【クトゥルフ神話TRPG】「最初で最後の一日を君と」【TRPGリプレイ】
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本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION
「最初で最後の一日を君と」
作者様曰く
『世界寿命と最後の一日/スズム』がイメージソングだそうです。
リプレイのお供にいかがでしょうか?
※名前のゲシュタルト崩壊にご注意ください。
GM&白井薫&NPC(担当:ありんこ){今回は闇を見せずエモさを重視しました。
PC:白井華(PL:しょーちゃんさん){エッモエモにしてやんよー!!
☆簡単なキャラ紹介☆
白井華:アルビノの双子の姉。両親に捨てられた。明るく振る舞おうと努めている。
薫のことを一番に思っている。オカリナで小遣い稼ぎをしている。
白井薫:アルビノの双子の弟。人見知り。姉と大助おじさん以外を信用していない。
華のことを一番に思っている。似顔絵描きで小遣い稼ぎしている。
GM:さ~て、お時間となりましたので始めていきましょうか。
GM:本日のシナリオは「最初で最後の一日を君と」です。よろしくお願いします~
白井 華:よろしくおねがいします!!
GM:では導入から参ります。
白井 華:はい。
GM:【ある休日の朝。貴方たちは良くしてもらっている大助おじさんの元でテレビを見ながら仲良く朝ごはんを食べていました。】
GM:【のんびりと過ごすこの時間が貴方たちはとても好きだ。いつものしがらみから解放されている気がして心が安らぐ。】
白井 華:「じっちゃん!私の謎肉あげるよ♪」
大助おじさん:「ありがとうなぁ。華ちゃんは良いのかい?」
白井 華:「カオルも!はい~♪」
白井 薫:「ハナありがとう。」
GM:【そんな穏やかなひとときをすごしていると、突然けたたましいアラームが鳴り出し、緊急ニュースが飛び込んでくる。】
白井 華:「いいのいいの~♪ どーいたしまして♪ …?」
ニュース:「緊急速報です。緊急速報です。先程、地球のすぐ側に異様な物体を確認されたとの情報が入りました。」
ニュース:「これは隕石でもUFOでもなく、自由に漂っていることから生き物である可能性があるとのことです。」
ニュース:「今もだんだんと近付いており、地球と接触する恐れがあるため至急対策を組んでおりますが、上手く対処できる可能性は極めて低いそうです。」
ニュース:「謎の物体が地球に接触するのはおそらく今夜。今日が地球最後の日になるかもしれません。皆さんどうか悔いのないようにお過ごしください」
GM:【あなた達はあまりに突然の宣告に唖然とするだろう。こんなこと信じられない、嘘だと思うかもしれない。しかしテレビはあなた達の危機感を煽るように同じ警告を繰り返している。】
白井 華:「………え…?」
白井 華:「…今日ってほら……エイプリルフールってやつ?」
GM:【同じく信じられない様子の薫は、おもむろに窓から空を見る。自然とあなたも同じ視線を送ることだろう。】
GM:【空はもう、既に歪み始めていた。あなた達は地球の“滅びの日”を嫌でも実感する。SANチェック(1d6/1d10+1)。】
システム:白井 華さんの「SANC」ロール(ccb<=65)
→ Cthulhu : (1D100<=65) → 96 → 致命的失敗
システム:白井 薫さんの「SANc」ロール(sCCB<=60)
→ Cthulhu : (1D100<=60) → 77 → 失敗
システム:白井 薫さんのロール(s1d10+1)
→ Cthulhu : (1D10+1) → 3[3]+1 → 4
白井 華:…。
白井 薫:「え…」
システム:白井 華さんのロール(1d10+1)
→ Cthulhu : (1D10+1) → 10
白井 華:「……」 プルプル
白井 華:アイディアふる?
GM:アイデアお願いします
システム:白井 華さんの「アイディア」ロール(ccb<=85)
→ Cthulhu : (1D100<=85) → 24 → 成功
GM:では1d10で内容を決めましょうか
システム:白井 華さんのロール(1d10)
→ Cthulhu : (1D10) → 7
GM:幻覚ですね。
白井 華:「……いや!!なんで!なんであんたがいるの!?消えてよ!!!!」両親を幻覚で見てる
白井 薫:「ハナ?え?どうしたんだよ!」
白井 華:「どうしたもなにも!!!!」
白井 華:「あいつらがいるじゃん!!見えないの!?!?」
白井 薫:「落ち着いて?ね?あいつらはここにいないよ?ここには僕とおじさんしかいないじゃないか!」
白井 華:「渡さない…!触れさせない!!あっちにいってよ!!」
白井 薫:「ハナ!!こっちを見ろ!」
白井 華:「カオルは私が守る!そう決めてる!!いや!!こないで!!!!」
白井 華:「カオルは後ろにいてよ…こんなやつら…!」
白井 薫:「ハナ!!あいつらはここにはいない!それはニセモノだ!」
白井 華:「…ニセモノ…?!…だって…憎たらしく笑ってるじゃない…!」
白井 薫:「守りたいと思っているのはハナだけじゃないんだよ…俺もハナを守りたいんだよ…少しは…頼ってよ…」
白井 薫:「あ、また俺って言っちゃった…」
白井 華:「…でも!アレがニセモノなら……何だって言うの?!カオルはいいの!だめなの!」
白井 華:「もーちょっと顔色良くしてからいいなさいよっ!!!」振り返る
白井 薫:「…。」
白井 華:「…ごめん…。」
大助おじさん:「まぁまぁハナちゃん。不安になるのは分かるが喧嘩しちゃダメだよ。」
大助おじさん:「ほら、カオルくんも謝る。」
白井 薫:「ごめん…なさい…頭に血が上った…」
大助おじさん:「はい、これで仲直りだね?さぁ、ご飯を食べちゃおうか?」
白井 華:「……カオル…また気分悪くなっちゃうわよ……。」
白井 薫:「僕は…大丈夫だから…」
白井 華:「………謎肉食べて元気だして…?…はい、タオル…。」
白井 薫:「うん…」
白井 華:自分でほっぺたひっぱたいてもいいですか 精神分析物理
GM:ひっぱたきたいならどうぞ
白井 華:「…ん!!」
白井 華:ぺしん
白井 薫:「…ごちそうさまでした。」
白井 華:「………?…あれ…。……気が動転してた……。…おかしいよね…一体どの面下げて会いに来るっていうの…。」
白井 華:「ぁぁ……伸びちゃった…。」
白井 華:ズズズ「…ごちそうさまでした。」
白井 薫:「お邪魔しました。ハナ戻ろ?」
白井 華:「…。うん。」
白井 華:「お邪魔しました、じっちゃん、美味しかった…。」トボトボ
GM:貴方たちは大助おじさんにぺこりと頭を下げて部屋に戻ろうとする。
GM:すると貴方たちの部屋の前に1人、男性がいた。その男性は丁度今、貴方たちの部屋のインターホンを鳴らそうとしている所だった。
白井 華:「…だれ?」
白井 華:警戒
男性:「おや?そちらにいらっしゃいましたか。」
男性:「突然すみません。私、近衛全(このえ・あきら)という者です。あなたにお話したいことがありまして。中に上がっても?」
白井 華:「この…え?」
白井 薫:「ハナの知ってる人?」
白井 華:「…私に? …いいや。知らないよ。初対面。」
近衛 全:「えぇ、初対面でしょうね。」
白井 華:「…。私は白井華。この子はカオル。」
白井 華:今季節なんでしたっけ
GM:まぁリアルと同じ時期と思ってもらえれば
白井 華:了解。
白井 華:「……。…寒いし入れば…。…あんま難しい事はわからないから。…カオルは後ろにいてね」
近衛 全:「ありがとうございます。それでは失礼いたします。」
GM:貴方たちは彼を家にあげる。薫は黙ったまま男性に不信の目を向けています。
白井 華:男の身なりはどんな感じですか
GM:男の身なりはそうですね。普通です。外は寒いのか着込んでいますが
白井 華:「…見ての通り、なんも出すものなんてないよ。」
近衛 全:「お構いなく。さて、早速ですが本題に入らせて頂きますね。」
白井 華:「……。」コクン
近衛 全:「地球に危機が迫っているのは、あなたもご存知ですね?実は私、今の地球を救う唯一の方法を知っているのです」
白井 華:「……へ?」
近衛 全:「少々残酷な手段なので、お伝えしようか迷ったのですが……。これはあなたにしかできないこと、と言いますか……あなたには、それを実行するかどうかを選んでもらいたいのです」
白井 華:「……。…どんな?」
近衛 全:「具体的な方法を説明したいのは山々ですけど……」
GM:彼は薫を一瞥する。
白井 華:「…私に出来ることなんて」
白井 華:「…そんなにないけど…?」
近衛 全:「そうですね。長話もなんですし、少しずつお伝えすることにします」
白井 華:「……」コクン
近衛 全:「貴方、華さんですね。連絡できる手段をお持ちですか?」
白井 華:「…これなら。」ピッチケータイだす
近衛 全:「これは…随分古い型をお持ちなんですね。使えます?」
