【GURPS】妖魔夜行/百鬼夜翔【告発者を狙う影】【TRPGリプレイ】
注意: 当ページの内容の転載、複製は著作者の許可がない限り行わないでください。
コメントを書く
コメント一覧
1
まだレスポンスがありません。
1
本作は、「Steve Jackson Games」が権利を有する「GURPS」の二次創作物です。
注意: 当ページの内容の転載、複製は著作者の許可がない限り行わないでください。
まだレスポンスがありません。
本作は、「Steve Jackson Games」が権利を有する「GURPS」の二次創作物です。
オンセンSNS内のコミュニティ【妖魔/百鬼】葉間市怪奇譚レギュレーションに従ったPC達のセッションです。シャイアーテックス社の下請けに勤める社員が、不都合な告発をしようとしたため悪の妖怪によって命を奪われた。君たちのもとに残された娘からの必至の思いが届く。 人の命を踏みにじる悪の妖怪を見つけ出せ!というシナリオです。
参加いただいたキャラクターは小鳥遊 青羽、拝 當郎、マリーの3名。GMはブリルナです。ログをもとに簡単なリプレイを作成いたしました。
もともとは二日間にまたがるシナリオの予定だったのですが、二日目の日程調整が難しそうだったので一日で終わるさくさく進行を目指しました。
参加いただいたキャラクターは幸運の青い鳥の妖怪「小鳥遊 青羽」、最近産まれてネットワークに参加したばかりの極貧やさぐれマッチ売りの少女「マリー」、メンバー中で随一の攻撃力をほこる気のいいカマキリの妖怪「拝 當郎」通称かまやんの三名です。
GM:さっそくGMのマスターシーン、今回の黒幕たちの会話です。
――――――――――――――――――――――――――――
ここは大道寺の城、シャイアーテックス本社ビル18階にある専用フロアだ。
東京の夜景を見下ろして一望できる。そこで社長秘書兼専属料理人の黒須が作る素晴らしい料理に舌鼓を打つのが、彼の日課だ。
黒須「大道寺様、こちらが本日の前菜となります」
美味い。やはり黒須の料理はいつも素晴らしい。
料理自体も素晴らしいが周囲の環境や話題まで完璧に整えてくれている気配りが嬉しいではないか。
黒須「大道寺様、例の内部告発者の件、処分でよろしいでしょうか」「かわまん、進めてくれたまえ」「かしこまりました。」
人間の処分を決めながらだと、より一層食事の味が美味しく感じられる。
やはり黒須の気配りは素晴らしいものだ。それにしても今日のメインディッシュはなんだろうか、実に楽しみだ。こうして大道寺の美食のため、ひとりの人間の処分が決まった・・・。
マリー「ああっ、するっと処分が決められた!」
GM:彼らはこんなふうにさくっと人を処分する連中なのです
小鳥遊 青羽「妖怪の能力持ってしたら人間一人消すのは簡単でしょうからね」
GM:では、いたいけな女子高生を目撃したい人ー。手を上げてー。
小鳥遊 青羽「場所は?」
GM:ファミレスとかかな
マリー「幸運をもたらしてきてあげるんだブルーバード!」
小鳥遊 青羽「一人だとキツイかも知れないから幸運にもマリーさんに出てきてもらえるならw」
マリー「わーい! 小鳥遊お兄ちゃんが奢ってくれるー☆(無一文)」
GM:ではたまたまマリー&小鳥遊&山田(よく事件を持ち込んでくる強欲NPC女子高生)がファミレスにいたとき、近くの席から興奮した叫び声が聞こえてきます
大声で叫ぶひとりを他の女子高校生がなだめているようです。
「お父さんは自殺なんかじゃない!」と彼女は叫んでいます。
「お父さんは悪霊に引き込まれたんだ!私は見たんだ!皆が信じてくれないなら、もういい!私ひとりでもお父さんの敵を討つんだ!と叫んで喫茶店を出ていってしまいます。
残された女の子たちは「山岸さん・・・お父さんの自殺で追いつめられて・・・」と、ひそひそ話。
一方、小鳥遊とマリーは小鳥遊の幸運の力を当て込んでギャンブルするも結局すっからかんになってしまった山田満子と話している。
マリー「もぐもぐ……うーん美味しい! お兄ちゃんの奢りだと思うとなおさら美味しいなぁ……これで静かならいうことないんだが、な」 と声の方を見つつ。
小鳥遊 青羽「だから、あの辺でやめておけっていったの……」と有り金吸って燃え尽きてる二人に言おうとしたところで女子高生達に気付く。
小鳥遊 青羽「なんだろ・」
注意を向けると残された女の子たちの会話が聞こえます
その会話によると友達の山岸さんは、お父さんの急な自殺でまいってしまっている様子。
なんでも「悪霊」がお父さんを線路に引き込むのを見たんだとか・・・。
小鳥遊 青羽「……悪霊だって、どう思う?」山田は燃え尽きてて反応がない「だめだ、ただの屍のようだ」
小鳥遊 青羽「なんだか陰気な話しだね」とマリーに振ってみる
マリー「まあ世の中そんな話、そこら中に転がってるもんさ。雪の上で凍死するいたいけな女の子だっているくらいだ。悪霊の仕業もあるかもな。何しろお互いの目の前に実例がある」
小鳥遊 青羽「そうだね。元から実体あるのばかりではないし、むしろそっちの方が多いし」
マリー「……まさか首突っ込む気か? へい、お兄ちゃん。さっきも言ったが、世の中不幸話なんてそこら中に転がってるんだぜ?」
小鳥遊 青羽「それは分かってるよ。それが自然な事や自分の意思で選んだ選択肢なら別に放っておくんだけど……なんだか、放っておくともっといけない気がするんだ」
