【クトゥルフ神話TRPG】リプレイ「摂氏三十六度のリュミエール」【トピック・掲示板】

新菜
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登録日:2018/09/05 12:02最終更新日:2018/09/05 12:02

システム:mirin1023さんが、入室しました。
システム:mirin1023さんが、退室しました。
システム:みりんさんが、入室しました。
システム:新菜さんが、入室しました。
システム:キャラクターリストに狐塚 伊隠が追加されました。
GM/みりん:■導入
GM/みりん:すっかり秋めいてきた頃。
GM/みりん:あなたと陽介は、あなたの部屋で何をするでもなく適当に過ごしていました。
皆川 陽介:「そうそう、お隣さんにプラネタリウムのペアチケットを貰ったんです。近いうち一緒に行きませんか?」パンフレットを出す
システム:狐塚 伊隠さんの「知識」ロール(1d100<=55) → 失敗 96 (96)
狐塚 伊隠:「先輩って近所付き合いするんだ?」
皆川 陽介:「しますよ〜。引っ越した時に全部のお部屋に挨拶行きましたよ」
狐塚 伊隠:「へえ」
狐塚 伊隠:「それで、なんだっけ? プラネタリウム?」
皆川 陽介:「はい、けっこう最近できたところなんですけど、人気みたいで」
狐塚 伊隠:「いいよ。それなら、少し持って行ってほしいものがあるんだ」
皆川 陽介:「なんですか?」
狐塚 伊隠:「未来のボールペン。ボクは天使さんのを持って行くから、先輩が未来を連れて来てくれたらうれしいよ」
皆川 陽介:「…………。なるほど。わかりました」
狐塚 伊隠:「じゃあ、よろしく。はいこれ」渡す
皆川 陽介:「……はい」受け取るよ
狐塚 伊隠:「頼んだよ」
皆川 陽介:「わかりました」
狐塚 伊隠:パンフ見るよ
GM/みりん:▼情報_プラネタリウム
GM/みりん:大型商業施設のビルの最上階にある『スター・ナイト・ミュージアム』というプラネタリウム。
GM/みりん:プラネタリウム施設自体は大きく3つのフロアに分かれており、通常の『シアタールーム』、星空を歩いているような体験をできる『イルミネーションルート』、それから星や宇宙をモチーフにした『売店』があります。
GM/みりん: 
GM/みりん:・シアタールーム
GM/みりん:数種類のプログラムがあり、特色のあるものとすれば『目に見えない星々の物語』という40分程度のプログラム。 有名な星座や一等星ではなく、あまりスポットの当たらない星をメインに解説するものです。
GM/みりん:いろいろなジンクスの噂もあるようで、家族連れや友人とだけではなくデートプランとしてもおすすめされています。
GM/みりん: 
GM/みりん:・イルミネーションルート
GM/みりん:鏡張りの通路の中にイルミネーションで星空を再現している出し物。ゆっくり歩いて20分程度です。
GM/みりん: 
GM/みりん:・売店
GM/みりん:宇宙モチーフのグッズが多数販売されています。
狐塚 伊隠:「きっと未来は、ボクと同じで先輩の話す話が好きだった」
狐塚 伊隠:「連れて行くとよろこぶ。あんまり悲しんでたら、未来が笑えないよ」
皆川 陽介:「……うん、大丈夫。僕、大丈夫ですよ。ちゃんと連れて行きます」
狐塚 伊隠:「連れて行くだけじゃだめだよ。行くことで先輩にはまた笑ってもらわないと」
狐塚 伊隠:「当日、楽しみにしてる」
皆川 陽介:「あはは……笑えますよ?大丈夫です」
狐塚 伊隠: 「先輩の大丈夫ほどあてにならないものはないからね」
皆川 陽介:「……なんとかします。ありがとうございます。じゃあ、また当日に」
GM/みりん:そう言って陽介は部屋を後にします
GM/みりん: 
GM/みりん:何事もなく日が経ち、当日になりました。
GM/みりん:プラネタリウムをもつ商業施設は平日なので然程混んでない感じです。
GM/みりん:「まだ始まるまで時間がありますね。どうしましょうか?」
狐塚 伊隠:「んー」
狐塚 伊隠:「レターセット、買おう」
皆川 陽介:「レターセット?」
狐塚 伊隠:「ノートでもいいな」
皆川 陽介:「わかりました。じゃあ見に行きましょうか」
狐塚 伊隠:「その後はその辺に適当に入って、先輩にはなにか物語を描いて欲しい」
狐塚 伊隠:「今度、その物語を未来の墓前に添えてくる」
皆川 陽介:「……物語を……。わかりました」
狐塚 伊隠:「未来は言ってたよ」
狐塚 伊隠:「陽介さんの物語が好き」
狐塚 伊隠:「夢がある」
狐塚 伊隠:「病気でくじけそうな時、いつも励まされてた」
狐塚 伊隠:「だからわたしが死んだことで陽介さんの物語が悲しくなるのは悲しいわ」
