ケダモノオペラ 体験シナリオ=饗応の試練場 https://operarpg.jp/ !注意 詳細な描写はありませんが、人が死にます。 ハッピーエンドではありません。
~むかしむかし 人が剣と魔法を武器に、世界を切り拓いていた頃… “闇の森”にあるケダモノの住処に、人間の国の騎士たちがやってきました。 騎士団長ブリジットは、ケダモノに第二王子シャルルを救う旅に同行してほしいと願います。 彼は仲間とともに地下迷宮“饗応(きょうおう)の試練場”の探索行に出て、もう一月も帰らないというのです。 ブリジットたちはかの迷宮に潜り、シャルル王子を見つけ、連れ帰らなくてはなりません。 しかし騎士団の力だけでは、魑魅魍魎の巣食う迷宮深部の攻略は至難でしょう。 ケダモノは願いを聞き届け、共に迷宮へと挑むことにしました。 しかし……迷宮の奥底でケダモノは、おぞましい試練に直面します。~
〈予言:迷宮の奥底で、あなたはシャルルとふたりきりになりました〉
名前:疑似餌=ミカエル 本体=アルテミス プレイヤー:ささくれ様 ケダモノ種:アラクネ 権能:慈愛 伝説:育むもの あなたは人の子を拾って、育てたことがあります。 欲望:鑑賞 人々の悲劇や激しい感情を間近で堪能するために、頼みをきく。 欲望:霊魂 依頼者もしくは近親者、子孫の命を対価として求める。 疑似餌の姿:柔らかな印象の男性 住処:廃教会 [情報] 1-1 : この世界のどこか” 闇の森 ” ――ここでは永遠を生きるケダモノたちが暮らしています。 [情報] マスター : アルテミスは普段、人間相手にミカエルと名乗り疑似餌を使って住処の廃教会で神父の真似事をしている。 人々はミカエルがケダモノのアラクネである事を知っているが、穏やかで慈悲深い疑似餌の印象と、ミカエルが積極的に人を襲って魂を喰らうケダモノではない事を知っている為、近隣の地域では有名だった。 [情報] 1-2 : ……さて、そのとき、ケダモノは数人の武装した人間の足音を聞きとります。 見ればその先頭には、甲冑をまとったうら若き女騎士。 彼女たちはアルテミスの住処である廃教会に来ると、ひざまずき、声をはりあげました。
「ミカエル様!ミカエル様!我らはボレア王国の騎士団。どうか、我らの願いを聞いてください……!」
[情報] 要約 : ブリジットは騎士団長である。 第二王子シャルルは継承権でもめないよう、国を出て冒険者となった。 しかし1か月前、国王と第一王子が相次いで亡くなり、もう王家の血筋はシャルルのみ。 時を同じくしてシャルルは冒険者仲間と共に”饗応の試練場”に行ったまま、戻ってこない。 饗応の試練場に向かいシャルルを救い出すにはケダモノの力が必要だ。 マスター :彼女の話を聞いたアルテミスは、穏やかな表情を疑似餌のミカエルにさせ「そのシャルルを救えたら、あなたの大切なものを1つだけ報酬として下さい。」と言った。 ブリジットは「そんなことで国民が救われるのでしたらなんなりと」と喜ぶ。 一行は饗応の試練場へと向かう。 [情報] 2-1 : ”饗応の試練場”は渓谷の崖にぽっかりと口を開いています。 いつからあるともしれないこの地下迷宮は、広く深く、いまだに底まで踏破されたことがありません。 未発見の財宝を求め、腕自慢たちが集まり、彼らの落とすあぶく銭を目当てに商人が群れ、谷底に迷宮城下町ができあがりました。 あなたたち一行は、この活気あふれる街へと足を踏み入れます。 ここでは疑似餌を使って、人間のフリをするのが賢明でしょう。
”饗応の試練場”は”饗応夫人”なるドラゴンがつくった迷宮だと伝えられています。
この広大な迷宮のあちこちには竜の財宝が蓄えられ、数多の冒険者たちがそれを持ち帰り、富と栄光を手にしてきた……
しかし”饗応夫人”が棲むという最下層に到達したものはひとりもいないのです。迷宮に底などなく、地獄までつづいているのだというものもいます。それが殿下の冒険心に火をつけたのでしょう。そういうかたです……
やみくもに迷宮の中をさまようのは得策ではありません。まずシャルル殿下の冒険者パーティについて、情報をさがしましょう
[情報] 試練1 : 試練:シャルル王子の情報を集める 権能:【慈愛】【叡智】 難度:1 ▼波乱予言 〈予言:あなたたちは偽りの情報をつかまされました〉 〈予言:あなたたちは盗人に荷物を奪われました〉 〈予言:あなたの噂が広がり、街は恐怖に包まれました〉 [メイン] アルテミス : 2d6 ベースロール (2D6) > 3[1,2] > 3 [メイン] アルテミス : 1d6 [特技C]使用(ナンバー1、2) (1D6) > 4 [情報] マスター : 恐るべき子供たち 使用 小さな子供たちに情報をあつめさせる [メイン] アルテミス : 3d6 権能による振り直し([特技C]使用) (3D6) > 12[3,6,3] > 12 [情報] マスター : 〈特技予言:子供たちは皆いなくなっていました〉獲得 [情報] マスター : あなたは栄光の門を開く… [情報] 2-2 情報:シャルル王子の足跡 : シャルル王子の冒険者パーティはこの迷宮から、幾度も財宝を持ち帰ったベテランだ。 彼らと懇意にしている商人は“饗応の試練場”の今回の探索計画を知っていた。 それによると彼らは迷宮の入り口から“千の竜塚”“盗掘者の野”“果てなしの大滝”を経由し、深層を目指すルートを計画していた。 当初の予定では往復で半月。購入した食糧と水から考えると、切り詰めたとしてもそろそろ備蓄が尽きる頃だろう。
人の街での聞き込みは、わたしたちの職分と思っていたのですが。ケダモノの力というものは、はかりしれないものなのですね……!