小鳥遊さんは予感もちの上、放っておくと女子高生が死ぬことになるとGMが誘導しました。
山田「・・・いってこいお前ら、そして少しでも儲けてこい・・」
マリー「……ちっ。あんたの勘は当たるからなぁ……仕方ねえ、飯代の借りもあるしなぁ」両手を挙げて付き合うぜのポーズ
小鳥遊 青羽:じゃあ、テーブルに一万置いて支払いは山田さんに任せて追う
GM:二人が外に出ると目つきの座っている山岸さんはすぐ見つかります
山岸 緑「・・・お父さんは、お父さんは自殺なんかじゃない」
小鳥遊 青羽「お姉さん、大丈夫?」と声をかけてみる
山岸 緑:ふらふらとしながら「心配いただいてありがとうございます」
マリー「ごめんなさい……さっきのお話、聞こえちゃったの……」 しおらしく
山岸 緑「私は・・・見たんです・・・本当に」
小鳥遊 青羽「悪霊を見たていう話し?」
山岸 緑「お父さんは・・・悪霊が線路に・・・」
マリー「ねえ……実はマリーのパパも、悪霊に襲われて死んじゃったの……でも、でも、誰も信じてくれなくて……」 泣きまね
小鳥遊 青羽:非実体じゃなければいいけどな今回の敵
山岸 緑「!あなたも被害者なの!」
マリー「分からない。でも、でももしかしらたって思って……!もしよかったら、お姉さんのお話、聞かせてくれる……?」
山岸 緑「・・・お父さんは、会社が不正をしているかもしれないっていって・・・もしかしたら内部告発しないといけないといって・・部下の人とマスコミに送る資料を集めてたの・・・」
小鳥遊 青羽「とりあえず、こんな場所だと何だし一度場所移さない?ボク達の知り合いの人にこの手の話しに詳しい人もいるし」
マリー:ですねえ。立ち話もなんだから……と<Folklore>に拉致、もといご招待したいな☆
山岸 緑「・・・なのに、急に自殺なんて、なにか変よ・・・絶対変よ・・・」精神的に弱ってるので誘導されるとふらふらといつもの喫茶店についてきます。
GM:というわけでフォルクローレの喫茶店。かまやんさんもいます。
小鳥遊 青羽:マリーが話を聞いてくれてる間にかまやんに連絡入れて探偵みたいな演技してくれと頼んでおきますw
GM:山岸さんは精魂つきた感じで「お父さんは自殺なんかじゃない」と繰り返しています
かまやん「おーす、、、ってまた知らない顔があるな」
小鳥遊 青羽「さっき連絡した依頼人の人だよ」(妖怪の被害者の関係者かもとアイコンタクト)
かまやん「ああ、そういうことね。初めましてお嬢さん。俺は拝という。ま、何でも屋みたいなもんさ」
山岸 緑「・・・お父さんは・・・お父さんは、お父さんは誰かに殺されたんだ!お願い・・・誰でもいいから助けて・・」
ここから山岸さんからの事情聴取パート
小鳥遊 青羽「とりあえず、落ち着いて、お父さんが自殺じゃないのは分かったからまずは順番に話しを聞かせて」
マリー:落ちたっていう線路というか駅とホームの場所、後は証拠集めしたっていう部下の人の所在を聞きたいです
GM:泣きながら彼女の話すことによると、落ちたのは陸橋の手すりを乗り越えたところの線路だと判明します。山岸さんはたまたま帰りの遅いお父さんを迎えに来ていて落ちるところを目撃してしまった。
部下はいまも父と同じ会社「大原建材工業」に勤めているはず。ここで大原建材工業がシャイアーテックス社の下請けであること、電車ですぐの近所の会社だと判明。
マリー「悪霊って、具体的にどんな?」
山岸 緑「線路のほうからお父さんを手招きしていたの・・どんなって・・・長い髪を振り乱して・・・怖い顔で・・・白い着物で足がなくって・・・」
小鳥遊 青羽「よくある怪談話の幽霊みたいですね」(よくきくタイプだな)
小鳥遊 青羽:部下さんの名前かな
マリー:確かに。ついでに顔写真と口座番号も欲しい
山岸 緑:ベシッ>口座番号
GM:お父さんと共に内部告発に動いてたのは「岩村 省吾」さんらしい。
家でささやかな決起集会をしたときの写真があったので岩村さんの顔が分かります。
なお写真の中では山岸父もやる気に満ちた熱い顔をしています。
かまやん「写メで撮っておこう」
マリー「ちなみに、その資料ってどこにあるの? おうち?」
GM:資料は岩村さんが持ってるらしい。
小鳥遊 青羽「確認しておきたいんですけど悪霊を見るまでお父さんに変な様子はなかったですか?」
山岸 緑「・・・数日前から急に体調を崩してた・・あれも悪霊の仕業だったのかも・・・」
かまやん「ほう。症状は?」
小鳥遊 青羽「確かに自分でも気づかない精神の不調から体調も崩れる事はありますね。特に霊障の類だと」
GM:いわゆる「呪い」にかかったような感じの不調です
小鳥遊 青羽:当たって欲しくない予感が当たった顔してる
GM:ちなみに百鬼夜翔では相手を呪う「祟り」という妖力があるぞ(露骨なヒント)
マリー:ああ、増強によってはめちゃくちゃ厄介な奴だ……>祟り
マリー:緑ちゃんも体調悪そう?
GM:緑ちゃんもかなり体調悪そう
小鳥遊 青羽:感染というNPC向けの増強とかもあったな。時間かけるとその岩村さんや緑ちゃんとそのお母さんにも被害が及ぶ可能性あるな
山岸 緑「お父さんはもしかしたら会社を首になるかもしれないけど、正義のためだ、一緒に戦ってくれって言ってて・・・こんなに元気だったお父さんが急に死ぬなんて・・・」
マリー:では会社の方に行ってみます? いまから行ったら終業時間までにつけるかな?
