【ソード・ワールド2.0】シナリオ「 悪魔むらほ」

ぽん太@番頭
ぽん太@番頭トピックシナリオ 押されたいいね! 1
登録日:2016/06/17 10:57最終更新日:2016/06/17 10:57

本作は、「グループSNE」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.0/2.5』の二次創作物です。
誰に見られても恥ずかしいシナリオ第二弾。

やっていて自分に負けそうでした。相変わらず世界観を無視しています。

最後までプレイしてくれたみんなほんとありが㌧。

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シナリオ:悪魔むらほ

----シナリオの発生場所

蒼き雷の剣亭

----登場人物

シンシア(女:人間:20歳:ザルツ地方ルキスラ出身)
 外見:金髪テール、青い瞳、167cm、白衣、ハイヒール
 マギテック協会アカデミーの「はんそうけん」の室長。(マギテックLV6、セージLV6)
 明るく自分勝手。自分の意見をしっかり持ちハキハキと話す。饒舌で丸め込むのがうまい。
 マギテック協会のアカデミーを卒業している。卒業論文兼実験発表で大型マギテックの浮遊搬送を発表し、国から表彰を受ける。
 楽しいことが大好きで、ジョンとアーノルドを連れて、いろんな事件を起こすトラブルメーカー。
 上流階級街に住む、流通関係の家業を営むオーナーの娘。(大富豪の娘)
 父の会社から、未調査のマギテックを持ってきては研究題材にしたり、おもちゃにしたりしている。
 父の会社は都市間での物資流通を行う業務を行っており、最近ではマギテックを使った大型物資の搬送を成功させ、
 これにより業界イノベーションを起こした。(実は娘の研究成果も貢献している。)
 この成功を機に、未調査のマギテックを独自に調達・研究する部門が盛んになっている。
 また、シンシアは父親にも母親にも、とても愛されている。
 マギテック協会では搬送に関するマギテックの研究で高い評価を得ており、
 搬送研究(別名「チームシンシア」または「はんそうけん」)の一室をまかせられている。
 小型のマギテックで実現している浮遊の機能を大型マギテックで可能にした、また浮遊したマギテックの水平移動加速度を増す技術も発見した。
 チームシンシアでは、浮遊、物体の伸縮の研究に加え、新しく転送に関する研究をはじめている。
 割といい年になってきているが、若作りにも熱心なため、実年齢よりだいぶ若く見られる。
 ジョンへの呼び方:「ジョンくん」
 アーノルドへの呼び方:「アーノルド(たまに駄犬)」

ジョン(男:人間:18歳:ザルツ地方ルキスラ出身)
 外見:黒髪短髪、黒い瞳、162cm、白衣、木靴
 マギテック協会アカデミーの研究生。「はんそうけん」に所属。(マギテックLV3、コンジャラーLV4、セージLV2)
 真面目なふりをした変態。気の弱いところがあるため、シンシアに振り回されがちな青年。
 (シンシアはジョンのことを弟のようにかわいがっている、たぶん。)ジョンはとてもシンシアのことが慕っている。
 といってもシンシアの研究にはとても関心を持っており、その技術で人の役に立ちたいと思っている。
 (この思いの原点は足の悪い父に不自由のない生活を提供したいという思いからきている。)
 マギテック協会の別所属がやっている寸劇「魔法少女うぃんどうか☆マギテック」を愛してやまない。
 魔法使いの息子、父から魔法を叩きこまれており、才覚もあるが、本人の希望によりマギテックアカデミーに入学。
 その際にみた、シンシアの実験に感動し、のちに新設された「はんそうけん」の研究生となる。
 研究の発表会の際にみた、大型マギテックの加速実験に関心し、当時、シンシアしかいなかった「はんそうけん」への所属を決める。
 魔法少女うぃんどうか☆マギテック…「ぶたいけん(舞台演出研究室)」の最近やってる寸劇、不思議な生き物ヌーベーによって魔法少女になった少女が世界を救う話。
 家には魔法使いの父と家政婦さんとの3人暮らし。父は足が悪いため、家から出ることがあまりない。
 生活には困らないくらい父がたらふくお金を稼いでいたため不自由はない、というかかなりシンシアには遠く及ばないものの一般的にみて金持ち。
 父…厳格なふりをしているが、息子にとても甘い。口数の少ない元大魔法使い。数々の冒険で名を上げる。その結果として上流階級街に家を構えるほどとなった。
 最後の冒険の際、ドラゴンの火炎ブレスを両足に受け、重度の怪我(熱傷)をした。それにより今は足を使うことができないため、車いすでの生活をしている。
 妻はすでに他界しており、今は息子と家政婦と暮らしている。息子に対しては、自分が冒険者だったためか奔放で、息子の言うことはなんでもOKする。
 ジョンも父の性格をよく分かっており、うまく利用している。(が性格上、悪いことはしない。)
 シンシアへの呼び方:「シンシアさん」
 アーノルドへの呼び方:「アーノルド」

アーノルド(男:エルフ:42歳:ハインラト地方ナイムハイラ出身)
 外見:濃い緑の髪ストレート、黒い瞳、177cm、白衣、ブーツ
 マギテック協会アカデミーの研究生。「はんそうけん」に所属。(ソーサラーLV6、セージLV3)
 気取った性格で自信家。いつも腕組みしている。半面、強いものにまったく逆らえない性格で腰が急に低くなるヘタレ。
 元冒険者で以前に、魔動文明の遺跡調査でシンシアを護衛するという依頼の際、自分勝手な判断で依頼のキーになるマギテックを破壊してしまい、
 協会から膨大な損害賠償を受ける。そのとき同伴していたシンシアがそれを肩代わりする替わりに研究生として自分の研究室に入るよう言われ、今に至る。
 (シンシアはアーノルドの魔法の力量とそれなりの知識と弱みを握れること、万が一なにかあっても身寄りがないことから研究室に入れることを判断している。)
 研究室では、主に実験台にされたり、使いぱしりにされたりしている。
 ルキスラからずっと離れたナインハイム出身で、両親はすでに他界し、冒険者として自活していたが、
 研究室に入ってからはシンシアに宿と生活費を宛がわれ不自由のない生活をしている。
 シンシアにはいいように扱われてはいるものの感謝している。(普段のひどい扱いのため、感謝が表にでることはあまりない。)
 また、彼はシンシアの起こす騒動をとても楽しんでいる。
 ジョンへの見方は上下関係が同じくらいとみている。
 一度、アーノルドがちょっかいを出し、魔法で対決することになったが、ジョンの幻惑魔法でとても無様に負けている。
 ジョンの気弱さからでる失敗などとジョンに負けたというマイナスを相互して、同一立場とみている。
 シンシアへの呼び方:「あねご」
 ジョンへの呼び方:「ジョン」

