評判の良い宿屋の常として、月長石の仮面亭の宿賃はやや高めであり、街の守護卿であるダガルト・ネヴァレンバーと友好な関係を築いているとの噂である。 守護卿に仕えるミンターン傭兵団の兵士たちの幾人かもこの宿屋に泊まっている。 そしてPCたちはこの宿屋を活動拠点にしている。 宿のサービス内容 月長石の仮面亭では通常の飲食に加えて珍しい飲料も提供されている。 高級妖精酒やドワーフの火酒はグラス1杯で10G、ボトル1本で50Gである。 宿の壁には傭兵や冒険者向けの仕事が掲示されている。 行方不明になった市民の似顔絵もいくつか貼られており、情報提供者には謝礼を支払うと書き添えられている。 レイディ・ニドリスからの護衛募集――報酬は要相談――もある。 宿の話題 月長石の仮面亭で絶え間なく続く会話は、都市の住人を対象にした誘拐事件に関連したものが多い。 犠牲者たちは数日後に帰ってくるが、外傷こそないものの心に深い傷を負っているのだという。 なぜ誘拐されたのか、行方不明になっている間に何をされたのか、誰にも分からない。
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