【ワースブレイド】演武大会第二日目【TRPGリプレイ】
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コメント一覧
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7. セス | |
2020/09/15 18:24 |
>そのつもりで作られていない人間が名を残すから歴史ってもんは面白い いやぁ〜、逃げるのを後ろから撃たれちゃうような所を見るより、 挑戦して正面から撃たれる所を見たい!と思った次第でしてw
4. ポール・ブリッツ | |
2020/09/14 17:33 |
人間、もうちょっと賢くないかな、と、もと人文系としては思う(笑) 歴史に名を残すチャンスです。毛利新助よりはもうちょっと上を狙ってください(笑)。
3. 聖岳生馬 | |
2020/09/14 17:17 |
アハーン大陸って八つの聖刻(の争い)のせいで1500年後にはもう大陸が無くなっているか、ワースブレイドの時代とあまり変わらない生活をしているようなイメージがありますw 作り立てキャラクターとして始まりましたが、並いる(NPCの)歴々と同列に書誌に出れるように頑張ります! どのような立ち位置の人物として記録されるか、ちょっと楽しみですね。国釣りが成功すれば、ですが。
2. ポール・ブリッツ | |
2020/09/14 11:55 |
ありがとうございます(^^) 聖岳生馬さんのログさんも、1500年後のアハーン大陸の受験生が一生懸命カードめくって名前を覚えるような人物を目指してくださいね(笑)
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本作は、「松本富之、日下部匡俊、千葉暁、ホビージャパン」が権利を有する「ワースブレイド」の二次創作物です。
GM/ポール・ブリッツ では、始めたいと思います。前回のあらすじ「とうとう王子がガーヨの姫と結婚! それも急転直下に! これをぶちこわさないでどうするか!」……でありますが。……コホン。
ログ プレイヤーキャラクターでぶち壊す話ですか、今回は。
GM/ポール・ブリッツ 王子と王女の結婚式は、騎士団の主だったメンバーの警護のもと、ぶち壊すだけの鵜の毛で突いた隙もない状態でつつがなく終わった
ログ ああ、過去形で終わってしまったw
ホス・テス これで、子供が出来たら乗っ取りか
GM/ポール・ブリッツ 下っ端にはやることもあまりなく、医務室で、浴びるように酒を飲みながら泣き寝入りしてしまったサイカ嬢の背中をさするだけw
エリーゼ こわ
ログ エヴァン=ガーヨ連合王国の夢を見るしかありませんなw
GM/ポール・ブリッツ サイカ嬢「……これでもねえ、あたしは、あの王子様と、小さいころから、遊んで、ううっ、ぐすぐす……」
ホス・テス うーん、どちらかというと、ガーヨ帝国、エヴァン地方になりそうw
GM/ポール・ブリッツ サイカ嬢は寝に帰ってしまった
ログ 「幼馴染であったと」>サイカ嬢に
ホス・テス 「心中お察しします・・・、悔しいですよね」
ログ それを回天させるのがPCに与えられたチャンスというものではないかとw
GM/ポール・ブリッツ サイカ「幼馴染っていうよりは、ほんと、家族同然みたいなもんだったわよ。それが虫取りの果てに、ガーヨの女なんかに、ぐすぐす……」
ログ 「まだ、すべてが終わったわけではない、と思うのですがね」
レン・チャンドルー 「まあ・・・よしよし」
GM/ポール・ブリッツ さて、結婚式がつつがなく終わり、あなたたちは、俄然、やることができたのであった。……片付けである。
ホス・テス サイカ嬢が第二夫人で入って、ガーヨの姫を毒でもってw
ログ しー、思っていても言っちゃいけませんw
エリーゼ 全員??
GM/ポール・ブリッツ 片付けは全員の義務です
エリーゼ 今日もガタガタだ
GM/ポール・ブリッツ もうしわけない。では、全員すかだったら、疲れきったまま、夕飯の時間を1時間オーバーして、あなたたちも夕飯を食うことができるようになった
ログ さてさて、食事のシーンですかね?
GM/ポール・ブリッツ では、そんなこんなで、それでもいつもよりは豪華な、ソーセージだの堅ケーキだののごちそうをむしゃむしゃ食べて、それなりに腹も膨れた。外の方の演武大会のほうは、先輩方の騎士たちが警備その他の雑用をしたせいで、つつがなく終わったみたい。みんな静かですね。
ダイン・シャイアン お、演武会2日目が終わったの?
GM/ポール・ブリッツ つつがなく終わって、部屋へ帰ろうとしていたとき……ふと見ると! SENロールをお願いします
ログ 見ると! 捜索ではなくて、SENロールですね?