----本シナリオ追加キャラ

ベル・トルトルト(男:人間:19歳:ザルツ地方ルキスラ出身)
 外見:黒髪短髪、黒い瞳、192cm、黒いタンクトップ・レザーのズボン、ブーツ
 マギテック協会のアカデミーの研究生(元・ふよけん所属【物質へのマナ付与の有効性と性質に関する研究室】)。現「ぶたいけん」の室長。部員は本人含め2名。
 体育会系、演劇をなにより愛しており、マギテック協会アカデミーの生徒ながら、将来は演劇で食べていこうと思っている(困った人)。
 突然現れては一人芝居の寸劇を各地でやっていたため、周りからは変態扱いを受けている。
 元々、「ぶたいけん」はなく、個人でゲリラ的に寸劇を行っていたが今年になって、新入部員が入り研究室を発足させた。
 これにより本格的にアカデミー内外で舞台演劇の活動を始めることができるようになった。
 以前にゲリラ的な寸劇を何度も行っている。(今も)まや当時やっていた寸劇の中で「寸劇の巨人」はかなりの物議を醸しだした。
 寸劇の巨人…首都ルキスラを舞台にした寸劇で、ルキスラの新市壁をも上回る超巨人が現れ、新市壁を破壊し新市街の中を暴れまわる話。特に人気ない。
 現在、新しい寸劇「魔法少女うぃんどうか☆マギテック」を行っており、結構な人気を集めている(集めているのはマリーさんがとてもかわいいからだが)。
 また、この寸劇の脚本にまた誤って女性の新キャラを書いてしまって困っている。
 (実は二回目で前回は自分が女性役:マナミを務め、即死亡退場させたがさすがに二回連続でそれはできないと思っている。)
 役:黒幕❓ヌーベー、マナミ(マナミった人)、その他敵役。
 マリーへの呼び方「マリーちゃん」
 
マリー・カノバス(女:人間:18歳:ザルツ地方ルキスラ出身)
 外見:ピンク髪、両サイドをリボンで結んだツインテール。黒い瞳(ハイライトはピンク)、アカデミー制服。152cm
 マギテック協会アカデミーの研究生(元・かいせきけん【分析と構造解析に関する研究室】所属)。現「ぶたいけん」初の研究生。とてもかわいい。
 真面目で清楚で芝居好きな女の子。
 好きなことにまっすぐ取り組む性格で、人を疑うことをしらない。人を見る目がない。
 ゲリラ的にトルトルトがやっていた「寸劇の巨人」を見て、芝居好きだったマリーはトルトルトの劇に参加したいと進言した。
 結果、いろいろトルトルトは頑張って「ぶたいけん」ができ、その研究生となる。
 がんばって「ぶたいけん」を作ってくれたトルトルトに感謝しつつ、毎日お芝居の稽古をしている。
 寸劇「魔法少女うぃんどうか☆マギテック」の主人公:うぃんどうかちゃんを演じる。
 魔法少女うぃんどうか☆マギテック…「ぶたいけん」発足後初の寸劇。マリーが演じるうぃんどうかが天使すぎてとても人気がでる。
 はじめはゲリラ的にやっていたが、ファンになった街店主などが自分の店でもやってほしいと誘われ、店でやったりしたことでうなぎ上りに人気が出る。今では皇城前広場でショーが行えるほど。
 ベルへの呼び方:「トルトルトさん」

----関連情報
研究室
マギテック協会アカデミーでの学科みたいなもの。アカデミーの学生は入学の際に希望の研究室に所属するようになる。
またアカデミーに認められた場合、研究生が新しく研究室を発足させることもできる。年に一回行われる研究発表会でその研究の必要性・将来性・生産性などを考慮し、研究費用や研究継続を行うかなどが決められる。

搬送に関する研究室(はんそうけん、チームシンシア)
 マギテック協会のアカデミー内にある研究室の一つ、室長はシンシア。現在、シンシア含め3人の研究者がいる。(内2名が研究生)物体の搬送に関する研究をしており、派生として、物体の伸縮、物体の加速度、転送なども研究している。以前にシンシア個人が大型マギテックの浮遊搬送の実験を成功させ、国から多額の褒章金と称号(ルキスラマギテック名誉研究者)を得ている。その資金と地位を使い、マギテック協会アカデミーにこの研究室を作った。ほぼシンシアの遊び場。
 

舞台演劇及び演出に関する研究室(ぶたいけん)
 マギテック協会のアカデミー内にある研究室の一つ、マリーがトルトルト個人がやっていた寸劇に参加したいと進言したことから、トルトルトがいろいろがんばって発足した研究室。設立からまだ1年満たない。現在やっている寸劇「魔法少女うぃんどうか☆マギテック」に出演するマリーが人気となり、各所に呼ばれるようになる。



シナリオスタート時刻:
9:00


導入:
-朝9:00
いつものように蒼き雷の剣亭に集まったプレイヤーに、ルーサーさんが話かけてきます。

<<新メンバーがいる場合>>
ルーサー「よう、プレイヤーたち。今日は新顔がいるんだ。紹介するぜ。」
とルーサーさんは言うとプレイヤーの返事もまたずに、カウンターの奥をみて「入ってこいよ、○○」といいます。

-○○がカウンターの奥からプレイヤーたちの前にやってきます。
-プレイヤー○○さんはここで自己紹介お願いします。

ルーサー「実はちょっと俺からの頼まれごとなんだが、こいつ今パーティがいなくてよ。困ってるんだ。」
ルーサー「パーティのいない野郎をここから出して死なれちゃ日には俺の顔も立たねえからな」
ルーサー「だから、今ちょっと人数不足なお前らのパーティに加えてやってくんねえかな。」
ルーサー「まあ、ただとは言わねえぜ、加えてくれたら、今の毎月の宿代をなしにしてやるからよ。」

プレイヤーたちは、ルーサーさんが以前から駆け出しで一人身の冒険者や、パーティのいない冒険者を人数の少ないパーティによく紹介していたことを思い出します。

ルーサー「それと早速、頼まれごとのご指名が来ているぜ」

<<新メンバーがいない場合>>
ルーサー「おう、いよいよ冒険者らしくなってきたじゃねえか。お前たちにご指名で頼まれごとが来ているぜ」

<<シナリオ開始>>
というと、ルーサーさんは奥のテーブルのほうを指さします。
奥のテーブルには、見慣れた顔の男が座っていました。

-プレイヤーの行動を確認。
-プレイヤーが近づくか、テーブルの男が近づいてくる。

テーブルの男「みなさん、ご無沙汰しております。以前はええと………、こちらの不手際でいろいろと迷惑をかけてしまい申し訳ありませんでした。」
その男は、以前受けた転送魔法の実験依頼でシンシアさんと行動を共にしていたジョンという男だった。
ジョン「今回、折り入って頼みたいことがありまして…」
ジョン「実はある人を説得していただきたいんです。」