これで殿下の足跡を辿ることができます。しかし時間をかけて、攻略していくわけにはいきません。強行軍になるでしょう。ミカエル様、あなたのお力が頼りです
殿下……必ず、お救いいたします
マスター:ミカエルはブリジットのつぶやくそうな言葉を聞いて笑みを浮かべる。 [情報] 3-1 : あなたとブリジット率いる騎士団は、ふかいふかい地下迷宮へと足を踏み入れました。 最初の難関は”千の竜塚”です。ここに開いた無数の洞窟は、迷宮中のあちこちに繋がる最短の経路になっています。 しかしそのすべてが知恵なき下等な竜たちの巣穴となっていて、無謀な冒険者たちがとびこんでいるのを待ち受けているのです。 [情報] 試練2 : 試練:“千の竜塚”を突破する 権能:【暴虐】 難度:1 ▼波乱予言 〈予言:あなたたちは道に迷い、食糧もなく、ひとりずつ倒れていきました〉 〈予言:ブリジットが飛竜に連れ去られました〉 〈予言:竜はあなたの瞳をついばみました〉 [メイン] アルテミス : 2d6 ベースロール (2D6) > 7[3,4] > 7 [情報] マスター : 人形劇 使用 死体をデコイにして欺く [メイン] アルテミス : 2d6 [特技B]使用(ナンバー3、4) (2D6) > 8[4,4] > 8 [情報] マスター : 〈特技予言:それが偽物であることは、もう誰の目にも明らかでした〉獲得 [情報] マスター : あなたは受難の門を開く… [情報] マスター : 〈予言:あなたたちは道に迷い、食糧もなく、ひとりずつ倒れていきました〉獲得 [情報] system : [ アルテミス ] 受難ポイント : 0 → 1 [情報] マスター : 部下の1人が竜に倒される [情報] 4-1 : ”千の竜塚”から正しい経路を選び、あなたたちはさらなる深みへとすすんでいきます。 次に待ち受けているのは、”盗掘者の野”です。 このあたりには魔物もおらず、がらんとした地下通路が奥へとつづいています。 しかしそこには無数の、侵入者の命を刈り取る罠が仕掛けられているのです。 時々、朽ち果てた屍が倒れています。装備が剥ぎ取られることもなくそのまま。 それが先人の残した、危険の目印なのです……。 [情報] 試練3 : 試練:“盗掘者の野”を突破する 権能:【狡猾】 難度:1 ▼波乱予言 〈予言:あなたは犠牲者の中に、見たくなかったモノの姿を見ました〉 〈予言:回転ノコギリがあなたの足を切断しました〉 〈予言:ブリジットは怪我を負い、もう満足に剣を振るうことはできませんでした〉 [メイン] アルテミス : 2d6 ベースロール (2D6) > 7[3,4] > 7 [情報] マスター : 糸の芸術 使用 デコイを作り出し、罠をあぶりだし、安全に渡れるように細工する [メイン] アルテミス : 2d6 [特技B]使用(ナンバー3、4) (2D6) > 9[3,6] > 9 [情報] マスター : 〈特技予言:いくら新しくつくっても、失われたものは戻ってはきません〉獲得 [情報] マスター : あなたは栄光の門を開く… [情報] 5-1 : 饗応の試練場の只中にある安全地帯。 そこでは冒険者たちが集まり、小さな町をつくっています。 その天幕のひとつで、シャルルのパーティだった戦士を見つけました。 彼は物憂げな瞳で、酒をあおっています。 その脇には、仲間たちの遺品が積まれていました……。 [情報] 生存者の要約 : ”果てなしの大滝”の底からドラゴンがあらわれ、シャルルとはそこではぐれた。 ”饗応夫人”の狙いは、財宝におびき寄せられた戦士たちの魂を迷宮で育てあげ、最高の英雄の魂を喰らうこと。 この地下迷宮は、ドラゴンをみずからの身をもって饗応する、英雄たちの食卓。 シャルルはドラゴンに英雄として見初められた。 生存者:これを持っていってくれ。この迷宮で得た宝物。生命の霊薬だ。 いかなる肉体の損傷も元通りになる。だが霊魂は戻ってこない。どうか命を落とす前に、シャルルのもとへ……! [情報] 6-1 : 安全地帯を出た一行は、”果てなしの大滝”を目指して、進み続けます。 シャルルがドラゴンに追われている……だとすれば一刻の猶予もありません。
ついにここまで来ましたね……。
ありがとうございます、ミカエル様。まさかこれほど早く、ここまで来れるとは思っていませんでした。
はみだし者の伯爵令嬢だったわたしに、剣の才を見出してくれたのは殿下でした。私の手をとって、剣を教えてくれた。殿下は私の兄であり師匠であり、憧れなんです。
殿下が国を出るとき、わたしは泣きました。わたしがもっと強かったら、連れて行ってもらえたのかなって。