GM/ポール・ブリッツ 捜索があったら加えていいです
ダイン・シャイアン やったあ
GM/ポール・ブリッツ ダインさん、捜索に3点です
エリーゼ ボロボロw
GM/ポール・ブリッツ ダインさんが目をやると、王子の居室へ向かう方向へ、廊下を、どこかふらついた足取りのサイカ看護婦が進んでいる
エリーゼ なにもみえない
ダイン・シャイアン 「危ないな・・」皆に話してサイカさんを追いかける。
GM/ポール・ブリッツ いくらなんでも、結婚したばかりの王子の部屋に看護婦風情が行くなんてあまりにもありえん。看護婦は、ふらついた感じですね。追いつこうと思うならすぐに追いつけます
ダイン・シャイアン 操られている感じ?
GM/ポール・ブリッツ そうではないですね。でも、酔っぱらっているという感じとも違います
レン・チャンドルー 「止めないと・・・」
ログ 前のシーンからすると酔っていると感じるのが普通ではありますがw>サイカ嬢の様子
ダイン・シャイアン 呼び止めます「サイカさん、そこで何を?」
ログ ダインさんの呼びかけに答えて追っかけます。
GM/ポール・ブリッツ サイカさんは、聞こえないような感じで、ぶつぶつと何かをつぶやくようにしながら、一心に王子の部屋へ向かおうとしています
レン・チャンドルー 手首をつかみます
ダイン・シャイアン はがいじめで止めようとしますが。
GM/ポール・ブリッツ だれか医術持ってます? 持ってる人は、SENでロールを
ログ 「・・・・・・(まさか術法でしょうか)」
ホス・テス 医術あります。
ログ そんな特殊な技能誰もw
ダイン・シャイアン 持ってない>医術
ログ おおお!>ホスさん
GM/ポール・ブリッツ サイカ「放して……わたしは、王子さまのもとに……行かなくては……」ホスさんには、流行り病の初期症状に見えます
ログ 判定できることが大事ですw
エリーゼ く
GM/ポール・ブリッツ サイカ看護婦「あの人が……あの人が……危ない……」
ダイン・シャイアン 「あんたが危ない。」
ホス・テス 病気?
GM/ポール・ブリッツ 「わたしはいいんです。この身がどうなっても……この身を、証拠として、あの人に・・・・・・」
エリーゼ ああ 命が
GM/ポール・ブリッツ サイカ看護婦「お願い、あの人のもとに、連れて行ってください」
ダイン・シャイアン 「証拠?」
GM/ポール・ブリッツ「 そうです。おそろしい陰謀の……証拠……」
ログ ホスさんは流行り病に見えることは全員に伝えますか?
ホス・テス うーん、伝えておこうか
GM/ポール・ブリッツ ホスさん、サイカさんにも聞こえるように言いますか?
ホス・テス 伝えておこう、医療従事者だったから
ログ 「なるほど。サイカ殿、流行り病が陰謀ということなのですね?」
ホス・テス 自分で対処法が判るかもしれない
GM/ポール・ブリッツ サイカ看護婦は青ざめた顔で、必死に首をふる「違うんです……誰もが、そう思っていた……ああ、あの悪魔め!」
ダイン・シャイアン 「詳しく話していただけませんか?」
ログ 「むむ?この国を襲った流行り病、それ自体が別の意味があった、ということでしょうか?」
エリーゼ あれ 病気って 流行させられたの??
ダイン・シャイアン と、周囲を見渡す。他の人がいないかどうか。
GM/ポール・ブリッツ サイカ「毒なんです……はやり病そっくりの見かけの……毒……わたしは、大臣の部屋に忍び込んで……証拠を……お願い、連れてって!」
ホス・テス 「それは一体どうゆう、ひとまずあなたが流行り病でないのであれば」
レン・チャンドルー 木門練法かな・・・
ログ 「これは一刻を争いますね!」
ホス・テス 「王子に害有るものが近づく可能性がありますね」
レン・チャンドルー 「行きましょう!」
GM/ポール・ブリッツ 一刻を争うとかいいながらここで瀕死の女を足止めしているやつらw
ログ 「もはや我々に後ろは無いのです。王子の基に送りましょう!」とみなに言います。
エリーゼ 予想のそとからの展開にーー
GM/ポール・ブリッツ では、みんなで走るでいいですか?
ダイン・シャイアン 周囲警戒しつつ走る
ログ 可能ならサイガ嬢は抱えましょう。
レン・チャンドルー 走ります
ホス・テス はしりますか
ログ 走って毒の周りがより早くなっては困ります。
ダイン・シャイアン 誰か騎士団長に連絡した方がいいのかもしれないとは思うけど。
GM/ポール・ブリッツ 王子の部屋の外には、あの騎士団長の剣ががらんと投げ出されてます。小言食らってるのはいつものことなんで、誰も注意なんかする人はいません
ダイン・シャイアン 「ジジイ!?」
ホス・テス 「何かあったのかもしれません!!」
GM/ポール・ブリッツ 扉を開けて飛び込みますか?
