井上　めぐみ（サンプルキャラクター『光雷の旗手』使用）（ダブルクロス用キャラクターシート）

・概要
　生徒会に属するアカデミア一年の女の子。
　生真面目で学業優秀、そしてそれなりに可愛いのだが、その正体は、ロボットアニメの金字塔であり今尚新作が作られているシリーズ『宇宙戦争ガンボーイ』が好きなオタク、いわゆる『ガノタ』であり、基本ガンボーイのことばかり考えてる残念な子。
　好きなバトルボーイ（ガンボーイに出てくるロボットの総称）は「Ｚ２ガンボーイ」と「ウィンガーガンボーイ０（EW版）」
戦闘時はガンボーイを真似るように、空を飛びつつ、自作のビームガンで攻撃する。

・略歴
　実家は資産家であり、幼い頃は親の愛情もあり何不自由なく暮らしていた。しかし、小学校にあがろうとする頃に突如オーヴァードとして覚醒。超能力を持ち出した娘への接し方が分からなくなった親は半ば押し付けるような形で娘を『学園』へと送り出した。
　学園に送られた彼女は、実家から送られてくる多額の仕送りのおかげで物質的には満たされた生活を送ることはできたが、家族の愛というものを取り上げられたその心は満たされることはなかった。

　彼女が学園に来て６年が経ち、中学校に上がろうとする頃、彼女の人生に大きな転機が訪れた。
　同じクラスのオタク少女「富乃由子」にふとしたことから、ロボットアニメ『宇宙戦争ガンボーイ』をおすすめされたのだった。
「ガンボーイはねえ……聖典なんだよ！神作品なんだよ！だから見てよ！」
と富乃からDVDボックスを押し付けられためぐみ。なにを大袈裟な……と思いつつも、見なきゃわざわざ貸してくれた富乃に申し訳がないと思った彼女はとりあえず見てみることにした。
　……気づくと彼女は、ガンボーイの世界にハマっていた。
　勇ましく格好良いロボットたちの戦い、そして、戦争という舞台で巻き起こる、敵味方を超えた人間ドラマ。ただ漠然と生きてきた彼女にとって、これらの刺激は心を捉え、そしてその隙間を埋めるのに十分なものであった。
　そして特に彼女の心を打ったのは、ガンボーイの主人公たちが、図らずとも乗る羽目になった戦艦を「自分たちの帰る場所」として守る戦いを始める展開だった。
　彼らと自身の境遇が重なって見えた彼女は、自分も彼らのように、第二の故郷とも言えるアカデミアのため、何かしたいと思い始めるようになっていた。
　
　その後、富乃からガンボーイのDVDやゲームを借りて沼にハマりつつ、アカデミアの為に働きたいという思いから、生徒会に入り、その運営の手伝いを努めるようになったのだった。

・能力
基本的にはシンプルな重力軽減、及び電撃照射を主としている。
戦闘時にはバロールの能力で体を浮かし、まるでガンボーイのように飛び跳ねつつ、市販のモデルガンを改造して作った「ビームライフル」から電撃を発射して攻撃する。（なお「ビールライフル」自体はぶっちゃけただのオモチャであり本来なくても電撃は放てるのだが、本人曰く「こっちのほうが格好良い！」という理由からあえて使用している）

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