白井 華:「…使えるよ。」
近衛 全:「それなら大丈夫ですね。では…」
GM:彼は貴方に連絡先を教えてくれます。
白井 華:「…。…これでいいの?」入力方法あまり良く分かってない
近衛 全:「…えぇ、大丈夫そうです。ではこちらで少しずつ話していきますね。」
近衛 全:「……さて、地球最後かもしれない日ですから、あなたも大切な人とやっておきたい事が色々あるでしょう」
白井 華:「…かもしれない…ね」
近衛 全:「ゆっくりじっくり考えておいてください。待ってますから」
近衛 全:「では、良い一日を」
白井 華:「…何を考える…って!?」
GM:近衛はそう言って一礼する。そして、顔を上げる前に彼の姿は忽然と消えてしまった。
白井 華:「…カオル、あれも幻覚?」
白井 薫:「え?消えた…よ?いや…さっきまでちゃんといた…」
白井 華:「私、おかしくなっちゃった…?」
白井 薫:「僕もおかしくなってるのかな…」
白井 華:「……。…おそろい…ね!なら心配ないね!」肩を叩く
白井 薫:「ハハ…おそろいかぁ」
白井 華:「うん、あたしたちはいつも一緒。これまでも、これからも」
白井 薫:「そうだね。ずっと一緒だ。」
白井 華:「…ははっ…。」
白井 華:「……けど、あれどーすんのよ…。」
白井 華:「…私達、死んじゃうの…?」
白井 薫:「…。」
白井 華:「……。…あいつ、唯一救える方法あるとか言ってたけど…。これは連絡すればいいの…?」
白井 薫:「連絡はあっちからしてくるでしょ…」
白井 薫:「…ねぇ、ずっとここにいても息が詰まっちゃうしさ。お出かけしない?」
白井 華:「…きっと…危ないわよ…? …でも…することも…ない、か。」
白井 薫:「うん、気分転換。」
白井 華:「ま、いつ死んでもおかしくなかったもんね、あたしたち。…今更って…やつ…かな。」
白井 薫:「縁起でも無いこと言うなよ…2人で生きていくって決めたじゃないか。」
白井 華:「まぁね、そりゃそーだけど。カオルが幸せならいいのよ」
白井 薫:「…僕も、ハナが幸せなら…」
白井 華:「ははっ、もっとイケメンに言われたい~」ケラケラ
白井 薫:「なんだよ…じゃ、行こっか?」
白井 華:「そだね、行こっか、カオル。歩ける?はい、私から離れないようにね」手を差し出す
白井 薫:「ん…」握ります
白井 華:「……なんでこんなに冷たいのよ…。…んっと。」ホッカイロ出して、手に挟む
白井 薫:「あったかい…」
白井 華:「まぁね、あたしの心みたいでしょ。ケラケラ でも、気分転換って言ったって、どこいこーか…。」
GM:貴方たちは家から出て外を歩きだします。外にはどこか虚ろな目で歩く人、異常な笑い声を上げている人、地面にうずくまる人、色んな人がそこにいた。 空の様子は相変わらずだ。
GM:ここであなたの携帯が鳴る。
白井 華:「はやいわね。」ガチャリ
白井 華:「……このえさん?」
GM:どうやら近衛からメールが届いたようだ。
近衛 全:「どうも、さっきぶりですね。地球を救う方法の件ですが、彼の前では話しにくい内容だったので、あなた個人に送らせていただきました。」
「というのも、実はその手段というのは、彼の命を使うものだからです。ええ、彼でないと駄目なのです。」
「彼の命を使えば、私はあの空にある物体を退けることができます。しかしそれだと彼は死んでしまいますね。 お辛いでしょう。なので、ゆっくり考えてください。待っています。」
白井 華:「……。難しい漢字は読めないからメールは…もう。…?」フムフム
白井 薫:「…なんだって?」
白井 華:「……。…ぇっと…。お笑い芸人のライブ行ったらどうですかって!何言ってんだろーね?」ケラケラ
白井 華:「(じゃぁ一緒に死ぬわ。差し出すなんてありえない。そもそも誰なのよ……)」
白井 薫:「…そんな冗談を言うような人だったの?」
白井 華:「…ぇ?」
白井 華:「いや、なんか心配して提案してくるもんだから、それが余計にツボなの」ケラケラ
白井 薫:「まぁいいや。なんかどこも荒れてて嫌だね。荒れてない所はあるかな。」
白井 華:「…荒れてない…」
白井 華:「…どこも似たようなもんだと思うんだけど……どこだろ。」
GM:探索出来る箇所は以下の通りです。神社、コンビニ、公園、駅前。
白井 華:「……こうゆう時は、いつもの日課!♪…駅前…行ってみる?」
白井 薫:「そうだね。行ってみよう。」
白井 華:「…ひとが溢れてそうかな…」
白井 華:「…いい?手は離さないでね」
白井 薫:「うん。」
白井 華:「…変な人がいるかもだし。」
白井 薫:「分かってる。」
GM:貴方たちは駅前に向かいます。
GM:駅前では弾き語りの即興ライブが開かれていました。
白井 華:「…最近は男の人が男の子を襲うらしいよ。」ケラケラ
白井 薫:「なにそれ…気色わる」
白井 華:「…離れなければ私がイチコロで吹っ飛ばすから。」
白井 華:「……先客がいたかぁ。」
白井 薫:「いたね。聞いてみる?」
白井 華:「そーだね、聞いてみよ~。不甲斐ない演奏するなら、あたしも混ざることにするよ。」
白井 薫:「荒らさないようにね~」
白井 華:「…?まぁ多分♪」
GM:駅前で調べられる箇所は
GMライブ周辺、観客、歌っている人です。
白井 華:「どーんな歌歌ってるのかな?」観客に混じって、歌ってる人を観察。
GM:【ギターを持って一人、男が訴えかけるような声で歌っている。】
GM:しっかり歌を聞くのであれば聞き耳をどうぞ
システム:白井 華さんの「聞き耳」ロール(ccb<=75)
→ Cthulhu : (1D100<=75) → 72 → 成功
システム:白井 薫さんの「聞き耳」ロール(sCCB<=55)
→ Cthulhu : (1D100<=55) → 2 → 決定的成功/スペシャル
白井 華:「カオル、知ってる?」
ギターの男:『愛とはなんだ、平和ってなんだ、僕ら人類正解なんてわからない。』
そんなありふれたフレーズの歌詞のようだが、今のあなたには響くものがあるかもしれない。
白井 薫:「うーん…分からないかも。でも…なんか。刺さるね。」
白井 華:「そっか。…まぁ正解なんて分かったら苦労しないよね~。…あたしね?うずうずしてきた。カオル、どーしよっか。」ニヤニヤ
白井 薫:「行って来れば?」苦笑
白井 華:「…っとその前に~…観客の客層は」
GM:観客を見ると、落ち着いて耳をかたむけている人、ぐずぐずに泣いている人、スマホで録画をしている人、色んな人が歌を聞いている。
GM:目星で追加情報が得られます。
白井 華:「っと… やっぱりしょぼくれてるわね。」目星ふります
GM:どうぞ
システム:白井 華さんの「目星」ロール(ccb<=80)
→ Cthulhu : (1D100<=80) → 80 → 成功
システム:白井 薫さんの「目星」ロール(sCCB<=70)
→ Cthulhu : (1D100<=70) → 30 → 成功
GM:そんな空間の中、黙々と絵を描いている人がいた。後ろからそっと覗くと、どうやらここの様子をスケッチしているらしいことがわかる。
GM:が、そこに描かれた「人」は「ヒト」ではなかった。いびつな形をした「人」が、同じくいびつな形の「人」の歌を聞いている絵。
GM:それはこの人なりの芸術感性なのか、あるいは気が触れて本当にそういう風に見えてしまっているのか、それはわからない。
白井 薫:「…。」
白井 華:「…ぇっと。…独特ね。」
白井 薫:「僕はあんまり好きじゃないな…」
白井 華:「…好きって言ったら引くわよ…。」
白井 華:「…さて!」
白井 華:「…突撃するわよ…?」
白井 薫:「はいはい。」
白井 華:「カオル、上を向いて歩こう…知ってるわよね?」
白井 薫:「うん。」
白井 華:「なら、歌えるわね♪ 頼んだわよ♪」
白井 薫:「え?僕が歌うの?」
白井 華:「みんなで歌えば恥ずかしくないわ~。まぁおねぇちゃんの勇姿を見ててご覧なさいって」ケラケラ
白井 薫:「はぁ…分かったよ、付き合うよ…」
白井 華:「ふは♪それでこそ我が弟~。じゃ、行ってくるね。」
白井 薫:「がんばれ~」
白井 華:「はーい、お兄さん!ねぇねぇ、ちょっと提案があるんだけど。…一緒にやらない♪?」ニヤ オカリナを出しつつ、不敵に笑う
白井 華:曲が終わったタイミングを見計らって突撃したことにさせてね
ギターの男:「…ふっ…セッションか。いいじゃないか。楽しいライブにしようぜ!」
白井 華:「よく分かってんじゃん♪でね、曲だけど…上を向いて歩こうって知ってるよね?」 耳打ち
ギターの男:「有名な曲だからな。…こーんな日に相応しいじゃねぇか。」ギターを構える。
白井 華:「おっけー。あたし、主旋律でいいかな~。どーせだから、みんなで歌わない?♪」
観客:\オー!/
白井 華:「ねぇーみんな」
白井 華:「どーせだったら、楽しく、いきたい、よね?」
観客:\いきたいー!/
白井 華:「じゃ、行くよ!1,2!1,2,3!」
白井 華:ロール!!