ダイン・シャイアン 「ジジイが剣を捨てるものかよ。」
ログ 「良い点だけ見れば、報告の必要のある人物が揃っているわけですな! ダインさん、お願いします!」(主語省略)
ダイン・シャイアン バーンと飛び込みます。開くかな?
GM/ポール・ブリッツ 中では……
ダイン・シャイアン 後方警戒!
エリーゼ ええ くるの?
ログ ここで後方警戒とは、カリオストロの城の影かいなw>相手
ダイン・シャイアン わざとらしい目撃者を警戒したいですね。
GM/ポール・ブリッツ でっかい紙の上に、いくつものピンがさされたものを、五人の男たちが顔を寄せ合って眺めている。ひとりは騎士団長、3人は……記憶が正しければ、王子の恩恵を受けた十人隊長や五人隊長たち、そして何かをつぶやいているのは王子その人……
GM/ポール・ブリッツ 騎士団長「(狼狽した声で)なにやつだ」
ログ 「お、これはもしかして」>サイカ嬢をしっかり確保する
ホス・テス 「ホス・テスです。 サイカ女史が王子に火急の知らせがあるとの事です」
ダイン・シャイアン 全員入り次第、すぐ扉を閉める。SENは無いけど扉の外を警戒する。
ログ ドア係り、ダインさんw
GM/ポール・ブリッツ それにもまして、狼狽した声を上げたのは王子その人だった「サイカ! なんで君がここに! どうした! 顔色が……神よ、いやそこの坊主、すぐに彼女を何とかしろ」
ダイン・シャイアン 「交渉は苦手だ。任せた!」
GM/ポール・ブリッツ サイカは、目の前の光景が信じられない様子だった
ログ 「暴れないでくださいね」とサイカ嬢に
GM/ポール・ブリッツ 紙には、太い線で輪郭めいたものが描かれている。ちょっと見れば、それが「地図」であることははっきりする。すると、ここに刺されているピンの一本一本は……部隊配置に違いない
ログ 「王子、一目見て分かるとは、すでにサイカ嬢がお知らせに上がった内容、概ねはつかんでらっしゃいますね?」
ホス・テス 「王子、申し訳ないです。治したいことは治したいのですが、いかんせん呪力がすでに」
ログ 「ホス殿?試してみたのですか。」
ダイン・シャイアン ドアボーイと呼んでもいいですよw
ホス・テス WILが足りない。毒治すのに6必要なの
ログ なんとw>WILLが足りない
ホス・テス 今3しかない
GM/ポール・ブリッツ サイカ「王子さま……あなたのお兄様たちを、次々と殺したのは、大臣その人に間違いありません。大臣は、流行り病の流行に乗じて、王子様のお兄様たちを、次々と毒殺…‥そして、ガーヨの王妃との結婚が済んで、そして夕焼けの操兵を奪ったら、王子さまも、この手で暗殺しようと…‥わたしは、やつの部屋に忍び込んで、その原液に指を……」
レン・チャンドルー WILの回復も時間経過で得るべきでしたね
ログ それはどうしようもないですなぁ……
ホス・テス 「つまり、解毒剤は大臣の部屋に在る可能性もありますね」
GM/ポール・ブリッツ王子 「だいたいはわかっていた。サイカ、信じてくれ、ガーヨの姫とは結婚はした、だがわたしは、このエヴァンの将来を支える国母となるよう考えていたのは君だけだったんだ!」
ホス・テス 「毒を使うものは、その毒が自分に回らないように解毒薬も持っているはずです。」
GM/ポール・ブリッツサイカ 「原液ですもの、解毒剤を捜すころには、わたしは……」
ログ 「王子。どうなさいますか?解毒剤の捜索を行うか、それとも明日の為に今日を犠牲になさいますか?」
GM/ポール・ブリッツ 王子「サイカ、サイカ!」
エリーゼ えええええ もう毒が?
