「雲雀の止り木」亭について
木の葉「雲雀の止り木」亭の備品倉庫[web全体で公開] 0 | |
登録日:2018/11/13 20:12最終更新日:2018/11/13 22:02 |
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6. 木の葉 | |
2018/11/26 23:49 |
■コボルド達 「はい!」 「いらっしゃいませ!」 「えっと、合計三つ入りまーす!」 「雲雀の止り木」亭では、合計で7体のコボルドが働いています。 これは、冒険者ギルドとしても食事処としても数が些か多いですが、ギルドマスターたっての意向でこの体制を維持しています。 彼(或いは彼女)達は良く訓練されており、料理も注文も配膳も自分達でこなしています。…と言っても、注文は難しいので、客自身が紙に書いて注文する方式を取っています。 唯一、エールだけは数だけでやり取りされているので、彼らでも対応が可能です。 また、歌唱の訓練も受けており、時折ギルドマスターのバックコーラスとして小劇場に上っては、客たちを楽しませています。 最初こそ問題が多くありましたが、元々奔放な文化的背景も有り、今では客たちに、ある種の名物として温かく受け入れられています。
5. 木の葉 | |
2018/11/16 21:59 |
■”マスター”ジュエル 「で、用事は何だい?」 「ほらよ、あっちの暇人からだ」 「あ?ミルク?舐めてんのかてめぇは…、ったく、ほらよ」 「雲雀の止り木」亭でバーカウンターを任されるルーンフォークの男性です。 見た目はナイスミドルと言った風体で、撫で付けた髪が妙な艶やかさを醸し出しています。 その見た目と、時折見せるお茶目な態度で男女問わず好かれていますが、年齢だけは秘密にしています。 実際にバーテンダーとして生み出されたルーンフォークであり、冒険者の対応はしておらず、バーテンダー専業です。 冒険者ギルドには不似合いですが、ギルドマスターの趣味で雇われているともっぱらの噂です。 待遇には満足している様子ですが、その肩書故に度々ギルドマスターと勘違いされる事に頭を悩ませています。
4. 木の葉 | |
2018/11/16 21:58 |
■”経理係”ウィル・ダーナー 「ちょっとマスター!いい加減にして頂けませんか!」 「…あの、少し待って下さいね。あの、胃薬を少し…」 「ひゃああああ!やめてえええええ!」 「雲雀の止り木」亭で経理を任されている、珍しいリカント族のセージです。 犬のリカントで男性ですが、リカントとは思えない程小柄で細身の体をしています。 その為、力仕事の際には態々獣化しなくてはならない程です。 計算や魔術に長け、ギルドの金庫番であると共に、アイテムの鑑定や買取を行うギルドの要です。 その真面目な性格が祟ってか、ギルドマスターの浪費癖に常々頭を悩ませていますが、その仕事振り故にギルドマスターから盛大な囲い込みをされています。
3. 木の葉 | |
2018/11/26 23:48 |
■”受付嬢”ロリエ・ラーラ 「はーい、何の御用ですかー?依頼ですかー?」 「うふふふ、何でしょうかー?」 「えっとぉ、何のお話でしょうかー?」 「雲雀の止り木」亭で冒険者向けの窓口になっている、月桂樹のメリア(長命種)の女性です。 メリアとしては珍しく、花ではなく葉が象徴となっていて、その頭上の月桂冠は決して飾りではなく、彼女の身体の一部です。 年齢は20を超えたばかりで、種族の性質もあってかあどけない表情を見せます。 おっとりした性格で良くミスをしたりしますが、寝なくても大丈夫という特性から夜の掃除なども担当しており、ギルドマスターからは重宝されています。
2. 木の葉 | |
2018/11/16 21:57 |
■”銀月の君”ジーナ・スカイラッカ 「嫌よ、そんなの。だって面倒じゃない」 「それ、面白いわね。私は賛成よ」 「良いじゃないの、減るものじゃないんだし」 「雲雀の止り木」亭のギルドマスターの女性です。 彼女は我々のいる地球で言う所の、ホッキョクオオカミのリカントで、白く美しい髪をしています。 年齢は不詳ですが、少なくとも見た目は20代に見えます。 狼のリカントらしい張りのある力強い低音と、良く響くソプラノで聴く人を魅了する優秀なバードですが、冒険者としての実力は不明です。 まるで猫科のリカントの様な奔放さを持ち、ギルドマスターでありながらギルドにいる事はあまりありません。 ギルドにいる時は、往々にして自ら小劇場に立ち、気の向くままに様々な歌を歌いあげます。 金遣いも奔放で、何かにつけては経理の頭を悩ませていますが、駆け出しの冒険者に(後先考えずに)融通する事が多い為、ある意味では冒険者たちに信用されています。
1. 木の葉 | |
2018/11/13 22:31 |
■「雲雀の止り木」亭と「筆洗い通り」 冒険者ギルドである「雲雀の止り木」亭は、マカジャハット王国の、メインストリートでは無いがそれなりに通行量の多い通り沿いの路地裏に佇む小さなギルドです。 その路地は通称「筆洗い通り」と呼ばれていますが、これは絵筆を洗う事では無く、カップに並々注がれたアルコールで自慢の髭を濡らす様を揶揄して付けられました。 つまり、街路沿いの飲み屋横丁です。 この「雲雀の止り木」亭は奥に狭く横に広い造りで、入ってすぐは冒険者ギルドとは思えない程賑わう食事処であり、酒場です。 そこから左手に向かって大きくスペースが取られ、宴席の遥か奥に豪奢なピアノが置かれた小劇場が見えます。 その奥にカウンターバーが設えてあり、これが冒険者ギルドの窓口も兼ねています。 この、横に細長い構造と、そこに集まる人々の喧しさから、それを揶揄して「雲雀の止り木」と名乗っているとも言われていますが、その真偽は定かではありません。 日中は冒険者ギルド兼食事処、夜はもっぱら酒場として営業されています。 特に夜は、ギルドマスターの趣味もあってプロの奏者や歌手、踊り子を呼ぶ事が多く、密かな人気となっています。 それは、冒険者ギルドとしてより酒場の方が儲かっているのでは、と噂されている程です。 建物は地上二階地下一階で、地下は食糧倉庫兼アイテム保管庫となっており、二階は従業員の寝室等のパーソナルスペースになっています。 宿泊用の施設は別にあり、ギルド正面と、路地のやや奥の二か所で冒険者用のアパートメント兼簡易宿泊所を運用しています。 宿泊の場合は、カウンターで鍵の受け取りと返却を行います。
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