狐塚 伊隠:「とびきり夢のある話を、死んだ後も聞かせて欲しいの」
狐塚 伊隠:「そう、言ってたよ」
皆川 陽介:「……そっか……嬉しいなあ」
狐塚 伊隠:「未来は、先輩の夢がある物語と笑顔が好きだったからね」
狐塚 伊隠:「だから先輩と最後に文通したかったんだろうね」
皆川 陽介:「僕は、幸せなお話専門ですから。悲しい物語はたぶん書けないし……書かないんじゃないかな。だからそれは大丈夫ですよ」
皆川 陽介:ちょっとシャキッとしたかも
狐塚 伊隠:「その調子」
狐塚 伊隠:ふっと笑う
皆川 陽介:「ありがとう、伊隠さん」
狐塚 伊隠:「ボクは未来の言葉を伝えただけだ」
皆川 陽介:「うん……うん、ありがとうございます」
狐塚 伊隠:「二人は似てるよ」
狐塚 伊隠:「尊敬する」
皆川 陽介:「似てる……?そうなんですか……?」
狐塚 伊隠:「二人とも夢を見てる」
皆川 陽介:「夢……」
狐塚 伊隠:「人を魅了する夢だ」
狐塚 伊隠:「だから天使さんは未来の夢を追って後追いしたんだと思うよ」
狐塚 伊隠:「二人の見てる世界は」
狐塚 伊隠:「人を惹きつけるんだ」
皆川 陽介:「…………そっか。伊隠さんがそういうなら、きっとそうなんでしょうね」
皆川 陽介:「嬉しいなあ」
狐塚 伊隠:「そうだといい」
狐塚 伊隠:「まずシアタールームに行く?」
皆川 陽介:「シアターはプログラム開始まで時間があるので、行くとしたらイルミネーションルートからでしょうか。売店でもいいですけど」
狐塚 伊隠:「うーん……」
狐塚 伊隠:「売店とイルミネーションなら、先輩はどっちから行きたい?」
皆川 陽介:「じゃあ、まずは売店でレターセットを見てみますか?たぶんあると思うんです」
狐塚 伊隠:「じゃあ、そうしよう」
GM/みりん:そんなこんなで、ふたりはエレベーターで最上階を目指します。
GM/みりん: 
GM/みりん:■スター・ナイト・ミュージアム
GM/みりん:最上階に着くと、青い照明に照らされた落ち着いた空間に出ます。 一角はプロジェクションマッピングで彩られ、また一角は売店で賑わっています。 自分たち以外にも客はそこそこ入っていて、人気が窺えるでしょう。
狐塚 伊隠:「レターセットなら……星かな」
狐塚 伊隠:「あれがいい。伊豆旅行のような星空」
狐塚 伊隠:「あるいは、未来と天使さんの二人のようなふわりとした色合いのもの」
皆川 陽介:「……なるほどなるほど」
システム:皆川 陽介さんの「目星」ロール(1d100<=47) → 成功 31 (31)
システム:狐塚 伊隠さんの「めぼ」ロール(1d100<=55) → 成功 40 (40)
狐塚 伊隠:振り直し
システム:狐塚 伊隠さんの「めぼまいなす」ロール(1d100<=45) → 失敗 58 (58)
GM/みりん:星空のレターセットなら見つかりました
狐塚 伊隠:「これにしよう」
システム:狐塚 伊隠さんの「売店めぼ」ロール(1d100<=55) → 成功 2 (2)
GM/みりん:やっぱりふんわりレタセもあったよ
GM/みりん:あるよ
狐塚 伊隠:それを買う
GM/みりん:天体モチーフの文房具やお菓子、宇宙人を模したマスコットやぬいぐるみ等々並んでます。
システム:狐塚 伊隠さんのロール(1d4) → 3 (3)
狐塚 伊隠:「先輩にあげる」はい
皆川 陽介:「えっ、えっ、いいんですか……?」
狐塚 伊隠:「ボクは宇宙人の相手はもうむりだし。未来を押し付け」
皆川 陽介:「……ありがとうございます……大事にしますね」
狐塚 伊隠:「ん、
GM/みりん:そんなこんなで流れでイルミネーションルートに向かいます。
GM/みりん: 
GM/みりん:■イルミネーションルート
GM/みりん:入り口には数組並んでいるものの、回転が早いのかすぐに入ることができるようです。
GM/みりん:並んでいる途中、スタッフが厚紙に印刷された星図をあなたに渡します。 「どうぞ、照らし合わせながら楽しんでください」と、そんなことを言われるでしょう。
GM/みりん:そして黒幕が掛かった入り口の中に、ゆっくりと進んで行きます。
GM/みりん: 
GM/みりん:中に入り、目の前に広がったのは、無限に続くイルミネーションでした。 小さな灯りが天井から縦横無尽につるされており、鏡張りの部屋の中ではそれがどこまでも広がっているような錯覚を起こします。
GM/みりん:足元には誘導灯があり、それに従って歩いていけばいいようです。
システム:みりんさんが、退室しました。
システム:みりんさんが、入室しました。
システム:みりんさんが、入室しました。
皆川 陽介:「きれいですねえ」
狐塚 伊隠:「シンプルな感想だ」
