”桜花爛漫”オウカ=スメラギ(ソード・ワールド2.0用キャラクターシート)

まりえ@が作成したTRPG「ソード・ワールド2.0」用のキャラクターシートです。

本作は、「グループSNE」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.0/2.5』の二次創作物です。

”桜花爛漫”オウカ=スメラギの詳細

キャラクターID: 152373553758deadcrow3594

キャラクター情報  NPCでの使用は不可
TRPGの種別: ソード・ワールド2.0
”桜花爛漫”オウカ=スメラギ

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キャラクター名: ”桜花爛漫”オウカ=スメラギ
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外部URL: http://charasheet.vampire-blood.net/1782638#top
メモ:
詳細A:
種族:バジリスク
性別:女/年齢:126

束ねた長い金髪にカンザシを挿し、神装束の上に着崩したフリソデなるものと下駄が目を引くエルフ耳のバジリスク。

愛刀"首切り刀"を腰にぶら下げ、煙管を吹かし今日も往くは『テラスティア』の大地。

『仏に逢うては仏を殺し、祖に逢うては祖を殺す…とは言うがねぇ…。』
『この生き方で良かったのやら…。フラフラしても何時かは辿り着くもんかえ?』

フーっと吐いた煙のその先で仰ぐ空はどこまでも高く澄んでいる。
詳細B:
↓人族側になった経緯↓長文(重要)

いつ頃だっただろう、戦場で殺した数も…相手の顔も思い出せなくなったのは。

ディルフラム西部アルザ河以北の一領地を治める一族の出である彼女は、その日も戦場に立っていた。
飽きも飽きるほど殺し殺し合い、また殺す。もう見慣れた光景だった。だが、そんな中で彼女は一つの疑問を持ち始める。

『彼ら人族と私達蛮族の違いは何なのか』

見た目が違う?そんなのは人族でも蛮族でも見た目が違うものがいる。
信仰してる神が違う?そんなのも第一だろうと第二だろうと、それこそ第三でも色んな神がいるのだ。
生き方が違う?そんなのは当たり前だ。どんな種族だろうとその種族の生き方というものがある。
神同士の争い?一体何年前の話をしているんだ。そんな大昔の事を未だに引きずっているというのか。

考えた所で答えは出ない、わかっていることだ。もう何度と戦いながらそんな事ばかり考えていた。
そして今ここで自分が蛮族側に立ち、人族と争い殺し合ってることも何も変わらない。これからも変わることはないだろう、このの命果てるまで。

そんな事を考えながらいつもと同じ様にただ目の前の敵を屠っていく彼女。
周辺の敵をあらかた片付け一息ついた時だった。彼女の視界の端に一瞬ではあるが戦場から遠ざかる様に逃げる人影とそれを追う一団が見えた。

普段ならば気にもしないのだが、その日は違った。何やら妙な胸騒ぎがする。今思えば、その胸騒ぎは『関わるな』と警戒していたのだろう。
離れた場所ではまだ戦闘が続いているが周辺に敵が残っていないことを確認すると彼女は人影とその一団を追った。

平原から森へと入り、少々奥に進んだ所で彼女は追いつく。
見えた人影は幼子を抱きかかえた人間で、一団は弟が率いる小隊だった。幼子を庇うように蹲っている人間を彼らは笑いながらいたぶっている。
蛮族と言えど下級蛮族の如き振る舞い、そんな姿に彼女は苛立ちを覚えるが冷静になり弟とその部下をどけて割って入った。

彼女は人間に『ここで何をしているのか』と問う。
人間は震えながら口を開くとこう答えた。自分が奴隷である事、自分の主人の領地は戦火に飲まれもうない事、幼子が主人の残した蛮族の子であること…。
そして他に頼れる蛮族も居らずその子を連れ、家族の待つカリエレへ帰ろうとしていることを。

その言葉に彼女は不思議と驚かなかった。奴隷であった人間が蛮族の子を人の国で育てるというのだ。正直言って馬鹿の考えることだ。
後ろの弟たちは笑っている。それもそうだ、それが普通なのだ。

だが、彼女には恐怖に怯えながらもその人間の目には嘘偽りもなくそれを成すという強い意思が宿っているのを感じた。
しかしこのままでは結果は見えている。何せこの数の蛮族に囲われているのだ。彼のその願いも意思をここで潰える。