-プレイヤーの行動確認。

ジョン「前回、参加してもらった転送実験のおり、その実験の真相に迫りシンシアさんを口ごもらせたあなたたちならきっとその人を説得できるんじゃないかと思いまして、お礼は前回 同様 ガメルでお支払いさせていただきますので…ぜひ…お願いします。」
    
-プレイヤーの行動確認。

-OKの場合
ジョン「ありがとうございます。それは詳しく説明させていただきます。」

-NGの場合
ルーサー「前回のことは俺の耳にも入ってきてるぜ、たしかにひどい話だったなあ。だが今回はまともな依頼だから受けてやってもいいじゃないか。報酬もいいし、なにより人助けはいいことだからな。」
とルーサーさんが口をはさんできました。

-依頼の説明
ジョン「それではまずはこの依頼をさせていただくきっかけになった事件からお話しします。僕は知っての通り、マギテック協会アカデミー(マギテックの基礎から応用までを教わるマギテック協会内の学校です。)の研究生です。そして同じく研究生であり僕のクラスメートでもあるトルトルトという男がいまして、そいつはちょっと変わり種なんですがアカデミー内で、なんといいますか…趣味で寸劇なんかをするやつなんです。ちょっと前まではつまらない寸劇ばっかりやっていたんですが、ここ最近はとても素敵な寸劇をするようになったんですよ。」

といってはジョンは顔を赤らめます。

ジョン「すみません。それでそいつから、今やってる寸劇で新役が必要になったみたいで、僕に相談してきたんです。だから僕は聡明にして大天才の美人科学者シンシアさんを紹介しました。その話をしたときは、すでにシンシアさんもジョンのやっている寸劇を知っていて、 『自分もあんなショーで称賛をあびたらどんなに気持ちいいかしら』と漏らしていたことを僕は知っていましたので、これはいけると思っていました。ほどなくシンシアさんに事情を話すと二つ返事で新役をやってくれると言ってくれました。それからは、シンシアさんも積極的に稽古に参加してくれて、寸劇も素晴らしいものになると思っていたんです…。」

そういうジョンの顔は若干うつむいています。

ジョン「ちなみに、このトルトルトがやっている寸劇にはトルトルトともう一人、すでに参加者がいまして、マリーさんというそれはそれは美しい天使のような天使ちゃんがいるんです。このマリーさんは今やっている寸劇の主人公うぃんどうかを演じている方です。ちなみにトルトルトは脇役、敵役などいろいろやっています。どうでもいいですけど。それで、この三人で寸劇の本番が行うことになりました。するとなんということか、ショーがはじまり、シンシアさんの出番が来るとシンシアさんが台本にありもしないセリフを言うは、立ち回りをするわもう、舞台の中央で、自分が主役だと言わんばかりに暴れまわったんです。しまいには魔動生物を呼び出して舞台は無茶苦茶。怪我人は出ませんでしたが、散々なお芝居になってしまったんです。シンシアさんにあとで聞いてみたら、『今のままの台本じゃつまらないし、自分が目立たないからもっと盛り上がる楽しい内容に変えてあげたのよ。』と言うんです。一緒に参加していたトルトルトはともかく、マリーさんがかわいそうで、かわいそうで…。それ以来、マリーさんは「ぶたいけん」に来なくなってしまいました。あ、「ぶたいけん」とはトルトルトが率いるアカデミーでの研究室の通称みたいなもので、舞台演劇及び演出に関する研究室の略です。

ジョンが椅子を引き乗り出します。

ジョン「そこでみなさんへの依頼なんですが、マリーさんを再び『ぶたいけん』戻ってきてもらうよう説得をお願いします。それと今から三日後にあるマギテック協会アカデミーの研究発表会でマリーさんに再び寸劇にでてもらえるように言っていただきたいのです。」

-プレイヤーの行動待ち

-ジョンがやればいいじゃん
ジョン「実は私、マリーさんに嫌われてるみたいなんです。僕のこと気が付くとすぐいなくなってしまうんですよ。おそらく避けられてるんだと思います。。こんな僕じゃマリーさんを説得なんてできないと思うんです。…ただ、このカメラ的マギテックでマリーさんのあんな姿やこんな姿を収めたかっただけなのに…」

そういうとジョンは黒光りするマギテックを力強くにぎりしめます。

-報酬は?
ジョン「報酬は、僕から払わせていただきます。受けていただけたらまず前金として1000ガメル。成功したら、もう3000ガメルお支払いします。すでに前金についてはルーサーさんにお渡ししていますので、ルーサーさんから受け取っていただけますか。」

-なんで報酬をジョンが払うのですか?
ジョン「僕はトルトルトがやる今の寸劇が好きなんです。マリーさんテラ天使だし!なので、これがなくなってしまうと僕の人生はもうないのと同じなんです。だから、『ぶたいけん』を救うことで僕も救われるんです。このためならいくらお金をだしてもかまいません。」
    
-研究発表会ってなんですか?
ジョン「これはアカデミーで年に一回やっている各研究室の研究内容を公開する式典のことです。ここで発表する内容によって、各研究室に支給される研究費及び、今後の存続などが決まるんですよ。なので、こんな大事なときにマリーさんがいなかったら、きっとゴミクズのトルトルトのことです。一人寸劇とかして、あっという間に研究室はなくなってしまいます。そうなればマリーさんもいなくなり…もう私はマリーさんの寸劇も見れなくなってしまいます。それだけは絶対に免れないといけません。どうかプレイヤーさんがた、どうかどうかお願いします。」

→「ぶたいけん」「はんそうけん」など各研究室のことも詳しく教えてOK
→「ぶたいけん」が発足して1年満たないこともどこかで伝えましょう。

-沈黙したら、
ジョン「えっと、それでは了承ということで話を進めさせていただいてもいいでしょうか。なにかわからないことがあったら聞いてください。そですね。最後に話した研究発表会のこととかでも…」

