勇者の聖剣(イーヴの剣とハルーラの剣)

トパーズ
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登録日:2021/02/01 01:28最終更新日:2021/02/01 01:59

▼解説
 300年前の〈大破局〉において、コルガナ地方に現れた蛮王と相討ちになった勇者が携えていたとされる2つの聖剣です。
 奈落の盾神イーヴ、導きの星神ハルーラ、ひいては彼らに神格を与えた太陽神ティダンに由来するとされる第四世代の魔剣(古代魔法文明時代に、神の手による武器を人族や蛮族の魔法王たちが模して作り上げたもの)です。
 人族の勇者はこの2つの聖剣を用いて、蛮王および魔神王との三つ巴の死闘を繰り広げ、最終的に蛮王と相討ちとなって果てました。
 勇者の死後、300年の間、行方知れずとなっていましたが、“蒼き波濤”が守る“コルガナの蛮王”の陵墓に、イーヴの聖剣と共に、力を封じるために刀身、鍔、柄に分解して安置されていました。
 しかし、20年前に起きた人族との戦争で再び行方知れずとなりました。

 イーヴの聖剣は魔神殺し魔神封じの力を持つ大剣であり、ハルーラの聖剣は魔神の力に侵された者を癒す力を持つ短剣であるとされています。

 多くの魔剣が使い手を求めて魔剣の迷宮を作り出すように、分解された2つの魔剣も、時折主を求めてお互いに共鳴し大雑把に残りの部品の在り処を示します。また、兄妹剣である為か、もう片方の魔剣の部品とも共鳴します。
 かつて管理していた“蒼き波濤”が、魔剣を分解しながらも、同じ場所に留めておいたのは、主を求める力が強まり過ぎた結果暴発してしまうことを防ぐための、ある種のガス抜きの可能性が高いでしょう。

 魔法文明時代の混乱期に生まれたとされる剣であるため詳しい誕生の経緯は分かっていませんが、有力な説が2つあります。
 1つは、まだ人間であった頃のイーヴとハルーラが壁の守人たちと共に、奈落や魔神の脅威と戦う中で、当時の魔法王たちとティダンの最高司祭たちが、彼らの為に総力を挙げて造り上げたというもの。
 そしてもう1つはイーヴとハルーラがティダンの導きによって神格を得た際に、手にしていたごく普通の剣が彼らの神気を帯びた結果、絶大な力を持つ魔剣となったというものです。
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トパーズ
2. トパーズ
2021/02/08 02:57
https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/sw2.5/?id=wKl8Rh
第3話後編に登場した柄のデータです。
効果は鍔に比べるとシンプルです(不完全な状態をイメージしました)。
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トパーズ
1. トパーズ
2021/02/08 02:57
https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/sw2.5/?id=5RsFyd
第5話に出て来た鍔の効果を、東雲タイトさんが出された当初のデータをベースに改稿しました。
「対魔神限定【セーブ・ザ・ワールド】」、「結界内部で3時間寝るとMP全快&2.0版【レストレーション】」のどちらかを選ぶ、という形に落ち着きました。
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