だから騎士団長になったわたしの姿を、殿下に見てもらいたいんです。あのかたの育てた剣の輝きが、どれほどのものなのかを……
マスター:アルテミスはブリジットのシャルルへの想いを悟り、彼女に微笑みかけ急いで救いだそうと励ます。 ブリジットはもはやケダモノであるはずのアルテミスに心を開き信頼を寄せている。 *ブリジットとシャルルは相思相愛だが身分違いの恋の為、お互い気持ちを明かしたりはしない。と設定。 [情報] 6-2 : そのとき通路が、怪物の叫び声によって震えました。 同時にあなたの向かう先から、紅蓮の炎が押し寄せてきます。 [情報] マスター : ブリジットをかばい、部下が一人焼け死ぬ [情報] 6-3 : 焼け焦げた通路の向こうからは、滝の音とともに激しい羽音が聞こえてきます。 間違いありません。今のはドラゴンがもつ炎の吐息。 やつはすぐそこにいるのです! 一同が先に進もうとすると、小型の竜たちが通路へとなだれこんできます。 ”饗応夫人”の子供たちでしょう。 騎士たちは剣をとり、応戦しますが、その場に釘付けになります。 ブリジットは、ケダモノに向かって叫びます。
先に行ってください。殿下を、お願いします……!
[情報] 6-3 : [情報] マスター : 部下は全滅したが、ミカエルは加勢する [情報] マスター : ブリジットも負傷し、気を失う [情報] マスター : ブリジットをお姫様抱っこし、先に進む [情報] マスター : 〈予言:あなたたちは道に迷い、食糧もなく、ひとりずつ倒れていきました〉実現 [情報] 7-1 : ”果てなしの大滝”は、この迷宮に穿うがたれた巨大な大地の裂け目です。 その天井からは地下水が流れ込み、大穴の奥底へと吸い込まれ、消えていきます。 滝の先端は遥かに下方で、暗黒に包まれています。 その水飛沫の中を、ドラゴンが降下していきます。 その尾の先端につながった美女……つまり疑似餌が、青年を背中からきつく抱きしめています。 青年はもがいますが、抵抗できません。 ドラゴンは最下層の巣穴で、ゆっくりとご馳走をたいらげるつもりです。 この大断崖を飛びおりれば、まだ追いつけます。 ケダモノであるあなたなら。 [情報] 試練4 : 試練:“饗応夫人”からシャルルを救う 権能:【暴虐】【狡猾】【叡智】 難度:2 ▼波乱予言 〈予言:あなたにはもう地上に戻る力は残っていませんでした〉 〈予言:“饗応の試練場”からあふれた魔物は、人類社会を呑み込みました〉 〈予言:シャルルが死に瀕したとき、あなたは彼が自分の血筋だと気づきました〉 〈予言:ブリジットは物言わぬ屍となっていました〉 [メイン] アルテミス : 2d6 ベースロール (2D6) > 6[4,2] > 6 [情報] マスター : 人形劇 使用 周りの物を投擲する [メイン] アルテミス : 2d6 [特技B]使用(ナンバー3、4) (2D6) > 10[4,6] > 10 [情報] マスター : 〈特技予言:大切なモノの生死を誤認しました〉獲得 [メイン] アルテミス : 2d6 ベースロール (2D6) > 8[3,5] > 8 [情報] マスター : 絡みつく罠 使用 夫人を罠にはめる [メイン] アルテミス : 1d6 [特技C]使用(ナンバー1、2) (1D6) > 3 [情報] マスター : 〈特技予言:誘い出されたのは自分のほうだと気がつきました〉獲得 [情報] マスター : 饗応夫人は自分が誘い出されたと気が付いた [情報] マスター : 〈特技予言:誘い出されたのは自分のほうだと気がつきました〉実現 [情報] マスター : あなたは栄光の門を開く… [情報] マスター : 〈特技予言:子供たちは皆いなくなっていました〉実現 [情報] マスター : 夫人はアルテミスとの戦闘の際に子供たちを呼び寄せたが、既にアルテミスによって子供たちはいなくなっていた。 [情報] マスター : 夫人を殺さず戦闘不能にして糸で繭をつくり拘束する [情報] マスター : 夫人は80年間繭の中で眠る事となる [情報] 8-1 : 気がつけば、あなたはふかい暗闇の中にいました。 前人未到の”饗応の試練場”最下層。 あなたの目の前には、ずっと探し求めてきた青年がいます。 一ヶ月の迷宮探索によって薄汚れてはいても、その魂の輝きは隠せません。 彼は恐れることなく、まっすぐな瞳をケダモノに向けます。 [情報] マスター : 〈予言:迷宮の奥底で、あなたはシャルルとふたりきりになりました〉実現 *ブリジットもこの場にいるが、気を失っている為ノーカン
ミカエル……あの伝説の? 私を救けにきてくれたのか……?