GM:いっけぇぇぇぇ!!
システム:白井 華さんの「オカリナ」ロール(ccb<=80)
→ Cthulhu : (1D100<=80) → 94 → 失敗
白井 華:www
GM:…。もう一回!
システム:白井 華さんの「オカリナ」ロール(ccb<=80)
→ Cthulhu : (1D100<=80) → 86 → 失敗
白井 華:www
GM:お、う…
白井 華:ちょっと涙で、呼吸が乱れた
GM:観客もギターの男も貴方が成功するまで待ってくれます。
白井 薫:「ハナ―深呼吸!」
白井 華:「…んぅ。」
白井 華:「…あれぇ…おかしい。ごめん、おにーさん、もっかい!」
ギターの男:「ほれ、もう一回やってみろ?」
システム:白井 華さんの「オカリナ」ロール(ccb<=80)
→ Cthulhu : (1D100<=80) → 66 → 成功
GM:感動だ
GM:貴方は先程までの指の震えが無くなり軽やかに演奏をし始める。
白井 華:「(うっえーをむういてーあーるこおおおー涙がーこぼれーーーないよぉぉぉおにー)」
GM:その音は優しく耳を通り、聞く人の心に浸透していく…
GM:観客は一緒に歌いながら涙をこぼす。何人かは嗚咽を漏らし、うずくまっていた。
白井 華:「(おかしーなーそんなに感動したかなー)」ピーヒャラリ
白井 薫:「おもい~だす~はぁるのひぃ~」
白井 華:「(ひっとりーぼおちのよる~~)」
GM:曲が終わると一瞬の静寂が訪れる。
GM:そして割れんばかりの拍手が巻き起こる。
白井 華:「っしゃぁぁー!!!!いいうでしてんなぁ!おにいちゃん!」ハイタッチ
ギターの男:「嬢ちゃんもな!」パーン
白井 薫:「やっぱりハナの演奏は良いな…」
白井 華:「…元気でね、おにいちゃん。さぁー!有り金全部おいてけーー!キャハハー!」 ギターケースを叩いて、おひねり要求
白井 薫:「…相変わらずだ。」
白井 華:「んへっ♪」片目を瞑る
GM:貴方の声に反応してどうぜ終わるならとお札を入れる人が多数いる。当分の生活は困らなそうな金額だ。
白井 華:「じゃ、これもらってくね♪」といって10000円もらう。
ギターの男:「持ってけ、持ってけ。お嬢ちゃんの収穫だ。」
白井 華:「はっはっはー!んじゃ、おにぃちゃん、またね~♪」もう一回ハイタッチ
ギターの男:「おう!またなぁ♪」パーン!
白井 華:「みんなもまたね~♪ …ずらかれ~ついてこい弟よー!はっはっはー!」
白井 華:駆け足でその場を後にする
白井 薫:「ちゃっかりしてるなぁ…」タタター
GM:とここで携帯が震えます。
白井 華:「…はぁ、疲れた。おねぇちゃん疲れたよ。カオル。…ねぇ、マック。行こっか♪ 贅沢できるよ……って。うんはいはい。なになに」
近衛 全:「こんにちは。絶望し、命に縋る人々を見た気分はどうですか?」
「地球を救えたとして、薫さんのことが気になるでしょうね。でも大丈夫ですよ。」
「彼がその際に苦しむことはありません。むしろ、眠るように安らかな死を与えることができます。」
「ある意味一番幸せな最期かもしれませんね。自分一人の命で、地球もあなたも助かるのですから。」
「たくさん悩んでくださいね。待っています。」
白井 華:「…っち」
白井 華:あたりをキョロキョロ。 このえがいないかどうか確認
GM:どこにも彼の姿はありません
白井 薫:「…ハナ?」
白井 華:「…ははっ。」
白井 華:「…お笑い芸人のライブはどうでしたかって。」
白井 薫:「なにそれ…監視されてる?こんなタイミングで来るなんて…」
白井 華:「…一々確認する? ははっ!お人好しすぎるわね。」
白井 華:「…けど周りには誰もいないわ。」
白井 華:「忽然と消えるぐらいだからね…。」
白井 薫:「不気味…僕あの人のこと信用できないよ。」
白井 華:「あたしもよ、カオル」
白井 薫:「またおそろい。」
白井 華:「…へへ。」
白井 華:「…いつも、いつでも一緒よ。」不意に抱きつく
白井 薫:「…!…うん、いつでも一緒。」
白井 華:「(………変わらないわよ…。変わらないわ。絶対に何かあるはずよ。)」
白井 薫:「次はどこに行こっか?」
白井 華:「ん~どこ行こっか~…。はしゃいじゃったし…そうね。」
白井 華:「…コンビニ…かな♪?なんかさ!ぜーたくしようよ!♪」
白井 薫:「収入もあるしね?」
白井 華:「おねーちゃんに任しときなさい!」エッヘン
白井 薫:「豪華になるなぁ♪」
白井 華:「デザート取り放題~♪おでんだって餅巾着、いけるね!はっはっはー!」
GM:では貴方たちはコンビニへと向かいます。
GM:調べられる場所は食べ物売り場、日用品売り場、レジです
白井 華:食べ物売り場にGO
GM:おいしそうな食べ物が並んでいる。好きなものを取っていくのもいいだろう。 店の主がいいと言っているのだ、何をどれだけ持っていこうが、誰にも責められることはない。
白井 華:「さーて、カオル、おねーちゃんに欲しい物いってごらんよ!」
白井 薫:「…メロンパン。」
白井 華:「…普通ね。」
白井 薫:「…好きだから…」
白井 華:「…んじゃあたしもメロンパン。」
白井 薫:「外はカリカリ~中がふわふわ~」
白井 薫:はっ!
白井 華:「…いまならプリンもついてくる~」
白井 薫:「あはは」
白井 華:「ふふっ そーね、後は……。あ、そだ。ホッカイロ、かいたそっか」
白井 薫:「ん…そうだね。夜は冷えるだろうし。」
白井 華:「…夜…ね」
白井 薫:「…?」
白井 華:「…そーね、まだ寒いもんね」
白井 薫:「うん。」
白井 華:「後は…もういいかな~。…どうやって贅沢すればいいんだろうね…。」
GM:ホッカイロが置いてあるだろう日用品売り場には日用品が並んでいる。好きなものを取っていくのもいいだろう。
GM:目星をどうぞ
システム:白井 華さんの「目星」ロール(ccb<=80)
→ Cthulhu : (1D100<=80) → 66 → 成功
システム:白井 薫さんの「目星」ロール(sCCB<=70)
→ Cthulhu : (1D100<=70) → 15 → 成功
GM:ペンの試し書きができるメモ帳に目がとまる。
白井 華:「…ん?」
メモ帳:「地球最後の日。僕の最後の日。僕は、あの人に告白しに行こうと思います。」
「たぶん、フラれてしまうかもしれないけど、何も伝えずに死にたくはないから。自分で人生のエンディングを決められるなんて、僕は幸せ者です。」
白井 薫:「大胆だね。」
白井 華:「……」
白井 華:「……………。」
白井 薫:「…ハナ?」
白井 華:「…へ?」
白井 薫:「大丈夫?さっきから黙ってるから。」
白井 華:「…そーゆー最後もありかなって、ちょっと思ってただけ。…あたしにはカオルがいれば十分よ…。」
白井 華:「けどさ、この子さ」
白井 華:「…振られちゃったら、どーすんだろーね?」ケラケラ
白井 薫:「まぁ、その時はその時なんじゃない?」苦笑
白井 華:「…意外と冷酷なのね、カオル」
白井 華:ケラケラ
白井 薫:「そーですよー僕は冷酷ですよー」
白井 華:「あっはは~ごめんごめん~」ケラケラ 「さーて、……ホットスナックも行っちゃおっか!♪」
白井 薫:「行っちゃおう♪」
白井 華:レジ付近にGO
GM:目立つ場所に張り紙があるにも関わらず、誰かが払ったお金が置いてある。 お弁当を温めたければ、勝手にレジを乗り越えて電子レンジを使えばいい。
白井 華:「……律儀だよね…。私も置いてくけどね~…。じゃー餅巾着2つと、揚げ鳥2つとー!…カオルは何ほしい?」
白井 薫:「ポテトフライかな。」