GM:今はお昼くらいとしときましょう。電車に乗ったら就業時間までにはつけます。
小鳥遊 青羽:陸橋の方にも人手割くのも有りかも
かまやん:現場は見ておきたいね。
小鳥遊 青羽:短期決戦で決めるなら人手を割るのも考えた方が良いですね。たぶん、岩村さん、みどりちゃん、お母さんで3,4日ぐらいがリミットだと思う
マリー「お姉ちゃん。また明日もこのくらいの時間にお店来てくれる?」
GM:ふらふらとしながら頷く山岸さん
マリー:とりあえずマリーは(未成年なので)ひとりでうろついてると補導される可能性もあるので、分かれるとしたらどちらかにくっついていきたい
小鳥遊 青羽:少し相談タイムよろしいですか?>GM
GM:どうぞどうぞ
小鳥遊 青羽:さて、今の段階で我々が取れる選択肢は3つ、 1.全員で会社へ行く 2、全員で自殺現場の確認 3.二手に分かれて両方を確認するだと思うんですが二人はどう思います?
マリー:10分で移動できるのならまとまっていきましょうか。ひとりでいって判定の出目が悪いとあれですし
かまやん:山岸さんち、現場、会社でみんなで3つ回れないかな?
マリー:終業時間もあるので、最初に会社に行くことを提案しまーす
GM:調査時間がそれぞれ短ければ三つ回れると思う
かまやん:じゃあ、会社、現場、山岸さんちならどうかな?
小鳥遊 青羽:こっちとしては緑ちゃんの様子も気になるので2手に分かれるのが良いかと思ってます
マリー:では誰かが緑ちゃんについてます?
小鳥遊 青羽:予感、幸運もあるので自分が一人行動が良いかなと思います
マリー:じゃあ自分とかまやんさんが会社に行って、小鳥遊さんは緑ちゃんさんと一緒におうち行きます?
かまや:それでいいと思う
というわけでプレイヤー達は二手にわかれてかまやんとマリーは電車で会社に向かいます。
GM:マリーとかまやんが電車移動していると判定があります
マリー:わー!何判定かしら!
かまやん:なんぞ?
ここで悪の妖怪が電車内のふたりをそっと襲うのでシークレット知覚判定。ここでマリーの知覚判定でクリティカルが出たため犯行の瞬間がばればれに。
GM:あ
小鳥遊 青羽:不穏な「あ」だな
GM:電車で走ってる最中かまやんさんは一瞬強力な違和感を感じます
かまやん:なになに?
GM:そしてその瞬間マリーちゃんは「電車の床をつきぬけてかまやんさんの足を触った幽霊の手」をばっちり目撃します
GM:かまやんさんはまるで「呪われた」かのように体調が悪くなります
マリー:無差別……というわけじゃないよなぁ。会社に害を与えようとしてるから?じゃあその場所を覚えておきます……例の陸橋の近くだったり?
小鳥遊 青羽:思考感知の妖術とか持ってる可能性はあるね
GM:陸橋の近くですね
マリー:で、目的の駅で降りて、しばらく歩いたらかまやんさんに報告だ!「……なあ、気付いたか?」 とかくしか
小鳥遊 青羽:今回の事件の関連に調べようとしてる者をターゲットにしてるのかも
かまやん:道理で、やたらとだるいはずだぜ
小鳥遊 青羽:こっちも帰りに陸橋の近く行く予定だったから気を付けないと。こっちにも電話で連絡してもらって良い? そうすれば、警戒できるし緑さん達にもしばらく自殺現場には近づかないように言えるので。
マリー「なんかいることは確定か……青羽の奴にも伝えといてくれ。あたしはスマホ持ってないからよ」
かまやん:ブルーバードにメール
シナリオ中で語るタイミングがなかったのですが、実は悪の妖怪は無差別に呪いを振りまいてます。ターゲットも始末するし、他の被害者も出すだけ出す。邪悪な妖怪なのです。
プレイヤー達は会社に到着して山岸父の部下「岩村」さんを探します。
GM:小鳥遊さんに情報共有が出来た皆さんは大原建材工業の前につきました。背景画面はやたら立派なビル街ですが大原建材工業はもっと小っちゃい町工場っぽいとこです。
かまやん:会社に行ってやることってなんだ?岩村の張り込み?社内の潜入探索?
マリー:とりあえず真正面から行きましょう。ただ内通者がいるといけないし、最悪岩村さんが内通者かもしれない。どうにかして岩村さんだけ呼び出したい。
GM:真正面から行くと煙草をすいながら会社近くの敷地で井戸端会議している社員たちがいます。その中の一人が岩村さんです。
かまやん:お、それとなく聞き耳を立てよう
マリー:なんかそれっぽいこと話してるかなー
GM「まさか山岸さんが自殺なんて・・」「柳澤部長がプレッシャーかけるから・・・」
「でもうちの製品に不正なんてないよなあ?」「俺は知らないぜ?」「岩村どう思う?」「俺は・・・不正はあったと思ってるんだが・・」
マリー:お、岩村さんはこっち側っぽい。ところではたからみて、岩村さんの体調って悪そうとかあります?