ブリジットが呼んだのか。この子は無事なのか?!
[情報] 8-2 : あなたはこの若き王子を、この上なくおいしそうだと感じます。 ”饗応の試練場”はたしかにこの英雄の魂を、極上の一皿に仕上げたのです。 彼を連れ帰るためにここまで来ました。しかし、今ならブリジットも見ていません。 喰ってしまってはいけないのでしょうか? 彼を頭から貪むさぼったとしても、霊薬を使えば肉体は元に戻せます。 あとは魂のない身体を、アラクネの糸で操ってやればよいのです。 そうすれば彼は生前同様に振る舞うでしょう。魂のない身体のまま……。 ここで食欲に従ったとしても、きっと誰にもバレません。あなたの意識をどんどん、この青年のかぐわしい魂の香りが染め上げていきます。 ああ、食べたい、食べたい、食べたい……。 マスター:ミカエルはシャルルの両手をとり、彼の魂がどれほど輝いて見え、素晴らしいものなのかを伝える。 [情報] 試練5 : ●試練:シャルルを食べるのを我慢する 権能:【慈愛】 難度:1 ▼波乱予言 〈予言:あなたはシャルルを食べてしまいました〉 [メイン] アルテミス : 2d6 ベースロール (2D6) > 2[1,1] > 2 [情報] マスター : あなたは受難の門を開く… [情報] system : [ アルテミス ] 受難ポイント : 1 → 2 [情報] マスター : 〈予言:あなたはシャルルを食べてしまいました〉獲得 [情報] マスター : シャルルはミカエルの噂を事前に知っており、実際助けてもらったこともあり、アルテミスを警戒しない。ミカエルの手を握り返す。
ブリジットは、あなたのをとても大切にしているようです。
貴方の話をするときの彼女は、とても愛らしい乙女のそれでした。
この先もずっと、それこそ地獄の果てまで、貴方の側に付き従うと、そう言っていいましたよ。彼女の魂もまたなんと純潔で美しく、気高いことか。
しかしシャルル、約束というのは、守るためにあるのです。
彼女が一番大切にしていたのは・・・貴方のなのです。私は貴方を食らわねばなりません。
[情報] マスター : アルテミスは背後からシャルルを糸を使って拘束する。 シャルルは両手をとられているので抵抗できない。
ああでもご安心なさい。たとえあなたの魂が消え失せようとも、シャルルという存在はこの地に生き続けます。私の人形として・・・ね。
これでブリジットも寂しくありません。偽りの王子に、彼女は夢を見続けるのです。
人間というのは、哀れで本当に愛しい。最後に彼女に伝えたいことはありますか?
