「雲雀の止り木」亭の関係者(NPC)たち
木の葉「雲雀の止り木」亭の備品倉庫[web全体で公開] 0 | |
登録日:2018/11/13 22:09最終更新日:2018/11/13 22:25 |
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4. 木の葉 | |
2018/12/09 12:33 |
■”気だるげな香り” アロマ 「あら、いら、っしゃい。お客、さん、かしら」 「気に、いった?…よけれ、ば、持って、行って」 「あなた、良い、わね。気に、いった、かも」 「雲雀の止り木」亭のある通りのさらに奥にある、名も無い薬屋さんの店主です。 エルフの女性ですが、本人は名前も年齢も公表しておらず、アロマという呼び名はあくまでも通称です。 陶磁の様な白い肌と朝日に煌めく水の様な金髪を持つ美しい女性ですが、常に他者と一定距離を置く様な仕草と気だるげな瞳をしており、同時に近寄りがたい雰囲気を纏っています。 民族衣装的(私達の世界で言う所の、ヒッピー的)な衣服を好んでおり、どこか芸術家然とした気配のある女性です。 商品の一環として自家製のハーブ系リキュールを精製、販売しており、その関係で「雲雀の止り木」亭とも取引があります。 ■アロマの店 「髭洗い通り」にある名も無い薬屋ですが、看板も案内も無く、外観は普通の民家と変わりありません。 カーテンも常に閉じられており、それと知る人以外には、そこが店である事すら解らないでしょう。 店内では常に香が焚かれていて、扉を開けると、まるで劇場のスモーク演出の様に足元を煙が覆います。 それに伴って、気だるげな甘い香りが辺りに充満します。 店内は中世の魔法使いの家のイメージそのまま(ただし、白魔術師)で、奥の棚には薬草と思われる乾燥した植物が詰まったガラス瓶が並べられており、他にも液体の詰まった多種多様のガラス瓶が置かれています。 主な商品はハーブ類で、ハーブティー用、薬用、香炉用等多岐に渡って取り揃えられている他、正しい意味でのハーブポーション(精油)も置かれています。 店内はそれ程広く無く、六畳程度のスペースにあらゆるものが詰め込まれています。 需要がある為、冒険者が扱うようなポーション類や薬草類も置いてありますが、(コンビニで売られているWEBマネーの様に)端に追いやられている場合が殆どです。 主に富裕層の趣味人がお忍びで来店している様で、嗜好品や画材として商品を買い求めている様です。
3. 木の葉 | |
2018/12/02 19:21 |
■”ザ・ポテトマッシャー” ダン・ガッシュ・シルバーウルフ 「なに?簡単だ。こうやってぶっ潰せば良い」 「はふ、はふ、はふ…やっぱり、じゃがいもは美味ぇなあ」 「話は終わったか?だったら、俺の食事を邪魔するんじゃねえぞ。…はふ」 「雲雀の止り木」亭所属の冒険者ではなく、繋がりある別のギルドの冒険者ですが、「雲雀の止り木」亭の食堂を不定期に利用しています。 非常に毛深く、長いライオンヘアと立派な髭のお陰でリカントと良く間違われますが、立派な人間の男性です。 年齢は30代半ばか後半に見え、精悍な顔つきと逞しい肉体を持っています。 武器は斧やハンマーなどの重量のある武器を好み、その恵まれた身体能力を遺憾なく発揮して戦います。 その戦闘スタイルと、ジャガイモを好んで食べている姿から、”ザ・ポテトマッシャー”と呼ばれています。 特に、茹でたり蒸したりしたジャガイモと魚肉を合わせて食べる事を好みますが、時折それに加えて揚げじゃがを食べている事もあります。 感覚派の人間で、その実力に対して人に物事を教えるのが非常に不得手であり、良く相手を混乱させています。
2. 木の葉 | |
2018/11/13 22:29 |
■ガルーシア・ドミュニョン 「おや…。ま、致し方ない事ですね」 「時間もありませんので、まずは出立致しましょう」 「…、あの、冒険者というのは、やはり皆様こういうものなのですか?」 『ガルーシア・ドミュニョン』は人間の男性で、主に『ハーヴェス王国』に拠点を置く海上貿易会社『ドミュニョン商会』の代表です。 年齢は公開していないですが、見る限りでは30代半ば程に見え、優男風の風体に地味な(しかし高質な)衣服を着て、細い黒縁の眼鏡をかけています。 その柔和な表情の奥に、確実な強かさを覗かせる食えない男…というのが彼を良く知る者達の評価です。 紅茶を好み、湯気の立つ木製のカップから紅茶を啜る姿を良く目撃されています。 ハーヴェスからは日用品や羊皮紙、木材などを『マカジャハット王国』に輸出し、代わりに芸術品を輸入しており、もっぱら美術品の売買で利益を上げています。 その他に遺跡から発掘された特殊な工芸品や美術品を冒険者ギルドから仕入れている為、「雲雀の止り木」亭とも浅からぬ縁がある様です。 実際時として、美術品の捜索や輸送、交易船の護衛等の依頼を持ち込んで来ます。 商会は独自に『アクアランナ号』という交易船を所持しています。 全長25m程の木造の船で、内部に魔導エンジンを積んだ高速船でもあります。 が、船体と魔晶石の消耗が激しい為、運用コストの削減として帆船としての機能も備えています。 運用面でも、ほぼ帆船として運用されており、公表していない事もあって魔動船である事は殆ど知られていません。
1. 木の葉 | |
2018/11/13 22:24 |
■”トラブルメーカー””疫病神” ザ・ラットマン 「へへ、まぁ聞きなよ。悪かない話だ…。ま、俺にとってはだがな」 「お前さん方、新入りかい?そいつは運が無い。じゃあ、この情報は選別って訳だ」 「面倒事?知らねぇな。俺はただ、必要だから言ってるんだ。お前らにとっても、俺にとっても、な」 ラットマンと呼ばれる男は、40手前程に見える人間です。 実際はもっと若いかもしれませんが、白髪交じりの油っぽい髪と強烈な猫背、皺だらけの顔がより一層彼を老いて見せるでしょう。 その小柄な体と卑屈な顔から連想してか、周囲の者からはラットマンと言われていますが、当人は気にした様子を見せません。 今では、誰もが彼をラットマンと呼ぶ為に、本当の名前を知らないでいます。 彼は「雲雀の止り木」亭に所属する冒険者の筈ですが、依頼を受けている姿は誰も見た事がありません。 にも拘わらず、彼がギルド内に姿を見せる事は極めて稀です。 彼がギルドにいる時、例外無く、最低でも一度は他の冒険者が依頼を受ける時に声をかけて来ます。 その際は有料で、時には無料で情報の提供を持ち掛けます。 周囲が知る限り、彼の情報は正確で、有益です。 ですが、必ず大きな問題を抱えている為、(彼のせいでは無いのにも関わらず)”トラブルメーカー”や”疫病神”と言われ敬遠されます。 その反面、彼が情報を提供する時は往々にして、重要なコネクションや貴重な成果を同時にもたらします。 …苦労に見合うかはまた別ですが。
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