穂村 喜一（クトゥルフ神話TRPG用キャラクターシート）

ほむら きいち
強面のロックンローラー。本名で活動。
ロックバンド「ヴェノマス・ウパス」のヴォーカル。作詞作曲も行う。
社会への怒りが強く、その衝動を音楽に昇華している。
評判は上々、インディーズながら売り上げは下手なメジャーデビューアーティストより上。
代表作は「頭湧いてんのか」「グランギニョル」「バンカーバスター」。
デビューを持ちかけられても「ロックじゃねえし」と言って断っている。
彼の怒りの根っこは両親への怒り、引いては両親の境遇を生み出した社会への怒りである。
彼の両親は共働きで仕事の忙しさにかまけて疎遠になり、互いに浮気をして離婚した。
離婚調停の詳しいことを彼は知らないが、彼と姉の祝子(のりこ)は父親に引き取られた。
姉は大学を出ると同時に高校を出たばかりの彼を連れて父の家を離れて二人暮らしを始めた。
彼のミュージシャンとしての活動はこの頃から始まる。
姉は彼の音楽家としての最大の理解者でありパトロンでもある。
同時に実の両親以上の保護者であると共に、彼が守らなければならない保護対象でもある。
重度のブラコンとシスコンの共依存した姉弟であるが、彼らはそれが普通だと思って暮らしている。