マスター:英傑と認められるシャルルも人間である。ケダモノに勝ち目はない。 完全に糸で拘束されている状況では望みなどない。 己の死を悟ったシャルルは、気を失って倒れているブリジットに届かない愛を告げ、目の前のケダモノの疑似餌を睨みつける。
さあシャルル、目を瞑り、祈るのです。貴方の信じる神に。
運命というものが存在するのであれば、また巡り合えることでしょう。
高潔な英雄よ、おやすみなさい。
このケダモノめ…
[情報] マスター : 〈予言:あなたはシャルルを食べてしまいました〉実現 [情報] マスター : 不死人形 使用 シャルル人形 [情報] マスター : ブリジットは目を覚まし、シャルルが生きていることを確認し喜ぶ [情報] マスター : 〈特技予言:大切なモノの生死を誤認しました〉実現 マスター:その後、シャルル人形は国王になり、その傍らにはブリジットが国王を支えている。 しかしブリジットはシャルルにどこか違和感を覚えるだろう…。 [情報] マスター : 〈特技予言:いくら新しくつくっても、失われたものは戻ってはきません〉実現 ミカエルはおとぎ話として、このお話を子供たちに聞かせる
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■クレジット 著 池梟リョーマ DTP 池梟リョーマ
ケダモノオペラ 体験シナリオ=饗応の試練場
https://operarpg.jp/
!注意
詳細な描写はありませんが、人が死にます。
ハッピーエンドではありません。
イントロ
~むかしむかし 人が剣と魔法を武器に、世界を切り拓いていた頃…
“闇の森”にあるケダモノの住処に、人間の国の騎士たちがやってきました。
騎士団長ブリジットは、ケダモノに第二王子シャルルを救う旅に同行してほしいと願います。
彼は仲間とともに地下迷宮“饗応(きょうおう)の試練場”の探索行に出て、もう一月も帰らないというのです。
ブリジットたちはかの迷宮に潜り、シャルル王子を見つけ、連れ帰らなくてはなりません。
しかし騎士団の力だけでは、魑魅魍魎の巣食う迷宮深部の攻略は至難でしょう。
ケダモノは願いを聞き届け、共に迷宮へと挑むことにしました。
しかし……迷宮の奥底でケダモノは、おぞましい試練に直面します。~
イントロ予言
〈予言:迷宮の奥底で、あなたはシャルルとふたりきりになりました〉
プレイヤーキャラクター
名前:疑似餌=ミカエル 本体=アルテミス
プレイヤー:ささくれ様
ケダモノ種:アラクネ
権能:慈愛
伝説:育むもの あなたは人の子を拾って、育てたことがあります。
欲望:鑑賞 人々の悲劇や激しい感情を間近で堪能するために、頼みをきく。
欲望:霊魂 依頼者もしくは近親者、子孫の命を対価として求める。
疑似餌の姿:柔らかな印象の男性
住処:廃教会
[情報] 1-1 : この世界のどこか” 闇の森 ”
――ここでは永遠を生きるケダモノたちが暮らしています。
[情報] マスター : アルテミスは普段、人間相手にミカエルと名乗り疑似餌を使って住処の廃教会で神父の真似事をしている。
人々はミカエルがケダモノのアラクネである事を知っているが、穏やかで慈悲深い疑似餌の印象と、ミカエルが積極的に人を襲って魂を喰らうケダモノではない事を知っている為、近隣の地域では有名だった。
[情報] 1-2 : ……さて、そのとき、ケダモノは数人の武装した人間の足音を聞きとります。
見ればその先頭には、甲冑をまとったうら若き女騎士。
彼女たちはアルテミスの住処である廃教会に来ると、ひざまずき、声をはりあげました。
「ミカエル様!ミカエル様!我らはボレア王国の騎士団。どうか、我らの願いを聞いてください……!」
[情報] 要約 : ブリジットは騎士団長である。
第二王子シャルルは継承権でもめないよう、国を出て冒険者となった。
しかし1か月前、国王と第一王子が相次いで亡くなり、もう王家の血筋はシャルルのみ。
時を同じくしてシャルルは冒険者仲間と共に”饗応の試練場”に行ったまま、戻ってこない。
饗応の試練場に向かいシャルルを救い出すにはケダモノの力が必要だ。
マスター :彼女の話を聞いたアルテミスは、穏やかな表情を疑似餌のミカエルにさせ「そのシャルルを救えたら、あなたの大切なものを1つだけ報酬として下さい。」と言った。
ブリジットは「そんなことで国民が救われるのでしたらなんなりと」と喜ぶ。
一行は饗応の試練場へと向かう。
[情報] 2-1 : ”饗応の試練場”は渓谷の崖にぽっかりと口を開いています。
いつからあるともしれないこの地下迷宮は、広く深く、いまだに底まで踏破されたことがありません。
未発見の財宝を求め、腕自慢たちが集まり、彼らの落とすあぶく銭を目当てに商人が群れ、谷底に迷宮城下町ができあがりました。
あなたたち一行は、この活気あふれる街へと足を踏み入れます。
ここでは疑似餌を使って、人間のフリをするのが賢明でしょう。
”饗応の試練場”は”饗応夫人”なるドラゴンがつくった迷宮だと伝えられています。
この広大な迷宮のあちこちには竜の財宝が蓄えられ、数多の冒険者たちがそれを持ち帰り、富と栄光を手にしてきた……
しかし”饗応夫人”が棲むという最下層に到達したものはひとりもいないのです。迷宮に底などなく、地獄までつづいているのだというものもいます。それが殿下の冒険心に火をつけたのでしょう。そういうかたです……
やみくもに迷宮の中をさまようのは得策ではありません。まずシャルル殿下の冒険者パーティについて、情報をさがしましょう
[情報] 試練1 : 試練:シャルル王子の情報を集める
権能:【慈愛】【叡智】
難度:1
▼波乱予言
〈予言:あなたたちは偽りの情報をつかまされました〉
〈予言:あなたたちは盗人に荷物を奪われました〉
〈予言:あなたの噂が広がり、街は恐怖に包まれました〉
[メイン] アルテミス : 2d6 ベースロール (2D6) > 3[1,2] > 3
[メイン] アルテミス : 1d6 [特技C]使用(ナンバー1、2) (1D6) > 4
[情報] マスター : 恐るべき子供たち 使用
小さな子供たちに情報をあつめさせる
[メイン] アルテミス : 3d6 権能による振り直し([特技C]使用) (3D6) > 12[3,6,3] > 12
[情報] マスター : 〈特技予言:子供たちは皆いなくなっていました〉獲得
[情報] マスター : あなたは栄光の門を開く…
[情報] 2-2 情報:シャルル王子の足跡 : シャルル王子の冒険者パーティはこの迷宮から、幾度も財宝を持ち帰ったベテランだ。
彼らと懇意にしている商人は“饗応の試練場”の今回の探索計画を知っていた。
それによると彼らは迷宮の入り口から“千の竜塚”“盗掘者の野”“果てなしの大滝”を経由し、深層を目指すルートを計画していた。
当初の予定では往復で半月。購入した食糧と水から考えると、切り詰めたとしてもそろそろ備蓄が尽きる頃だろう。
人の街での聞き込みは、わたしたちの職分と思っていたのですが。ケダモノの力というものは、はかりしれないものなのですね……!