ホス・テス 早いなぁ、即効性があるものなのか
GM/ポール・ブリッツ 原液だもんね。調べると、もう指の先なんて、第二関節まで青黒くなってる
レン・チャンドルー 原液だそうだから
GM/ポール・ブリッツ 普通は希釈して使うみたいね
エリーゼ うはー
GM/ポール・ブリッツ サイカ「王子様、最後のお情けを、王子様の、くちびるを、くちびるを……」王子がそれにこたえようとする前に、サイカ看護婦は床の上に倒れた。王子「・・・・・・」
ログ 倒れるところを支えたいです
ホス・テス 「すいません、私の力が足らず・・・」
GM/ポール・ブリッツ 王子は王女の目を閉じる。
ダイン・シャイアン 「無力だな」
エリーゼ うー 貴重な存在がー
ホス・テス あと、もう1ランクが高ければ試せたかもしれないんだがなぁ
ログ シナリオの癒し的存在が・・・・・・
GM/ポール・ブリッツ 「叔父上。王家の墓の一隅に、この娘を埋める場を設けてもらいたい」
ログ セッションでたらればは、考えない方がよかですよ。
GM/ポール・ブリッツ 王子「それとお前たち(と一行を見る)。ここまで来たのだ、話が早いか遅いかの違いでしかない。作戦会議に参加してもらおう。なにせ君たちは貴重なコマだからな」
レン・チャンドルー 印を切って黙とう
ホス・テス 同じく、神聖ペガーナ式になるが送ろう
エリーゼ とうとう 寝ていた寅が 起きた??
ログ 「サイカ嬢がこの出会いの縁を取り持ったと考えましょう」>王子の言葉に反応して<参加
ダイン・シャイアン 泣く
ログ 「王子。一つ尋ねますが、虫取りの時に彼女もついてきていたのですか?」>操兵持ち盗賊団に捕らえられたときの話
ホス・テス あの時いましたっけ?
ログ いえ、いませんよw
GM/ポール・ブリッツ 王子「わたしたちが捕まった時か。あれは、わたしが麦わら帽子に糸ノコギリを編み込んでおいたまでだ。私はそれを使って縄を切って脱出し、あの間抜けな盗賊の見張りを叩きのめしてから、きみたちを助けた。忍者などおらん。それで納得か?」
ログ 「まさに1を聞いて10を知る、でありますな」
エリーゼ そんな背景が
ログ 「此度のご無礼、平にご容赦を。歩程度のコマでございますが、存分に打ち込まれますよう」
GM/ポール・ブリッツ 王子「さて、誰にでもわかっていることから話そう。サイカの(ここで王子は唇をかんだ)、いっていたとおり、ガーヨの連中は、わたしと王女との結婚が済んだら、即座に夕焼けの操兵の無力化を図り、それが済んだら、即座にわたしと父上をあの毒で殺しただろう。わたしに兄弟姉妹はもういない。すると、あのガーヨの王女が、エヴァンの正統な後継者となるのだ。そんなことを許してなるものか」
ログ 「良き点は敵の意図ははっきりと理解していることでございますな」
ホス・テス 「そのようなことを企んでいるとは・・・」
GM/ポール・ブリッツ 王子「ガーヨの連中が、夕焼けの操兵を無力化する手段についても、わたしには容易に見当がつく。明日は、トマの王と叔父上が戦ったと同時に、周囲の狩猟機と従兵機が一斉にとびかかってくることになる。いかな叔父上でも、三十分、もつかどうか」
ログ 「悪き点は、意図が分かっていてもこちらには信じれるものが少ないということでございましょうか?」
ダイン・シャイアン 泣きながら「それで?オレ達は何をすればいい?」
ログ 「大臣は敵、部下の中には信じれない者も存在すると」
GM/ポール・ブリッツ王子 「信じられるものがあるとすれば、ガーヨの王の考えそうなことだ。いいか、わたしは、叔父上に、トマの王に決闘状を書くことを頼んだ。それにより、トマの黒の操兵と、夕焼けの操兵が戦う日時と場所は、特定されたということだ」
ホス・テス 「ですね、我々以外さほど人数もおりませんし」
ログ 「操兵で30分戦えたら、それだけで伝説になりましょうや。」
レン・チャンドルー 暁の操兵ならルール巡視なら勝ちそうだからね・・・
ログ 「場所が分かる……?しかし伏兵を置くにもこちらのコマがいささか足りないのでは?」
エリーゼ うーん こっそり相手の仮面でも割ります??w
GM/ポール・ブリッツ 王子はハザマ村を指さす「ちょっとでも軍略をかじったものなら、このハザマ村が絶好の「本陣を構える場所」であることがわかるだろう。あの宿屋の展望台に腰を据えたら、この城の前で、世紀の対決がまざまざと見られるからだ。さて、きみがガーヨの王だとする。ハザマ村から、安全な場所で、あの二人の戦いを見たいという誘惑に耐えられるか?」