皆川 陽介:「伊隠さんはどう思いますか?」
狐塚 伊隠:「どこまで今こういう話をすべきか悩むけれど」
狐塚 伊隠:「二人のいる場所の一つにこういう場所があればいいと思う」
皆川 陽介:「気に入ったんですね?」
狐塚 伊隠:「さあ、気に入ったかどうかはどうだろう」
狐塚 伊隠:「鑑賞、みたいなものだと思う」
狐塚 伊隠:×鑑賞 ◯感傷
皆川 陽介:「……そっか」
皆川 陽介:「まるで自分たちが星になったみたいですよね」
狐塚 伊隠:「人は星になれない」
狐塚 伊隠:「星のように輝けるだけだ」
皆川 陽介:「もしも、があるとして、伊隠さんは星にはなりたくないんですね」
狐塚 伊隠:「ボクはなってもいいけど」
狐塚 伊隠:「先輩が星になったら探すのが大変そうだ」
皆川 陽介:「……探してくれるんだ」
狐塚 伊隠:「なんで探さないと思ったの」
皆川 陽介:「え、あ、僕何か言ってました?」
狐塚 伊隠:「探してくれるんだ、って」
皆川 陽介:「……ぼーっとしてたかも。だから意味はないんです」
狐塚 伊隠:「そう」
狐塚 伊隠:「やけに元気がないね、先輩らしくもない」
皆川 陽介:「そんなことないです、あ、今日が楽しみで……昨日はちょっと寝不足だったかな」
狐塚 伊隠:「ふーん」
GM/みりん:→目星
システム:狐塚 伊隠さんの「目星」ロール(1d100<=65) → 成功 24 (24)
GM/みりん:ふと、鏡に映る自分が目に入ります。
GM/みりん:しかし、小さな人工の星々に照らされたその隣に、いるはずの姿が映っていません。
GM/みりん:まるでその人が星空に隠されてしまったかのような不安があなたを襲います→SANc(0/1)
システム:狐塚 伊隠さんの「SANc」ロール(1d100<=73) → 成功 8 (8)
GM/みりん:なんやかんやで出口に辿り着きますね。
GM/みりん:外に出る直前→アイデア
システム:狐塚 伊隠さんの「アイデア」ロール(1d100<=85) → 成功 74 (74)
GM/みりん:どこからか、じっとりとした誰かの視線を感じます。まるで値踏みをするような強い視線です。
GM/みりん:後ろを振り向いても、もう出てしまって確認ができません。
GM/みりん: 
GM/みりん:イルミネーションルートを出ると、ちょうどシアタールームでの上映が始まる時間でした。
皆川 陽介:「ちょうど良かったですね」
狐塚 伊隠:「…………」
GM/みりん:■シアタールーム
GM/みりん:入り口で、チケットのもぎりスタッフから話しかけられます
スタッフ:「お客様、このシアタールームの噂をご存知ですか?」
狐塚 伊隠:「恋愛のジンクスの話?」
スタッフ:「そうです。『目に見えない星々の物語』を大切な人と手を繋ぎながら見ると幸せになれる……まあ、大切な人と手をつないだら普通に幸せですよねえ。それでは、いってらっしゃい」
狐塚 伊隠:(ため息)
GM/みりん:シアタールームに入ると、すでにぽつぽつと人が入っており、静かな音楽が流れています。
GM/みりん: 指定された席は真ん中のやや後ろに位置しており、二人用の独立した座席になっています。
GM/みりん:椅子はふっくらとして、身体を包み込むかのようです。
皆川 陽介:「伊隠さん伊隠さん」小声
狐塚 伊隠:「なに?」
皆川 陽介:「手……いいですか?」
狐塚 伊隠:「さっきのジンクスの話?」
皆川 陽介:「……まあ……その、はい……」
狐塚 伊隠:「いいよ」
狐塚 伊隠:「あんなのは統計的なもの……というかこんな感じで繁盛してるところには流れる定番の噂だと思うけれど、それでもよければ」
皆川 陽介:「……じゃあ、普通に手を繋ぎたかったんです。ありがとうございます」手を出す
狐塚 伊隠:手を握る
GM/みりん:やがて照明が落とされ、暗闇の中でブザーが響きます。
GM/みりん:そして、静かなナレーションの声が場内に満ちました。
GM/みりん: 
GM/みりん:「――六等星という星々をご存じでしょうか。肉眼で確認できる最低限の明るさの星のことです」
GM/みりん:「きっと、普段はそんな星のことを意識して見ることは少ないのではないでしょうか」
GM/みりん:「誰にも気付いてもらえないまま、輝き続ける星々。そのまたたきが、貴方に届くことを願います」
GM/みりん:「さあ、プログラムの始まりです。あなたは、どんな星を見つけるでしょうか」
GM/みりん:「願わくば、あなただけの星を見つけられますように」
GM/みりん: 
GM/みりん:そんな言葉とともに、プロジェクターが星々を映し出そうと光を放ち始めます。
GM/みりん:あなたは、徐々に現れる星々を見ながらも、両のまぶたが落ちていくのを感じるでしょう。