-OKの場合
ジョン「ありがとうございます。期限は今日を含めて、研究発表会当日までの3日間です。当日の「ぶたいけん」の発表は11:00からです。それまでにマリーさんを説得して、『ぶたいけん』につれもどしてください。わからないことがあったら、僕はいつでもシンシアさんの研究室にいますので、声をかけてください。それでは、私は研究室に戻ります。ああ、それとこのことはトルトルトにも伝えておきますので、彼に会いたいなら直接『ぶたいけん』いっていただいて結構ですよ。それじゃ、みなさん、頼みましたよ☆」

そういうとジョンはウィンクをし、指でプレイヤーをマグナムでうつような恰好したのち、青い雷の剣亭を立ち去っていきます。

-朝9:10
プレイヤーは行動を開始します。



ジョンに会った際:
-「はんそうけん」に到着時
ぶたいけんのドアを開けるとプレイヤーたちに気が付いたジョンが近づいてきた。

ジョン「やあ、プレイヤーさん方。例の件ですね。ちょっと外でお話ししましょう。」

そういうとプレイヤーたちを研究室の外まで案内した。

ジョン「ここならシンシアさんに聞こえません。さあ、お話しを伺いましょう。」

-マリーの説得に成功しました。
ジョン「ありがとうございます。しかしまだマリーさんが寸劇にでてくれるかわかりません、一度様子をみてきていただけますか?」

-マリーが研究発表会にでるようです。
ジョン「そうですか!やったー。本当にありがとうございます。これでマリーさんの寸劇がまた見られるぅ~!プレイヤーさん方のことははじめから信じていました。信じ切っていました。さすがです!報酬は前もってルーサーさんにお渡ししていますので、そちらで受け取ってください。」
ジョンは深々と頭を下げると部屋の奥に戻っていきます。
ルーサーのところへ行き、報酬を受け取りましょう。

→蒼き雷の剣亭:ルーサーに会う
ルーサー「ジョンから聞いてるぜ。うまくいったみたいだな。これが報酬の3000ガメルだ。それと研究発表会だっけか、行くんだろ?女の子がお前らが来るのを心待ちにしてるそうだぜ。」
プレイヤーたちは報酬の3000ガメルを受け取ります。

-「はんそうけん」の外にでる際
ジョン「また何度来てもらってもかまいませんよ。聞きたい事があったら、いつても来てください。シンシアさんにはうまく誤魔化せるよう策は打ってますので、怪しまれることはありません。それでは。」


トルトルトに会った際:
※「ぶたいけん」が発足してまだ1年立たないことをどこか伝えましょう。
※マリーの元所属していた研究室のことを知っています。

-ぶたいけんに到着時
ぶたいけんのドアを開けると奥にいた男が練習をやめて、こちらに近づいてきた。

-はじめに
トルトルト「やあ、はじめまして!僕はトルトルト。親友のジョンから話は聞いているよ。マリーちゃんを連れ戻してくれるんだって、ありがとう!なぜだか1週間前から来なくなったんだよ!なんでなんだろうね!ミステリアーースっ!」

とトルトルトはいうと手を大きく広げます。

トルトルト「ああ、ごめんごめん。ついアクションをとってしまった。いつものくせでね。あとマリーちゃんの家いって話をしてみようと思って、自宅の場所聞くために彼女の元所属していた研究室へ何度か行ったんだけど、マリーちゃんのクラスメート、僕と話したがらないんだよね!なんでだろうね!モアミステリアーースっ!」

とトルトルトはまた手を大きく広げます。

トルトルト「ということで、実は僕もうまくいってないんだ、もう日がないってのに…やはり一人寸劇をするしかないのか……。」

-どんな劇なんですか?
トルトルト「魔法少女うぃんどうか☆マギテックという、愛と友情あふれる感動の寸劇なんだ。」
トルトルト「マリーちゃんが主役をやってるんだけど、とても人気なんだ!もう昔みたいにゲリラ寸劇しなくても、向こうからやってほしいと依頼されるほどにね!」

-シンシアさんについて
トルトルト「ああ、シンシアさんか。彼女は天才だね!僕の想像をはるかに凌ぐ潜在一隅のアクトレスだと僕は思うよ。」

-シンシアさんの起こした事件について
トルトルト「もしかして、1週間前やった皇城前広場前食堂が提供してくれた寸劇のことかい?」
トルトルト「あれは、すごい迫力だったなあ、まさにシンシアさんの内に秘めた才能が爆発した瞬間だったよ。舞台も爆発したけどね。」

-台本とぜんぜん違いますよね
トルトルト「芸術は得てして、定められた道筋を通ることが正解じゃないこともあるんだよ。僕は全然かまわないね!」

-ジョンが本番にシンシアさんを出さないようにしてること知ってます?
トルトルト「なんだって!?さっぱり知らなかったよ。なんでだ……??シンシアさんは天才なのに……」

-シンシアさんが原因でマリーさん来なくなったんですよ
トルトルト「え!そうなの!?なんでまた?訳が分からないよ。」

-本番の台本みてもいいですか?
トルトルト「いいとも、いろいろ協力してもらってるからね!でもネタばれになってガッカリしてもしらないぞ!」
そういうと台本をプレイヤーに手渡します。


-ふよけん【物質へのマナ付与の有効性と性質に関する研究室】
-到着時
なかなか大きな研究室です。研究生の人数もだいぶいるようです。
※トルトルトの元・同級の研究生&友達がいる。幼なじみもいる。
※基本はトルトルトの情報しか集まらない。 
「トルトルトはアカデミー屈指の変態。」
 「マリーさんと会う前は一人でゲリラ寸劇をよくしていた。あのときやっていた寸劇の巨人が原因で、ザイア神官から尋問を受けていたことがあったね。」
 「マリーさんはともてかわいい。トルトルトと新しい研究室作るなんて今でも信じられないよ。」
 「トルトルトは次の発表会でまた一人寸劇をするらしいね。」
「トルトルトは昔からあんなやつだった。」


