴竜”と呼ばれるドラゴンがおり、信仰されている

第二部:都市国家ツェル
 年輪のように拡大をしていった「福祉施設から始まった」都市国家
 人口八万、もそもそと交易している

シナリオフックになればいいなぁ
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楼音
6. 楼音
2018/06/21 22:52
【第一部】
フランルージュ国
 人蛮が協力姿勢で暮らすなかなかレアな国家。牧歌的風景。
 機織りと角笛の音が響く国。
 『人族は知恵を絞れ。自らを上回る蛮族を駆逐した知恵を、互いの共存のために表せ。
 蛮族は力を奮え。自らを下回る人族を下に敷くのではなく、互いを活かし助ける力にて示せ。
 ナイトメアは自らの経験を語れ。
 それが癒しであれ痛みであれ、歴史の真のそれを永く伝えられるのは、その寿命だけだから』 
  ―――フランルージュの誰かの言葉

【気候・風土など】
 大まかに言えば四季はあるが、どちらかというと温暖な印象。
 山川の幸にも恵まれた文句のない国。
 異常気象が起きると住民の体調不良が尋常でなくなるほど、マイルドな気候。

【蛮族に対して】
 少なくとも、蛮族だからという理由での差別は一切ない。
 後述するが、そういう受け入れ態勢がある人しか残らないから当たり前と言えば当たり前なのだが。

【領民性】
 ここ何代かの国主の意向で人蛮問わない様々な容姿・種族が混在している。
 が、まだどうしても人族の数の方がやや優勢。
 引っ越しに寛容なため、片方の種族の存在を受け入れがたい住民には、
 過ごしやすい国への移住の補助金も出す。喧嘩するのが一番よくない、の姿勢。
 もちろん、来るものも拒まない。

【特産品や名物】
 ・織物
 機織り機で丁寧に作られる鮮やかな織物。
 織物そのものだけでなく、使用する糸の染めの技術から図面作りまですべて含めて名産。

 ・フランルッシュ音楽、フランルッシュダンス
 笛を主旋律とした独自音楽と、それに合わせて行われる独特のダンス。
 祭りの日には、奏者も踊り手も上記の織物でつくられた民族風衣装をまとい
 自らの技芸を披露する。

【祭事・イベント】
 ・感謝祭
 山川の自然の恵みに感謝するお祭り。
 春と秋にそれぞれ、川の恵み、山の恵みに感謝する国を挙げた祭りが開かれる。
 それぞれの幸を使った料理がふるまわれることから、他所からグルメが来るとか来ないとか。

 ・織布祭
 祭りというよりは商談会のような行事。
 外部の来客も購入しやすい手ごろなものも多く出回る。
 織物作品のコンクールも同時に開催されており、新進気鋭の職人たちの登竜門となっている。
 機織り体験も行われていて、大人にも子供にも楽しい行事とはなっている。

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楼音
5. 楼音
2018/06/21 22:52
【第一部】
バーンザーム国属領ギルギダス
 本国よりさらに鍛冶産業に特化した領地。
 周辺の山岳地帯…もとい鉱山地帯にはドラゴンが生息している。
 古い巣穴を採掘に利用はしているが、共生しているとはいいがたい。

【気候・風土など】
 本国同様の乾燥具合。
 岩肌やごつごつしたかたい地面が目立つ。
 一般的な農作地帯はほとんどないが、茶畑だけは妙に広い。

 鉱山地帯の一部にはヒトの力では如何にしても掘り進められない岩盤がある。
 が、一帯に住む体に刃を持つドラゴン(ガブリアス)達は、それを掘削していける様子。

【蛮族に対して】
 本国方針に前倣え。
 現在迫るフォールンという脅威に対して共同戦線は拒まない。
 ここの住人たちは蛮族たちよりむしろ、子育て中のドラゴンの方がよっぽどコワかったりする。

【領民性】
 ほぼ人族。本国首都よりは人間以外の人族も多い。
 蛮族もいてもおかしくはないが、恐らくひそやかに暮らしている。
 しかしそもそも領主が、テラスティア大陸などでは全く見かけないような
 特殊な種族…種族ともいえない「少数部族」という具合である。