白井 華:「良いチョイスね、カオル。」
白井 薫:「でしょ?」
白井 華:「ふふ、さすが我が弟。…じゃぁお勘定はっと…。」
白井 華:計算して、置いてあるお金を使って、両替して、しっかりと支払いを済ませる。
白井 薫:「やっぱり払わないと後味悪いよね。」
白井 華:「うん。こーゆうのはちゃんとしないとね…」
白井 華:「そ!れ!に♪今日は大金持ちだもんね~」
白井 薫:「だね。ポテトもーらい!」ぱくっ
白井 華:「くえくえ~あたしももーらい!」ぱくぱく
GM:ここでまた携帯が震えます。
白井 華:「………はぁ。もう。」
白井 華:「ちょっとまっててね、カオル」
白井 華:席を外す。 ちょっと離れたとことに行く
近衛 全:「そうそう、もし薫さんの命を使わずに地球を見捨てた場合、結局彼もろとも死ぬんじゃないかって思ってませんか?」
近衛 全:「それじゃあメリットがないですよね。なので、こういうのはどうでしょうか?」
近衛 全:「あなたが彼と共に生きたいと思うなら、しばらく二人で暮らしていける環境が整った宇宙船を差し上げます。」
近衛 全:「あなたと彼のためだけの安全な住まいです。まるで何かの箱船のようですね。」
近衛 全:「じっくり考えてくださいね。待っています。」
白井 薫:ポテトもぐもぐ
白井 華:「ちょっと、いいかしら」返信してみる
GM:返信は返ってこない。
白井 華:「…っち!!」
白井 薫:「…ん?」
白井 華:「………宇宙船って…!?何ふざけてんのよ!!」
白井 薫:「…宇宙船?どういうこと?ねぇ…ハナ?なんて来てるの?」
白井 華:「ぇ?!ぁぁ、宇宙船っていう芸人のネタが送られてきたのよ、訳解んないよね。」ケラケラ
白井 華:「どっかのタレントにでも歌わせておけばいいよ!」ケラケラ
白井 薫:「…何か隠してない?」
白井 華:「ううん。なーんも。」
白井 薫:「…そう。」
白井 華:「ねぇ、カオル。」
白井 薫:「なに?」
白井 華:「……ずっと、2人だけでいれたらいいのにね。どう♪?きれーなおねーちゃんと二人っきり!夢のようじゃない?」ケラケラ
白井 薫:「自分で綺麗って言っちゃうの?」
白井 華:「そーだよ!」
白井 薫:「まぁそうだね。2人でいれたら僕は幸せかな?」
白井 華:「ほお!うれしーこと言ってくれるじゃん、カオル!」肩をバンバン
白井 華:「………そーだよね……。…うん…そう…そうだよね……。」
白井 薫:「…僕はハナに幸せになって欲しいからね?」
白井 華:「あたしはカオルがいれば、それでいいの。」
白井 華:手を強く握る
白井 薫:「…何か悩んでいるんだとしたら…相談してよ?言いたくないならいいけど…」少し驚いて握り返す。
白井 華:「何を悩む必要があるのかな~」ケラケラ
白井 薫:「頭の中空っぽなの?」苦笑
白井 華:「はー!?」
白井 薫:「じょーだん!」
白井 華:「カオル、鉄拳制裁喰らいたいの?」
白井 華:ゴゴゴゴゴゴ
白井 薫:「あーこわいこわい。」
白井 華:「じょーだんよ。」ゴゴゴゴゴ
白井 薫:「オーラが冗談って感じじゃないけど。次は…どこにする?」
白井 華:「そうね~」
白井 華:「…ゆっくり座って食べたいね…。」
白井 華:「んーと…じゃー公園いこっか!」
GM:それでは貴方たちは公園へと向かいます。
GM:【ここにもやはり、色々な人がいる。 幼すぎる子供たちには終末というものがわからないのだろう。無邪気に遊んでいる姿がちらほら見られる。】
GM:調べられる場所はブランコ、ベンチ、噴水。
白井 華:「……不審者、いない?」
白井 薫:「今の所は…」
白井 華:「…よし。 ベンチでたべよ!♪」
白井 薫:「そうだね。」
GM:【外にあるものにしては綺麗なベンチ。 隣のベンチには弱々しく、どこか悟ったように笑う両親と、無邪気な女の子の家族が仲良く座ってサンドイッチを食べている。】
白井 華:「…それにしても贅沢だ……。…ん?」
白井 華:「ちょっと、持ってて、カオル。」
白井 華:「…はーい、おじょうさん♪ ポテト、いる?」話しかけてみる。
女の子:「おねえちゃんいいの~?ありがとう♪」
両親:「…良いのですか?」
白井 華:「いいよ~。っというか、お二人さん。ちょっとー!」
両親:「え?」
白井 華:「元気、ないんじゃないのー?」
白井 華:「ふふっ」クスクス
両親:「ははは…そう見えてしまいましたか…娘の前でこんな顔じゃいけませんよね。」苦笑
白井 華:「そーだよ、ね、カオル!あたしがすること、もー分かってるよね~?」 オカリナを取り出す
白井 薫:「はいはい。わかってますよー」
白井 華:「お二人さん、元気の出る曲、聞いてく?」
両親:「…はぁ。」
白井 華:「はぁーしけた顔しないのー!ね、お嬢さん♪ んか聞きたい歌、ある♪?」 お嬢さんに話しかけてみる
飯塚 梓:「えっとね~チューリップのうた!」
白井 華:「(…………カオルを…手放せば……ううん…そんなことは出来ない…。出来ないよ…)」
白井 華:「…んぁ?!」
白井 華:「えっとね、チューリップの歌かー!いいねー!おねーちゃん、吹いてあげるから、歌ってくれる?」
飯塚 梓:「うん!うたう~」
飯塚 梓:「さ~い~た~♪さ~い~た~♪」
白井 華:「まってまってー!」
白井 華:ろーる!!!
GM:どぞー
システム:白井 華さんの「オカリナ」ロール(ccb<=80)
→ Cthulhu : (1D100<=80) → 84 → 失敗
白井 華:ぐへぇ
GM:梓ちゃんはキョトンとして待ってます。
白井 華:「…おっほん。」
白井 華:「…ふけるんだからね!」
白井 華:りろーーーーーーる!!
システム:白井 華さんの「オカリナ」ロール(ccb<=80)
→ Cthulhu : (1D100<=80) → 23 → 成功
飯塚 梓:「おねーちゃんがんばれ~」
白井 華:「(さーいーたーさーいーたー!)」
GM:貴方のオカリナから滑らかな旋律が流れ出す。それに合わせて女の子は楽しそうに歌い出す。
GM:薫も恥ずかしそうに歌っている。その様子を見て、両親は目を潤ませる。
白井 華:「っぷは!」
白井 華:「じょーずだね!おじょーさん♪……将来はきっと、歌姫だね!」
飯塚 梓:「えへへ~おねーちゃんもすごいの~♪」
両親:「…ありがとうございます…ありがとうございます…」
白井 華:「なんで…かな。今日は、ちょっと調子悪いんだけどなぁ~……。でもね、ありがと!えへへ」
白井 華:「…(ごめんなさ…い…)」
飯塚 梓:両親は涙を流しながら貴方に感謝する。女の子は楽しそうにまだ歌い続けている。
白井 華:「いいってことよー! だーかーら!しけたつらしないの! おーまだやるのね! じゃー二番も吹いちゃおー!♪」
白井 薫:「親御さんが大変なことになっちゃうよ…そろそろ任せた方が良いんじゃない?」
白井 華:「……っぷはぁ。」
白井 華:「…それも…そうだね…。」
白井 華:「…おじょーちゃん、ないす歌~!」ハイタッチ
飯塚 梓:「ないすなの~」ハイタッチ
白井 華:「うんうん、可愛いね♪(ヨシヨシ)ありがと~、楽しかったよ♪またね、おじょうさん♪」
GM:女の子は元気に手を振って貴方を見送る。
GM:貴方が遠ざかる後ろの方で「あれ~?なんでないてるの~?あずさのおうたにかんどーしちゃった?」という能天気な声とすすり泣く声が聞こえてきたのだった。
白井 華:「(…ごめんなさい…ごめんなさい…)」
白井 華:さささっと、見えない位置に、噴水に腰をかける。
白井 華:えっと、噴水にいきました
白井 華:まだ食べてないんだぁ
