【その他】「さあ、冒険をはじめようか(その1)」ドラゴンキャッスルズ・リプレイ

リュウケン
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登録日:2022/10/05 00:05最終更新日:2022/10/05 00:39

ドラゴンキャッスルズ・リプレイ(その1)

「さあ、冒険をはじめようか」

著・アルゴラインズ

使用ルール:ドラゴンキャッスルズRPG
ゲームマスター(GM):リュウケン
プレイヤーA:酒場オーナー(酒オ)
プレイヤーB:ブラッシー
プレイヤーC:ミスター


1◇始まりは夜

8月も終わりに近い夜の7時。
リュウケン氏に友人のブラッシーから
一本の電話が。

ブラッシー
「渋谷に面白いお店があるんだけど、そこでドラゴンキャッスルズやらない?」

リュウケン
「い、いまから!?」

と言いつつ、ドラゴンキャッスルズのためなら何処へでも出前の覚悟あり。
(よっ!リュウケン!ゲームマスターのかがみっ!!)

リュウケン
「わかった、じゃあ支度して行きます」

と、道具を揃えて渋谷の町へ。
しばらくウロウロして到着は夜の9時半頃になった。

リュウケン
「あ!ここの地下かー」

小さいながらもエレベーターのあるその建物の地下が指定された酒場だった。

とりあえず階段のほうを使って地下へ。

すると、見覚えのある二人と初めて会う酒場のオーナーが。

酒場オーナー(酒オ)
「こんにちは、いらっしゃいー」

ブラッシー
「あーきたきたー」

ミスター
「おお、先日はありがとうございました」

実はリュウケン、1週間ぐらい前に、ブラッシーとミスターが主催するパーティーに参加していたのだ。

リュウケン
「今日は不思議な酒場に呼んでいただき、ありがとうございます」

酒場オーナー(酒オ)
「いえいえ、ここはたまにボードゲーム会とかもやってるんですよ」

ブラッシー
「なんかね、ここのオーナー、昔はソードワールドやD&Dのルールブックやリプレイを読んだりしてたみたい」

リュウケン
「おお!それなら話がはやい」

などと雑談していると、すでに30分が過ぎさっていた。

ブラッシー
「ところで今日はできるの?あれ」

リュウケン
「あれってドラキャス?」

ブラッシー
「うん、あるならやってみようよ」

リュウケンはごそごそとカバンをあさる。
次々と出てくる。TRPG七つ道具。
[ぴかぴかぴかーーーーっ♪]
ダイス!
ダイストレイ!
ミープル!
ルールブック!
キャラクターシート!
消せるボールペン!

リュウケン
「はぁ、はぁ、はぁ」

ブラッシー
「いろいろ出てきたね」
「ぼくはドラキャスやったことあるけど、他の二人は初めてだから、よろしくねー」

リュウケン
「お、おー、まかせてー」

酒場オーナー&ミスター
「よろしくお願いしますー!」

リュウケン
「了解です!では…」

リュウケン
「さあ、冒険をはじめようか」


2◇どんなキャラにしようかな?