GM/みりん:ふわりと、身体が浮遊感を持ち、暗闇の中で、ナレーターの声さえも聞こえなくなっていきます。
GM/みりん: 
GM/みりん:そして、あなたが次に目を開けると、そこには宇宙空間が広がっていました。
GM/みりん:その空間はまさしく宇宙としか言いようがありません。 暗闇、ではなく、あなたを取り囲むように大小さまざまな光が散りばめられています。 立とうと意識すれば、地面も重力もないにも関わらず、足元に安定感を感じることができるでしょう。
GM/みりん:足元には特に輝く星が集まっており、一つの道を作っているようにも見えます。 近くから遠くまで果てなく星が輝いています。
GM/みりん:そんな場所で、あなたはぽつねんと立っていました。
狐塚 伊隠:見渡す
GM/みりん:少し離れたところに人影が見えますね。
狐塚 伊隠:「先輩?」
皆川 陽介:「あっ……伊隠さん」
皆川 陽介:「……伊隠さんも来ちゃったんですね。……きれいですけど、戻る方法を探さないと」
狐塚 伊隠:「来ちゃったってなに?」
狐塚 伊隠:「なにか知ってる?」
皆川 陽介:「いえ……伊隠さんは平気か。僕は怖かったので……」
狐塚 伊隠:「そう」
皆川 陽介:「あ、でもね、目が覚めたら、これを持ってたんです」
皆川 陽介:小瓶を左手で差し出す
狐塚 伊隠:「なにこれ」
皆川 陽介:「よくわからないんですけど……中に紙が入ってますね。僕、今ちょっと開けられないのでお願いできますか?」
狐塚 伊隠:「なんで開けられないの。力入らない?」
狐塚 伊隠:受け取りつつ
皆川 陽介:「右手、気が付いたら怪我してたんです」見せる
皆川 陽介:指が切れてて血がぽたぽた垂れてる
狐塚 伊隠:「貸して」強制
システム:狐塚 伊隠さんの「応急手当」ロール(1d100<=50) → 失敗 72 (72)
皆川 陽介:「えへへ、ありがとうございます。大丈夫ですよ」
狐塚 伊隠:デコピン(強め)
狐塚 伊隠:「開けるよ」小瓶開ける
皆川 陽介:「いたっ!」
狐塚 伊隠:「痛くしたんだよ」
皆川 陽介:「……;」
GM/みりん:▼小瓶
GM/みりん:中の紙の手触りの良い滑らかな紙面には、
GM/みりん:「柄杓の中に、消え入りそうな星一つ。 見つけて焔を分けてやれ。 星の焔は命の焔。命の赤で濡らしたならば、サウザンクロスの石炭袋に飛び込むがいい」
GM/みりん:と書かれています。
GM/みりん:銀河鉄道の夜の一節を思い出し、あなたは「サウザンクロスの石炭袋」とは『南十字星の暗黒星雲』のことであると気付くでしょう。
皆川 陽介:「柄杓は……北斗七星のことですね」
狐塚 伊隠:「命の焔ってなに、血?」
皆川 陽介:「うーん、そうなのかなあ」
システム:狐塚 伊隠さんの「アイデア」ロール(1d100<=85) → 成功 43 (43)
GM/みりん:▼現在地
GM/みりん:自分たちが立っているのが天の川の部分であり、大三角形の中心部だとわかります。
皆川 陽介:「星図があったら歩きやすいかな?たしか貰ってましたよね?」
狐塚 伊隠:「無作為に歩いたって仕方ないと思うけど……」
皆川 陽介:「とりあえず、北斗七星を目指せばいいってことじゃないでしょうか?」
狐塚 伊隠:「——」
GM/みりん:星図のおかげで北斗七星の場所を把握できたぞ
狐塚 伊隠:「いろいろ言いたいことはあるけど、行くよ」
狐塚 伊隠:引っ張ってく
皆川 陽介:「??」引っ張られてく
GM/みりん:北斗七星の方向に、歩いているのか揺蕩っているのか、不思議な感覚で星空を進んでいると、陽介が口を開きます。
GM/みりん:「北斗七星があるのに、ポラリスが見当たりませんね。どうしてだろう……」星図覗き見つつ
狐塚 伊隠:「休んでるんじゃないの」
GM/みりん:「あ、それ素敵ですね」
狐塚 伊隠:「なくなられたら困る。北極星だけは休むのは禁止だよ」
皆川 陽介:「あはは、方向を教えてくれる……導くため星ですからね」
狐塚 伊隠:「元気がないね」
狐塚 伊隠:「調子が出ない」
皆川 陽介:「そうですか?……すみません、手が痛いからかな」
GM/みりん:そんな話をしているうちに、北斗七星の下に着きます。
システム:狐塚 伊隠さんの「目星」ロール(1d100<=55) → 成功 18 (18)
GM/みりん:▼北斗七星
GM/みりん:北斗七星の光に隠れて、吹けば消えてしまいそうな弱弱しい光を放つ星をひとつ見つけます。
GM/みりん:おそらくあれが『消え入りそうな星』だろうと察するでしょう。
GM/みりん:手を伸ばすと、わずかな光源の先で小さな石ころのような塊に触れ、触れたことで光が失われました。
狐塚 伊隠:「……」