GM:噴水【こんな混乱に包まれた中でも噴水は変わらず一定の水を吹き出している。いつもと変わらない水の音は、少しだけあなたを安心させてくれる。】
GM:【噴水に腰掛けると、若い柴犬を連れたお姉さんがあなた達の側を通りかかる。】
白井 華:「……?」
谷崎 詩恋:「こんにちは。今日はひどいお天気ですよね」
白井 華:「こんにちはー。そーですね~……。」
谷崎 詩恋:「あ、すみません、突然話しかけたりなんかして。……なんだか、人と話していないと落ち着かなくて」
谷崎 詩恋:「お二人、仲良さそうですよね。…双子なんですか?」
白井 華:「……そう…だね。うん!そう!あたしがハナで、こっちがカオル!」
谷崎 詩恋:「ハナさんとカオルさんですか。良いお名前ですね…」
谷崎 詩恋:「あ……私、お邪魔ですよね。ごゆっくり。さ、行くよモモ」
GM:女性は愛犬を連れ、離れていく。
白井 華:「……ばいばい。」
白井 薫:「可愛い柴犬だったね。」
白井 華:「あれ?カオル、猫派じゃなかったっけ?」
白井 薫:「猫派だけど犬も可愛いとは思うよ?」
白井 薫:「…襲ってこなければ…」
白井 華:「そっか、あの子…モモっていうのかぁ~…」
白井 華:「…あぁ…追い回されてたよね…」
白井 華:「…ふふ、懐かしいね」
白井 薫:「もうあれから小型犬は苦手だけど…ある程度大きい子なら…大丈夫になった。」
白井 華:「…土佐犬とかに襲われたら…あたしでもどーにかできないよ……気をつけてね…」
白井 薫:「うん、気をつける。…食べよっか。」
白井 華:「…そだね。はい、餅巾着にメロンパンに揚げ鳥にぷりん~♪」
白井 華:「…フルコースだね」
GM:貴方たちはコンビニで買ってきたものを食べ始める。すると視線の先にあったブランコに目が行く。
GM:【ブランコには謎の歌を歌いながら勢いよく立ちこぎしている男性がいる。】
GM:【その横にはただ俯いてブランコに座っている青年が、「ねえ、遊ばないなら代わって」と少年に話しかけられている。】
白井 華:「…………ソウルな人がいるね、カオル」
白井 薫:「あれ…大丈夫なやつ…?」
白井 華:「…君子危うきに近寄らず……ってやつかも」
GM:話しかけられた青年はぽろぽろと涙をこぼし、新しくやって来た少年が「あー!タカシがお兄さん泣かせてるー!いけないんだー!」と騒ぐ。
GM:責められた少年は泣き出してしまい、青年は「ごめん、君のせいじゃないから、ごめん」と少年の頭を撫でる。
GM:横にいる男性は、そんな光景など気にもせず、立ちこぎを続けている。
GM:まるで悪夢を凝縮したかのような光景だ。SANチェック(0/1d2)。
システム:白井 華さんの「SANC」ロール(ccb<=55)
→ Cthulhu : (1D100<=55) → 64 → 失敗
システム:白井 華さんのロール(1d2)
→ Cthulhu : (1D2) → 2
システム:白井 薫さんの「SANc」ロール(sCCB<=56)
→ Cthulhu : (1D100<=56) → 99 → 致命的失敗
システム:白井 薫さんのロール(s1d2)
→ Cthulhu : (1D2) → 2
白井 華:「………まるで悪夢だね。」
白井 薫:「…うん。」
白井 華:「………(…………ごめんな)さい…」
GM/ありんこ:貴方が食べ終わると同時に携帯が震えだす。
白井 華:「ぅぅぅうわ!! ぁあぁ!もう!びっくりすんなぁー!!」
白井 華:「もー!!なによ!!」と言いつつ見る
白井 薫:「ん!?んぐ!ごほっ!げほっ!」
白井 華:「あぁ…ごめんね、カオル」背中を擦る
白井 薫:「…ビックリした…大丈夫…」
白井 華:「…またあいつから。 こんどは何のネタを…」
近衛 全:「ここには色々な人がいますね。嘆く人、諦める人、正気を保てない人、何も知らない無邪気な子供たち……。」
「まさか、あなたの決断によっては平和が戻るかもしれないなんて、夢にも思われていないでしょうね。」
「ですがあなたには選ぶ権利があります。薫さんと共に生きることを望んでも良いのですよ?」
「こちらを選んだとして、あなたを責める人なんかいないんですから。責められるはずがありません。あなたを除く全人類は皆、何も知らない子供同然なのです。」
「まだお悩みでしょうか。それも結構。大切な決断ですからね。」
白井 華:「…………。」
白井 薫:「今度は何のネタだって?」
白井 華:「…はは。」
白井 華:「ったく笑えないわね~。」
白井 華:「話す価値もないわー」手をひらひら
白井 薫:「…?」
白井 華:「カオルー?ちょっと聞くけど」
白井 薫:「なに?」
白井 華:目線は合わさずに、ブランコを呆然と見ながら問う
白井 華:「カオルは、生きたい?」
白井 薫:「…。」
白井 華:「…何を考え込む必要があるっていうのよ」
白井 華:「あたしは、カオルとなら…生きたいわ。」
白井 薫:「…うん。ハナと一緒なら生きたい。」
白井 華:「……他の人は、どーでもいっか~……」ケタケタ
システム:白井 薫さんの「アイデア」ロール(sCCB<=75)
→ Cthulhu : (1D100<=75) → 54 → 成功
白井 薫:「…前まではそう思ってた。」
白井 華:「…へ?」
白井 薫:「…あいつらのせいで滅茶苦茶にされたから僕はハナしか信じてなかった。」
白井 薫:「でも…今は…」
白井 華:「…今は…?」
白井 薫:「駅前で一緒に歌った人たち…コンビニでちゃんとお金を払って行った人たち…公園で会った人たち…全員悪い人に見えない…」
白井 薫:「それに…おじさんもいる。」
白井 華:「………。」
白井 薫:「視界が狭くなってたけど、世の中には良い人いるって…ちょっと思っちゃった…」
白井 華:「……。そうだね~……。」
白井 華:「…ねぇ、カオル。」
白井 薫:「ん?」
白井 華:「カオルは……もし、あたしとこの世界、どっちか選べって、言われたら……どーする?」 ぼーとブランコ眺めつつ
白井 華:「カオルが世界を選んだら、あたしは消えてなくなっちゃうの。」
白井 華:「……突拍子もないね。」
白井 薫:「…ハナ…かな。」
白井 薫:「あんなこと言っておいてアレだけど、やっぱり僕にはハナが一番みたいだ。」
白井 華:「…ふふ…ありがと。」
白井 薫:「ん。」
白井 華:「……このまま…時間が止まっちゃえばいいのにね~。」
白井 薫:「はは…そうだね。もう既にこんな非現実的なことが起きてるからね。止まってもおかしくないんじゃないかな~」
白井 華:「…はは…それもそーか……。ねぇ、カオル、もういっこ聞いていい?」
白井 薫:「ん。」
白井 華:「あたしもね…世界を見捨てて、カオルだけ守る……。それでもいいって思うの。 …けどカオルは、」
白井 華:「守られて………後悔、しないよね……何聞いてるんだろーね、あたし」
白井 華:メロンパンボリボリ
白井 薫:「…いつも守ってきてくれたじゃん。ねーちゃん?」ニヤ
白井 華:「…聞くだけ野暮ってことね~。ははっ…。ちょーしのんな、このっ」
白井 華:首に腕をかけて、頭ワシワシ
白井 薫:「さっきビックリさせられたから仕返し…ってうわっ!なにするんだよー」
白井 華:「(……あたしは…間違ってなんかない……ごめんなさい……ねぇ…なんであやまってしまうの…?……こんな世界……)」
白井 華:「…ふふっ…。いいじゃない♪」
白井 薫:「ま、いいけど。」
白井 華:「世界に2人だけになっちゃったらさー」
白井 華:「子供とかどーしよっか」
白井 華:ニヤニヤ
白井 薫:ブフーっ!!