ログ 「ハハ。王子がそこまで開明的であらせられるとは!」
エリーゼ とうとう 白日のもとにー
ログ 「夕焼けの操兵はエサですかな?それともトマの王に?」(語尾は語らない)
GM/ポール・ブリッツ 王子「それにより、敵の軍隊の脳髄が存在する場所が、時間までも特定できる。それならば、ハザマ村の周囲にエヴァンの手勢1000人を伏せていれば、10000人のガーヨ兵を奇襲できるというわけだ。そして、やつらにはさらに、歩兵を守る操兵がいない。なぜなら、王城に全部、夕焼けを討つために集めているからだ。わたしがどうして、きみたちにビール運びをさせたかわかるかね?」
ログ 「戦場の下見、というだけではないのでしょうな」
ホス・テス 「しかし、そのような事をしてはガーヨとの全面戦争になるのでは?」
ログ 「王無きガーヨは纏まらぬ」
GM/ポール・ブリッツ 王子「もちろんだ。君たちすら気づいていないようだが、あの操兵は、まだハザマ村から戻ってこない、ということだ。従兵機二機でも、まったくの歩兵ばかりを相手なら、有効な戦力になる」
ログ 「次を争う者、王妃の寵愛にすがるもの、いくらでもでよう」
GM/ポール・ブリッツ 王子「ガーヨ王には、男児はイビツしかいない。それで、わたしはガーヨの第一王女の夫だ。もし、ハザマ村で、王とイビツが戦死したら、どうなるか、わかるか?」
ログ 「おっと王妃ではなかったですな、外国に嫁いだ姫でありました」
ダイン・シャイアン 泣きながら「なるほどね。」
ホス・テス 「なるほど、次の王を狙うために内乱が起こると言う事ですね。ガーヨは大きすぎる故、何個かに分かれるかもしれませんね」
エリーゼ まさに ぶーめらんw
ダイン・シャイアン 泣きながら「ガーヨがエヴァンのものになるって事ですね。」
ログ 「それもまあ、いくつかの賭けに勝った時の話だよ、ダイン」
ホス・テス 桶狭間するしかないか
ダイン・シャイアン 泣きながら「大義名分は王子にある。」
ログ 「奇襲とはいえ、1万の護衛がいる中、確実に王と王子を撃たねばならん」
GM/ポール・ブリッツ 王子「ガーヨの法典では、わたしがガーヨの王の第一候補になることになっている。少なくとも、ガーヨはラキ、トマを含めて大混乱に陥るだろう。その間に、当方との戦争に忙しいノミーノと結び、ガーヨの領土を蚕食していくことになるだろう」
ログ 「・・・・・・(しかし王子は夕焼けの操兵の扱いについての質問には答えなかった、トマの王子に関しても……)」
ホス・テス え、王子が立つの? 大体この手の奴だと王子と妃の子供じゃない? 小声で「おそらく騎士団長は戻ってこない囮になりそうですね」
ログ ガーヨの法典がそうなっているんだから仕方がないw きっと昔のガーヨの王族がそうやって地位を手に入れて書き直していないのかもねw
GM/ポール・ブリッツ 王子「ガーヨの法典ではそうなのだ。話を戻そう。また、ハザマ村は、エサとしてだけではなく、奴らを撃つための罠でもある。トマの王が叔父上に宣戦布告文を出すと同時に、ハザマ村は全村あげて業火に包まれることになる。あそこはわたしと父上の肝いりの男たちが村人を装ってすでに詰めている。特に、ガーヨ王がいるだろう、きみも見たはずの、あの展望台のあたりは念入りに燃えるようになっている」
ダイン・シャイアン 泣きながら「ああ、そういう事でしたか。」
ログ 「それだけの価値が無ければ一つの国は釣れないさ」>ホスさんに小声で
レン・チャンドルー 「なるほど、釣り上げるのですね」
ホス・テス 「厳しい戦になりそうですね・・・」
エリーゼ こっわ
ログ 「ビールを運んだつもりでしたが、燃料も一緒に運んでいたようですな。いやいや、王子は一体何人を何回騙せば気が済むのでしょう」
GM/ポール・ブリッツ 王子「最初の三十分が勝負だ。それ以内に、ガーヨ王とイビツを討てねば、われわれは全員、城を枕に討ち死にだ。そして、王城から引き返してきた操兵に、二人の首を示して、士気を決定的にくじくまで、叔父上が生きていられる確率は……叔父上の腕と操兵の能力をもってしても、十に一つあるかないか。それも、可能な限り甘く見積もった上だ」
ホス・テス 「我々がどれだけ早く敵の首をとれるかで、騎士団長の生存が変わってくるのですね」
GM/ポール・ブリッツ アレス騎士団長「…………」