-かいせきけん【分析と構造解析に関する研究室】で情報集め
-到着時
かなり大きな研究室のようです。以前行った『はんそうけん』と比べるとかなりの広さと人数です。
※マリーの元・同級の研究生&友達がいる。
※友達からマリーのことを聞ける。また気のいい親友もいる。
「マリーは一週間前からまた、ここ『かいせきけん』に戻ってきていますよ。」
「マリーはトルトルトを避けていますね。トルトルトさんにきっと何かされたんだと思います。」
「トルトルトが来るとマリー隠れちゃうんです。あいつ、女の敵ですね。」
「もう『ぶたいけん』にはいけないと言っていました。マリーかわいそう。」
「トルトルトが前にやってた寸劇覚えています。「寸劇の巨人」とかいう題名でそれもうほんと不快な寸劇でした、もし次やったら絶対、あいつ逮捕されますね。私が通報します。」
「(初日のみ)マリーさん、今日はお安みされてますね。」
「(初日のみ)今日は家の用事で出られないと言っていました。家にはいると思いますよ。」
「(親友コリンベ)マリー、こないだからまたここに戻ってきました。あんなに楽しそうにお芝居や『ぶたいけん』の話をしていたのに。本人に聞いてはいないけど内心心配です。」
「(コリンベ)7、8ヶ月前のことです。話の中心はトルトルトさんになるのですが、そのころはまだトルトルトさんは寸劇をしていませんでしたが、その日、彼が当時所属していた「ふよけん」で偶然、彼によって解明された未解明マギテックがありました。脱衣のマギテックです。それの発見をきっかけに彼はひらめいたんです。これを使った寸劇が面白いんじゃないかと、それからほぼ毎日のように彼はゲリラ的な寸劇をはじめました。正直、周りの人間の評判はいいものではありませんでした。たしか内容は、全長30mを超える超巨人になって新市壁を破壊し、新市街に入った巨人が暴れまわるというお話です。えっとたしかタイトルが。。そう、寸劇の巨人です。それを見たマリーは好感を持ったらしく、それいらい彼の寸劇を追いかけるようになりました。そしてついに、マリーは行動にでました。マリーは、彼の舞台装置と自分が考案した舞台装置でもっと素晴らしい劇を協会の協力の元できると言って寸劇に参加しました。彼女の案は協会も利益ある研究と認めてくれたらしく、ぶたいけんができあがりました。私はもうそれでマリーがうまくやったと思ってたんですが、、マリー、まだ告白していなかったんです。そうです。マリーはトルトルトさんのことが好きになっていたんです!親友の私だからわかります。」

→(親友コリンベ)家を会話の内容次第でマリーの家を案内してくれる。家の地図を書いてくれる。
 

マリーに会った際:
※マリーの所在:初日:家にいる。二日目:アカデミーにいる。
※自宅の場合、17:00を過ぎると母親が合わせてくれなくなる。

-マリーの家( 旧市街の一般層住宅街 )に到着時
マリーの家は一般庶民が使うありふれた平屋の民家のようだ。
ひとけも感じる、誰か中に人がいるようだ。マリーもいるかもしれない。
片開きのドアには、ドアノブとノッカーがついている。

-マリーの家(初回ノック)
「はーい」
と奥から声がして、しばらくすると扉が開き、
プレイヤーたちの前には中年の女性があらわれます。
「どなた様ですか?」
→中年の女性はマリーの母です。
→プレイヤーが自己紹介をすますと、マリーを呼んでくれます。

-マリー初回(マリーの知人がいないバージョン)
-マリーの教室に到着時(マリーがいる場合)
マリー「ええと、どなた様ですか?」

-マリー初回(マリーの知人がいるバージョン)
→マリーの知人がプレイヤーたちを紹介してくれます。

-「ぶたいけん」に来なくなった理由を聞く
マリー「私、人前でお芝居を自信がなくなってしまいました。それにあのとき逃げ出したから、もうみなさんに合わせる顔がありません……。」
    
-当時、なにがあったんですか?
マリー「1週間前、シンシアさんが参加してからはじめの寸劇の本番がありました。会場は皇城前広場前でした。今やっている寸劇は、新しく登場した「むらほ」というキャラクターと「うぃんどうか」の友情のお話しなんですが、引っ込み思案の「むらほ」が勇気をだして「うぃんどうか」のために願いを言うシーンがあるんです。練習通りならそこで奇跡が起こり、一時の平穏が訪れるという流れなのです。でも…あの日、いつもやっていた練習通りにお芝居は始まり、「むらほ」が勇気をだして願いを言うシーンまで、お芝居はうまく進みました。そして、「むらほ」のシーンで、シンシアさん、なぜか急に違うセリフをいいだして、舞台の中央で歌ったり、踊ったりしはじめたんです。私、動けませんでした。あまりに台本と違って、合わせることもできず、固まってしまいました…。そのとき、今度は怪獣が現れて、怪獣たちが舞台を壊しはじめたんです。私、怖くなって足がすくんでました。そしたら、シンシアさんがその怪獣たちをどんどんやっつけていきました。終わったころには、会長と私とシンシアさんだけになっていました。そしたらシンシアさん『楽しいお芝居だったわね。』って言ったんです。この人はすごいと思いました。なにがあっても、どんな状況でもお芝居をやり通す。本物の女優はこんな人なんだと思いました。そう思ったらもう、シンシアさんの顔を見ることでできず、私、逃げ出してしまいました。私たちを守ってくれたのに…。私、最低です。こんな私にはお芝居をやる資格なんてありません。」

マリーは続けていいます。

マリー「せっかく来ていただいて申し訳ないんですが、そういうわけで「ぶたいけん」にはもう行きません。」
    
-プレイヤーが説得を開始する。
※説得の際のNPC協力はみなさん、二つ返事でOKしてくれます。
それではプレイヤーさんは、なにか一言以上、いい感じの説得をマリーさんに言ってください。
内容によってはマリーさんの心を動かすことができるかもしれません。
→内容がクソだった場合
 冒険者判定-知力、成功値:15
 ちなみにこの内容の場合、自動成功はありません。
→まあまあの内容だった場合
 冒険者判定-知力、成功値:13
 自動成功はあります。
→神な内容だった場合
 セージ判定もしくは冒険者判定-知力、成功値:13
 自動成功はあります。

→再挑戦:20分後、1時間後、3時間後、後日

-プレイヤーの説得→失敗バージョン
「ごめんなさい。」と言いながらマリーは無理無理に扉をしめてしまう。
説得は失敗し、扉をしめられてしまいました。

=助け舟
モリヒヨ「これは、だれか別の人に説得を頼んだほうがいいんじゃないかな?」
or
ナレーション:プレイヤーの話を聞いてくれそうにもありません。誰かほかに説得できそうな人を見つけたほうがよさそうです。
or
教室の場合、マリーの親友が現れ、親友が説得をはじめる。

-マリーの知人を連れてくる。(ふつうに成功する知人:トルトルト、マリーの親友)

知人「マリー(ちゃん)はとてもがんばってるよ。シンシアさんもすごい人(だと思う)(だ)けど、マリー(ちゃん)は一生懸命やってるよ。戻ってまたお芝居やってよ。」

などと知人は懸命に説得をしてくれます。

続けて、プレイヤーも説得を行います。
上記のプレイヤー説得を参照。 親友:ボーナス+2
                     トルトルト:ボーナス+1
                     ジョン:ペナルティ+3
                     シンシア:ボーナス+1、失敗したらシンシア特殊説得に移行。