狐塚 伊隠:「先輩、怪我してる手の血でこの石、濡らして」
皆川 陽介:「わかりました」
狐塚 伊隠:「あのね」
狐塚 伊隠:「今回は見逃すけど、先輩にはもっと自分を大事にしてほしい」
狐塚 伊隠:「自分が悪くないことで謝ったり、妙なところで萎縮したり、怪我しても平気な顔をしないでほしい」
狐塚 伊隠:「なんでかわかる?」
皆川 陽介:「え……えと……」こんらんしている
狐塚 伊隠:「ボクはそんな先輩を見るのはつらいよ」
狐塚 伊隠:「だから、いやなんだ」
皆川 陽介:「……あ……ありがとうございます……」
狐塚 伊隠:「ひと悲しませておいてありがとうはひどいな」
皆川 陽介:「ご、ごめんなさい」
狐塚 伊隠:「萎縮しない」
皆川 陽介:「うん……」
狐塚 伊隠:「わかったなら、ちゃんと自分を大事にすること。いいね」
狐塚 伊隠:「先輩はもっと横暴でいい。わがままでいいんだよ」
皆川 陽介:「……あはは、大丈夫。僕はわがままですよ。──じゃあ、やってみますね」石に血を垂らす
GM/みりん:陽介が血を垂らすと、それは光を取り戻します。
GM/みりん:ぽたり、ぽたりと、陽介の血を受け止めるたびに、光が増すようでした。
皆川 陽介:「これでもう大丈夫かな?えーと、そしたら次はどこでしたっけ」
狐塚 伊隠:「南十字星の暗黒星雲」
皆川 陽介:「そうそれ!」
狐塚 伊隠:「行こうか」
皆川 陽介:「はい」
GM/みりん:星図のおかげで位置がわかるぞ
狐塚 伊隠:GO GO heaven
GM/みりん:▼サウザンクロスの石炭袋
GM/みりん:南十字星は、先ほどいた夏の大三角形を天の川の上流とした場合の下流に位置していることがわかります。
GM/みりん:天の川の下流に進むにつれて、二人はその存在に気が付きます。黒い、あまりにも黒い、雲がたなびいているのです。
GM/みりん:そこだけ光を飲み込むような厚く黒い雲は、目的地の南十字星の場所にあります。
GM/みりん: 
GM/みりん:暗黒星雲の向こう側は見渡せず、どこに繋がっているように思えるほどに、真っ暗です。
GM/みりん:いるのかもわからないほどに
狐塚 伊隠:「あとは飛び込むだけだ」
皆川 陽介:「はい、行きましょう」
GM/みりん:■石炭袋の中
GM/みりん:”石炭袋”に足を踏み入れると、そこは完全なる暗闇の中で、照らしているのは小瓶の中の星ひとつだけでした。
GM/みりん:本当にこっちで合っているのだろうか。そんなことを思うでしょう。そのとき。
GM/みりん:ごおと風を切るような大きな音がして、強い力で引っ張られます。
皆川 陽介:「伊隠さん!」
GM/みりん:陽介は反対側に引っ張られたように、あなたに手を伸ばしながら暗闇に消えていきました。
GM/みりん:残ったのは静寂のみ。行く先も分からないまま、暗闇に取り残されました。
GM/みりん: 
GM/みりん:終わりや出口があるのかも分からない、目が慣れることのない暗黒星雲の中に一人残され、あなたは不安を覚えます。→SANc(0/1)
システム:狐塚 伊隠さんのロール(1d100<=73) → 成功 30 (30)
GM/みりん:……誰もいない空間の中、不意に、ひとつの弱弱しい星が瞬いているのを見つけます。
GM/みりん:さっきまではなかった、まるで針で穴を開けたかのような、些細な光です。
GM/みりん:それは、遠くで、あなたを呼ぶように浮かんでいます。
狐塚 伊隠:呼ばれてるなら行くよGO GO heaven
GM/みりん:その方向に足を運ぶと、その星も少しずつ誘導するように動いているのが伝わります。
GM/みりん:近くまで行ったところで、あなたは暗闇の中からどこかへ落ちます。
GM/みりん: 
GM/みりん:……思わずつむった目を開くと、そこは先ほどのような宇宙空間でした。
GM/みりん:戻ってきたのだろうか。しかし、どこか違うようにあなたは感じるでしょう。
GM/みりん:陽介の姿は周囲にはありません。どうやらあなただけがこの空間に出てきたようです。
狐塚 伊隠:陽介くん探しますう……
GM/みりん:「誰かお探しのようだね」
GM/みりん:というセロのような声が後ろから響きます。 振り返ると、大きな黒い帽子を目深に被った、枝のように細い男がいつの間にか現れていました。
狐塚 伊隠:「そうだね。うさぎ持った大人だよ」
???:「へえ、君はどうしてそれを探してるの?」
狐塚 伊隠:「いなくなられたら、困る」
???:「それはこっちの台詞なんだ。用があるのは彼だけ。彼の光が私の魔術に必要だからね」
狐塚 伊隠:「だったら他のひとの光を使えばいい」
???:「へえ、他に代わりがいるなら連れてきてくれればよかったのに、残念だったね」
