ブルサズムスのものがたり

	kangetsu幕間[web全体で公開] 4
	登録日：2019/11/17 10:01最終更新日：2019/11/17 10:01

ブルサズムスは長いこと、孤独な罠師としてネトルウッドの北の端で過ごすか、ロスト・コースト街道をさまよって商人や急使が通るのを待ち構える生活を送ってきた。

初めてヌアリアに出会った日、彼はこの風変わりな外見の女性は自然の精霊の一種なのであろうと考えた。
彼は彼女を捕まえてリドルポートの海賊に売り飛ばそうとしたが、彼女はかすり傷ひとつ負いもせず、軽々と彼を打ち倒したのである。
そうしておいて彼女は、彼を始末する代わりに彼に仕事の口を申し出た――自分のボディガードにならないかというのである。
彼はチャンスに飛びついた。
シスルトップは彼が長らく憧れていた場所であり、そして今彼はまさにその場所にいる。
彼はヌアリアこそが彼を幸運に導いてくれたのだと知っている。
彼は今でも目に映るものすべてに対して残酷で乱暴に振舞う（この“すべて”には、一緒にいて面白くもなんともないヌアリアのその他の側近たちも含まれるが、陽気なゴブリンの女房達は別である）が、ヌアリアに対しては母親に対するように接するのである。

この間サンドポイントに同行してひと暴れする許可がもらえなかったことを、ブルサズムスは未だに納得していない。
ブルサズムスがここに閉じ込められている間中、サンドポイントで暴れているらしきツトに、彼は嫉妬心を抱くようになっている。
エルフを憎むのにも飽きてきたが、だからといってツトにいい顔ができようはずもない。
彼はときどき、自分の集めたエルフの耳のネックレスにツトの耳もくわえてやりたいと思ったりもする。
ハーフエルフの耳はあまり尖っていなくて、彼の好みにはやや合わないのだが。

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コメント一覧

	8. 現人虫
	2019/11/18 01:02

　ヌアリア自体は上手く利用されている印象だったりします。
　とりあえずこのＰＴは前衛の物理ダメージに依存しているので問題となるのはやはり特殊能力ですね。ＤＲあたりはまだいいのですが、リスは元よりソラも判断ＳＴはそう高いとは言えませんから、ドミネイト系の能力で支配されたら怖い。
　そういうのは一度凌げば24時間は無効なことも多いですが……、今のところ対策になりそうなのはプロテクション・フロム・イーヴルくらいですか。

　正直なところどんな力を持っているのか怖くもあり、楽しみでもあります。

	7. 卵豆腐
	2019/11/18 00:53

ラスボスはラスボスでも、もしやキャンペーンラスボスだったら、すぐには倒せないのではなどと考えてましたｗ

	6. eri
	2019/11/17 22:46

＞卵豆腐さん
な、なるほど…！確かに今戦って必ず勝てる相手とは限らないですね！？
悪しきお約束脳で「ラスボス＝ギリギリ勝てる相手」って勝手に思い込んでいました…！
情報収集が必要になりそうですね(；ﾟдﾟ)ｺﾞｸﾘ…

＞kangetsuさん
出目が振るわなかった説、あるかもしれませんｗ
１やら２やらが出まくったらどんなに強くても勝てませんものねｗ
前回は本当にどどんとふ神がファンブルな気分だったようでｗ
TRPGってこうやって出目に翻弄されるのが本当に面白いですね！

	5. 卵豆腐
	2019/11/17 20:19

最悪この場ではヌアリアを倒すのは諦めて撤退するのも自分は考えてましたー。
リソースが心もとないのと、ここで倒せる相手か判断がつかないのが理由です。
ツトたちを倒して、ヌアリアの情報が聞けたら、倒せる相手かわかるかもしれませんね。

	4. kangetsu
	2019/11/17 17:57

だがちょっと待ってほしい。
ヌアリアと戦った際にも、ブルサズムスの出目が振るわなかったということは考えられないだろうか
（昨日のログを見直しながら・・・）

	3. eri
	2019/11/17 17:41

ルアリアさんには悪を討つ一撃使います！どう考えても真っ黒な邪悪ですもの！
ううう、ぶるりんを軽々とやっつける強さ・・・怖いですね・・・！(ﾟДﾟ;)

	2. 現人虫
	2019/11/17 17:19

＞彼は彼女を捕まえてリドルポートの海賊に売り飛ばそうとしたが、彼女はかすり傷ひとつ負いもせず、軽々と彼を打ち倒したのである。

　うーん。ＤＲ何か/10くらい持ってそうな予感。リスだと冷たい鉄ならいいのですが。
　最終戦前にブレス・ウェポンやマジック・ウェポンをかけられるといいかもですね。
　あとベオークは悪を討つ一撃かな。あれは相手のＤＲを無視できますし(悪じゃないと効果がありませんが、ヌアリアは悪でしょう)。

	1. eri
	2019/11/17 16:46

あのぶるりんにそんな思いがあったとは・・・！
「ヌアリアは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ！」