【その他】星の海の約束【TRPGリプレイ】

しょーちゃん
しょーちゃんトピックリプレイ 押されたいいね! 2
登録日:2022/09/02 01:06最終更新日:2022/09/03 01:25

GM
では 魔女と獣のふたり旅、通称まけたび! 始めます!
よろしくお願いします! @

リリーライラ
よろしくお願いします!@

ーー予兆フェイズ

此処は星屑の森。

この世界において
力を持つが故に、爪弾きにされた者が
あの世とこの世を渡す力を手に入れる為に訪れる場所

ーーそう、キミは魔女となったのだ

隣に連れ添う者はいない。
キミは、昏い森をただ一人で歩く ーー

リリーライラ
小さな頃から他の子とはどこか違っていた。
彼女には他の子には見えない友達がたくさんいたのだ。
しかし、その見えない友達は、仲良くなると突然いなくなってしまう。
そして噂が流れる。あの子と遊んでいるとあの世に行ってしまう。
こうして、生きている友達はいなくなり、必ず別れがくる幽霊の友達とだけ遊んで成長した。
火の無い所に煙は立たない。彼女があの世とこの世を繋いでしまう力は本物だった。
そして、その力は彼女の愛する家族に災いを成す。
ようやく自らの力、魔女の子としての力を自覚した彼女は、境界を越え、あの世から家族を連れ戻す。
知ってしまった。自分が傍にいるだけで、生きている者にとってはリスクであることを。
知ってしまった。この世に未練を残す霊をあの世に送る使命があることを。
こうして、家族に別れを告げ、リリーライラは旅立った。
この昏い森は、その旅の第一歩。@

GM
温い風が君の頬を撫でる
霊的な力が集まるこの森では
空中の粒子に霊力が宿る事で、淡い蛍光が宙を漂う。

魔女という力を持つ存在が来たからだろうか
それらはまるで意識を持つかのように
キミの周りでゆらゆらと愉しそうに揺れる @

リリーライラ
「この森はあちら側に似ています」
「ただ、植物や虫の息遣い、命が溢れていることを除いては」
ふかふかな苔の上を歩きながら、昼なお暗い森を歩き続ける。@

ーー
メインフェイズ
スポットー星の石碑
ーー

リリーライラ
力の溢れる森の中、一際輝く一等星のような力の存在に気付く。
「あの世のものとも違う力……」
興味を抱き、そちらへ足を向ける。
見えてきたのは人の背丈より少し大きな石碑。
暗い森の中、この距離ではまだ、何が書かれているのか、あるいは描かれているのか、見ることはできない。@

GM
その視界の先、
”キミは” 朧気ながらに視ることができるだろう
その石碑の上に、ちょこんと座る何かしらの存在を
シャボン玉でも浮かべているかのように
球体の光が舞っては消えていく @

リリーライラ
霊視の魔女の加護が瞳を通して見せてくれるもの。
真っ当なヒトが幽霊と呼ぶ存在。
彼女が幼い頃より慣れ親しんできた――魔獣の姿がはっきりと視える。
「さっそく……私の力を必要としている方と出会えたのかもしれません」
ひとつ呟くと、ゆっくりとした足取りで石碑へと、幽霊へと近付いていく。@

GM
キミが石碑に向かって、一歩一歩と歩みを進めていく
石碑に近づくにつれ、辺りの蛍光が消えていく。
漂う霊力が石碑へと吸い込まれているかのようだ。
シン……とした静謐の中、石碑に座る幽霊が肩を震わせた

???
「……?」 ピク @

リリーライラ
「こんにちは。良い暗がりですね。今日はたくさんの星が出そうです」
静かな声で語りかける。@

トキ
その存在は、ゆらりと立ち上がる
くるり!と 華麗にターンを決め、手を広げたーーー!!