GM:体調は悪そうですね。顔色も悪い。
小鳥遊 青羽:不正というかザ・ビーストが意図的に欠陥を忍ばせたとは思うな。
かまやん:敵の可能性は低いか。
GM:しばらくすると「休憩は終わりだー!」といって柳澤部長と呼ばれている人が出てきます。部長が解散命令を出したので、みなさん煙草の火を消して会社に戻っていきます。
マリー:どうしようかなぁ。とりあえず岩村さんに、「パパー!」って言って抱き着こうかな
かまやん:会社が終わってから話聞こうぜ
マリー:「岩村のおじちゃーん!」 ぶんぶか手を振る
岩村「・・・えっお嬢ちゃん俺に用かい?」
マリー「ちょっとお話を聞かせてほしいの……山岸さんのことについて」
岩村「や、山岸さんのことだって・・・ここじゃ誰かに聞かれるかも・・・もうちょっと外に」
岩村「ふー、それで君は誰だい?なんだって山岸さんのことを・・・」
かまやん「突然申し訳ない。実は私たちは、山岸みどりさんの知り合いでして」
岩村「ああ、山岸さんのお嬢さん・・・残されて可哀そうに」
マリー「まあまあ、そんなに緊張しないで。ほら、煙草でも吸って落ち着いたらいいの」 とマッチに火をつけて思考探知
さくさく進行を意識するあまり、プレイヤー達に社交系の技能を振らせるのを忘れてしまいましたが、妖術で情報収集成功。
かまやん「山岸さんの会社での様子を聞かせていただけないかと」
岩村「山岸さんは数日前まで部長と不正の公表でばちばち争ってたんだが・・それが・・急にあんなことに・・・」
マリー「岩村さんは、山岸さんの味方だったのよね?」
GM:そしてマリーに聞こえた心の声
【部長だってきつい性格だが自殺までの追い込みじゃなかった・・・】
【いったい何で急に自殺しちまったんだ山岸さん】
【・・・たい、・・・たい、・・にたい】
【・・・にたい、死にたい、死にたい、死ななきゃ、はっ俺は何を考えてた?】
マリー:岩村さんは白確。部長も確かめておきたいなぁ。とか思ってたらわーお無意識の死の囁き!
小鳥遊 青羽:そういえばマリーって思考感知持ってたな。確かにスピード解決するにはいい面子だ
かまやん「不正というのは、そんなに明らかなものだったんですか?」
GM:ここらでマッチは消えます
マリー:はーい。
岩村「実のところ、法律には触れないラインの話なんだ」
岩村「うちの建材が特殊な薬液にふれるともろくなってしまうことが判明したんだが・・・特殊な薬剤だからたまたまかかるなんてそうそうないし、法律上も問題はない」
岩村「でも山岸さんは正義漢の強い人だから、建築に関わる建材がそんなことでは駄目だ、公表しようと言って・・」
マリー:これは後々意図的にぶっかけようとしてる……?
かまやん:「なるほど」多分ね>マリー
小鳥遊 青羽:たぶんね。シャイアーテックスの上の方でいっきに人をころす計画、もしかすると前回のCMの新都市計画で利用してた可能性もあるんじゃないかな?
あの時は都合よくCMがわけわからない方向に編集されて事なきをえたからその時の資材をリサイクルでも使用とか考えたのかね。
CMの件は前回セッション【優勝者はCM出場!三大アイドル真剣対決!】のリプレイをご覧ください。
マリー:集めてた資料の行方についても知りたい。どの程度集まってたのかな。公表できるレベル?
岩村「資料は・・大体集まってる・・・世間に公表するには・・十分だ」
マリー「その資料、写させてもらえないかしら? ……私たち、山岸さんの無念を晴らしてあげたいの」
岩村「・・・わかった。山岸さんは実は最後まで上層部と話し合って穏便な着地点を探っていたんだが・・」
岩村「・・・資料はデスクにある。すぐにとってくる」
GM:そういって岩村さんは駅のほうに走り出します
マリー:ああー! とめるんだかまやん!
かまやん:ちょおっとまてー!
マリー:羽交い絞めにしてくれ! 誘眠で眠らせるから!
GM:普段なら妖怪と人間の体力差で簡単に止められただろうが・・・呪い発動!
マリーああ、しまった! 祟り中はやることなすこと上手くいかないんだった!
GM:なぜかかまやんのはがいじめをするりと抜けてそのままいっきに線路まで倒れこむ岩村さん!
マリー:おおう! 線路までとな!?
GM:これでどちら(かまやん、岩村)も本日分の呪いは消費しました
マリー:マリーは追い付けます? 電車来てます?
かまやん:何とかひきずりだせんか?!
GM:電車が5ターン後くらいに来る感じで。
マリー:5ターンか……岩村さんは意識あります?
GM:両側がコンクリの壁、真ん中の線は電車が来ない場所、透明なコマは線路上です。岩村さんは「資料を持ってきて死ななきゃ・・」って感じ。岩村さんは体重60kgくらいの物体扱いで引きづりだせます。
マリー:なるほど。周囲に人の目はあります?
GM:人の目は多少はあるけど、ここには人払いができる妖怪がいる
小鳥遊 青羽:便利だなマリーの能力
かまやん:60kgなら並荷じゃあ!移動力ー2
マリー:んー、5ターンならかまやんさん大丈夫そうですね!
GM:かまやんが行けば余裕で真ん中の線路の間にもってこれます
かまやん:体力も敏捷も人間の姿でも変わらんよ。真ん中まで行けるなら、全力で取り押さえる。
GM:ではこのまま電車が通り過ぎるまで、線路の真ん中で取り押さえたことに。何事もなく5ターン経過し、電車が通り過ぎるとき、電車の轟音に紛れて声がします。
「これは警告さ。これ以上余計な真似をすると、次は本当に死ぬことになる。ひっひっひっ」
マリー:遠目からそれを見ていよう……
かまやん:上等だこらぁ。
マリー:岩村さんの様子は如何です?
岩村「はっ、俺は何で線路なんかに!ああ助けてくれてありがとうございます!」
マリー:かまやんさんに抑えてもらったまま、もういちど資料のことを話題にしてみよう
岩村「し、資料は僕のデスクの中です。営業部に入って一番右手前の机です!」
ここで悪の妖怪からの脅し&プレイヤーに今後の悪の妖怪の戦法を暗示。
また実は小鳥遊さんがガードしていなかったら山岸緑さんのほうも妖術の影響下にあり、襲われていたことを明かしました。
小鳥遊さんから、このまま護衛を続けるべきか現場を確認するべきか直観でわからないか?と質問があったので、まずは山岸緑さんにマリーのマッチ(火を付ければ門の出現場所になる)を渡すのが先決だと回答。
引き続き会社での調査シーン。また山岸さん側の話も同時進行。
マリー:さて、資料を取ってきましょう。
GM:では皆さん会社にもどり、岩村先導のもとデスクに行くとデスクは空っぽになっています。
岩村「だ、誰がデスクの中身を?」 同僚「なんか社長が血相変えてきてデスクの中身を取っていったよ」
マリー:ああ、黒幕っぽい人みっけ!