これで殿下の足跡を辿ることができます。しかし時間をかけて、攻略していくわけにはいきません。強行軍になるでしょう。ミカエル様、あなたのお力が頼りです
殿下……必ず、お救いいたします
マスター:ミカエルはブリジットのつぶやくそうな言葉を聞いて笑みを浮かべる。
[情報] 3-1 : あなたとブリジット率いる騎士団は、ふかいふかい地下迷宮へと足を踏み入れました。
最初の難関は”千の竜塚”です。ここに開いた無数の洞窟は、迷宮中のあちこちに繋がる最短の経路になっています。
しかしそのすべてが知恵なき下等な竜たちの巣穴となっていて、無謀な冒険者たちがとびこんでいるのを待ち受けているのです。
[情報] 試練2 : 試練:“千の竜塚”を突破する
権能:【暴虐】
難度:1
▼波乱予言
〈予言:あなたたちは道に迷い、食糧もなく、ひとりずつ倒れていきました〉
〈予言:ブリジットが飛竜に連れ去られました〉
〈予言:竜はあなたの瞳をついばみました〉
[メイン] アルテミス : 2d6 ベースロール (2D6) > 7[3,4] > 7
[情報] マスター : 人形劇 使用
死体をデコイにして欺く
[メイン] アルテミス : 2d6 [特技B]使用(ナンバー3、4) (2D6) > 8[4,4] > 8
[情報] マスター : 〈特技予言:それが偽物であることは、もう誰の目にも明らかでした〉獲得
[情報] マスター : あなたは受難の門を開く…
[情報] マスター : 〈予言:あなたたちは道に迷い、食糧もなく、ひとりずつ倒れていきました〉獲得
[情報] system : [ アルテミス ] 受難ポイント : 0 → 1
[情報] マスター : 部下の1人が竜に倒される
[情報] 4-1 : ”千の竜塚”から正しい経路を選び、あなたたちはさらなる深みへとすすんでいきます。
次に待ち受けているのは、”盗掘者の野”です。
このあたりには魔物もおらず、がらんとした地下通路が奥へとつづいています。
しかしそこには無数の、侵入者の命を刈り取る罠が仕掛けられているのです。
時々、朽ち果てた屍が倒れています。装備が剥ぎ取られることもなくそのまま。
それが先人の残した、危険の目印なのです……。
[情報] 試練3 : 試練:“盗掘者の野”を突破する
権能:【狡猾】
難度:1
▼波乱予言
〈予言:あなたは犠牲者の中に、見たくなかったモノの姿を見ました〉
〈予言:回転ノコギリがあなたの足を切断しました〉
〈予言:ブリジットは怪我を負い、もう満足に剣を振るうことはできませんでした〉
[メイン] アルテミス : 2d6 ベースロール (2D6) > 7[3,4] > 7
[情報] マスター : 糸の芸術 使用
デコイを作り出し、罠をあぶりだし、安全に渡れるように細工する
[メイン] アルテミス : 2d6 [特技B]使用(ナンバー3、4) (2D6) > 9[3,6] > 9
[情報] マスター : 〈特技予言:いくら新しくつくっても、失われたものは戻ってはきません〉獲得
[情報] マスター : あなたは栄光の門を開く…
[情報] 5-1 : 饗応の試練場の只中にある安全地帯。
そこでは冒険者たちが集まり、小さな町をつくっています。
その天幕のひとつで、シャルルのパーティだった戦士を見つけました。
彼は物憂げな瞳で、酒をあおっています。
その脇には、仲間たちの遺品が積まれていました……。
[情報] 生存者の要約 : ”果てなしの大滝”の底からドラゴンがあらわれ、シャルルとはそこではぐれた。
”饗応夫人”の狙いは、財宝におびき寄せられた戦士たちの魂を迷宮で育てあげ、最高の英雄の魂を喰らうこと。
この地下迷宮は、ドラゴンをみずからの身をもって饗応する、英雄たちの食卓。
シャルルはドラゴンに英雄として見初められた。
生存者:これを持っていってくれ。この迷宮で得た宝物。生命の霊薬だ。
いかなる肉体の損傷も元通りになる。だが霊魂は戻ってこない。どうか命を落とす前に、シャルルのもとへ……!