「よく来たな……か弱き存在よ」
僅かに残る、漂う蛍光が”戸惑う”様に揺れる。

「我こそはァ!」
「悠久の時を生きる大幽霊!」
「その名もォ!!!」 ベベン
「トキ様じゃァー!」 バアアアアーン
(決まった…!) ーーうざい顔がそこに @

リリーライラ
驚いた様子もなくニコリと微笑む。
見たところ享年は自分よりも下の幽霊。
子供の幽霊はヒトを驚かせることをよく楽しむ。
「まぁ驚きました。随分と迫力があるんですね」
にこにこと暖かい笑顔を浮かべながら下手な演技で驚いたふりをする。@

トキ
「待て待て、待たんか、か弱き存在よ」 手をぴしっと前に突き出した
「我!大幽霊ぞ!!」
「もっと相応の驚き方があるじゃろ!!」
「白目をむいて倒れる! 泡を吹いて気絶する! 尻尾捲いて逃げ出す!!」
「それで通してきたというのに!!」 なぜかプンスコ @

リリーライラ
「でも、それだとお話ができないじゃありませんか」
「私はルゥルゥ・リリーライラ」
「トキちゃん。改めましてこんにちは」@

トキ
「あぁ、これはご丁寧に」
「我が名はトキと申す」
「……って!!」
「何故じゃ! 何故ここに”来れた”!?」 @不味い!
「力が渦巻いておろう?!」 その身を案じているらしい @

リリーライラ
周囲を見回してひとつ頷く。
「確かに、妙な力の流れですね……」
「まるで……その石碑が磁石みたいにこの世の力もあの世の力も吸い寄せてるみたいな……」
「でも大丈夫です。私には霊視の魔女様の加護がありますから」@

トキ
「磁石、か。 うむ、確かに」 
ーー魔女。 その言葉を聞いた瞬間、少女は飛び退いた
「………魔女じゃと!?」 @不味い!

リリーライラ
「はい。この世とあの世を繋ぐ者」
「未練を残し、この世に留まり続ける皆さんがあの世に旅立つお手伝いをする者です」
ゆっくりと近付いていく。@

トキ
逃げる!かと思いきや、少女トキは石碑に腰かけ、君に手を合わせ
「……貴様は、我を送れるか。 試してみるか?」 微笑む

リリーライラ
「広い世界には、強い力で強引にあの世に引っ張っていく、そんな魔女の子もいるらしいですね」
「でも私の魔法はささやかなものです」
「お話をして、言葉で未練を解きほぐし、時間をかけてお送りします」
「だから、お友達になりましょう?」@

トキ
「言葉で未練をとな?」
「未練……か」
合わせた手を離し、腕を組んで何かを思案する
「……我の生前…その記憶はあいまいだが、確かにある。」
「…幸せに生きる事。 それが、未練じゃ」 大げさに笑った @笑み

「大幽霊たる我が幸せに。
 それはきっと悠久の時を有するのう?
 それこそ貴様が生きている間には恐らく無理じゃ」 @

リリーライラ
無理と告げられたのにも関わらず、安堵の表情を浮かべる。
「良かった」
「幸せに生きる事……」
噛みしめるように呟く。
「誰かを呪わずにはいられないとか、今はもういない誰かに会いたいとか、そういった未練を解きほぐすのは大変なんです」
「大丈夫ですよ。幸せはあちらこちらで、見つけてくれるのを待っています」
「あなたの未練は、きっと果たせます」
静かに微笑んで石碑の前まで歩みを進める。
顔を上げ、幽霊を見上げて再び言う。
「だから、お友達になりましょう?」@

トキ
「クックック」 チッチッチと人差し指をピンと立て、左右に揺らす @笑み
「あちらこちら。 …そう言ったな貴様」
突き立てた指を キミ…そして足下の石碑に向けた
「我はの! この石碑のせいで動けんのじゃ!」
「ここから動くことも、ニンゲンと話すことも出来んかった」
「お友達…クックック……」
「なればこの石碑、壊して見せよニンゲン」
「まぁ?! 無理じゃろうがなぁ!!」 腕を組んで、演出した。
理想の魔王像がそこにあった @