そして彼女はまた人間に問う。
『お前はこの状況をどうするのか』と。

それを聞いた人間は立ち上がり幼子を木の陰へと追いやると、懐のナイフを取り出しこちらへ向けたのだった。
後ろでは弟たちが笑っている。『そのナイフで俺たちとやろうってのか?』『さっきから思っていたがバカだな、この人間は!』

わかっている。彼らが笑うのも当然だ。彼は無力な人間で、ここで殺されようと当然なのだ。勇気と蛮勇は違う。
そんな事はわかっている、わかっているのだが…。どうにも諦めない彼の意思にやられたのか、ただその笑い声に苛立っただけなのか。

今考えてもよくわからない、どうしてそんな行動を取ったのか。
彼女は次の瞬間、振り向きざまに刀を抜くと嘲笑っていた弟の首を切り落とした。

自分でも何故そんな事をしたのかよくわからない。咄嗟のことで体が勝手に動いたのだ。

気付けば彼女は自らの仲間だったはずの一団を切り伏せ、戦場に居ない自分らを探し森に入りその光景を見た者らに追われながら…
人間と幼子を守り逃げていた。

それから、もうどれだけ経ったことか。
その後、無事にカリエレに辿り着き、その人間の話を聞いた街の者たちに受け入れられ人族として生き、幾度となく戦場にも人として立った。

もう故郷に帰ることも、蛮族として生きることもできはしない。
人族としての生き方にももう随分と慣れたがあの頃と何が変わっただろう。変わったのは自分の立っている場所だけではなかろうか…。

あれから数年経つのだが…
この問いには未だに答えは出ない。

『蛮族と人族の違いは何なのか…』
詳細C:
【生まれ】部位操者

《基礎能力値》
【技】 8  【A】 10 【B】 9
【体】 11 【C】 7  【D】 3
【心】 14 【E】 4  【F】 4
 
《能力値》※初期値+成長+装備補正=合計 ボーナス
【器用度】18+12+ 0=30 [器用度ボーナス: 5]
【敏捷度】17+ 7+ 0=24 [敏捷度ボーナス: 4]
【筋 力】18+12+ 0=30 [筋 力ボーナス: 5]
【生命力】14+ 6+ 0=20 [生命力ボーナス: 3]
【知 力】18+ 6+ 0=24 [知 力ボーナス: 4]
【精神力】18+ 8+ 0=26 [精神力ボーナス: 4]
 
[生命抵抗力:13] 【HP】52
[精神抵抗力:14] 【MP】26

[冒険者レベル:10] 【経験点】0/79500

【技能】
[フェンサーレベル:10]
[フィジカルマスター:10]
[スカウト:9]
[エンハンサー:9]
[アルケミスト:2]

【種族特性】邪視と瞳石、猛毒の血液、魔物化、弱点(水氷+3)
【戦闘特技】防具習熟A/盾、武器習熟A/ソード
      かいくぐり、回避行動Ⅱ、武器習熟S/ソード
【錬技】キャッツアイ、ガゼルフット、オウルビジョン、ストロングブラッド
    ケンタウロスレッグ、デーモンフィンガー、ジャイアントアーム
    リカバリィ、ワイドウィング
【その他】序伝:螺旋開花の型、本伝の一:螺旋結実の型

【言語】 交易共通語(会/読)、魔導器文明語(会/読)、汎用蛮族語(会/読)
         ドレイク語(会/読)、バジリスク語(会/読)

【穢れ値】4 【名誉点】55/1530

 [先制力:13] 【移動力】 3m/ 26m/ 78m 

【基本命中力】16 【追加ダメージ】19 【基本回避力】19

《武器》※名称(用途) 必筋:命補:命中:威力:C:追ダ
    首切り刀+1  (1H両/2H) 20:1:16:30/40:10:19 

《防具》※名称(種類) 必筋:回避:防護点
    慈雨女神の神装束+1  (鎧) 1:2:2
    エルエレナケープ (盾) 1:2:1
[回避力合計値:20]
[防護点合計値:3]

《所持アイテム》

《装飾品》
【頭】かんざし
【耳】数多の蝙蝠の耳飾り
      地獄の耳飾り
【顔】黒の眼帯
【首】背水のネックレス
【背中】雷鳥の羽衣
【右手】大きな手袋
【左手】大きな手袋
【腰】多機能女王のコルセット
   アルケミーキット
【足】軽業のブーツ
【その他】ウェポンホルダー

《所持金》
【現金】9120 【預金/借金】0
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