-説得成功
マリーはしばらくなにも言いませんが、すこししてマリーが話だしました。

マリー「わかった。私、またがんばってみます。シンシアさんみたいになれなくても、私は私のお芝居をやってみます。だってお芝居好きだから…」

とマリーはいいます。こころなしかマリーの顔もすこし明るくなったように見えます。

-シンシア特殊説得
シンシア「マリーさん、二人でお話しがしたいから、でてきていただけるかしら」

しばらくすると扉が開き、マリーが現れます。

マリー「シンシアさん…。私…」

シンシアをみたマリーは口ごもった様子です。
シンシアはマリーの心中ことなどおかまいなしに続けます。

シンシア「いいの。私もあのとき、本気を出しすぎてしまって…、凡人ならああなっても仕方ないわ。でも、私ならそんなあなたを救いだすことができるの。」

そういうと、シンシアはマリーの肩にぽんぽんとします。
マリーはシンシアがなにを言い出したかわからない様子でただつったっています。

すると、突然シンシアはポケットから注射器を取り出し、すばやくマリーの首筋に注射をします。

シンシア「マギテックの力でね!」

とつぜんの投薬されたマリーは目がうつろになり、シンシアにもたれかかります。
すかさずシンシアが後ろのアーノルドに掛け声をだします。

シンシア「今よ。アーノルド!」

後ろにいたアーノルドは「おまかせください!」というと、すかさずマリーの前に立ちはだかるとになにかの魔法をマリーにかけます。
そして、しばらくもたれたままのマリーが態勢を戻します。

マリー「シンシアさん、私なんだか急に元気がでてきました。ありがとうございます。それにすごく陽気な気分!なんでもできそうな気がします。シンシアさん、明日(あさって・今日)のお芝居とてもたのしみです。」

シンシア「ええ、私も楽しみにしてるわ。」

マリーもシンシアもニコニコで手を振ります。説得は成功したようです。

-シンシアになにをしたか聞く
シンシア「元気になるおまじないよ。」
後ろのアーノルドもうんうんと言っています。


(ほんとの薬と魔法の内容)
薬は魔法の効果超永続薬です。
アーノルドの魔法は気持ちを高揚させる効果とシンシアをとても信頼している大親友だと刷り込みをかける効果が若干ふくまれています。

=マリーの説得に成功した場合
→マリーは「ぶたいけん」に戻っています。初日も二日目も18:00までいます。本番当日は9:00まで「ぶたいけん」にいます。

-初回
「ぶたいけん」にはトルトルトとマリーがいる。
プレイヤーたちに気が付いた二人はこちらに向かってきます。

トルトルト「やあ、アミーゴ!。君たちのおかげでマリーちゃんが戻ってきたよ!ほんとうにありがとう!」
マリーもつづけて言います。
マリー「みなさん、ありがとうございました。トルトルトさんも逃げた私をとがめることもなくうけいれてくれました。私、またがんばってみます。よかったら今回の研究発表会で行う『ぶたいけん』の寸劇、見にきていただけますか?」

-OK(NGだったら、なんとかOKに誘導する。)
マリー「ありがとうございます。たのしみにしていてください。」
どうやら、ジョンの心配事も解決したようです。ジョンに報告しましょう。


移動関係:
蒼き雷の剣亭	⇔マギテック協会	10分
蒼き雷の剣亭	⇔皇城前広場		10分
蒼き雷の剣亭	⇔ ゛の事件現場	10分
蒼き雷の剣亭	⇔マリーの家		15分
マギテック協会⇔皇城前広場	 5分
マギテック協会⇔マリーの家		20分
マギテック協会⇔シンシアの家	30分
マギテック協会⇔ジョンの家		30分
マギテック協会⇔トルトルトの家	20分
研究発表会…マギテック協会内

各施設:
マギテック協会(施設内移動は同階2分、別階5分)
 1F
	フロント→各施設の行き場・目的などを教えてくれる。個人情報も聞き出せる。
 	マギテック買取・修理・処分・鑑定、
  2F
	アカデミー各研究室
		 「ぶたいけん【舞台演劇及び演出に関する研究室】」
		「はんそうけん【搬送に関する研究室】」
		「ふよけん【物質へのマナ付与の有効性と性質に関する研究室】」
		「かいせきけん【分析と構造解析に関する研究室】」
 3F
	国管理部分→室内には入れない。また通路にも立ち入り禁止区域がある。

皇城前広場
	事件現場→事件現場
		・すでにかたずけられている。
		・探索(成功:10)するとガーゴイルの破片が見つかる。
		 マギテック協会で鑑定(10ガメル)すると所有者がシンシアとわかる。

時間関係:
初日 (金曜日)→ 依頼
2日目(土曜日)→ 特になし
3日目(日曜日)→ 研究室発表会は10:00から、「ぶたいけん」の発表は11:00から


マリーの所在:
初日 → 自宅
2日目→ 説得できてない場合「かいせきけん」、説得済みの場合「ぶたいけん」
3日目→ 説得できてない場合「かいせきけん」、説得済みの場合「ぶたいけん」


----今回の魔法少女うぃんどうか☆マギテックの台本

<<原作>>
- 前回の怒涛の展開だった最終幕から日常回へ戻り、なんやらかんやらやって、そして、いよいようぃんどうかが魔法少女になる話

-スタート
うぃんどか「さよなら。むらほちゃん。元気でね」
むらほ「いや!行かないで…うぃんどかさぁぁぁん!!」
うぃんどうかは動かなくなる。

むらほ「どうして…?死んじゃうって、わかってたのに…。私なんか助けるよりも、あなたに……生きててほしかったのに…」
ぬーべー「その言葉は本当かい?むらほ。君のその祈りの為に、魂を賭けられるかい?
戦いの定めを受け入れてまで、叶えたい望みがあるなら、僕が力になってあげられるよ」
むらほ「あなたと契約すれば、どんな願いも叶えられるの?」
ぬーべー「そうとも。君にはその資格がありそうだ。教えてごらん。君はどんな祈りで、ソウルマギテックを輝かせるのかい?」

むらほ「私は……。私は、うぃんどうかさんとの出会いをやり直したい。彼女に守られる私じゃなくて、彼女を守る私になりたい」

ぬーべー「契約は成立だ。君の祈りは、僕のリビトーを凌駕した。さあ、解き放ってごらん。その新しい力を!