ログ 「ほう?30分の間操兵で戦って、それでも生きている可能性は残っていると? 分は悪いですが、決して勝ちの目が無い勝負では無いようです」
ホス・テス 「力量がある同士での小競り合いなら恐らく」
ログ 「聞いた話ですが、操兵は長く戦うと動けなくなるとか?」>ホスさんに
ダイン・シャイアン 泣きながら「ジジイの生き残る可能性はカドモス王次第かな」
GM/ポール・ブリッツ アレス騎士団長「王子は、たぐいまれなる英邁なお方だ。この乱世が続くファインド諸国連合に、いくらかの平和な時間をもたらしてくれるにふさわしい素質を持っている。だから、わしは王子をできる限りバカに見せねばならなかった。わざと蹴飛ばし、転がし、剣はおろか武術の才能ひとつなく見えるようにした」
ログ 「トマの王子、いや失礼、王は片手間で勝てるような手合いではないでしょう」
ホス・テス 「私も詳しくは知りませんが、冷却水の熱が放出できなくなったときは」
ダイン・シャイアン泣きながら 「知ってるよ」>ジジイに
ホス・テス 「動けなくなるとは聞いたことがあります。」
ログ 「その演技には効果があったようですが、効果的過ぎだったのかもしれませんねぇ」
GM/ポール・ブリッツ アレス騎士団長「冷静に考えれば誰でもわかるが、十五年以上にわたって蹴られ殴られした男が、剣の達人にならんわけがなかろう」
ログ 「この国の民人もまた。王子の性をしりません」
GM/ポール・ブリッツ 王子「明日になれば、この国の半数は気づく。そして明後日になれば、誰もが知ることになるだろうな」
ログ 「ああ。騎士団長の鉄拳相手に15年間生き残ってきたのであれば、その身が鉄拳に成り代わっていたとしてもおかしくはございませんな。一月後にファインド森林諸国連合の民人に、評判を聞くことを楽しみに頑張りましょう」
ホス・テス 「そうですね、その為に我々も頑張らねば」
GM/ポール・ブリッツ アレス騎士団長「正直に話そう。わしは、きみたちの顔を見た時、これは天が王子にこのガーヨに支配されんとしているファインドを揺さぶり、新たなる世を築けと天啓を与えているのだと思った。いずれも、治世に乱を呼ぶ顔だったからだ。あのガーヨの連中は、そのままエヴァンの滅亡をもたらす顔、と思っていたようだが、そんなことはない。諸君らこそ、因習に染まったこの地から、そういったもろもろを吹き飛ばす力の持ち主なのだ」
ダイン・シャイアン 泣きながら「顔のことは言うな」ニヤリ
ログ 「騎士団長がそのような占いにお強いとは知りませんでした」
ホス・テス 「まあ、ガーヨにしてみれば、国を揺るがす存在であることは正しいですからねぇ」
ログ 「しかしまあ、今はこの国で騎士の位を預かったとはいえ、ただの通訳がこのようなことに巻き込まれるとは。歴史という者はその場にいるものにしかわからないでしょうなぁ」
GM/ポール・ブリッツ アレス騎士団長「ただの通訳? ウソをつけ。どこからどう見たって、おまえは練法師だ。シラをきるなら、もっと演技というものがうまくならんといかん」
ログ 「演技はしておりませんが?」
ダイン・シャイアン 泣きながら「長剣はジジイの趣味か?」
ログ 「騎士団長のお知りになっているものが何か私にはとんと分かりませぬ」
GM/ポール・ブリッツ アレス騎士団長「それそれ、それがわざとらしい。練法師と疑われたら、もうちょっと、嬉しそうにするものだよ。頭がいいと思われたと思うからな、普通は」
ログ 「博識であると言っていただけることは大いなる喜びではありますが、さて、明日の朝からは忙しくなりそうですな」
GM/ポール・ブリッツ 王子「そのとおりだ。明日の朝からではない。今晩から忙しくなる。われわれは、夜のうちに、昆虫採集に出かけるのだ。クワガタムシは、夜行性だからな」
ログ 「長剣は、騎士団長の魂であるのでしょう」>ダインさんに
GM/ポール・ブリッツ 王子「もっとも……今回は、昆虫採集ではない。害虫退治だ。このエヴァンをむしばみ、サイカの命を奪った、陰謀家という害虫を退治する」
ログ 「ほう。害虫退治。そこの泣き虫どのが、一番がんばりそうですな」
GM/ポール・ブリッツ 王子「長剣については、叔父上の経験によるものであろうな。わたしにもあの趣味だけは、よくわからん」
エリーゼ ま さ か 今日のために ムシ好きを演じていたとか?
ログ 「苔の一念、岩をも通すと申します」
ホス・テス 虫好きは根っからじゃないですかね?