【特産品】
 ・鍛冶製品
 この領地でのみ採取可能な「アキシオン」という鉱物から作る武器が有名だが、
 ちょっと特殊な事情がある。詳しくは付箋で。
 そうでなくても、もともと鍛造や修理に長けている。
 ・お茶製品
 こんな地帯にたくましく育った強いお茶。ただしなかなか渋い。
 この風味を生かした抹茶菓子を作ろうとする者も、
 この茶葉の品種改良をしようと考える者も様々。
 
【祭事・イベント】
 ・鍛治部の光華(かぬちべのこうか)
 領地全体で鍛冶師の労をねぎらう日。
 この日ばかりは頑固おやじも仕事の手を止める。

 ・赫灼供養(かくしゃくくよう)
 鍛冶道具や武器に対する供養祭。
 武器屋、鍛冶師、そして武人たちが愛用してきた道具たちが収められる。
 稀にとんでもない武器が混じることがあるとなないとか。

 ・荒魂鎮めの儀(あらたましずめのぎ)
 凶暴なドラゴンたちが「必要以上に」人々を襲わないよう祈り、お祓いをする。
 「不必要な命の犠牲に会わないように」と他国の戦士や騎士がお祓いを受けにくることも。
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小慶美(シャオ・チンメイ)
4. 小慶美(シャオ・チンメイ)
2018/06/22 01:17
ラフィーダ国属領アラマユ
 湖に沈んだ本国と比べ、こちらは陸地をある程度確保している
 近隣の湿地帯にはドラゴンが生息しており、共生している

【気候・風土など】
 一年中比較的温暖な気候
 南方にはドラゴンの生息地帯が河を挟んで存在する
 属領の中心部には噴水があり、その周辺は領民憩いの広場と化している
 噴水の水は飲めるように海水を浄化したもので、飲み水を確保しようと来る領民の姿も確認できる。たまにジェラードの屋台がやってくることも

 南東に港があり、その傍には大規模な海鮮市場が賑わいを見せている。不漁の時を想定して、一部の種の養殖を試みる施設が近辺に存在する
 また、景色や海の幸を求めてやってくる観光客をターゲットにリゾートやサービス業も発達させており、主な収益の一つとしている
 北西には水牛の牧場とギルド街と呼ばれる様々な組合・団体の拠点があったりする
 
【蛮族に対して】
 若干敵対しているものの、領主の姿勢がゆえに大らかに受け入れているものもちらほらいる
 
【領民性】
 9割人間、1割亜人
 豪快なタイプやあらあらうふふとほんわかしているタイプが多め
 
【特産品とか】
 ・新鮮な海産物
 ・水牛による若干の乳製品と牛肉や革製品
 ・貝殻等を利用した装飾品など
 朝になると漁師を見送るのと大漁を願って領主が歌を唄うのもある意味ではアラマユ名物かもしれない
 
 このアラマユをもっと知ってもらうにはどうすれば良いだろうかと領民達と議論を重ねた結果、“ARMY48(アラマユ・フォーティーエイト)”というご当地アイドル(?)が誕生
 美男美女やパフォーマンス技術に富んだ12人が属領を盛り上げようと奮闘しているとか
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小慶美(シャオ・チンメイ)
3. 小慶美(シャオ・チンメイ)
2018/06/20 23:04
アリアドネ国属領ヤハカゼス
 山に囲まれた都市
 鉱山の一部ではドラゴンが生息しており、共生している

【気候・風土など】
 南東に鉱山があり、北西の山には薬草の群生が存在している
 ここに生えている薬草は調合次第で薬にも毒にもなりうるため、調合を担う者は役所(議事堂)で正式に登録が必要となる
 また、鉱山には野生のサザンドラが生息しており、そこで労働する人達は彼等に食糧をお裾分けする代わりに彼等の力を借りて鉱物を掘り起こすなど、ある程度の共存関係を築いている様子
 (領主のようにサザンドラを駆る者もいるが、それは本当稀)
 ほぼ年がら年中霧が立ち込め薄暗い環境をしており、そのため属領の東西南北中央には、方角狂いを解決するため
 五色の街頭が設置されている
 これは炎による灯りではなく、魔法的な灯りによるものである
 領の中央には役所も兼ねた議事堂と、冒険者の店【薬毒の使道亭(やくどくのしどうてい)】が存在する
 