リュウケン(GM)
「まずは自分の分身になるキャラクターをつくりましょ」

ミスター
「私はどんなのをつくろうかな」

リュウケン(GM)
「まずはクラス(職業)の決定を」

リュウケン(GM)
「今回は基本3クラスと
追加3クラスから選べるようにします」

そう言いながら
ドラキャス・サプリを開く。

ブラッシー
「たしか、基本クラスは、戦士(ファイター)、魔法使い(メイジ)、盗賊(シーフ)の三種類だったかな?」

リュウケン(GM)
「そうそう、そして追加のクラスは、吟遊詩人(バード)、僧侶(プリースト)、魔法戦士(ファイターメイジ)の3つだね」

リュウケン(GM)
「あと、キャラクターに思い入れてもらいたいから、ドラキャス・アドバンスから、【詳細能力値】と【得意なこと】も追加するよ」

ミスター
「どれがいいのかなー?」

ブラッシー
「最初は基本の3クラスから選ぶと良いんじゃないかなー?ですよね?」

リュウケン(GM)
「そうだね、パーティー(仲間)での役割もあるからね」

ブラッシー
「じゃあ、おれは、ふたりが決めてからにしようーっと」

酒場オーナー(酒オ)
「では盗賊やります」

リュウケン(GM)
「おお!ドラキャスでの盗賊はおもにアイテム調達で力を発揮しますよ」

酒場オーナー(酒オ)
「へー!そうなんですね」

ミスター
「私は戦士かなあ」

ブラッシー
「それは良いんじゃない?基本だし」

ミスター
「じゃあ、戦士にします!」

リュウケン(GM)
「ミスターはボードゲームやTRPGはやるの?」

ミスター
「何か子供たちが読んでるのを見たりしてますね」

リュウケン(GM)
「なるほど!どういうものかは、何となくわかる感じね」

ミスター
「はい、よろしくお願いしますー!」

ブラッシー
「さて、のこるはタワシ、じゃなくて私」

リュウケン(GM)
「うんうん、タワシおじさんと呼ばれてるだけあるね」

ブラッシー
「まあ、それは置いといて」

ブラッシー
「どうしようかなー吟遊詩人や僧侶も魅力的だけど」

「やっぱり魔法が使えなくちゃね」

リュウケン(GM)
「と、いうことは」

ブラッシー
「魔法使いにします!」

リュウケン(GM)
「オッケー!これで3人のクラス(職業)は決まったね」

「シーフとファイターとメイジ、基本の3クラスでバランスも良いですね」

リュウケン(GM)
「それではルールブックに書いてある能力値、HP(ヒットポイント)、ダメージ値をキャラクターシートに書き写してください」

酒場オーナー(酒オ)
「えー、能力3、HP3、ダメージ1と」

ブラッシー
「魔法使いは能力4、HP2、ダメージ0ね、ダメージ0!」

リュウケン(GM)
「はい、そのままだと物理攻撃してもダメージはいきませんね」

ブラッシー
「そのかわり魔法がある」

「あれ?攻撃魔法も回復魔法も使えるのか」

リュウケン(GM)
「ですねー!ドラキャスでは魔法使いは回復の魔法もつかえますよー」

一同
「おおーっ」

ミスター
「私は戦士だから能力2、HP5、ダメージ1に戦士のレベル1を足してダメージ2だ」

リュウケン(GM)
「うん、戦士の特徴だね」
「では数値を書き写したので」

「年齢や性別とそれから
名前を決めましょうか」


3◇名前、どうしよう?

酒場オーナー(酒オ)
「私は男で、オッサンの盗賊」
「年齢は40ぐらい、42歳かな」

ミスター
「性別、当然、男だなぁ」
「年齢は40!」

ブラッシー
「う!おれも100才ぐらいの爺さんにしようかと思ったんだけど、ふたりともオッサンかあーーっ」

ブラッシー
「こ、ここは、女の子にしよう」
「魔法使い、17歳の女の子にします!」

リュウケン(GM)
「わかりました ー!オッサン、オッサン、女の子のパーティーですね」

(なんだろう?初心者二人なのに、ものすごいベテランのオーラを感じる…)

リュウケン(GM)
「で、では名前を教えてください」

酒場オーナー(酒オ)
「私はオータムで」

リュウケン(GM)
「おお!この酒場と同じ名前ですね!」

酒場オーナー(酒オ)
「はい、偽名かもしれませんが」

リュウケン(GM)
「ほほう、とても盗賊らしいぞ」
「ほかのふたりは?」

ブラッシー
「ガンダルフとかそのままじゃまずいかなあ?あ、女の子だから」

「ワンダとか、あ!ワンダルフにします!」

リュウケン(GM)
「うお!斬新だけど何かいい名前ですね!それで行きますか」

ミスター
「名前、どうしよう?ブルース・リーとか?」

リュウケン
「そうですね、実在の名前を使う場合は、少し文字っていただけるとありがたいです」

ミスター
「そうだよねー、そのままになっちゃうもんね」

ミスター
「あ!グリーンで」
「ミスターグリーンと呼ばれています」

リュウケン
「おお、通称ですね」
「そう呼ばれている戦士、面白いですね」

こうして

シーフ(盗賊)のオータム
メイジ(魔法使い)のワンダルフ
ファイター(戦士)のミスターグリーン

という3人のキャラクターができあがった。

リュウケン
「楽しい感じの3人ですね!ではもう少しキャラクターを掘り下げていきますか」

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