ログ 「それが団長の一念、それなりのものは等しそうですな」
GM/ポール・ブリッツ 王子「いや、兄上が危篤の床で、わたしに「生きるのならば、バカ者のふりをして生きろ」といったのだ。わたしは、とっさに、その前日に虫を取ったことを思い出し、昆虫採集の話をした。兄上は「バカ者……」といいながら笑って死んだ。後はその話に尾ひれがつくのを放っておいたら、いつの間にかやらなければならなくなっただけだ」
ログ さて、マスター。実際におこなうことはどんな塩梅で?
GM/ポール・ブリッツ王子 「だが、昆虫はいい。生きることに全力で、陰謀などは企まない」
ダイン・シャイアン 泣きながら「やっぱ虫好きじゃないですか。」w
ログ 「遠い国の話ですが魚に詳しい皇帝がいると聞いたのですが、話があうのではありませんかね? その先代は海に住む生物、ホヤでしたかな、それに詳しかったとか、血筋ですかな」
GM/ポール・ブリッツ王子 「これから説明する。深夜になったら、わたしと諸君は、ハザマ村へ進む。すでに騎士たちの大半は、ハザマ村近くの、敵が気づかない秘密の隠れ場所に集結している。きみたちも、妙にエヴァンの騎士の数がこの城に少ないと思わなかったか?」
ホス・テス 「たしかに、嫁入りした姫が居るというのにあまりいませんでしたね」
レン・チャンドルー 「そういえば・・・ですね」
ログ 「一番初めにエヴァン国に来た時から少なかったので、てっきりそういうものかと思っていました。仕事が多いのは元からでしたし」
GM/ポール・ブリッツ 「残りの歩兵は、わたしが特例として百人隊長の役に任じた、この三人が指揮して、同じく夜が明ける前にハザマ村近くに布陣する。そして、ガーヨの兵がハザマ村まで、だらけきりながらやって来るのを辛抱強く待つ。宣戦布告が渡されたら、王城から赤い狼煙がスーッと上がる。それを見たハザマ村の兵は一気に火を放つ。そこに、わたしたち1000人が、件の展望台を中心に奇襲攻撃をかける」
ダイン・シャイアン 泣きながら「ジージー用の小盾が欲しかったが。まあ今となっては手遅れか・・・。」
ログ 「ということは騎士団長は本当におひとりで・・・・・・?」
GM/ポール・ブリッツ 「首を確認したら、狼煙を上げる。いったはずだ、わたしは叔父上の十に一つの強運に賭ける。ほかに、わたしには選択すべき作戦がない」
ログ 「申し訳ありません。今更でございましたな」
GM/ポール・ブリッツ 王子「ここでやっていたのは、作戦会議と、別れの宴会だ。そして、そういうことをやると、必ず期待に反する結果を残すのが、叔父上という男なのだよ」
ログ 「酒精の一つも浴びれないとは、さみしい宴会でございますな。そのぶん、明日には血に酔えるということでございましょうか」
ホス・テス 「ですね、酒は成功のあかつきにでも」
GM/ポール・ブリッツ アレス騎士団長「ふん。見てるがいい、明日の晩には、ビールで宴会をして見せるからな」
ログ 「内臓が傷ついていてはビールなどもってのほかですぞ」
GM/ポール・ブリッツ ということで……
ログ 害虫退治ですね!
ダイン・シャイアン 泣きながら「くたばるなよ、ジジイ。」
ホス・テス 「なら、団長の演芸会を見るために頑張らないといけないですな」
ダイン・シャイアン フラグは立てておかないとw
GM/ポール・ブリッツ 深夜二時……王子のいつもの気まぐれの昆虫採集ということにして、あなたたちは王子とともに城を出た……向かうはハザマ村。こういう時に備えて、道を覚えさせている暗い毛の馬は、静かに闇の中を進んでいく……
ログ え、大臣もハザマ村に?
ダイン・シャイアン サイカさんの死体は王子の部屋に?
ホス・テス 大方太鼓持ちでしょうよ
GM/ポール・ブリッツ 王子「昆虫採集という名目で、わたしはこの国中を勝手気ままに歩きとおした。この国の中なら、目をつぶってたって、どこへでも行けるよ」
ダイン・シャイアン 「便利だな」
ログ サイカ嬢の死体はよしみの墓に埋めると言っていたから、その準備をしているんじゃないかな?