[情報] 6-1 : 安全地帯を出た一行は、”果てなしの大滝”を目指して、進み続けます。
シャルルがドラゴンに追われている……だとすれば一刻の猶予もありません。
ついにここまで来ましたね……。
ありがとうございます、ミカエル様。まさかこれほど早く、ここまで来れるとは思っていませんでした。
はみだし者の伯爵令嬢だったわたしに、剣の才を見出してくれたのは殿下でした。私の手をとって、剣を教えてくれた。殿下は私の兄であり師匠であり、憧れなんです。
殿下が国を出るとき、わたしは泣きました。わたしがもっと強かったら、連れて行ってもらえたのかなって。
だから騎士団長になったわたしの姿を、殿下に見てもらいたいんです。あのかたの育てた剣の輝きが、どれほどのものなのかを……
マスター:アルテミスはブリジットのシャルルへの想いを悟り、彼女に微笑みかけ急いで救いだそうと励ます。
ブリジットはもはやケダモノであるはずのアルテミスに心を開き信頼を寄せている。
*ブリジットとシャルルは相思相愛だが身分違いの恋の為、お互い気持ちを明かしたりはしない。と設定。
[情報] 6-2 : そのとき通路が、怪物の叫び声によって震えました。
同時にあなたの向かう先から、紅蓮の炎が押し寄せてきます。
[情報] マスター : ブリジットをかばい、部下が一人焼け死ぬ
[情報] 6-3 : 焼け焦げた通路の向こうからは、滝の音とともに激しい羽音が聞こえてきます。
間違いありません。今のはドラゴンがもつ炎の吐息。
やつはすぐそこにいるのです!
一同が先に進もうとすると、小型の竜たちが通路へとなだれこんできます。
”饗応夫人”の子供たちでしょう。
騎士たちは剣をとり、応戦しますが、その場に釘付けになります。
ブリジットは、ケダモノに向かって叫びます。
先に行ってください。殿下を、お願いします……!
[情報] 6-3 :
[情報] マスター : 部下は全滅したが、ミカエルは加勢する
[情報] マスター : ブリジットも負傷し、気を失う
[情報] マスター : ブリジットをお姫様抱っこし、先に進む
[情報] マスター : 〈予言:あなたたちは道に迷い、食糧もなく、ひとりずつ倒れていきました〉実現
[情報] 7-1 : ”果てなしの大滝”は、この迷宮に穿うがたれた巨大な大地の裂け目です。
その天井からは地下水が流れ込み、大穴の奥底へと吸い込まれ、消えていきます。
滝の先端は遥かに下方で、暗黒に包まれています。
その水飛沫の中を、ドラゴンが降下していきます。
その尾の先端につながった美女……つまり疑似餌が、青年を背中からきつく抱きしめています。
青年はもがいますが、抵抗できません。
ドラゴンは最下層の巣穴で、ゆっくりとご馳走をたいらげるつもりです。
この大断崖を飛びおりれば、まだ追いつけます。
ケダモノであるあなたなら。
[情報] 試練4 : 試練:“饗応夫人”からシャルルを救う
権能:【暴虐】【狡猾】【叡智】
難度:2
▼波乱予言
〈予言:あなたにはもう地上に戻る力は残っていませんでした〉
〈予言:“饗応の試練場”からあふれた魔物は、人類社会を呑み込みました〉
〈予言:シャルルが死に瀕したとき、あなたは彼が自分の血筋だと気づきました〉
〈予言:ブリジットは物言わぬ屍となっていました〉
[メイン] アルテミス : 2d6 ベースロール (2D6) > 6[4,2] > 6
[情報] マスター : 人形劇 使用
周りの物を投擲する
[メイン] アルテミス : 2d6 [特技B]使用(ナンバー3、4) (2D6) > 10[4,6] > 10
[情報] マスター : 〈特技予言:大切なモノの生死を誤認しました〉獲得
[メイン] アルテミス : 2d6 ベースロール (2D6) > 8[3,5] > 8
[情報] マスター : 絡みつく罠 使用
夫人を罠にはめる
[メイン] アルテミス : 1d6 [特技C]使用(ナンバー1、2) (1D6) > 3
[情報] マスター : 〈特技予言:誘い出されたのは自分のほうだと気がつきました〉獲得
[情報] マスター : 饗応夫人は自分が誘い出されたと気が付いた
[情報] マスター : 〈特技予言:誘い出されたのは自分のほうだと気がつきました〉実現
[情報] マスター : あなたは栄光の門を開く…
[情報] マスター : 〈特技予言:子供たちは皆いなくなっていました〉実現
[情報] マスター : 夫人はアルテミスとの戦闘の際に子供たちを呼び寄せたが、既にアルテミスによって子供たちはいなくなっていた。
[情報] マスター : 夫人を殺さず戦闘不能にして糸で繭をつくり拘束する
[情報] マスター : 夫人は80年間繭の中で眠る事となる
[情報] 8-1 : 気がつけば、あなたはふかい暗闇の中にいました。
前人未到の”饗応の試練場”最下層。
あなたの目の前には、ずっと探し求めてきた青年がいます。
一ヶ月の迷宮探索によって薄汚れてはいても、その魂の輝きは隠せません。
彼は恐れることなく、まっすぐな瞳をケダモノに向けます。
[情報] マスター : 〈予言:迷宮の奥底で、あなたはシャルルとふたりきりになりました〉実現
*ブリジットもこの場にいるが、気を失っている為ノーカン
ミカエル……あの伝説の? 私を救けにきてくれたのか……?