白井 薫:「!?!?!?!?」
白井 華:「ははっ♪ 面白い反応をどうもありがとう~♪」
白井 薫:「は?へ?え?頭大丈夫!?」
白井 華:「大丈夫よ~。まぁ、なるようになるわね。」
白井 薫:「…冗談はほどほどにして…」
白井 華:「ん?じょーだんだとおもった?」ニヤニヤ
白井 薫:「…。」引き顔
白井 華:「はいはい。ごめんね、カオル」
白井 華:「さて、お腹もいっぱいになったことだし、」
白井 薫:すすすーっと距離を置く。
白井 華:「おーい」
白井 華:「うそだよー。うそー!」
白井 薫:「こんなハレンチな姉を持った記憶は無いんだけど…」
白井 華:「冗談に決まってんじゃん~、男には余裕がないといけないよ!だめだめ!」
白井 薫:「はぁ…で?次に行く候補はあるの?」
白井 華:「ん?ぁぁ、そうだね~……。今は春先だし~……あの神社!あそこ、一足先に咲く桜があったよね?」
白井 薫:「あ~…あったね。」
白井 華:「(………うーん……死活問題なんだけどなぁ………)」
白井 華:「じゃーいこーよ!そこ!」
白井 薫:「そうしようか。」
―――――――――――― 2日目 ―――――――――――――――
GM:貴方たちは神社に着きました。
GM:【神社:普通に日本の神を祀っている普通の神社。いつもより人が多い気がする。】
白井 華:「あそこの桜、先に咲いて、先に散っちゃうんだよね~…。せっかちな子だよね」
GM:調べられる場所は拝殿(お参りする所)、絵馬掛所(絵馬をかける所)。また、ほうきを持った神主さんが掃除しているのが見える。
白井 華:「…あ、ついたよ、カオル。」
白井 薫:「うん、ついたね。」
白井 華:「…あたしたちの人生に、神も仏もあったもんじゃないけど……。」
白井 華:「…一応、手ぐらいは合わせとく?」ケラケラ
白井 薫:「…一応ね?」苦笑
白井 華:「ほんとにいたら、はやく助けてほしかったね~。さ、いこ!カオル」 手を取って走る
白井 華:ということで、拝殿にGO
白井 薫:「はいはい。」一緒に走ります。
白井 華:「……どーやんだっけ…?」ポカーン
GM:ではここで1d100をお振りください
システム:白井 華さんのロール(1d100)
→ Cthulhu : (1D100) → 40
GM:貴方は和服を黒髪の女性が賽銭箱の向こうに座っているのが見える。
GM:彼女は神社を見渡しながら酒をあおっているが、時々悲しげな表情をしている。
GM:聞き耳をどうぞ
システム:白井 華さんの「聞き耳」ロール(ccb<=75)
→ Cthulhu : (1D100<=75) → 49 → 成功
白井 華:「…なにかいってる?」
女性:「やれやれ、人の子がこんなにも悲しんで……可哀想に、可哀想に。まこと悪趣味なやつのせいで、のう」
白井 華:「……?!」
白井 華:「(人の子って…どーゆうこと? 自分はそうじゃないとでも言うつもり…?!)」
白井 薫:「ハナ、やり方はこうだよ。」パンパンと柏手を打つ。
白井 華:「…おねーさん?…っは!あぁぁ、そうだね、カオル」
白井 薫:「ん?どうしたの?」
白井 華:「カオル、あそこに、巫女さんがいるね」
白井 華:目線を送る
白井 薫:「え?巫女さん?」きょとん
白井 華:「…またまた~、ほら、あそこ!」顎クイ
白井 薫:「え?…何言ってるの?あそこは特別な時じゃないと入っちゃいけない場所だよ?いる訳ないじゃん。」
白井 華:「………(幻覚にしてはくっきりと見えるし……声もきこえた……。)」
白井 華:「……あはは~そーよね、そーよ。いるわけ無いわね~…」
白井 華:「………ねぇ、カオル」
白井 華:「…あたし、ちょっとトイレ。」
白井 薫:「…え?」
白井 華:「……絵馬でも買って、待っててくれない…?あ!あと!御朱印ー!スタンプラリーみたいなやつだよ!」
白井 薫:「ええぇ?」
白井 華:「あそこ!あの建物の中に行けば、手に入るはず♪んじゃ、たのんだわよー!」 隠れる
白井 薫:「なんなんだよ…さっきからよそよそしいなぁ…」絵馬の所に行きます。
白井 華:視界から外れたのを確認してから
白井 華:「…よし」
白井 華:「…木陰に入りながら行けば…よし、いける。」女性の近くに行ってみる
白井 華:あーお賽銭のすぐうしろかぁ
GM:女性は相変わらずの憂い顔で境内を見つめています。
白井 華:目を合わせて、手を大きく振ってみる
白井 華:「…ねぇ! ねぇー!」
GM:女性は貴方と目が合うと、ニヤリと笑い立ち上がって拝殿の裏に移動する。まるでついてこいとでも言われているようだ。
白井 華:「…!?…何かあるはずだよ…。何か…。」ついて行く
GM:拝殿の裏へと歩いていくと女性の姿は無かった。ここで目星をどうぞ
システム:白井 華さんの「目星」ロール(ccb<=80)
→ Cthulhu : (1D100<=80) → 77 → 成功
白井 華:「…ぇ? …でもさっき…」 きょろきょろ
GM:貴方は拝殿の裏の森の方にチラッと東屋のような建物が見えた気がした。
白井 華:「……?あんな建物…あったんだ……。…ここにいないってことは…あそこ…かな…?」テクテク
白井 華:「……空気が美味しい…? …って何をのんきな…。」
GM:東屋の回りは独特な雰囲気が漂っており、キラキラと光りが舞っている。一歩近づくたびに貴方の鼓動は人知れず早くなる。
GM:東屋の椅子には先程の女性が優雅に座っている。
白井 華:「…………ほぁぁ…………ご…ごめんください~……?」
女性:「お主は命知らずだのう」
白井 華:「……それ、今日死んじゃうかもしれない人に…意味ある…?」キョトン
女性:「ハハハ。それもそうだな。堅苦しい喋り方は止めるとするかの。」
白井 華:「……(ごめんなさい……)……?いつもは違うの?」
女性:「それはそうよ…お主は妾の姿が見えていても平然としておるのだな。」
白井 華:「……もしかして、神様ってやつなの?」
女性:「人の子はそう呼んでおるな。」
白井 華:「…ちゃんと手は合わせましたぁ!!!」
GM:女性は一瞬きょとんとし、ブフーッと吹き出す。
女性:「アハハハハハハ!!お主は面白いのぉ!!」
白井 華:「いや?!え!だって!!ごめんなさい!」
女性:「お主、気に入ったぞ。何か聞きたいことはあるか?」片頬を上げてニヤリと笑う。
白井 華:「…神様…なんですね……。…なまえは…なんていうんですか…?」
白井 華:「べ!っ別に一つってわけじゃないんだよね!!」アタフタ
女性:「それを聞くのは止した方が良いぞ。名というのはその存在そのものであるからな。しかし、呼び名が無いのも困るであろう。そうだな、ミヤビと呼ぶが良い。」
白井 華:「……ミヤビさま…。…はい。…っあ、聞きたいことといえば…」
白井 華:「あたし、耳が良くて」
白井 華:「さっき、ミヤビ様が、つぶやいていたの、きこえたんです。」
白井 華:「悪趣味なやつのせいで……そういって…ましたよね…?」
女性:「あぁ、そうだな。」
白井 華:「…だれか…あのおっきなやつを出した犯人……知ってそうって…思って……。」
女性:「おっきなやつ…?空に見えるアレのことかね?」
白井 華:「そう! …です。」
女性:「犯人のぉ…探し出す間にアレは到達するであろうなぁ。」
白井 華:「……いることには…いるんだ……ですね。」
白井 華:「悪趣味…っというのに…もう一つ…心当たりがあって…このえ…っていう男の人、知ってますか?」
女性:「そうじゃなければあやつはこんな所には来んだろうなぁ。このえ…?」考えこみます。
女性:「はて、知らぬのう。」
白井 華:「…そう…ですか…。」
白井 華:「…ミヤビ様、あれ、どうにかならない…!?」
女性:「人の子よ。あどばいすとやらをしようではないか。」
白井 華:「…あたしは……あたしは……・・・? …あど…?」
女性:「今起こっていることは全部…悪夢じゃよ。」
白井 華:「神様の生きてる時間の長さで考えてません…?」
白井 華:「…悪夢………」
白井 華:「……いやでも…………」
女性:「ハハハ!確かに妾のもつ時間は人の子と比べたら永いだろう。けれど人の子にとってもこれは悪夢じゃ。それを努々忘れぬようにな。」
白井 華:「…は……ははは……。…はい、ミヤビ様…。」
女性:「さて、そろそろお主は帰ると良い。さもなくば迷ってしまうぞ。」
白井 華:「…まよ…って…ぇ?…神隠しってやつですか?!」
女性:「気づいておらぬのか?お主はもう既に神隠しにあっているのだが?」
白井 華:「…ぇぇ!!??」ガーン
女性:「ここは境世。本来はお主のような人間が入ってきてはならぬ場所じゃ。」
白井 華:「…もっも…もっちろん~?神様なら戻してくれる…えぇ!?」
女性:「しかしお主の魂は濁り切っておるな?だから迷い込めてしまったのだろう。」
白井 華:「……!!?」
女性:「悩んでおるのだろう?」
白井 華:「…………はは…は……は……。」
白井 華:「…うん…ぁ、はい」
女性:「選択の時は迫っておる。後悔の無い選択をするのじゃよ。」
白井 華:「………後悔のない…………。…うん…ぁ。…はい。」
女性:「ここで困ったことなのじゃが、お主の魂は境世と関係を持ってしまってなぁ。帰った後も惹きつけられてしまうだろう。」
白井 華:「また…会える…ってこと?」
白井 華:「…(もし…もし…悪夢じゃなかったとして……。…帰ってきた時にまた会える人…?…1人ぐらい…いてほしいよ……)」
女性:「逢えてしまってはお主が困るであろう…ここと関係性を持つということは迷える魂に付け狙われてしまうということじゃよ。」
白井 華:「迷える魂……?お化けとか…そう…ゆう!!??」
女性:「そうじゃな。お主らはそう呼ぶ存在であろう。嫌であろう?」
白井 華:「……仲良く成れたら…それでも…いいかな…!?」冷や汗ダラダラ
女性:「ハハハ!…そうしたらお主が大切にしておる者と別れることになってしまうぞ?」
白井 華:「だめ!!!」
白井 華:「それはっ!!だめ!!」
女性:「そうであろうな。だから、これを持って行くが良い。」
白井 華:「…え?」
GM:女性は小さな勾玉を差し出してくる。
白井 華:「…………はぁぁ……。…きれい……」
白井 華:「…もらって…いいんですか?」
女性:「妾の力を封じ込めておる。これで邪な者は寄りつけないであろう。しかし、お主はここを出た後は”みえてしまう”からの。気を付けるんじゃよ。」
白井 華:「……ぅぅぅ…」
白井 華:「…きっとだいじょうぶです。…カオルがいれば…。」
女性:「そうじゃな、大切にするんじゃよ。さぁ、帰ろうか。妾が送ってやろう。」
白井 華:「……ありがとうございます…♪…あ、そだ。ミヤビ様」
女性:「なんじゃ?」
白井 華:「…お礼と言ったら……粗末かもしれないけど……これ、しってますか?」オカリナを吹いてみる
白井 華:ここは神隠しならいつも何度でもやろ!!!!
