彼方のための物語

おーじ
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登録日:2021/12/14 15:58最終更新日:2021/12/14 16:10

これから物語を実際に彩っていく。
些細なものから日記に張ったものまで。

挙句の果てには夢に出た物語ですら言葉にして図書館を作っていく。
僕はプロじゃないけれどただ誰かに見てもらいたかっただけ
自己満足の世界なんだそれを承知で回覧していただけたら幸いです。
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おーじ
24. おーじ
2021/12/22 13:20
物語 翼

羽根の色に差はあるけれど 
本来ならば自由に空を飛ぶものであり
色を気にする必要などないはず

それでも私は翼の色を気にする
空の青との比較をして映える色を羽根に選ぶ
美しいを見つけるために
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おーじ
23. おーじ
2021/12/20 06:57
物語 言葉の剣豪

あのころの俺
言葉を読んでは言葉の強きものを切りにいき
何も知らぬものを道に引き込み
この道はいいものと嘘を吐き
道に引きずり込んでは切りかかる
お互いの言葉の刃は宙を舞い
いずれいずれ 字面ではなく 私の心に突き刺さる
返ってくるのだ 自分のために行ったこと
返ってくるのだ 他人のために行ったこと
それでも俺は言葉を使うことから逃れられない
我こそが一番の言葉使いと信じる妄想から抜け出すこといまだ叶わず
このような物語にすがり続ける
もっと言葉を尽くせたはずだ
言葉が足りなかったのか いやはや 足りなかったのは配慮か優しさか
強き言葉を使わずとも
自分を言葉で強く見せずともいくらでも方法はあったはずだ
だが・・・ しかし・・・ うん
自分を見失わないために強い言葉を捜した
強い言葉を使った結果相手を見失った
本当の敵はどこにいる?
そもそも 敵などいなかったのではないか?
俺は自分が一番だと 一番にならねばと自分で敵を作っていたのではないか?
そう そう その願いこそ逃れられぬもの
だがいつからそのような思い違いをすることになった?
初めの頃は言葉の刃と言葉の刃をお互い合わせるだけで楽しかった
楽しかったから続けた だが いつしかそれが変わり
私は正しいになった
楽しいが正しいに変わった
それこそが罠 枷 もっとも必要ないもの
言葉の刃は相手の心を突き刺すことができるが
言葉の水は相手の心を癒すことができる
自在に変化する水 水は水であり続ける
言葉も言葉でしかないだが・・・ 傷つけることも癒すことも楽しむことも悲しむことも変化自在
言葉を水のように使う そして水のように変化し続ければ自分を見失わず自分は自分であり続ける
それ即ち他人を変化させるのではなく自分が楽しめるように変化すること也
離れてみて そのように思う 今この物語を残す
皆様の道に幸あらんことを
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おーじ
22. おーじ
2021/12/20 06:00
物語 約束

ずっと守っていきますよ
約束です

ずっと一緒ですよ
約束です

また来年も来ましょう
約束です

約束です 約束です 約束です 約束です
増えすぎた約束は
やがて姿を束縛に変えた
だからごめん 捨ててもいいかい?
束縛は守れないんだ・・・
本当にゴメン。
本当に申し訳ありません。
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おーじ
21. おーじ
2021/12/20 05:48
物語 ハッピーエンド

私の人生はハッピーエンドかどうかですか?
どうしてそんなことを聞くのでしょう?
私の人生はまだ終わってはいないですよ
私の人生は終わってからでないとハッピーエンドかバットエンドか判断できないじゃないですか
え?
そもそも終わったらどちらでも変わらないですって?
生きてたことに意味があったのですから?
一度しかない人生楽しかったかですか?
なんでそんなこと聞くのですか?
私の人生はまだ終わってないですよ
いいえいいえ 終わっていますよ
だって私が終わらせたのですから
ハッピーエンドに決まってます
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おーじ
20. おーじ
2021/12/20 03:09
物語 蝉

誰かに気づいてほしくて鳴きます
誰にも相手にされないのはとてもつらいことです

誰かに気づいてほしくて鳴きます
この声が枯れるまで鳴きます

誰かに気づいてほしくて鳴きます
今年もこの季節がやってきたんだと

誰かに気づいてほしくて鳴きます
この命にも意味があることを

もう私が鳴くことはありません
全てが終わり始まりの土に帰っていくからです
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おーじ
19. おーじ
2021/12/19 19:31
物語 ヒマワリ

私はヒマワリ
君という太陽をずっとみてるヒマワリ

私はヒマワリ
君の方だけをずっとみているヒマワリ

私はヒマワリ
君の代わりに太陽になりたいヒマワリ

私はヒマワリ
誰かを照らすことはできないヒマワリ
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おーじ
18. おーじ
2021/12/17 14:44
物語 選択と洗濯

あの時の選択が今を作った
何をいっていいのか わからない 考えがまとまらない
ぐるぐる 考え 
頭の中 回して 
洗濯して選択した

最も自分らしい言葉を選んだ
どこまでいっても 自分だったんだなぁ

他人のために言葉を洗濯してたらかわったかな?
・・・変わらないか
それはもう今の僕の未来じゃない
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おーじ
17. おーじ
2021/12/17 13:21
物語 許そう

昔ひどいことを言ってしまった私 今でも怒っているであろう君へ

それでもいい 許そう

わがままし放題で迷惑をかけてしまって今でも私を怒っているかもしれない君へ

それでもいい 許そう

いまでも私を憎んでいる君へ

それでもいい 許そう

振り回されて迷惑をかけられた君へ

それでもいい 許そう

許されなくてもいいんだ

それでもいい 許そう
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おーじ
16. おーじ
2021/12/17 12:24
物語 セッション

俺の出したい音
私の出したい音
僕の出したい音

どれも違ってまたいい
だけど
その音が近すぎても 遠すぎても いけない
絶妙な音の遠近

一人で音を奏でるより数人で音を奏でたほうが 楽しさも 悲しさも 増す
一人で音を奏でるのは限界がある だからこそそばで一緒に奏でようとする
知らない誰かと音を奏でるには勇気がいる 相手も同じ気持ちだと思う
自分が音を出し終えたら 次の音は相手に譲る そうすればそれぞれのパートで自分の好きな音が出せる
そんなセッションを希望して渇望するのだろう
私は観客なので 傍観するだけだが
汚い音を聞いて気持ちがいいと思うのか?
バラバラの音を奏でるだけなら私にもできる
ドとソとラと ただ鍵盤をたたくだけなら私にもできる
ただそれを音楽にするなら誰かの助けがいる なにかの助けがいる
優秀な指揮者があればバラバラの音も美しい音になるのかい?
それはあの時目指した夢の形

誰かはセッションといったけど 望むのはオーケストラだと思う
指揮者がいてそれぞれが他のパートの誰かの為に自分の音を出す
ああ・・・ なんてすばらしいのだ
この形があの時目指した夢の姿
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おーじ
15. おーじ
2021/12/17 11:04
物語 月

私は私一人では輝くことはできない
誰かがいるから 誰かのおかげで輝ける

太陽が私を照らしてくれるから 夜があるから 星が必要以上に輝かないから
私は月 感謝する私が輝けるためにあるものすべてに

ありがとう

私に光をくれる誰かに そばで見てくれているあなたへ 
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