狐塚 伊隠:「きみにとっては先輩の代わりはいるかもしれない」
狐塚 伊隠:「けど、ボクにとってはいないんだよ」
???:「でも、彼は君を助けるための光になりたいといつも言っていたのを知ってるよ。ほら、さっき君を案内した明かりがあっただろう? だから、協力してあげたんだ。結果的にはウィンウィンだ」
狐塚 伊隠:「だから?」
狐塚 伊隠:「先輩ときみがそうでも、ボクは一方的に負けただけだ」
狐塚 伊隠:「ボクのいないところで妙な話を進めないでもらえるかな、迷惑だ」
???:「私は親切でやってあげたのに、ひどいなあ。──君はすぐに帰してあげるよ。帰り道に案内してあげよう。ひとつ星を選ぶといい。それが君の道を照らしてくれるよ。できるだけ明るい方がいいんじゃないかな? 石炭袋の中はうんと暗かったろう」
狐塚 伊隠:「明るくなくていい」
狐塚 伊隠:「先輩を連れて帰る」
???:「そう。どうしても連れて帰るつもりかい。それなら、一つゲームをしよう。君がこの空間から君の連れの輝きを見つけ出せたら、一緒に返すと約束する」
狐塚 伊隠:「二つ言っておこう」
狐塚 伊隠:「一つ、ゲームできみが負けて先輩を諦められるなら、きみに先輩は必要ない」
狐塚 伊隠:「一つ、ボクは負けたところで先輩を諦めない」
狐塚 伊隠:「やろうか、そこゲーム」
狐塚 伊隠:×そこ ◯その
???:「ああそう、どっちも私には関係ないね。──まあいい、始めようか」
狐塚 伊隠:「わかった」
GM/みりん:男は、あなたの視線の先を指差します。そこには、近い方から赤、橙、黄、白、青の5つの星が、特に眩く輝いているのが分かります。先ほどまではなかった星です。
???:「ここにベルを置いていこう。どの星を一緒に連れて帰るか決めたら教えてくれよ。ただし、制限時間もつける。一緒に砂時計も置いていくから、これが落ちきったら、君の連れは私のものだ」
???:「ヒントはその辺の星に紛れてちりばめたから。じゃあ、またあとで」
GM/みりん:男はそう笑うと、ブラックホールに飲まれたように姿を消しました。
狐塚 伊隠:赤 GO 
GM/みりん:赤くぼうぼうと光る星に近づきます。 ひどく熱い星です。 その中央には何か書かれているようですが、光のせいでよく見えません。
システム:狐塚 伊隠さんのロール(1d100<=55) → 失敗 97 (97)
GM/みりん:あなたは手を伸ばして、その光の源を手にします。 すると、まるで触れた手の平が焼けるような錯覚を覚えるでしょう。→SANc(3/1d6)
システム:狐塚 伊隠さんの「SANc」ロール(1d100<=73) → 成功 59 (59)
システム:狐塚 伊隠さんのロール(1d6) → 2 (2)
システム:狐塚 伊隠さんのロール(1d100<=45) → 成功 13 (13)
GM/みりん:『大切なものはいつも目に見えない。目に見えないところにあるかもね。』
狐塚 伊隠:橙GO
GM/みりん:橙色に爛々と光る星。火花のような音が、何かを語りかけているように聞こえます。
システム:狐塚 伊隠さんのロール(1d100<=65) → 成功 58 (58)
GM/みりん:意識を集中して澄ました耳は、その声を聞き取りました。
GM/みりん:『その光は、決して目を引くものじゃないかもね。明るい星ばかり見ていると痛い目を見るよ』
狐塚 伊隠:黄GO
GM/みりん:黄色くきらきらと光る星です。 あなたがその星に近づこうとしたとき、星の中央から鈴の鳴るような不思議な声が聞こえました。
GM/みりん:「君がもし大切な星を探すヒントを教えてほしければ、ちゃんとお願いしてみてよ」
狐塚 伊隠:「頼むよ」
狐塚 伊隠:「ボクは、なにをかけたって先輩を探したい」
GM/みりん:「もっと腰を低くして」
狐塚 伊隠:「お願いします」
GM/みりん:「わかった、教えてあげる。……星には引力がある。きっと人の間にもあるだろう。もし君と彼が引かれ合っているなら、探している星は君のそばにあるはずだ」
GM/みりん:それっきり、黄色い星は沈黙します。
狐塚 伊隠:白GO
GM/みりん:白くちかちかと光る星です。あなたが向かってくるのを「もっと、もっとこっちにおいでよ」と更に誘います。
GM/みりん:あなたの身体は勝手に星へと近づき、近づくにつれて焼けるような熱さが体を襲います。→SANc(0/1)
システム:狐塚 伊隠さんのロール(1d100<=70) → 成功 36 (36)
GM/みりん:白くフラッシュする視界は、光のせいなのか、自分の脳が熱を持っているからなのか分かりません。 それでも、精神をすり減らし、足を進め、中央にたどり着きます。