【蛮族に対して】
 若干寛容的
 利害の一致があれば問題はないだろう、今や国主も蛮族だしという姿勢
 
【領民性】
 8割人間、1.5割亜人、0.5割蛮族(その中でも堂々と自分は蛮族と明かしているものは少なめ)
 比較的おおらかながら実力主義な所がみられることも
 
【特産品とか】
 ・薬品類
 ・鉱山から採取した鉱石や鉄
 ・牧場で飼育されたメェークルらによる乳製品(と廃牛廃山羊の解体で出来た肉)
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小慶美(シャオ・チンメイ)
2. 小慶美(シャオ・チンメイ)
2018/06/20 22:57
シズナアリス国
 占いと騎士と貴族が蔓延る、西洋ファンタジーそのものの国

【気候・風土など】
 一年中比較的温暖で、時々海風が強く感じるくらい、雨はあっても雪はそう滅多に降らない
 海風・潮風を警戒して海側の建物は総じて塩害防止の素材を使用した建物となっている
 首都のナイトフェイトは城を中心に役所や市場がある
 
【蛮族に対して】
 敵対の姿勢が強め、というか穢れに対して嫌悪を抱くものが大半
 そのため蛮族やナイトメアは生きづらい環境かもしれない
 
【国民性】
 人口の9割が人間で構成されている
 才能や実力よりも血統を重んじる風習が広まっており、高貴な出のものはその血統に甘んじて胡坐を掻くことも少なくない
 先代国主はその風習を憂慮していたが、現在の国主は気に留めていない
 といっても現国主は「高貴な血統を持つ者としてふさわしい振る舞いを」ということで研鑽している彼はその風習の中では割とレアケースかもしれない
 ただいま、その血統を重んじる「古典派」と実力を尊重するべきだとする「革新派」と二つの派閥が登場しており、内政も若干ゴタつきつつある
 
【特産品とか】
 ・山から採掘した鉱石を使った装飾品
 ・占い師やシャーマンが国内には多く、首都のナイトフェイトでは占術市場という区を設けるほどに占いや神託の技術が盛ん
 ・海側で獲れる魚介類(料理も肉よりも魚系が主)
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小慶美(シャオ・チンメイ)
1. 小慶美(シャオ・チンメイ)
2018/06/20 22:53
バーンザーム国
 砂漠のような乾燥地帯に存在する和風アラビアンな国
 首都・バルンガロムには建国した初代国主とその妻・四人の子供をモデルにした石像が建っている

【気候・風土など】
 所々に砂漠があり、若干乾燥している
 乾季と雨季があって雨が降る時はとことん降る
 首都は川沿いにあるため水源を確保できはするが、国内は所により雨季で発生する大量の雨水を飲料に再生利用出来ないかと試行錯誤をしている模様
 時には水源確保している地域から水を取り寄せている所も
 
【蛮族に対して】
 かつて初代の長女拉致事件の主犯が蛮族によってのものであったことから、蛮族に対して嫌悪の感情を抱く者は少なくない
 ただフォールンという共通の敵がいる以上、共同戦線を組むのに否定的な姿勢を見せるのは少なめ
 何だかんだ戦闘に関しては魔族の方が上というのは認めている様子
 
【国民性】
 9割は人間であることは明らかとされている(残る1割は亜人だが、隠れ蛮族がいる可能性は否定出来ない)
 初代国主の影響からか、男性はストイックな一面を持つ者が多くみられ。女性は淑やかと勝気がやや両極端な印象
 あと初代国主が拾い子というのと、長女拉致事件の主犯の経緯から孤児や特殊な生まれの者を受け入れる姿勢が強め
 後者に関しては腫れ物でも扱うかのような、どこか距離を感じるものがあるので何とも言えない
 
【特産品とか】
 ・武器や防具、または鍛冶技術を利用した金属加工品(※ただし現在鉱山の鉄鉱採掘量は減少傾向にあり、他国から取り寄せている)
 ・アロマ系統、またはそれを利用した癒し系技術(アロママッサージなど)
 ・織物や染物といった布や衣類
 ・舞台を利用した時代物の演劇(主にバーンザームの初期の歴史を題材にしたものがよく演じられている)
 ・川魚(海淵地域だと首都より海産物関係の食文化がみられる)、肉(羊肉や鶏肉が主)、羊乳ヨーグルト(主食の米や小麦粉は若干輸入に頼る所も)
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