女性:「ほう、では妾も」スッとどこかから笛を出す。
白井 華:「…わぁ…篠笛…♪…合わせてくれるんですよね♪?」
GM:女性はウインクをする。
白井 華:「適当に、おねがいします…♪」ろーーーるだぁぁ!!!
GM:おっしゃあ!やれぇ!!
システム:白井 華さんの「オカリナ」ロール(ccb<=80)
→ Cthulhu : (1D100<=80) → 75 → 成功
システム:女性の「篠笛」ロール(sCCB<=80)
→ Cthulhu : (1D100<=80) → 47 → 成功
GM:貴方たちは滑らかに奏でだす。笛とオカリナ、二つの音が重なり、空間全体を振動させるかのように響き渡る。
白井 華:「(よんでいる~むねの~どーこかをーくれ~…)」
白井 華:「(いつもーなんどーでも ゆめをみたい~…)」
GM:その音に共鳴するかのように光の道が現れる。その道はキラキラと光を散らし、どこか温かさを感じさせる。
白井 華:「………~~~~♪…ぷはぁ!」
GM:女性は奏でながらゆっくりとその道を歩み出す。貴方に視線を送り、この道を渡るように促す。
白井 華:「(…うん、がんばってきます)」目配せして、かけていく
女性:「人の子よ、お主の幸せを選ぶのじゃよ。」
GM:そんな言葉が聞こえた気がした。
白井 華:「………あたしの……しあわせ…………。」
GM:貴方の視界が真っ白に潰されていき、立っていられなくなる。
白井 華:「はわ!? わわわ!!?」
GM:貴方が目を覚ますと誰かに抱きつかれる。
白井 華:「…ん?!」
白井 薫:「ハナ!!」
GM:そこには血相を変え、涙をこぼす薫がいた。
白井 華:「…ぁぁ、カオル、おはよー……?」
白井 薫:「よか…良かった…目を覚ましてくれて…良かった…」
白井 薫:貴方に力強く抱きつきます。
白井 華:「……いやいや!なに!?えっと?!おはようおはよう!痛いよー!」
白井 華:「…あたし、どうしてた…?あれれ…?」
白井 薫:「もう…目を覚まさないかと思った…」ポロポロ
白井 華:周りの状況をそれとなく確認 時間など。
白井 華:「…は…はは……神隠しって…そーゆうことね……。…うん、大丈夫。」
白井 華:「…だいじょうぶだよ、カオル。」
白井 華:「…カオルを置いてどこかにいったりしないから。」
白井 薫:「ばかハナァ…」ボロボロ
白井 華:「……うぅん…あたしは寝て起きただけなんだけどなぁ… …ふふ♪」
白井 華:「…ずっと一緒。それがあたしたち……でしょ?カオル。」
白井 華:「…よしよし…。」背中を擦る
GM:薫はこくりと頷きます。
白井 華:「あたしたちはいつだって2人。…うん。そうよ…。…そう。」
白井 華:「…カオル?」
白井 薫:「ハナ…その手に持ってるの…なに?」
白井 華:「ん~♪?ちょっとした旅のお土産…かな♪?きれいでしょ!」見せびらかす
白井 薫:「うん…綺麗」
GM:貴方たちのそのやり取りを見て、周りの人は安心したように遠ざかっていく。
白井 華:「…ほら……こーすると、七色…」
GM:光にかざすとふわっと白くて柔らかい光が漏れた気がした。
白井 華:「まぁ!あげないけどねぇ~♪」
白井 華:「(後悔のない選択……ね。)」
白井 薫:「神秘的だね。…別にハナの物をとろうとはしないよ。」
白井 華:「まったく、オトナになっちゃって~…このこの」ほっぺた引っ張る
白井 華:「(あたしは……この子さえ…カオルさえ…守れればそれで…いいの。)」
白井 薫:「なんだよー!さっきまで血の気の無い顔で寝てたくせに!!」
白井 薫:「本当に心配したんだからな!!」
白井 華:「わー色々みられちゃった?! おませさんだなぁ! ふっふっふ」ニヤニヤ
白井 薫:「…。」
白井 華:「うーん、ごめんごめん、カオル♪」
白井 薫:プイッとそっぽを向く
白井 華:「怒んないでよ~…えいえい」 ほっぺたつんつん
白井 華:「(迷うことなんて………なんもない。)」
白井 薫:「そんなに元気そうならもう大丈夫だよね。境内でどこか見たいところはある?」
白井 華:「(ずっと一緒。ずっと2人…。 これはあたしの……ううん。)」
白井 華:「…んぇ?」
白井 華:「あ、ぁぁ…ぇっと、…そだ!なんか絵馬にお願いごとでも書いた?」
白井 華:「まだならサクッと二人分、吊るしておこうよ!…神様はいるらしいからね!」
白井 華:「今日は大金持ちだからね~…」ニヤニヤ
白井 薫:「あー…いや。…あそこには書けないよ…というか書きたくない。」
白井 華:「…え?」
白井 薫:「…見てみれば分かる。」
白井 華:「…そこまでいうなら…。」トコトコ 見てみる
GM:【絵馬掛所:多くの絵馬がかけられている。】
GM:見てみると「地球を救って」「神様、地球をどうか」「まだ消えたくない、生きていたい」といった事ばかりが書いてある。
白井 華:「………‥…」
白井 薫:「ね?…書きたくないでしょ?」
白井 華:「……うぅ…………。」
白井 薫:「ハナ…大丈夫?」
白井 華:「…………うぅ……ぁぁ…………ぁ…ぁ……」
白井 薫:「…ハナ?」
白井 華:「………だって…しょうがないじゃない………!!!!」
白井 薫:「!?」ビクッ
白井 華:「あたしに!!どーーーーしろって!!…いうのよぉ…!」
白井 華:「………いい、カオル。」肩を掴む
白井 薫:「…。」
白井 華:「…あたしは!あたしはね!!もうごめんなさいだなんて、言わないわ!!」
白井 薫:「…え?」
白井 華:「……うぅん。カオルはわかんなくていいの。」
白井 薫:「…。」
白井 華:「………(あたしは…言わない。)」
GM:薫は貴方を抱き寄せ、頭をぽんぽんする。
白井 薫:「…別に言いたくないなら良いけどさ。1人で抱え込まないでよ?」ぽんぽん
白井 華:「(あたしと…カオルは……生きる…今までだってそうだった…これからも…)……んぇ…」
白井 薫:「僕はハナが…どんな決断をしようと…ずっと味方だよ?」
白井 華:「…んなぁにいってんの……ふふっ…」グズ
白井 華:「…いいの。…カオルはあたしが守るんだから…。」
白井 華:「おねーちゃんについてきなぁー!」
白井 薫:「今朝、あの人と会ってからずっと悩んでる様子だったから…僕だってハナを守るよ。」
白井 華:「ははっ…いっちょまえにそんな事言っちゃって…。…うん、ありがと…。ありがとね…カオル。」
白井 薫:「ハナはお姉ちゃんだけど、ちょっと生まれてくるのが早かっただけじゃん。頑張らなくても良いんだよ?僕がいるんだから。」
白井 華:「そのね!何秒かが!大事なのよ!…いいの…カオルはいてくれるだけで…。…たまにはおねーちゃん面させなさいよ」ズビビ
白井 薫:「いっつもしてるじゃんw」
白井 華:「はっは…はは…それも…そーか…」
GM:ここで貴方の携帯が震える。
白井 華:「………。」决定した面持ちで、携帯を見る。見られないようにしつつ。
近衛 全:「私のことを怪しんではいませんか? まあ、そう思うのも仕方ありませんね。確かに、私は普通ならとても信じられないようなお話をしています。」
「しかし、地球滅亡という非現実的なことが今まさに起ころうとしているのですから、私のような存在が現れても不思議ではないと思いませんか?」
「私はあなたの決断に従うだけ。私を地球の救世主にするのも、運命を見届けるだけの存在にするのも、あなた次第です。」
「地球の滅亡を、大切な人の死を、恐れない決断をしてください。後悔のないように。待っています。」
「ところで、もうすっかり夕方ですね。あの空の物体が地球に着くのは今夜。私たちも夜に会いましょう。」
「そうですね……プラネタリウムで待ち合わせなんてどうですか?最後に歪みの無い星空が見れますよ。」
「良い決断を期待しています。あなたはもう、ただ滅亡を待つだけの人ではないのですから。」
白井 華:「……っは。…救世主なんて笑わせるわね。」
白井 華:「………今更、よ。全く、今更だわ~……!…カオル、あいつがプラネタリウムに来いって。」
白井 薫:「呼び出し?…ハナをこんなにしたんだ。一発殴ってやろうかな。」
白井 華:「…まず、あたしね。」
白井 薫:「…」苦笑
