ネヴァーウィンターはフロンティアの都市だ。 この都市はここ数世紀というもの災難に遭い続け、人の手によって作り出された疫病、都市の機能を麻痺させるような戦火、自然災害、さらには征服者たらんと野望を抱くものたちに苛まれ続けてきた。 そしてそれらは何であれ、暴力的な歴史によって生み出されたものなのだ。 ここに住む人々の背景は様々で、出身地もアルフレイム中にわたる。 そういった人々にこの都市は安全な住処を提供している。 蛮族の群から逃げ出してネヴァーウィンターの壁の中に守りを求めたものがいるかと思えば、信仰ゆえの迫害を逃れてきたものもいる。 新参者が金か、それとも労働力をもたらす限り、ネヴァレンバー卿は誰であれ受け入れる。また、ネヴァーウィンターの近くには、ヘルム砦の大聖堂もあってこれが人々を引き付けている――この修道院は戦争で傷ついた人々の治療に献身しているのだ。 ネヴァーウィンターでは、PCたちは数え切れない冒険の機会に出くわす。 ネヴァレンバー卿は常に新たな戦士を雇い入れたがっている――壁の中でもまだ住民が少ない地区に潜むモンスターどもから街を守るために、また壁の外をうろつくモンスターの群や海賊どもから街を守るために。 商人たちや貴族たち、またそれ以外の有力者たちは、失われた貴重品や都市での立場を取り戻すために、あるいは侵入してきたモンスターどもを追い出すために、それともライバルを蹴落とすために、しばしば犯罪者まがいの連中を雇わざるをえなくなる。 そしてまた、この数世紀間続いている騒乱の奥深くには、遥か昔に失われた秘術魔法の秘密が今も隠されているといわれている。
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