リリーライラ
視線に魔力を込める。
石碑に吸い込まれていく力の流れを視ていく。
目の前の幽霊が起こした霊障から、この場で過去に起きた出来事をおぼろげながら視ていく。
霊視の魔女の加護。それは霊や心を見通す力。
霊視により、この石碑が何なのか、きっと理解できるだろう。@

―ーー判定
GM
有利が2つ付きます!
霊力の流れを見る : 最初の有利で ダイス2つUP
過去に起きた出来事を霊視する : 2つ目の有利で ダイス1つUP

基本のダイス3つ に 有利分の3つを加えて
6Dで判定どうぞ! @

リリーライラ
6B6 【判定】 (6B6) > 5,5,4,1,5,1

GM
成功ダイス 3
災いダイス 2
差し引き1なので成功!

難易度は0なので 成功数は難易度を1上回っています。
なので、ボーナス効果が1つきます!やったね!
ボーナスの表から効果を選択しましょう。

リリーライラ
ボーナス調査系:今後、関連した情報を調べるときダイス+1。

ーーー判定終わり

リリーライラ
「わかりました。この石碑の謎が」
「これは何者かが設置したスターフィクサー<星留めし楔>」
「周囲のあらゆる力を吸い寄せ、その場に留める呪物……」
「何のためにこんなものがあるかはわかりませんが……」
「トキちゃんが動けない理由ははっきりしました」

トキ
「ちゃ!? ちゃんとな!?」

リリーライラ
「さきほど磁石のようと言いましたが、直感は当たっていたようです」
「あなたは、あの世の力、リソースとしてこの石碑に吸いつけられているのです」
真剣な表情で石碑をなぞる。トキが何かにうろたえているのには気付いていない。@

ーーー

魔女の子、手番終了

魔獣 の 手番開始

魔獣 スポット 石碑裏

ーーー

トキ
気付いていないニンゲンを見て、ない胸をなでおろす
「…ふぅ」
「…して ”すたーふぃくさー”とやらだが。呪物とそう言ったな?ニンゲン。」@発言


リリーライラ
「そうですね……こんなものを作れるのは、魔女様か神様ぐらいのものではないでしょうか」
「ヒトの手には余るもののように思えます」@

トキ
「ふむ……であれば」仰々しく腕を組んだ
「誰が作ったかは今は不問としよう、ニンゲン」
「呪物であれば、魔法陣が刻まれておるはずじゃ。 あいにく我には見えんが。」
「どれ。我の手に貴様の手を重ねてみろ。」 @

リリーライラ
「魔法陣……このいびつな五芒星でしょうか……?」
言われるままに手を伸ばし、重ねる。
力を同期させていく。@

トキ
「…ぉぉ……」
「…その視界……なるほど……」 同じ色に、その瞳を輝かせ
「…魔法陣が石碑に…刻まれている…とすれば……」
「…綻びがどこかに……」

ーーー
魔獣の行動判定
ーーー
ボーナス分で+1
トキ、雑に魔力を魔法陣に通して、 魔法陣の構造を探る 有利+1
リリーに、魔力の流れをよくよく見てもらう 有利+1
有利+2 で ダイス+3
ボーナス効果の +1 を 含めて +4  計+7

トキ7B6 【判定】 (7B6) > 2,6,5,3,5,6,3
4成功! 災いなし! 難易度0 ぼーなす4
とりあえずの特殊裁定!
ボーナス1を使用し (ボーナス表、魔法
ボーナス3は保留で残し!