ブリジットが呼んだのか。この子は無事なのか?!
[情報] 8-2 : あなたはこの若き王子を、この上なくおいしそうだと感じます。
”饗応の試練場”はたしかにこの英雄の魂を、極上の一皿に仕上げたのです。
彼を連れ帰るためにここまで来ました。しかし、今ならブリジットも見ていません。
喰ってしまってはいけないのでしょうか?
彼を頭から貪むさぼったとしても、霊薬を使えば肉体は元に戻せます。
あとは魂のない身体を、アラクネの糸で操ってやればよいのです。
そうすれば彼は生前同様に振る舞うでしょう。魂のない身体のまま……。
ここで食欲に従ったとしても、きっと誰にもバレません。あなたの意識をどんどん、この青年のかぐわしい魂の香りが染め上げていきます。
ああ、食べたい、食べたい、食べたい……。
マスター:ミカエルはシャルルの両手をとり、彼の魂がどれほど輝いて見え、素晴らしいものなのかを伝える。
[情報] 試練5 : ●試練:シャルルを食べるのを我慢する
権能:【慈愛】
難度:1
▼波乱予言
〈予言:あなたはシャルルを食べてしまいました〉
[メイン] アルテミス : 2d6 ベースロール (2D6) > 2[1,1] > 2
[情報] マスター : あなたは受難の門を開く…
[情報] system : [ アルテミス ] 受難ポイント : 1 → 2
[情報] マスター : 〈予言:あなたはシャルルを食べてしまいました〉獲得
[情報] マスター : シャルルはミカエルの噂を事前に知っており、実際助けてもらったこともあり、アルテミスを警戒しない。ミカエルの手を握り返す。
ブリジットは、あなたのをとても大切にしているようです。
貴方の話をするときの彼女は、とても愛らしい乙女のそれでした。
この先もずっと、それこそ地獄の果てまで、貴方の側に付き従うと、そう言っていいましたよ。彼女の魂もまたなんと純潔で美しく、気高いことか。
しかしシャルル、約束というのは、守るためにあるのです。
彼女が一番大切にしていたのは・・・貴方のなのです。私は貴方を食らわねばなりません。
[情報] マスター : アルテミスは背後からシャルルを糸を使って拘束する。
シャルルは両手をとられているので抵抗できない。
ああでもご安心なさい。たとえあなたの魂が消え失せようとも、シャルルという存在はこの地に生き続けます。私の人形として・・・ね。
これでブリジットも寂しくありません。偽りの王子に、彼女は夢を見続けるのです。
人間というのは、哀れで本当に愛しい。最後に彼女に伝えたいことはありますか?
マスター:英傑と認められるシャルルも人間である。ケダモノに勝ち目はない。
完全に糸で拘束されている状況では望みなどない。
己の死を悟ったシャルルは、気を失って倒れているブリジットに届かない愛を告げ、目の前のケダモノの疑似餌を睨みつける。
さあシャルル、目を瞑り、祈るのです。貴方の信じる神に。
運命というものが存在するのであれば、また巡り合えることでしょう。
高潔な英雄よ、おやすみなさい。
このケダモノめ…
[情報] マスター : 〈予言:あなたはシャルルを食べてしまいました〉実現
[情報] マスター : 不死人形 使用
シャルル人形
[情報] マスター : ブリジットは目を覚まし、シャルルが生きていることを確認し喜ぶ
[情報] マスター : 〈特技予言:大切なモノの生死を誤認しました〉実現
マスター:その後、シャルル人形は国王になり、その傍らにはブリジットが国王を支えている。
しかしブリジットはシャルルにどこか違和感を覚えるだろう…。
[情報] マスター : 〈特技予言:いくら新しくつくっても、失われたものは戻ってはきません〉実現
ミカエルはおとぎ話として、このお話を子供たちに聞かせる