GM/みりん:あなたを待っていた白い光が、再び話しかけてきました。
GM/みりん:「ここは退屈なんだ。何か喜ばせてみせてよ。歌ったり、絵を描いたりさ……なんでもいいんだ」
システム:狐塚 伊隠さんの「しりとり」ロール(1d100<=55) → 成功 31 (31)
GM/みりん:「楽しかったよ。お礼に、探し物のヒントを教えてあげる。……星にはひとつずつ温度がある。彼の温度を思い出してごらん。それさえ解っていたら、君は彼を見分けられるんじゃないかな」
GM/みりん:それきり白い星は沈黙します
狐塚 伊隠:青GO
GM/みりん:青く煌々と輝く星です。 少し近づくだけで苦しいほどの熱を感じます。全身が灼けて、命を燃やして、まるで自分が星になってしまったかのような錯覚を覚え、これ以上近づいてはいけないと本能が訴えるでしょう。
狐塚 伊隠:近づく
GM/みりん:熱い、苦しい、痛い。まるで生きるということは『そう』であると言わんばかりの激しさに、歯を食いしばります。
GM/みりん:理性では、それは幻覚であると、本当に自分が灼けているなんてことはないと分かっていても、身体は悲鳴を上げ、精神は削られていきます→SANc(1/1d3)
システム:狐塚 伊隠さんのロール(1d100<=70) → 成功 56 (56)
GM/みりん:やっと、あなたは青い星の傍らに立ちました。 あなたが苦痛に耐えながらも近づいてきたのを見て、その青い星は笑ったよう更にきらめきました。
GM/みりん:「どうして彼に執着する?どうせ連れていくなら、私たちのように強く輝く星の方がいい。彼の光じゃ、君の道を照らすことはできやしない。君が通るべき石炭袋の闇を払える光は、ここにたくさんある。それでも、その身を焼いてでも、彼を探し出して一緒に帰ろうとする理由は、何だ?」
GM/みりん:青い星はそう伝えると、静かにあなたの返答を待ちます。
狐塚 伊隠:「あいにく、ボクの道はそれほど暗くないんだ」
狐塚 伊隠:「きみたちの光より、先輩の光の方が優しくていい」
狐塚 伊隠:「淡いかもしれない」
狐塚 伊隠:「弱いかもしれない」
狐塚 伊隠:「でも、彩り豊かだ」
狐塚 伊隠:「世界中探しても、きっと他にあんな光はないよ」
GM/みりん:その言葉のひとつひとつが、青い星に吸い込まれていきます。
GM/みりん:「君だけの星は、今も君にぬくもりを与え続けているよ。健気なことにね」
GM/みりん:そう言ったのを最後に、青い星は黙ります
狐塚 伊隠:自分なんか持ってたっけ
GM/みりん:あなた胸のあたりに手を当てると、そこがかすかなぬくもりがあることに気づきます。
GM/みりん:そっと手を差し入れると、何かの熱源がそこに存在しています。
狐塚 伊隠:とる
GM/みりん:ゆっくりと取り出してみると、弱弱しい光があなたの手の中にありました。
GM/みりん:それはよく見ると、青い星明かりのようでした。
GM/みりん:すぐにかき消えてしまいそうな、ちっぽけな光です。
GM/みりん:けれど、そのぬくもりは、よく知っている掌の温度に似ています。
狐塚 伊隠:ベルを鳴らす
GM/みりん:ベルを鳴らすと、りいんりいんと音が響き、しばらくすると後ろから声が掛けられます。
???:「――やあ。君の帰りのお伴は決まったかな?」
狐塚 伊隠:「この星だ」
狐塚 伊隠:青い星明かり
狐塚 伊隠:最後の
???:「……そうかい。それが君の選択でいいんだね。じゃあ、お帰りはあそこの石炭袋からどうぞ。きっとその子が照らしてくれるさ。正解かどうかは、帰ってからのお楽しみ」
GM/みりん:そういって魔術師が指を一つ鳴らし指し示した先に、ぽっかりと黒い穴が開きました。先ほど陽介と一緒に通った石炭袋と同じ、暗黒の道です。
GM/みりん:ただ、今回は下に続いているようで、最初から落下することになりそうです。
GM/みりん: 
GM/みりん:あなたが迷いなく石炭袋に身を投げたとき、セロのような声が優しく背中に届きました。
GM/みりん:「その光を見失わないでいるんだよ」
GM/みりん:石炭袋の中へと、先ほどまであれだけ軽かった身体がいきなり重さをもって落ち始めます。
GM/みりん:自分の姿さえ見えない漆黒の中で、あなたの手の中にあった淡い光が熱を持ち、拡がり、あなたの目を包みます。
GM/みりん: 
GM/みりん:ホワイトアウトした視界がわずかに戻った時、微かに光を纏う陽介の姿が見えました。
GM/みりん:ふわりと、落ちる速度がゆるみます。
GM/みりん:落下を続ける陽介のまぶたがゆっくりと開き、その瞳にあなたが映ったからか、まどろむように微笑みました。
皆川 陽介:「……みつけてくれてありがとう……」
GM/みりん:そんな声が届いているかいないかというところで、あなたは意識を手放しました。