かまやん:社長はどこ行った?
小鳥遊 青羽:あるいは真の黒幕である上に圧力かけられたか
GM:社長は社長室
かまやん:社長室へ入る
GM:みなさんが社長室に押し入るとシュレッダーに資料をかけている太った男性(社長)がいます。
社長「岩村君!君が!君が悪いんだからね、法的には問題ない建材のことを騒ぎ立てるから!資料はこのとおりシュレッダーにかけた!この話はこれでおしまい!いいね!」
マリー「へい、社長さん! 最近はシュレッダーにかけても復元できるんだぜ、簡単にな。そう慌てなさんな。なあ? あたしたちは別に敵じゃあない」
社長「!?そもそも誰かね?君たちは?」
マリー「電車の奴のご同類さ。様子を見に来たっていえば伝わるだろ?まずはそいつを燃やしちまおう、なあ?」 マッチを擦って思考探知。
社長「ひえっ・・・ご、ご命令どおり資料は始末して岩村にもよく言って聞かせます。だからこれ以上うちの社員には手を出さないでください」
本当は技能【言いくるめ】や【演技】を振らせるべきなんですが、さくさく進行を意識しすぎるあまりGMの頭から判定のことが抜けています。
GM:では心の声~
マリー:すげえ、まさか術を使う前に吐くなんて
【あ、あの方々には逆らえない~。なんとか岩村君に言い聞かせないと彼まで始末されてしまう】【ああ山岸君ももうすこし頭が柔らかければ死ぬことはなかったのに】
GM:こんな感じ
マリー:社長さんも黒幕ではないのか……むしろできる限りのことをしようとしてるんだな。このシナリオは黒幕をどうこうするよりも、下手人への対処がメインとみました!
GM:社長はすっかり皆さんのことを「あの方々」のメッセンジャーと思い込んでへこへこしている
マリー「オーライ。とりあえず、そのシュレッダーの中身は貰っていく。あんたの献身はよくわかった。あたしたちは今日、ここへ来なかった……いいな?」
社長「ははーっ、どうかよろしくお願いします」
マリー「それと、岩村には少し休暇を取らせるといい。2,3日も自宅で謹慎させておけばあんたの心配事もなくなるだろうさ」さて、これからどうしよう。
社長「はいっ仰せのままに、岩村君も聞いていたね!君はしばらく自宅謹慎だ」
マリー:とりあえず、下手人への対処をしないとどうにもならないっぽいですね……
一方、同時進行だった山岸さんと護衛中の小鳥遊さんのやりとり。
小鳥遊 青羽「そうだ、緑さん、お守りにこれあげる」とマリーからもらった青い鳥のマークのマッチを渡しておきます「夜道とかでお父さんを殺したってい悪霊が出たらマッチを着けると良いよ。効果あるはずだから」
山岸 緑「そうね・・悪霊にはお守りよね・・・ありがとう」
小鳥遊 青羽「気休めかも知れないけど持ってると心を落ち着ける助けにはなるから、大変な時こそ落ち着いてシッカリしないと」と励ましておく
山岸 緑「うん・・・ありがとう・・・」
小鳥遊 青羽:緑さんとお母さんに精神分析できるかな? 妖力の前にはほぼ無力でも多少はマシに思考できるようになるかもしれないし
GM:判定どうぞ!
小鳥遊 青羽:マリーのマッチ使って催眠療法的な集中と青羽の美声で少しでも修正入りませんか?
GM:癒しの歌(小鳥遊さんが準備中の妖術)はまだ未完成だしなー今回は修正なしで
判定結果は、成功(成功度:1)
小鳥遊 青羽:わりとギリギリだけど成功、多少はマシな精神状態になってくれるとうれしいかな
GM:では‐15CP相当の妄想(自殺願望)から‐10CPの執念(自殺願望)になりました
小鳥遊 青羽:利な特徴の-5CPの違いは大きい、と思っておこう、てかマジで性質悪いな今回の敵。
マリー:ふーむ。しかし今回の敵はどんな妖怪なのだろうか。自殺させる妖怪……妖怪:月曜日?
小鳥遊 青羽:職種によっては月曜日が安らぎの日な場合もあるよw
GM:さて悪の妖怪視点では岩村の資料は社長が片付けたので、あとはお父さんは自殺じゃないなんて騒ぐ小娘の口を塞ぐかな。
小鳥遊 青羽:そろそろ、こっちの出番近そうなので緑さんの所から退去して自殺現場見に行くかな
マリー:わー! 狙われた緑ちゃん!
GM:マリー&かまやんが社長を脅しつけていたころ、小鳥遊さんが鉄橋を警備していると、橋の向こうから悪霊がはい出てくる。
ここでずっと嫌がらせをしていた妖怪くびれ鬼がプレイヤー達の前に姿を現します。くびれ鬼は昔から「人間を自殺させようとする悪霊」として伝わってきた邪悪そのものな妖怪。
小鳥遊 青羽:一応、家出るくらいから周囲の警戒はしておくのとマリーとかまやんさんにマッチ渡しておいた連絡入れておく。それはすぐに気が付く?
