第25回 「くたびれたオーガたちとトロルの一族」

kangetsu
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登録日:2020/10/29 13:33最終更新日:2020/10/29 13:33

「邪悪な見た目のダム」こと、スカルクロッシングへ向かう一行。
とりあえずは何が待ち受けているのか確認しようということで、魔法の目を飛ばしてキケンなものを確認していく。

通行路の石段は明らかに大型生物向けのサイズで、難儀しながら進む一行。
ダムの上にあがる途中の洞窟には、エティンが一人棲んでいて一行を通すまいと攻撃してきた。
実は、このエティンは過去にオーガ達から賄賂(燻製にした人間数体分)をもらって彼らを通してしまい、そのために盟友であるトロル部族が攻められてしまい、そのことに強い罪悪感を抱いていたのだ(属性は悪なんだけれども……、悪にだって友情はあるんだー! ということなのかしら)
もちろん、今や一行の前に1体のエティンなど、敵ではなかった。

洞窟を通り、ダムの上に出ると、そこには疲労困憊したオーガの一隊がいた。
彼らは日々ダムの破壊のために重労働を強いられており、さらには数日前にはブラックマッガに仲間たちが喰われており、明らかに戦意を喪失していた。
ここから立ち去るように、との一行が告げると、素直に撤退していくのであった。

さて、ダムの上部には見張り塔があり、そこにはトロルが4体いた。
実は、オーガがダムに来たとき、オーガとトロルたちの間で争いがあり、結果トロル達はこの見張り塔での籠城を余儀なくされていたのだった。
一行は、トロルたちにダムを修理するのに協力すると呼びかけ、とりあえずは見張り塔に入り、彼らの族長に会うことを認められた。

族長は、水棲トロールであった。
彼が言うには、ダムの水門のコントロールのことはわからないが、強いサソリの化け物がいて探索できていない部屋があるという。
一行が覚悟を決めてそのサソリと対面すると、それは「スカルリッパー」という頭蓋骨を集めて作った、サソリ型の人造クリーチャーであった。
巨大なハサミ、そして毒を持った尾で襲いかかるスカルリッパーに苦戦する一行だったが、なんとか全員の力を出し切って、これを退治。
そこにはミニチュアのダムと、その髑髏の口が可動することがわかった。
どうやら、このミニチュアの骸骨の口の開閉と実際のダムの水門の開閉がリンクしているようだが、何かバッテリー切れのような感じを受けた。

バッテリーとは何なのか。
見張り塔で、まだ見ぬ部屋は残り1。
果たして一行は、無事に水門を開き、ダムの決壊を防ぐことができるのでしょうか。

<参加PL>
ソーサラー9レベル アンジェラ
バーバリアン9レベル リスベレス
ファイター9レベル ソラ
ウィザード9レベル アスタ
パラディン9レベル ベオーク

<獲得経験値>
各自:1,760XP
(内訳)
エティン 2400XP
スカルリッパー 6400XP

<獲得財宝>
薄いラベンダー色のアイウーンストーン (あと6呪文レベル分の吸収が可能)
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eri
2. eri
2020/10/30 00:13
バッテリーで動いていることが分かったので、とりあえず一度作動させて、
あとは定期的に充電するように村長さんにお願いすれば大丈夫ですよね…!?
Σファイト!!村長ーーー!!って、トロルがいるのか・・・_(:3 」∠)_

ううう、南側の変な部屋、狭いし怖いなあ・・・(;゚д゚)ゴクリ…
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現人虫
1. 現人虫
2020/10/29 21:38
 しかしバッテリーを見つけて対処したとして、長期的に見ればいつかまた魔力切れ?を起こすのですよな。
 まあすぐにという話ではないですが、抜本的な対策が必要そうですね。
 治水工事となると結構な大事業ですが、もっとレベルが上がれば魔法使い連で何とかなるかもしれませんな。
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