GM/みりん: 
GM/みりん:……優しく揺り動かされて、あなたは目を覚まします。 目の前には、いつも通りの陽介がいました。
皆川 陽介:「寝ちゃってたんですね。もうプログラム終わりましたよ」
GM/みりん:その言葉に周囲を見渡せば、席に座っているのは自分たちだけのようでした。
狐塚 伊隠:「……やっぱり星の話は先輩から聞かないと退屈だ」
皆川 陽介:「あの、よく……覚えてないんですけど……伊隠さんが助けてくれたんですよね?」
狐塚 伊隠:「さあ。どうだろうね」
皆川 陽介:「伊隠さん。僕……元気がないですか?」
狐塚 伊隠:「そう見えるよ」
皆川 陽介:「それはね、未来さんのこと……泣いちゃだめだって思うほどに、つらくて」
皆川 陽介:「たぶん、そのせいなんです」
皆川 陽介:「どうしたらいいのかな」
狐塚 伊隠:「どうして泣いちゃいけないと思うの」
皆川 陽介:「……僕は未来さんのこと、全然理解できてなかったから……そんな僕が悲しむ資格がないような……そんな気がして……」
狐塚 伊隠:「……っふ、」
狐塚 伊隠:「先輩はばかだな」
狐塚 伊隠:「悲しむのに資格はいらないよ、試験じゃあるまいし」
皆川 陽介:「…………じゃあさあ、もう、泣いていい?泣きたい、もう、今泣きたいです」
狐塚 伊隠:「好きにすればいい」
皆川 陽介:「…………ぐす」
皆川 陽介:陽介はあなたの胸に頭を預けて泣き出しました。
狐塚 伊隠:「ハンカチは貸さないよ。涙も拭わない」
皆川 陽介:ずーっとずーっと泣きます
皆川 陽介:閉館時間まで泣きます
皆川 陽介:「うん……うん……」
皆川 陽介:帰り道でも泣きますね
GM/みりん:──別れる頃には泣き止みます
皆川 陽介:「ありがとうございました」
狐塚 伊隠:「どういたしまして」
GM/みりん:ふと、あなたは上着のポケットに違和感を覚えます。 そこには小瓶が入っており、中にはイヤリングと手紙が入っていました。
GM/みりん:『よかったらひとつずつどうぞ。』
GM/みりん:手触りの良い紙にはそんな言葉が書かれていて、小さな青い星のイヤリングは、自分で光を放っているかのように淡く輝いています。
皆川 陽介:「それは……?」
狐塚 伊隠:「さあ。なんだろうね」
狐塚 伊隠:「せっかくだからもらって」
狐塚 伊隠:「それと、未来のボールペンも」
皆川 陽介:「ボールペン……いいの……?」
狐塚 伊隠:「いいんだよ」
皆川 陽介:「……ありがとう、大事にします。ずっと、ずっと」
狐塚 伊隠:「先輩によく懐いてたし、先輩の書く話をそれを通じて見せてあげてほしい」
狐塚 伊隠:「きっと楽しむよ。そういう子だから」
皆川 陽介:「……えへへ、嬉しいなあ。すごく嬉しい。それじゃあ、これからは一緒にお話を作っていきますね」
狐塚 伊隠:「ボクがあげたものでもキッチリ書かないと怒るよ」
狐塚 伊隠:「二倍書いて」
皆川 陽介:「じゃあ……一文字ずつ交互に書けばいいのかな?」
皆川 陽介:「それだと2倍にならないか」
狐塚 伊隠:「好きにして」
皆川 陽介:「はい!ありがとうございます、それじゃあまた!」手を振るよ
狐塚 伊隠:「ん、また」
GM/みりん:いつかはあの娘たちのように消えてなくなるかもしれない、そんな微かな光が、あなたの傍にあります。
GM/みりん:その小さな輝きを、あなたは見つけ出しました。
GM/みりん:この先、生きている限り、その光を見失わないでいようと、心のどこかであなたは思うことでしょう。
GM/みりん: 
GM/みりん:シナリオクリアです!
GM/みりん:■報酬
GM/みりん:陽介を救出できた +1d4
GM/みりん:青い星に理由を説明できた +1d2
GM/みりん:AC:導く星のイヤリング お互いに所持して同卓しているとき、目星+5
GM/みりん:◼️成長
GM/みりん:知識ファンブル
GM/みりん:目星クリティカル
GM/みりん:目星ファンブル
システム:狐塚 伊隠さんの「さん」ロール(1d4) → 4 (4)
システム:狐塚 伊隠さんの「さん」ロール(1d2) → 1 (1)
システム:狐塚 伊隠さんの「知識」ロール(1d100<=55) → 成功 6 (6)
システム:狐塚 伊隠さんの「めぼふぁん」ロール(1d100<=55) → 失敗 74 (74)
システム:狐塚 伊隠さんのロール(1d2) → 2 (2)
システム:狐塚 伊隠さんの「めぼくり」ロール(1d100<=55) → 成功 11 (11)
システム:新菜さんが、退室しました。
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