GM/ポール・ブリッツ サイカさんの死体は、騎士団長がなんとかするみたいですね。ガーヨ王女は、翌朝になる前に、王のところに面会に来たところを、エヴァンの家臣がふんじばることになっているそうです。彼らが生き残れるかどうかは不明ですね、いまのところ
ホス・テス 何としてもこの戦、勝たねばならんですね
ログ まあガーヨの支配になれば大臣派でもないかぎり役職は無くなるでしょうし
エリーゼ あとは かつことだけですね
GM/ポール・ブリッツ 王子「そのとおりだ。もし、やるのなら、ガーヨ王にこれこれこういう陰謀が、と注進してもいいぞ。その場合、ガーヨの連中は、危ないところを助かった、と思いながらも、密告者を取り押さえ、「ガーヨの兵が密告などよろこぶか」とか口でいいながら、怒り狂うエヴァンの民衆の前にスケープゴートとして投げ出し、儲かった、と舌を出すだけだろうからな」
ログ 「王子は相手方の生業もしっかりと把握されているのですな」
GM/ポール・ブリッツ 王子「こらえて生きて二十年近くだ。そのくらいわからなきゃウソだな」
ホス・テス 「王子は我らがそのようなことをしないと言う事を別っててそのようなことをおっしゃるんですね」
ログ 「いや、この王子の忠告が無ければ、ふとしたはずみで密告をしないともかぎらん。いや危ない所であった」
GM/ポール・ブリッツ 王子「念には念を押せ、と申すからな。さて、もうこのあたりだ。森が真っ暗になっているだろう」王子は口笛を吹く
エリーゼ あうw
ログ 「民家には遠おうございますからな」>暗い
GM/ポール・ブリッツ やがて答える口笛が。影のようなものがにじり寄ってきて「王子。お待ちしておりました」
ホス・テス 草が何処からともなくやってくると
ログ 「もっともこの時間まで灯を絶やさぬ民家などありませんが」
GM/ポール・ブリッツ 案内されると、そこは兵士たちでいっぱいの、カムフラージュされた洞窟。そこには、きみたちのジーとトライ・キシュアルがきちんと鎮座している。手には、長槍」
ログ 「戦支度は万全、と」
ダイン・シャイアン 「最終整備でもしてくるか。」
ホス・テス 「あとは相手の首を取るだけですね」
エリーゼ 長ものw
GM/ポール・ブリッツ 王子「従兵機に剣を持たせたのも、エヴァンの従兵機は使い物にならん、と相手に思わせるための策略だ」
ダイン・シャイアン 「番狂わせってのはどこでもあるからな。長槍か~、使い勝手が悪いんだよなあ、これ。」
ホス・テス 「しかし、従兵機では剣は使えませんしね」
ログ 「この戦で相手を倒せば、獲物はより取り見取りですぞ、ダイン」
GM/ポール・ブリッツ 王子「長槍などよりも、当日は相手の歩兵を踏みつぶして歩け。そっちのほうが、相手に与える精神的ダメージは大きい」
ログ 「それはまあ、自分とて、踏みつぶされるのは勘弁ですな」
レン・チャンドルー まさか操兵での蹂躙戦をやるとは思わなかったよ
ログ さすがにそれだけではおわらないでしょうw
レン・チャンドルー 多分ね
ホス・テス 敵でも出てくるでしょうねぇ従兵機
ダイン・シャイアン 「操兵用の得物があるってのはヤバイんだ。ガーヨの操兵がいるって事だから。」
GM/ポール・ブリッツ 王子「いない。だが、いないからといって、無手の操兵が襲ってくるのと、槍を持った操兵が襲ってくるのとでは、どっちが怖い」
ログ 「よくても30分後におっとり刀で向かってくるはずですからな」>ガーヨの操兵
ダイン・シャイアン 「ま、いいさ。やれるだけの事をやるまでだ。いつも通りさ。」
エリーゼ さて騎兵は 斥候でしょうね ><
ログ 「王子。害虫退治は如何様な手はずにて?」
GM/ポール・ブリッツ 王子「騎兵は目立つからな。突撃までは使わん。斥候はその道に適した歩兵が行う。奇襲が始まったら、作戦もくそもない。雑兵は切り捨て、大将首を確実に仕留めていき、そしてガーヨ王とイビツを斬る。奴らはあの展望台にいる。確実にな。そして、そこを押し包むように、将校や将軍たちと兵とを切り離すようにして、討つ」
エリーゼ はい
GM/ポール・ブリッツ 王子「では、明日の朝日が昇り、ガーヨの兵がこのハザマ村で止まり、ガーヨ王が望遠鏡を城に向ける明日の朝9時に間に合うように、眠れ。睡眠不足では敵に勝てんぞ」
レン・チャンドルー 「御意」
GM/ポール・ブリッツ では、緊迫感をはらみつつ、次回、最終回、「演武大会第三日目:決戦!ハザマ村」にフェードイン!