概論:汎人類帝国

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登録日:2022/12/19 04:48最終更新日:2022/12/19 04:48

本作は、「Wizards of the Coast」が権利を有する「Dungeons & Dragons」の二次創作物です。
予言戦争

※歴史
 この一地方は、『汎人類帝国』という政体の一部です。
 執政官制度は、あくまで帝国復活まで、国家の運営を代行しているという建前のために使われています。
 人類帝国が支配中に広めた言語が共通語です。

※歴史
 汎人類帝国はヒューマン至上国家です。
 ヒューマン以外の異種族の血をひくものは公職につけず、異種族となると、辺境で生存を許されるという圧政でした。
 帝国は一千年続きましたが、貴族とヒューマンがおごり、ドラゴン、巨人や異種族といった、敵を作り過ぎて、彼らの連合(怒りの輪と呼ばれます)による、外部からの侵攻と、内部の帝位継承の内戦によって、消滅することになります。
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nal
3. nal
2022/12/19 05:45
汎人類帝国ってこんなとこ?
概論:徳川幕府よりきつい身分制度の大国。内部腐敗で滅びる。

 ルール的には、標準のファンタジー世界
 ローマ共和国がイメージソース。太陽王当時のフランスも隠し味。

 銃器はない、レイピアやサーベルはあるよ。魔法には重甲冑を着込んでも意味はないのですが‥‥魔法使い以外には強いので、いまだに着込まれています。

 帝国と呼ばれる広大な区域の中央は武装市民などが、退廃の限りを尽くす別天地だよ。
 帝国中央部以外は軍管区と呼ばれる地方に分割されています。
 ここは軍人の統治は、独立独歩であり、それぞれが帝国統一の過程で抑圧された、デミヒューマンの居住区を抱えています。
 そのひとつの地方、北方で舞台となるランカスター軍管区。
 ハーフリングとドワーフの統治領を抱えています。
 なお、武装市民以外は、武具を購入したり、魔法を学んだりするのは大きく制限されます。
 デミヒューマンは移動の制限もあります。統治領からは出られません。

 武装市民とは、建国当時の功労者である家系を支配層に取り立てる階級制度。
 本来は近衛への昇格があったのだが、制度が硬直した割には、近衛になっても、事実上労役が増えるだけだったので、忌避され骨抜きにされた。
 一方、武門としての側面は遊撃従者と呼ばれる、新しい軍人階級に残されている。

※DMとしては、遊撃従者にPCを取り立て、武装市民以外のものにも、武装や呪文の自由を保証する予定です。
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nal
2. nal
2022/12/19 04:51
一般的な特殊論:秘術魔法
秘術の神秘
※世界はどうして産まれたのか
 産まれることなどないよ。
 ただ、大きな変化があっただけだ。
 まあ、世界のひな型として、楽園があった。
 だが、不自然な偶然がその永遠を破壊し尽くす。
 時であり、運命であるそれを、私たちは『灰色の闇』と呼んでいる。
 楽園を喰らった『灰色の闇』から、産み落とされたのが神々だよ。

※私たちはどこからきたのか
『灰色の闇』が楽園を飲み込み、気まぐれに弾き飛ばした、小さな飛沫がが私たちのタマシイだよ。
 その時に近くにいたものの子として産まれてくる。
 善悪や神々など入る余地はない。

※我々はなぜ死ぬのか
 肉体が衰えたからだ。老いなければ死なない。
 むろん、肉体が暴力で損なわれて衰えることがある。
 結局、全ての生命は死ぬようになっているのだよ。
 アンデッドはそれを超越したように見えるね。
 生命と肉体を放棄して、終わりを先延ばしにした存在だよ。

※死んだ後は何があるのか
 そのまま『灰色の闇』に還って溶ける。
 神々や悪鬼が魂の行方に介入するというが、不確定だ。
 転生だって? 前世を忘れて同一人物など笑わせる。

※我々は何の為にいるのか
 理由はないよ。
 ただ、世界を変えようとしてもいい。
 私が抱えた知識、それは世界のありようを教えてくれる。
 それでも、最終的には全て『灰色の闇』に溶けていく。
 儚いものだよ。

※魔術は如何にして行われるか
 言葉であれ、契約であれ、全ての存在とシンボルは『灰色の闇』と繋がっている。
 おまえも叡智を抱えて、より多くの秘密を解き明かし、少しでも楽園に近づくんだよ。

※『混沌』と『灰色の闇』の違い
『灰色の闇』は矛盾した何かだ。
 白でも黒でもない、しかし闇だ。
 言葉と力といったシンボルで動くが、なぜそうなのかはまるで分からない。
 ドラゴンはこの灰色を、白と黒に分けようとした、神々の実験の産物だという。『灰色の闇』を内包した彼らの言葉──竜語がシンボルになるのは宜なるかな。

『混沌』は明確な悪意だ。
 世界を飲み込み、己ごと滅ぼそうとしている。
 強き悪意に応じて、ありようが一時的に変わるが、それだけのものだ。永遠などないよ。
 世界が混乱しているのは、邪神よりも邪神の下僕なのは、悪意の量なのだろうね‥‥。
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nal
1. nal
2022/12/19 04:49
一般的な特殊論:信仰魔法
信仰の業
※世界はどうして産まれたのか
 世界は終わらないし、始まらない。
 ただ、女神たちの介入でありようが変わっただけだ。
 世界が女神が来る前に楽園が全てだった。
 そこが如何なるものかは女神は沈黙している。
 沈黙するのに理由があるだろうが、あえて問うのは無作法だろう。

※私たちはどこからきたのか
 女神たちが『灰色の闇』から、魂を引っ張り出して、胎にしろ卵にしろ吹き込んだのだ。
 全ての生あるものはそうやって祝福されて産まれたのだ。

※我々はなぜ死ぬのか
 魂を呼ぶ、猛く鋭い『灰色の闇』の声に、肉体が抗しえず、魂が引きはがされるからだ。
 長生きする者は強固な肉体を持っているものだよ。
 アンデッドは強固な肉体というより、死を先送りにした破廉恥なやからだよ。

※死んだ後は何があるのか
 魂強き者は女神の審判を受けて、来世の課題を授けられる。
 魂が弱き者は、そのまま『灰色の闇』に放り込まれる。
 どっちでも前世の事はさっぱり忘れるものさ。
 転生しても、前世の事を忘れても、何か選んだのだろうね。

※我々は何の為にいるのか
 幸せになるためだよ。
 金があれば幸せ?
 愛されていれば幸せ?
 その定義を探すためだけに生きてるかもしれないね。

※魔術は如何にして行われるか
 神々や大地とつながって『灰色の闇』のきれはしを引っ張り出すのだよ。
 どこにもない『灰色の闇』は、どこにでもある。
 神々や大地を崇めても力はくれないよ。
『灰色の闇』の力を受け入れることが一番大事さ。

※『混沌』と『灰色の闇』の違い
『灰色の闇』はすべてを内包した、可能性の塊だ。それを模倣しようとして邪神が産み出し、そして失敗したのが、『混沌』だよ。
『混沌』はすべてを否定する『何か』だね。
 ただ、それでも邪鬼を産んだから大したものだ。
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