ーーー判定終わり

トキ
「そうじゃの! 一度ぶっ放せばよかろう!」
右の掌を天に向け、周囲の漂う光を集める
「ニンゲン!」 ゴゴゴ @

リリーライラ
「トキちゃん、せっかくなので、リリーかライラと呼んでくれると嬉しいです」暢気に言う。@

トキ
「ええい! 今はどうでも良かろう!?」
「その目で、魔力の流れをよーみとれ! 一瞬じゃからの!」
テイッ…… そんな小さな掛け声と共に、魔法陣に力が一瞬充填される @

リリーライラ
「力を通わすにはお互いの名前を呼ぶというのは大切なことで……あ、はい」
その瞳をしっかりと開き、いびつな星を見つめる。@

GM
歪な五芒星が下端から 順々に点滅していく 
その魔力の動きは、到底滑らかではなくーー
リリー、キミは、魔力の流れの淀みをはっきりと見つけることができる @

リリーライラ
「視えました……ずいぶんと古いのでしょう、細かなひび割れがあります」@

トキ
「でかした!」 @笑み

ーーセッション進行 裁定他

魔獣、手番終了
メインフェイズ 1順終了
キーピース『星留めし楔』を入手
魔女の子は魔力を1 入手してください @

system[ トキ ] 絆 : 1 → 2
[ リリーライラ ] 魔力 : 0 → 1
[ リリーライラ ] 魔力 : 1 → 2

GM遅れ裁定
予兆フェイズでの魔力取得 1GET
現在 計2の魔力
キーピース1 で シナリオ値1 と 同値になったため
解決フェイズへ移行
グランマジックの難易度 は シナリオ値と同値 故に 難易度1の判定となります @

(ここ、後々ルルブを読み返すと
 予兆フェイズで与えられる物の中に、キーピースがあったので
 現時点でキーピースは2つ。 ここで解決フェイズに移るので
 このシナリオは、シナリオ値2だったらしい。 <他人事>
 なので、本当はグランマジックの難易度は2になります。)

リリーライラ
パーソナルスポット:スペルクラフトやりたいです!@

GM
受理!

ーー

リリーライラ
「これなら……力の流れを脆くなった部分に集中させれば、もしかしたら自壊するかもしれません」
「そのための術式を組みます。だから……」
「トキちゃん、あなたがこの場所で見続けてきた力の流れを教えてください」
そう言って再び手を重ねる。@

トキ
「……」 @無表情
「……相分かった。」
フゥ…と 宙に舞う粒子に息を吹きかけて霊力を与えると
パァッ…と 数多の粒子が煌めく。
石碑に吸い寄せられる霊力、その流れを可視化した。

リリーライラ
「ありがとう、よく視えます」
「力の流れに干渉して指向性を与える術式……」
「流れる風よ、流れる水よ、その悠久の旅に、ほんの少しの寄り道を」
「術式〈霊力干渉:指向性付与〉を紡ぎます」
力の流れを見る霊視の魔女の加護を得て、霊体としてそこに在り続けたトキの記憶を視てとる。@

ーー
スペルクラフト 判定

GM有利+2 獲得
先ほどのボーナス効果、魔法 で ダイス+1

3+4 の 計7つ!

リリーライラ7B6 【スペルクラフト】 (7B6) > 6,2,3,4,5,6,4

GM成功数3 なので
価値3 術式獲得! @

ーーー 判定終わり


<解決フェイズ>


リリーライラ
「できました。この術式を利用して、石碑を破壊するためのグラン・マジック<大いなる魔法>を行使します」
「乗っている石碑が崩壊するはずなので、気を付けてくださいね。霊力の奔流が予想されます」@

トキ
ぶらりと下げた半透明な足をバタつかせて
「すれば、いいのう」 小さく呟いた @

リリーライラ
その呟きに微笑みを向ける。
「探しに行きましょう、幸せを」@

トキ
「その行く果ては、我の消滅か」
「……よかろう! 存分にぶっ放すのじゃ!」 @笑み

リリーライラ
「良い来世が待っていますよ。魔女様の加護がありますから」
「それでは、詠唱します」

流れる風よ
流れる水よ
その悠久の旅に
ほんの少しの寄り道を

揺らめく火よ
揺らめく命よ
その永遠の輝きに
今ひと時の寄り道を

星を停めし楔よ
その役目はこれでおしまい
塵へと変わり
大地へ還れ


ーー
グラン・マジック 行使判定
難易度は シナリオ値と 同値 なので 難易度は1
ーー


リリーライラ
霊視の魔女の加護、詩で有利+2
ピース『ひびわれ』で有利+1
価値3の術式

GM
受理! ダイス7追加で 計10!