GM:堂々としてますね。弱い人間なんて邪魔なら殺してしまえばいいから。
マリー:くびれ鬼……そんな妖怪がいるとは……
くびれ鬼「おっと何だい、お前は?まあいい邪魔だね」
小鳥遊 青羽:周囲に人は?周囲から奇異の目あるとしても距離取るかな
GM:ほとんどいない。遠目に数人いるけどあたりは大分薄暗い
小鳥遊 青羽「……はじめまして、とでもご挨拶すれば良いかな?」
くびれ鬼「ひひひっ、俺の顔見てビビらないってことはご同輩かい?仕事の邪魔さ、どきな」
小鳥遊 青羽:話しかけながら上着のポケット中でマッチを準備しておく「そうだね、ご同類なのは確か仕事っていのは?あんまり、人に害与えてボクらいたいな存在が認知される原因は作ってほしくないんだけどな」
くびれ鬼「ひひひっ俺はずっとずっと昔から人を自殺させるのが仕事さ。今日も変わらず、明日も変わらず。ごちゃごちゃと邪魔をするならお前も引き込んでやる!」
GM:襲い掛かってきます
小鳥遊 青羽(……もしかすると緑さん達を狙ってる?)と直感判定したいんですが大丈夫ですか?
GM:電話で話聞いてるから大丈夫でしょう
GM:襲い掛かっておいてなんなんですが小鳥遊さんのほうが敏捷早いので小鳥遊さんのターンからです。
小鳥遊 青羽:人気ない場所、できれば路地の袋小路まで誘い込みたいかな。他の人に目撃されずにマリーさん達を呼び出すのに。
GM:じゃあ袋小路のほうに移動でいいですか?
小鳥遊 青羽:では逃げ出す素振りで相手を誘い込もうとします。むしろ、暗めの場所の方が確実にマッチの明かりが門になるのでありがたい。
プレイヤーは陸橋から引き離し、人気のない場所で戦おうとしましたが今回の悪の妖怪はかなり性質が悪いので、誘導に引っかからず嫌らしい戦法に出ます。
くびれ鬼「悪いが俺は電車が好きでね」
GM:遠くに人が少しいるって言ったじゃないですか。その人たちに向けて亡者の引き込み(踊り)をつかい、むりやり線路上に落とします。
マリー:無差別!あるいは小鳥遊さんへのメンタル攻撃
くびれ鬼「助けに行かないのかい?正義の味方さんよお」
小鳥遊 青羽「ちっ、ここでやらないとダメか!」とマッチすってマリー達を呼びます
マリー:これ、出てもいいんです?
GM:マリーは一体引き込めるのでかまやんと一緒に出てきて大丈夫です
小鳥遊 青羽「正義の味方、というわけではないんだけどね。あなたみたいな人を不幸にして喜ぶ手合いは嫌いなんだ」燃えてるマッチから手を放して変身解除
マリー:かまやんさんを連れて呼ばれて飛び出て~!
かまやん:ジャジャジャジャーン!
というわけでいよいよ戦闘開始!
戦闘マップは「コンクリートの壁」「横5マス分の広さの線路」「線路と線路の間は3マス分」「横5マス分の広さの線路」「コンクリートの壁」の順でならんでいる縦長のマップ。
くびれ鬼と罪のない被害者は右側の線路にいます。
3ターン後に右側の路線に電車が、4ターン後に左側の路線に電車が来ます。放っておくと一般人もプレイヤーも電車にひかれてしまうという戦法です。
GM:みんなも好きなところにコマを置いてね!(罠)
コマを遠くに置けば絡みつきや踊りで救助が難しく、近ければくびれ鬼の呪い&狂気コンボの餌食という予定だったのです。結局あまり罠として機能しませんでしたが。
マリー「よーう、何か用かって……ちっ、面倒なことになってんなぁ!」
小鳥遊 青羽:幸運の鳥だからなこういう手合いは嫌いw
マリー:罠だとぅ! 悩む!
小鳥遊 青羽「ええ、緑さんの方にもついてて正解でした。あのまま返してたらこいつに引きずりこまれてたかも」
小鳥遊 青羽:GMあと、確認したい事が踏切って近くにありますか?
GM:この陸橋は近くに踏み切りがなく、電車が減速しない絶好の「狩り場」なのです
マリー:なるほどなー
マリー:落ちた人の意識ってあります?
GM:落ちた人の意識はある。踊りなので勝手に足が動いて落ちた感じ
小鳥遊 青羽:あっ、電線に何かあったら電車って緊急停止しない・
GM:緊急停止して威力が弱まることにしてもいいでしょう(3秒後だと止まり切れまい)
小鳥遊 青羽:何もしないよりマシか
GM:ちなみに電車激突ダメージは時速60kmで計算したら18D6となりました
マリー:ギリギリ生き残れるか生き残れないか
かまやん:マリーたちは人間を避難させられるか?
マリー:とりあえず誘眠で眠らせてから門に引きずり込んでおきます>人
小鳥遊 青羽:到達ターンとか増えるかも知れないし自分の最初の攻撃電線で良いかな?
GM:もうお分かりかと思いますが、くびれ鬼の戦略は電車にひかせる専門です
かまやん:架線を切っちまえば止まるか。
こうしてプレイヤー達の相談によって電車を遅らせる案が出たため「3ターンくらい粘って電車にひかせる」という敵の戦法に暗雲が漂います。
GM:では敏捷度順でかまやんさんどうぞ
かまやん:ええい、俺は敵をこうげきじゃ!
GM:マリーがいると人間を囮にする戦法がー!かまやんさん攻撃判定どうぞ!
小鳥遊 青羽:本当にこのメンバーと敵の相性悪いなw
マリー:ああいや、待てよ? 誘眠→門準備→門引きずり込みで3ターンだけど、3ターンの初めにくるなら間に合わないな……
かまやんさんの攻撃をよけきれずダメージ。防護点5しかないので27ダメージが通ります。
くびれ鬼のHPが91点なので割ともろいことがばれました。
小鳥遊 青羽:さすがかまやん、戦闘だと超頼りになる
マリー:かまやんさんがいれば勝てる
マリー:防護点5点か。そこまで硬くない
GM:群れの召還も打つ?
小鳥遊 青羽:マリーと青羽が救出や時間稼ぎに専念できるしね
かまやん:最近腕を振るってなかったからな。妖術は使わない。
小鳥遊 青羽::次は青羽かな
GM:OK。小鳥遊さん。
小鳥遊 青羽:架線、電車が走るための電線を狙って妖術撃ちます。幸運も切って、ここは確実に当てて時間稼ぎしたい。
判定成功して電線相手に24ダメージ!