-暗転
舞台がアカデミーの研究室中に変わる。

むらほ「はっ?ここは…。私、まだ退院してない…。はっ!?夢じゃ、ない…」

室長「はーい。それじゃあ自己紹介いってみよ」

…………その後、しばらく日常やらなんやらかんやらが続いていく…………

-そして最終幕

うぃんどか「ひどい…」
ぬーべー「仕方ないよ。彼女一人では荷が重すぎた」
うぃんどか「そんな…あんまりだよ。こんなのってないよ」

むらほ「うぃんどうか、そいつの言葉に、耳を貸しちゃダメぇ!!」

ぬーべー「諦めたらそれまでだ。でも、君なら運命を変えられる。避けようのない滅びも、なげきも、全て君がくつがえせばいい。その為の力が、君には備わっているんだから」
うぃんどか「本当なの?」
むらほ「騙されないで!そいつの思う壺よ!!」
うぃんどか「私なんかでも、本当に何かできるの?こんな結末を変えられるの?」
ぬーべー「もちろんさ。だから、僕と契約して、魔法少女になってよ!」
 
むらほ「ダメぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

-劇終、次回いよいよ最終回!

---
<<本番(みんないるバー)>>
-朝9:00
蒼き雷の剣亭に集まるプレイヤーたちの前に、男が駆け足で足りよってきます。
ジョン「おはようございます、みなさん。」
ジョン「大事なことを失念していました!」
ジョン「このまま寸劇がはじまっちゃうとまたシンシアさんが何かやらかすかもしれません。トルトルトの許可は得ています。どうかみなさん、寸劇に参加していただけませんか。」

-OKを言わせてください。

→台本をまだ読んでいない場合、ここでジョンがプレイヤーに台本を手渡します。
ジョン「それではこれが台本です。まずは読んでみてください。」
そのまま「原案」を読み上げてください。

ジョン「配役はすでにこちらで決めさせていただきました。プレイヤー1さんは瓦礫、プレイヤー2さんは樹木、プレイヤー3さんは空気、プレイヤー4さんは幕の後ろで監督役をしてください。でも、何事もなかったらなにもしないでくださいね。」

-朝10:50 開幕直前

シンシア「みなさんも参加されるのね。その役になんの意味があるかわからないけど…」
シンシア「それよりマリー!前回はミュージカル風でいきましたけど、今回はハードボイルドでいこうと思ってるのよ!楽しみにしてて!」
-↓マリーさんがおかしい場合---
マリー「楽しみーー!↑」
-↑---

-朝11:00 開幕

- 前回の怒涛の展開だった最終幕から日常回へ戻り、なんやらかんやらやって、そして、いよいようぃんどうかが魔法少女になる話

-スタート
うぃんどか「さよなら。むらほちゃん。元気でね」
むらほ「いや!行かないで…うぃんどかさぁぁぁん!!」
うぃんどうかは動かなくなる。
ここまでちゃんとシンシアさんは役を演じているようだ。

むらほ「どうして…?死んじゃうって、わかってたのに…。私なんか助けるよりも、あなたに……生きててほしかったのに…」
ぬーべー「その言葉は本当かい?むらほ。君のその祈りの為に、魂を賭けられるかい?
戦いの定めを受け入れてまで、叶えたい望みがあるなら、僕が力になってあげられるよ」
君のわるいぬいぐるみを着たトルトルトが役を演じている。

むらほ「あなたと契約すれば、どんな願いも叶えられるの?」
シンシアさんはふつーにやればとても演技がうまい。

ぬーべー「そうとも。君にはその資格がありそうだ。教えてごらん。君はどんな祈りで、ソウルマギテックを輝かせるのかい?」

むらほ「私は……。私は、権力がほしい!」

ぬーべー「え…!

むらほ「権力とですべてを従え、逆らうものには死の制裁を、あがうものには二度と立ち上がれない絶望を与えたい!!」

-↓マリーさんがおかしい場合---
シンシアさんが言い終わると、さっきまで倒れていたマリーさんが起き上がり、
うぃんどうか「ふっふっふー…!そのとうりです!」
といいながら、ふてきな笑みをうかべます。
戦闘にはいると敵として2ターン目に乱入してくる。
-↑---

シンシアさんは、(言い終わると)ポケットから小型のマギテックを地面に投げつけた。

投げつけたあたりから、魔動生物が現れ、奇怪な雄たけびを上げながら暴れだします。

むらほ「やれ!逆らうものに死の制裁を加えるのだ!」

-↓マリーさんがおかしい場合---
うぃんどうか「駆逐してやる!」
-↑---

やはりシンシアさん(たち)の暴走が始まっていまいます。

すると観客席のほうから声が聞こえてきます。
ジョン「瓦礫、樹木、空気、監督となったかつての魔法少女たちが暴走したむらほを止めるべく立ち上がる!!………
さあ、みなさん、お願いします!むらほをとめてください!舞台と観客席は僕が魔法で守ります。」

魔動生物との戦闘が開始されます。
<戦闘開始>
ガーゴイル1匹(前)
1ターン遅れて後ろから乱入(後):シンシア(HP30 MP無尽蔵 防護点2 魔力5 命中6
						エフェクト・ウェポン(火)優先1回のみ(自分)
						1.2(クイック・ローダー)>ソリッド・バレット>射撃
						3.4(クイック・ローダー)>クリティカル・バレット>射撃
						5(クイック・ローダー)>ショットガン・バレット>射撃
						6グレネード
→負けそうと判断される場合、トルトルト(HP30 2D 命中4 防護4)と
                   マリー(HP20 MP30 キュアウーンズ 防護1)が参戦する。
                   ※敵の場合、すぐ前進する。そしてなにもできないガラグタです。
<戦闘終了後-勝利>
-エピローグ
「シンシアー!」「きゃー!シンシアさまー」「ハイル、シンシアー!」
魔動生物を倒すと舞台は、割れんばかりの歓声が上がっていた。
マリーは後ろのほうで「えい、やあ」と魔法の杖を振っている。
彼女なりにアドリブをきかせているようだ。
観客席では涙ぐむジョンが必死に魔法を詠唱している。となりにはアーノルドがおり、彼もまた魔法を必死に観客のほうへかけていた。怪我人や、破損したものもないようです。どうやら、舞台と観客席はジョンとアーノルドによって守られたようです。