リリーライラ
10B6 【グラン・マジック】 (10B6) > 1,2,4,4,4,5,4,5,6,3

GM
成功数は3、難易度1。 判定は成功!
加えて、ボーナス効果が2つ付きます。
そして、災いダイスは1。
ここは面白いので、災い表を敢えて振りましょうか! @

リリーライラ
1D6 【災い表】 (1D6) > 6

GM
災い表 グランマジック
6:スティグマ

リリーライラ
スティグマ:いびつな五芒星の紋様がふたりの体に浮かび上がる。(絆のしるしとなる)

GM
ボーナス効果の2つ
スターフィクサーを調べる 技能を永続化 +1
星屑 → 星海の森 に 変更
 魔法陣に溜められた魔力が放出された 副産物

ーー判定 各種処理終了

魔女は 力を持った詩を紡ぐ
言葉が宙を漂い、綻びに吸い込まれていく
魔法陣の1点 数多の線が重なる1点が 光り輝く
魔法陣から閃光が溢れ出し、堰を切ったように、魔力が溢れ出すーーー

トキ
「おぉ!? おおーー!!??」
石碑に手を掛け、吹き飛ぶ寸前だ。
まるで強風に翻弄される布のようにーー @

リリーライラ
「トキちゃん!」
普通のヒトでは触れることのできない霊体を掴もうと手を伸ばす。@

GM
その手を 彼女はーーー

トキ
「ハッハッハ!! やってくれた!! 壮観じゃー!!」
ガシッと掴んだ @

リリーライラ
手を掴み返したトキをぐいと引き寄せ、石碑から数歩後退る。@

GM
その瞬間だった。 
魔法陣がぐにゃりと歪み、跡形もなく掻き消える。
石碑が灰になって崩れていく。
魔力の激流は、周囲に影響を及ぼし、粒子が輝く。

トキ
キミの懐に収まりながら
「我には…ちと眩しすぎる…」 小さく呟き、目を細めた @

リリーライラ
「綺麗ですよ? せっかくだから見てみませんか? まるで、星の海が産まれるような光景です」@

トキ
「……星屑だったのに、星の海か! なるほどなるほど!」
呵々大笑の後に
「我は自由なりー!!」 諸手を挙げた @

リリーライラ
「はい、これで幸せを探しに行けるようになりましたね」
「お友達になりましょう。約束でしたよね?」@

トキ
キミから一歩離れて、くるりと振り返る
「物好きめ」
「仕方ない、約束だ」
「リリーライラ。」 右手を差し出した
「今ここに、友誼を結んでやろう」 @

リリーライラ
「はい、よろしくお願いします」
右手を握り――違和感に気付く。
手の甲に、石碑にあった“いびつな五芒星”が浮かび上がっている。
それはトキの手にもあった。@

トキ
「…………」 キョトン @発言
「…どうやら」 @笑み
「互いに呪物になったらしい」 悪い笑みがそこに @

リリーライラ
「これは……スティグマ、ですね」
「悪いものでなければいいのですが……」
「無理に壊した影響ですね。やはり、ヒトの手には余る呪物でしたか」
しげしげと手の甲を見つめる。@

トキ
「ハッハッハ。 我は幽霊で、貴様は魔女」
「これ以上、人生が悪くなることはあるまい」
ーー失うものなど、そう多くはないだろう?
にこっと笑って 握力を強め 上下に振った @

リリーライラ
元気よく上下に振られる手に体を揺らしながら思いを馳せる。
自分には幽霊の友達しかできない。そして、自分の役目はその友達をあの世に送ること。
一抹の寂しさを覚えながら、新しい友達に微笑みかける。@




そして、2人はどちらからともなく 自然に言葉を重ねた




トキ
ーー「これから」

リリーライラ
「よろしくお願いします」――


「星の海の約束」  ーーFin.

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