白井 華:「…最後に作り物の星空を見るなんて、」
白井 華:「…とんだ茶番だよ~。はぁ~悪趣味ね。」
白井 華:「(といっても最後にはさせない。させないわ。)」
白井 薫:「そうだね。悪趣味だ。」
白井 華:「そしたらさ、行く前に。」
白井 華:「1枚、書いてよ、カオル。」
白井 華:「…さいこーの被写体♪そして桜ー!」
白井 薫:「…もちろん。」
白井 華:「これは書かざるを得まい~~」といいつつ、パンフレットぽい紙を渡す
白井 華:「(…最後の…地球…だもんね…。)」
白井 華:「(…っても悪夢だったらそれまで…か…はは…)」
GM:薫は貴方に立ち位置を指示する。
白井 華:「ん? なに? もーちょっと右??」
GM:貴方が指示された場所に立つと彼は真剣な顔つきになり、サラサラと描いていく。
白井 華:「ポーズは任せるよ~」
GM:オレンジ色のような青色のような奇妙な空の中を桜がひらひらと舞う。どこか現実離れした幻想的な景色に貴方は思わず見とれてしまう。
白井 華:「…(ミヤビさんがいるぐらいだもんね。…きれいに決まってるよね~…)」
GM:空には幾つか星が輝き始めていた。空にかかる謎の影は今朝見た時よりも確実に大きく、近くなっていると感じてしまう。
白井 華:「…………もう…そこに…あるんだね…。」
GM:空を見続けていると歪みが顕著になっていく。色もめまぐるしく変わっていき、思わず目を逸らしたくなる。それくらい貴方はこの空がとても悍ましく見えてしまう。SANチェック(1/1d4)。
システム:白井 華さんの「SANC」ロール(ccb<=53)
→ Cthulhu : (1D100<=53) → 43 → 成功
白井 華:「……しったこっちゃないわよ…。」ボソッ
白井 薫:「ん…出来た。…空…気持ち悪くなってきたね。」
白井 華:「おねーちゃんにみせてごらんよ! みせてみせてー!」
GM:そこには憂い顔で空を見つめる貴方と桜の木、拝殿が綺麗にまとめられていた。色は塗られていないが、見続けていると本当にそれに色が付いていくような不思議な感じがする。
白井 華:「ちょっとー!!笑顔になさいよー!!」ケラケラ
白井 華:「……きれいね、カオル」
白井 薫:「ん…ありがと。」
白井 華:「………あたしは、忘れないわ。…うん♪」
白井 薫:「…僕も」
白井 華:「よくできたーよくやったなぁー我が弟よー」肩ポンポン
白井 華:「………よーく、見ておくんだよ。」
白井 薫:「…うん。」
白井 華:「…さて、いこっか?」
白井 薫:「そうだね。」
白井 華:「それにしても、めっちゃかわいくかいてくれたね~♪」とか言いながら歩く
GM:貴方たちはプラネタリウムへと向かう。
GM:【館内には職員もお客さんも、誰もいない。その代わりに近衛が一人で受付に立っている。】
白井 華:「…朝ぶりね?」
近衛 全:「こんばんは。よく来てくれましたね。さ、こちらへ」
白井 華:「カオル、離れたらだめ。」 手を握る
白井 薫:「ん。」ぎゅっと握る
GM:近衛に案内されて、あなた達は会場に入る。それと同時に会場の照明は落とされ、間もなく満天の星空が映し出される。
近衛 全:「作り物の空もいいものですね。いつだって美しい。あなた達もここにいる方が落ち着くでしょう。現実の空は酷い有様ですから」
近衛 全:「……ああ、ゆっくりしている時間はなかったんでしたね。華さん、心は決まりましたか?」
白井 華:「作り物、ね。…もちろん。決まったわ。」
白井 薫:「…ハナ、ちょっと良い?」
白井 華:「…ん?」
白井 薫:「あいつ、ぶん殴りたい。」
白井 華:「…一緒に行こっか」
白井 薫:「うん。」
白井 華:「あーだこーだ言われて腹たってるのはあたしもなの」
近衛 全:「…おや?いかが致しました?」
白井 華:「冥土の土産に、どう? …!」
白井 華:こぶし?!
GM:どうぞ?
システム:白井 華さんの「こぶし」ロール(ccb<=80)
→ Cthulhu : (1D100<=80) → 79 → 成功
システム:近衛 全さんの「回避」ロール(sCCB<=90)
→ Cthulhu : (1D100<=90) → 15 → スペシャル
白井 華:もちろんきんてきね
白井 華:急所攻撃
GM:彼は貴方が殴りかかってくる様子を見てフッと笑い、軽やかに避けます。
GM:その身のこなしはまるで鳥のよう。ふわりと舞い、悔しながらにも美しさを感じてしまう。
白井 華:「あっはは~これは失礼したね~…蚊がいたからちょっとね」
白井 華:「……? …鳥…?」
システム:白井 薫さんの「こぶし」ロール(sCCB<=50)
→ Cthulhu : (1D100<=50) → 15 → 成功
システム:近衛 全さんの「回避」ロール(sCCB<=90)
→ Cthulhu : (1D100<=90) → 89 → 成功
GM:と、避けた所に薫が掴みかかろうとする。それも先程の優雅さは無いにしても軽やかに避けられてしまう。
近衛 全:「えぇ…貴方の気持ちは痛いほど分かりますよ。貴方の決断によって地球の未来が左右されるのですから。」
白井 華:「あーそのこと。もう決めてるわよ。」
近衛 全:「答えを聞きましょうか。地球の運命を変えるのか。それとも、受け入れるのか」
白井 華:「貴方になんか、この気持はわからないわ。気安くあたしの心に触れないで。」
白井 華:「受け入れるわ。」
白井 華:「あたしはカオルと2人で生きていくわ。」
白井 華:「いつでも一緒。あたしはもう!!あやまらないって!!!きめたの!!!!」
近衛 全:「……そうですか。薫さんも、それでいいですね?」
白井 薫:「当たり前だ。」
近衛 全:「よく決断してくれました。こんなにも愛されて、あなたも幸せでしょうね」
GM:近衛はそう言って薫に微笑むと、パチンと指を鳴らす。
近衛 全:「さようなら、お二人とも」
白井 華:「…えぇ。 二度と会うことはないわね。」
GM:気付けばそこは宇宙船の中。近衛はいない。窓の外には煌めく星々が広がっている。
GM:この船は広くて綺麗で安全そうだ。しかし、どこを見ても食べ物が見つからない。
GM:騙されたのか? そう思いながらも物色していると、こんなメモを見つける。
メモ:「いかがですか、この船は?居心地がいいでしょう?」
「……何かお探しですか?ああ、人間は食べ物がないと生きられないんでしたね!」
「申し訳ありませんが、ご自身で調達してください。”滅亡した地球”でね。」
白井 華:「………」
白井 華:「……。…っふ…ふふ…。」
白井 薫:「…。」
白井 華:「あたしにはね…カオルがいない世界なんて意味がない。…もう決めてたのよ。 …何を今更。…今更だわ。」
GM:そう思いながらもあなたはこの先のことを考えて気が遠くなる。
白井 華:「カオル。一緒にねよ~。」
白井 薫:「うん。」
白井 華:「おねーちゃんに…ついて…おいで。」
GM:あなたが目を覚ますと、そこはあなたの家だった。
GM:カーテンは閉まっていて薄暗い。あなたの横にいた薫も目を覚ますと、「あっ!」と声を上げる。
GM:視線の先には、近衛がいた。
近衛 全:「おはようございます。私、嘘をつきましたね」
白井 華:「…!!!!!!!!!!!!!!」
白井 華:「うそって!!!!なによ!!!!」
GM:近衛はそう言うと、勢いよくカーテンを開ける。
GM:あなたは眩しさに目を瞑るだろう。そう、これは朝日だ。地球に、朝が来ていた。
GM:眩しさに目が慣れる頃には、近衛の姿は消えていた。あなたは薫と二人で地球の朝を迎える。
白井 華:「返事!!!!!」
白井 華:「しな!!!さい!!よぉ…!!ここは…!」
GM:近衛はどこから嘘をついていたのだろうか。わからないが、今はただこの平和を噛み締めていたい。せっかく掴んだ未来なのだから。
白井 華:「…ううん。カオル……おはよ…♪」
白井 薫:「ハナ、おはよう。」
白井 華:「朝ごはん、じっちゃんと一緒に…食べよっか。」
白井 薫:「うん。」
白井 華:「…」
白井 華:「…眩しいね。」
GM/ありんこ:シナリオENDでございます!お疲れ様でした!