→ジョン:防護の魔法で観客や舞台を守っていた。
→アーノルド:精神支配の魔法で観客を操っていた。

そして、目を横にやると教官たちが青筋を立ててこちらを睨んでいます。

すべては成功したようです。
あとのことはすべてジョンとアーノルド、トルトルトさんに任せようと思うプレイヤーたちでした。

数日後、噂では「ぶたいけん」は解散となり、トルトルト、シンシア、ジョン、アーノルド(、マリー)も1ヶ月の謹慎処分を受けたということです。ちゃんちゃん
		

クリアー報酬:
成功:シナリオは見事成功しました。プレイヤーのみなさんは1000経験値を得ました。

---

失敗:当日、マリーが来ない。
-エピローグ
当日になりましたが、やはりマリーさんはきませんでした。
マリーさんが来なかったことが原因なのかシンシアさんも参加しなかったようです。
致し方なくトルトルトは寸劇「寸劇の巨人」を行うこととなります。
そして寸劇が終わるころ、舞台に上がってきたザイア神官たちにトルトルトさんは連れて行かれました。数日後、噂では「ぶたいけん」は解散となり、トルトルトも1ヶ月の謹慎処分を受けたということです。ちゃんちゃん

クリアー報酬:
成功:シナリオは失敗となりましたが、プレイヤーのみなさんは500経験値を得ました。

<<(変更シナリオ)一日目>>
ぶたいけんの装置説明→どこかでやる。
	瞬間脱衣装置→手に持てる小型のマギテックで、スイッチを押すと、身に着けている
	衣服が一瞬で光のチリとなり蒸発する。マギテック協会にあった未解明マギテックを
	トルトルトが奇跡的に解明した。
	瞬間着衣装置→人が一人が通れるくらいの門のようなマギテック。通った瞬間、決められた
	衣服を瞬間で着衣できる。マリーが開発し、ぶたいけんに献上した。起動時にマリーの
	承認がいる。

<<(変更シナリオ)二日目>>
ぶたいけんにつくと、トルトルト、マリー、シンシアがいる。
トルトルトは一人で練習している。
マリーとシンシアが二人で練習している。


マリー→ぶたいけんに出てくる。
	 シンシアととても親しげに(というかベタベタしながら)練習をしている。
	
シンシア→マリーがぶたいけんにいるため、彼女もぶたいけんに出てくる。
	  (彼女はマリーが女友達的に好き、一方的だが、あと性格なども好き。)

コリンベ→女性。マリーの親友、かいせきけんに所属。
	  マリーがなんの連絡もなしでかいせきけんにこないことで心配になり、ぶんせきけんに
	  いく。ぶんせきけんにいるマリーの異変に気がつき、マリーに問い詰めます。


プレイヤーと話しをしているさなか、急に扉が開き、女性が入ってきます。
気が付いたトルトルトが彼女に話しかけます。
トルトルト「あ、かいせきけんのコリンベさんじゃないですか。」
コリンベはトルトルトに気が付くといちれいし、まっすぐマリーに近づいていきます。
コリンベ「マリー、ここにいたのね。心配したよ。一週間前、かいせきけんに戻ってきたと思ったら、今度は連絡もなしに、またここに戻ってるなんて、うまくよりがもどったってことね。」
マリーはシンシアの腕に寄り添ってコリンベのほうを見ていますが返事をしません。
マリー「ねーシンシアさん、また指導していただけますか?」
シンシア「そ、そうね。それじゃまた変身のとこやってみる?」
マリー「きゃー、やりますー!」
シンシアの顔が若干こわばってるようにみえる。

コリンベは少し動揺した様子でマリーに再度、話しかけます。
コリンベ「どうしちゃったの?マリー。あなた、いつもと全然違うわよ。」
マリー「コリンベ、私はいつもどうりです。大好きなシンシアさんとイチャラブしてるから、
	あまり話しかけないでくださいね。」
コリンベはあとずさりし、トルトルトとプレイヤーがいるほうへ詰め寄ってきます。
コリンベ「これはどういうことなんですか?あのおっとりしたマリーがまるで別人です。」

—プレイヤーが説明する。
事情を知ったコリンベは怒りを隠せない様子で、シンシアにつっかかっていきます。
そのとき、シンシアのポケットから何かが落ちます。見ると注射機のようで中に液体が入っているようです。

シンシアが阻止してきます。

-注射器を手に入れる。
コリンベが鋭く怪しいものを感じ取ります。
コリンベがマギテック関係の解析に長けていることをプレイヤーに伝えます。

-シンシアを問い詰める。
シンシアは素直に、楽しみたかった。やったあとにちょっとやりすぎだと思った。(彼女の豹変ぶりから)彼女とも今後も仲良くいたいからちゃんと誤るという。彼女の作った瞬間着衣装置を使うのが楽しかった。最後に明日の舞台を最後にするという。シンシアははんそうけんに戻る。

-プレイヤーがコリンベに液体を解析依頼する。
あとでかいせきけんにきてください。
-かいせきけんにいく
コリンベが無意識化でも強力な魔法耐性を得れる薬のようです。という。なにかわかるかと思ったのにくやしいになっている。
-事情を説明する。
コリンベ「そうだったんですか、まってください。さきほどの薬の効果をなくす薬がありますので、これを使ってください。」 魔法耐性8になる。
「このあとどうなさるんですか?」
-マリーのところへいく
「わたしも連れて行ってください。」

-マリー正気に戻る。
やっていたことに動揺してしまうも、またここから逃げ出そうとする。
-コリンベが止める
コリンベ「マリー、まって。いつまでも逃げないで、あなた、トルトルトさんのこと好きなんでしょ。」
マリー告白。

-トルトルトがマリーに好かれていることを知る。
驚きながらも受け入れ、自分も好きと告白する。
マリー「みなさん、ありがとうございます。こんな幸せな日はありません。これから彼と一緒にぶたいけんを続けていきたいと思います。」

-ジョンがトルトルトとマリーの仲を知る
ジョン「そんな、トルトルトが好きだったなんて、、」
力なく、ふらふらと部屋の奥へ行ってしまいます。
ジョン「・・・それでも明日の発表会は見に行こう。」

<<修正・三日目>>
本番(みんないるバー)を若干改変。

ジョン「私も気持ちが落ち着きましたし、遠くから一人愛する男ってのもありだと考えました。
ところで、発表会の件ですが、万が一のことを考えて、シンシアさんが出すぎたことをしてまた今回のようなことにならないとも言えません。だから、対策を考えてきました。事前にアーノルドも丸め込みました。そこでみなさんにもご協力願いたいのですが、」…本番(みんないるバー)の説明に戻る。

ジョンは、シンシアに次やったらこのことを協会の審問会にチクるからもうやらないでとお願いした。
ジョンは、アーノルド/シンシアのお金問題を解決した。
ジョンは、発表会が無茶クチャにならないよう、舞台に仕込みをした。
ジョンは、アーノルドを使って観客がパニックにならないないようにした。
ジョンは、事前に審査官にバトルな見世物をすることを告知しておいた。
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