小鳥遊 青羽:高い
かまやん:すごい目だ
マリー:都合のいい偶然で遅延を願ったらどうなるんだろう。ちかん冤罪とか銭形警部並みの超強引な駆け込み乗車が起きたりするんだろうか
GM:無駄に高威力のなにかが電線を襲う。これで電車はそれぞれ5ターン後、7ターン後になりました。
小鳥遊 青羽:一応、偶然は今回も最後に緑さんの安全とか確保するためにもEDに取っておきたい
マリー:わーい! 余裕ができたー!
小鳥遊 青羽:計算通りw
この時点でおそらく5ターンはくびれ鬼のHPが持たないので敗色濃厚
くびれ鬼「そうはさせるか」
かまやん:そんだけありゃあ、やったるで!
小鳥遊 青羽「マリー救出任せた!!」
くびれ鬼:マリーに絡みつき!移動力半減。そして接触して呪いのおすそ分け。
小鳥遊 青羽:絡みつきや踊りね。なるほど確実に電車に轢かせるための能力揃えてるってところか
マリー「任された、って言いたいところだが……おい、このロリコン野郎! 離しやがれ! ちかんで訴えるぞ!」
GM:絡みつきからの脱出は体力の判定です
マリー:8しかなーいー!
GM:ぶっちゃけるとダメージ与える妖術がひとつもない
かまやん:相手も耐力低そうやぞ
GM:マリーのターン
マリー「ええい、とりあえず眠らせるか。ほーら、巨大カマキリとか人語を喋る鳥とか全部夢だぞー」
GM:こっちから攻撃しなくとも電車が全て始末してくれる寸法よ
マリー:自分の体でかまやんさんたちにはマッチの明かりが見えないようにしつつ落ちた人に誘眠ー
マリーさんのロール(3d6<=15)
→ GURPS (3D6<=15) → 6[3、2、1] → 6 → 成功(成功度:9)
マリー:はーっはっは眠れ眠れ
かまやん:惜しいね
GM:防護点は少ないが精神抵抗だけ盛ってあるのさ!(クリティカルだったら死んでた)
精神抵抗のおかげで誘眠を跳ね返したくびれ鬼。
小鳥遊 青羽:前回毒島さんが絶えたの超グッジョブだっただなぁと思う妖術だな>ゆうみん
マリー:落ちた人は寝ました?
GM:落ちた人は寝たと思う
マリー:ならばよし。ターン終了でーす
GM:では残り4ターン。かまやんさん。
かまやん:マリーに絡みついてるんだよね?普通になぐれるのかな?
GM:絡みつきは本体とは別に妖術が出てる感じ。普通に殴れる。
かまやん:じゃあ、全力攻撃踏み出して2回殴る
GM:どうぞ!(そろそろ死ぬか?)
かまやんさんの切り2回攻撃。両方ともよけられずヒット!
小鳥遊 青羽:切りの2回攻撃とか痛いことこの上ないな
マリー:良くも悪くも(回避の値が)平均値な鬼さん
マリー:さすかま!
かまやん:(出目が)普通だなー
小鳥遊 青羽:一発目が低かったのが悲しい
GM:おお、もう残りHPが9点
GM:小鳥遊さんどうぞ!
小鳥遊 青羽:鉤爪とかの強さは制限しなければ両手に準備状態で使える事だよね
ここで小鳥遊の妖術を避けようとするも回避ファンブル失敗。
小鳥遊 青羽:wwwwwwwwwwwwwww
かまやん:残念賞
小鳥遊 青羽:ここでファンブル振るか
かまやん:コケる
小鳥遊 青羽:百鬼だと足を滑らせて転倒
GM:他人に不幸を振りまいてきたが、最後に本人が不幸で沈む
かまやん:いてまえー
マリー:幸運の青い鳥が相手ですしね!
小鳥遊 青羽:というか幸運の権化のようなの相手にやるからw
ここで12点通って気絶判定。ガープスのシステムだとHPがゼロになった後もかなり粘れます。気絶判定は成功。
GM:お前らを道ずれにするまで死なぬ
小鳥遊 青羽:ガープスってHPマイナス入っても気絶はしないんだっけ?
かまやん:自動的ではないね
マリー:生命力判定に成功するとまだ動くんですよね……
マリーHPのマイナスが元のHPの倍になると死ぬんだっけ……と思って調べたら5倍だった。意外と生きるなぁ!
かまやん:まあ、ここからは時間の問題さ
くびれ鬼:かまやんにタッチして呪い!そして狂気発動
かまやん:それって、抵抗できるの?
くびれ鬼:知力ー5で抵抗できます
かまやん:意志の強さはあり?
くびれ鬼:意志の強さありです
ここでかまやんさんは意思判定に成功!
かまやん:たえたぞ!
くびれ鬼:ぐわー自殺願望からの呪い、自傷コンボが-!
マリー:おお、すごーい。接触のみの狂気かー。電車のみの物質透過とかも持ってたんだろうか。マリーは門の準備をしまーす。マッチをしゅっってしておしまい!
GM:嫌がらせで呪い発動。マッチは消えます。
マリー「やろう!」
GM:3ターン目、かまやんさんのターン。そしてくびれ鬼の気絶判定は成功。
かまやん「お前の命の火を消してやる」しぶといな
マリー「ちっ、このあたしがマッチを擦るのを失敗するとは! 死にかけた時も失敗しなかったのに!」
かまやん:よしもう一度全力2回攻撃+群れの召喚
GM:呪いで攻撃一個は失敗扱い!
ここでくびれ鬼が初めて回避成功。妖術はなんとか避けました。
かまやん:くそ、妖術は避けられたか
かまやんの一撃で27点の切りダメージが、くびれ鬼に!
GM:電車が3ターン後ならワンチャン勝てたんだが5ターンは長い。(HPが生命力のマイナス3倍までいったので)三回生命力判定に成功すれば生き残る。そして三回とも成功!
GM:びっくりするくらいしぶといぞ、小鳥遊さんどうぞ
小鳥遊の妖術も命中!
小鳥遊 青羽18点通し。1足りないか。
‐55点で強制死亡なのであと1足りない。だが判定を乗り越えられなかった。HPマイナスでの判定失敗なので、ついに死亡。
かまやん:みんな線路から退避-!
小鳥遊 青羽:その前に堕ちて眠ってる人救出を
くびれ鬼「ぐおぉ、電車がもっと早く来ていたら・・・お前らごときには・・・」
小鳥遊 青羽「相手が悪かったね」とトドメ刺しておこう。最後は自分が電車に轢かれて成仏してもらう。
マリー:かまやんさんに任せました! 2ターンあれば間に合いますよね?>救出
かまやん:おう!
GM:厳密に考えるとマリーの絡みつき解除と人間の救助でギリギリな気もするけど、間に合いました!
小鳥遊 青羽:こっちは陸橋の上に降りて変身して門の為のマッチを準備
かまやん:人を抱えて逃げる
GM:みなさんが慌てて線路わきによけると、走ってきた電車がくびれ鬼の残滓を消し飛ばします。
小鳥遊 青羽:まじで架線攻撃する案が思いつかなかったら危なかったな
マリー「やれやれ、めぐりめぐって……ってところか」
小鳥遊 青羽「ふぅ、なんとか間に合った。ご同類としては悪いけど自業自得だね」
GM:3ターンでギリギリの戦いをする計算だったのじゃ
小鳥遊 青羽:こちらも3ターンで全員で全力攻撃してちょうどいい塩梅かと思いました。だからこそ時間稼ぎが大切と思った
こうして悪の妖怪は滅んだ。あとはプレイヤー達による事件の後片付け。
小鳥遊 青羽「さて、後は今回の件の後始末か」
マリー狂気の影響って術者が死んだら消えるんでしたっけ?
GM:今回は消えます
マリー:じゃ、緑ちゃんは大丈夫か……シュレッダーされた資料、一応持ってきてたけど、下手に表に出すと被害が広がりそうだなぁ。焼いておきます?
小鳥遊 青羽:GMいつもの都合の良い偶然とちょっとある人にEDに室田さん出てほしい。あの人経由で交渉したいんですが。
室田さんは前回のシナリオで登場した、シャイアーテックス社の妖怪社員です。
GM:便利キャラ室田さん登場
小鳥遊 青羽「もしもし、小鳥遊ですが」 一応、あの戦いの直後少し落ち着いてから電話で大原建材での件を切り出します
室田直樹「なるほど、ではその資料を闇に葬っていただければこれ以上人が死ぬことはないでしょう」
小鳥遊 青羽「ええ、こちらとしても今回の事は事故だったということで収めたいと思います」
室田直樹「素晴らしい。あなたはやはり話の分かるかただ」
小鳥遊 青羽「ただ、今回の件に関わった人たちの保証、山岸さんのご家族にも労災の保証を、そして山岸さんが突き止めた建材はちゃんとしたものに変えてもらいたい」(まあ、このままだと室田さんの方には利がないと断られるかな)
室田直樹「金で片付くものは金で片づけたほうがいい。まったくもってそのとおり」
室田直樹「ま、いいでしょう。建材は【これ以降は】使われないでしょうな。それでは、これで」
小鳥遊 青羽「ええ、ボクとしてもそちら側にしてもこちら側にしても妖怪の存在が明るみに出るのは好ましくないですし」
小鳥遊 青羽「これ以降はね……シャイア―テックス、警戒しておいた方が良いか」
GM:後日談
一日でわっと知らない人々がやってきて、そのまま騒がしく去っていった。
山岸 緑(お父さんが死んだあと、不思議な人たちがやってきた)
(あの人たちがやって来た後、急に心の中にあった「お父さんの後を追いたい」という気持ちがなくなった)
(あの悪霊はなんだったのか、それはわからないままだ)
(でもあたしは)
「前を向いて生きていく。お父さんに恥じない生き方をする」そう誓ってマッチを握りしめます。
GM:こうして山岸緑さんに迫っていた魔の手は本人の知らない間に、PC達の活躍で退けられました。この事件の関係で、これ以上死者が出ることはないでしょう。
小鳥遊 青羽:立ち直ってくれたのは良いけどまた何かしらの事件に巻き込まれそうな引きやな(--;)態度が警戒だとどうしても真相隠そうとする方に動いちゃうのがもどかしい。
マリー:知らぬが仏って言葉もあるさ……
かまやん:めでたしめでたし
GM:ですが山岸父が命をかけて止めたかった建材は一定量世に出回ることになりました。裏の世界でいまもシャイアーテックスは君臨したままです。一抹の不安を残して本日のセッションはおしまいです。
小鳥遊 青羽:青羽と室田さんが代表してネットワーク同士の対立が起きつつあるから完全にはめでたくないかっもw
マリー:おつかれさまでした!
小鳥遊 青羽:おつかれさまでした
かまやん:おつかれさまでした
GM:駆け足ミッション付き合っていただきありがとうございました!一時間超過したごめん!
駆け足シナリオはこうして見事悪の妖怪を倒して終わりました。このあと、敵の戦法が味方PCとことごとく噛み合わないこと(壁面に張り付けられるかまきり、空を飛べる小鳥遊、門が使えるマリー)。悪の妖怪の能力ばらし。次回開催予定のPCが悪の妖怪になるシナリオ向けに皆さんが用意してくれている悪の妖怪の話などして終わりました。
今回GMが作成したキャラクターは悪の妖怪くびれ鬼です
https://trpgsession.click/character-detail.php?c=160750270469briluna2&s=briluna2